それでは本編をどうぞ。
ライブ前ステージ控室にて
「此方の準備は整いました。調達は貴女の宣言の後に行動を開始します。頼みましたよ、マリア」
「オッケーマム。さあ!世界最高のステージを始めましょう!」
彼女達は動き始める。
~~マリアside~~
「失礼するわ。今夜の私の共演者の風鳴翼さんと、
そのマネージャーさんね?
私はマリア・カデンツァヴナ・イヴよ。今夜のライブは素晴らしいものにしましょう」
私は、衣装に仕込んだカメラで二人の顔をさりげなく映した。これで切歌達は彼を探せるだろう。
「此方こそ。アメリカの希代の天才と共演できることを誇りに思う。良いステージになるように全力を尽くすつもりだ。」
「ええ。精々足を引っ張らないように頼むわね」
彼女達を騙すのは些か良心が傷ついたが、私達には世界を救う使命と覚悟がある。諦めるわけにはいかない。
~~マリアsideout~~
~~side響~~
私達は勇君のおかげで翼さん達のステージに間に合った。楽しみだなぁ!翼さんとマリアさん!トップスターの共演に私達の胸の高鳴りは止まらない。でも………
「勇君遅いな………」
「ああ。流石に基地でノイズと戦闘ってのは、勇も時間がかかっているのかもしれねぇなあ。動きの制限に、敵の数と守る対象が未知数、更にソロモンの杖の護衛だ。あたし達を、特に響を間に合わすためにあいつは、損な役回りを押し付けちまったからな」
「うん。………そうだね………」
「なーに暗い顔してんだよ!響の笑顔が見たくて勇がやったんだ!まずは響が楽しめ!なんならオッサン達に頼んでステージをビデオに納めて貰え!」
「うん!ありがとうクリスちゃん!」
そうだね!私が楽しまないと意味がないもんね!
~~響sideout~~
~~クリスside~~
あたしは、響達と先輩のライブステージに間に合った。
あの人のステージ姿は綺麗だな。
「あたし達がノイズと戦闘してたあの日、勇はここにいたんだよな、未来?」
「うん。〈私と勇君の二人〉でね!
ああっあの日は良いライブだったなぁ!」
無性に腹がたってきた。
「未来。後で詳しく聞かせろ」
「良いですよ。クリス義姉さんには、
〈私と勇君との仲〉を知ってもらわないといけませんから」
「ハッ、メインステージがはじまるぜ。無駄口はここまでにしようや」
「そうですね。〈メインステージが始まります〉ものね」
その言葉を最後に先輩達のステージが始まり、
〈不死鳥のフランメ〉がはじまった。
「すげぇ曲だ。だが、それ以上にあの人達の息の合わせ方がすげぇ。ここまでに完成度の高い共演はあまりないだろうな」
「流石は〈音楽界のサラブレッド〉とも言われた義姉さんらしい感想だね。そんな人がすごい評価をするこのステージを勇君と見たかったな」
「その義姉さん呼びは気に食わねえし、親のことを引き出されるのも好きじゃねぇが、最後だけは同意してやるよ」
そう、未来と語りあいながらステージを見ていたら、
マリアがステージで〈ガングニール〉を纏ってこう言ってきやがった。
「私は、私達は〈フィーネ〉!終わりの名を持つ者だ!」
そう言ってノイズを召還しやがった。
ウソだろ。〈ソロモンの杖〉の方は、勇が押さえているはずだ。まさか!まだそんな聖遺物が?
それとも〈ソロモンの杖〉は奪われたのか?
教えてくれよ。勇。一体何がどうなってんだ?
~~クリスsideout~~
師匠の作戦プランエグい。完全に次回の行動に影響が出てる。
次回〈説教〉
更新をお待ちください。
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