接触
さて、雪音 勇です。
来ました。原作キャラと記憶をとり戻しての初会合です。にしてもパヴァリアかー、今の時期だとどうなってるんだろう?さて、心の準備も終わったので、座してまちますか!
「君が雪音勇君ね?」
出たな、元男の爆乳錬金術師……ってちがうちがう。相手のペースに乗るな、相手は元プロの詐欺師で結社の幹部なんだ、油断したら、〈カマエル〉のオート再生があっても死ぬし、何よりもその背後の全裸がヤバいんだから。
「そうですよ。あなたは、パヴァリア光明結社幹部のカリオストロさんですね。はじめまして、雪音 勇です」
「あら?カワイイ顔してもこちらを知っているとしたら、只者じゃないわね?」
「褒め言葉ありがとうございます。あなたのような美人のお姉さんから言われると照れますし、お茶をゆっくり飲めたら最高なのですが、今は、大事な話をしましょう」
「良いわ、あなたが気に入ったから、私たちの組織、パヴァリア光明結社に案内するわ。転移するからついてきなさい」
さて、鬼が出るか、蛇が出るか、気を引き締めて行きますか。そうして魔方陣が出現して包まれた。
姉ちゃん……原作通りなら2043年には会えるはず、だからその時には必ず会おうね。僕も覚悟は決めてきたんだから。
~~結社本部~~
「君が、雪音 勇君だね?私はサンジェルマン、そして隣にいるのが、プレラーティだ」「よろしくなワケだ」
最初の関門だ。対応には気をつけて……っと。
「はじめまして。パヴァリア光明結社大幹部のサンジェルマンさん、プレラーティさん。僕が、雪音 勇です」
「では本題に入ろう。君は何者だい?」
なるほど、ストレートに聞いてきたか。ならこの質問をして、その返答で考えるのか理想かな。
「すみません、質問を質問で返して申し訳ないですが、貴女は平行世界を信じますか?」
「錬金術師は、可能性を追及するものだ。私自身は、あると信じているさ」
平行世界を信じたか。なら、デアラの能力を平行世界の自分の力って体で話を進めよう。
「ありがとうございます。では改めてまして、僕は平行世界で〈精霊〉という存在でした。そして〈天使〉という能力を有していました。記憶と力を取り戻したのは、昨日ですが、まあ、今なら三割くらいは使えますよ」
「へえ、話ね。カリオストロのはなしだと、貴方は、対象を飲み込む影、高速移動、そして転移能力があるわね。この流れなら、あといくつか能力があるんじゃない?」
そこまでバレてたか、さすがに幹部だしな。
こちらも情報は隠すつもりだったけど、まずは、信頼を得て足場を固めるのが、優先だな。
「そうですね。影と時間を操る〈天使〉と、風を操る〈天使〉、そして封印と解放、そして扉を作り繋げる〈天使〉が、貴女の見た〈天使〉ですよ。カリオストロさん」
「なるほどそのような能力だったか。なら他の力はどのようなものか、差し支えがなければおしえて欲しいものだね。もちろん、対価は支払うわ」
「良いですよ。例えば、水と氷の〈天使〉、炎の〈天使〉、ってのが、あり、破壊と創造の〈天使〉、そして審判の〈天使〉ってのがありますね。他の〈天使〉もあります。そしてその他を含めたら、全部で12個です」
「気前が良いのね。貴方の話の通りなら、手の内の半分以上をさらしたことになるのよ?」
「すまないが、1度目を見せてもらうワケだ」
「プレラーティ?」「疑ってるの?」
「失礼するワケだ。」
(瞳孔、脈拍、心拍数、どれを見ても緊張はしているが………、嘘はついていないワケだ。
そして何かを隠しているのも間違いはないが、まだ初対面。こちらの根城にいる以上はここらが落とし所なワケだ。)
「すまない、もう良いワケだ」
「身内が失礼した」
「いえいえ、信頼を得るなら、このくらいのリスクは、必要ですから」
そう、能力の開示よりもこの世界で必要なのは、後ろ盾なんだから。ここからが、本当の駆け引きだ。気合い入れていかないと。
これからめも、皆さまの期待に是非応えたいと思いますので、どうか拙作をよろしくお願いします。
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