それでは本編をどうぞ。
~~クリスside~~
あたし達は、米国の船が敵に攻撃されている情報を知り、現場に急行した。そしてそこには、おびただしい数のノイズと炭の塊、そしてピンク色のギアを使っている奴が戦っていた。
「連中………仲間割れか?とりあえず、まずはノイズをぶっ飛ばす!」
あたしはひとまずノイズとの戦闘をはじめたが、今度は緑の方が出て来やがった!チィッ!二対二か。先輩がいるとはいえ、奴等のコンビネーションは面倒だ!
「雪音!備えるぞ!」
あたしと先輩はすぐに集まったが、緑の方がピンクの方に何かを注射しやがり、ピンクの奴のギアが解除されていった。
「まさかアレは!こないだの廃病院の!?」
ギアのなくなった方がノイズに襲われないように、あたしがソイツを守り、先輩が残った方と戦闘を始めて拘束していた。
「ひとまずは落ち着いたか………だがどうして………?」
そう考えていると聖詠が聞こえてきた。だが………この声の主がなんで………ここに………?
「ああ!良い力だね。これならようやく私の願いを果たせる。勇君の力になれる!」
「ウソだろ………未来………なんでお前が………?」
「ああ、クリス義姉さんでしたか。ちょうど良いです。私のギアの力の試運転に付き合って貰いますよ!」
クソッ!なんでいつもあたしはこうなるんだよ!?
「先輩!ソイツらは任せた!未来はあたしがやる!」
「待て!雪音!」
あたしは先輩の制止も聞かずに未来との戦闘をはじめた。
~~クリスsideout~~
~~side勇~~
「ふう。勇さんお疲れ様でした。未来さんが前線に出られましたので、先生からの言いつけ通りに拘束具を外します」
「やっと………か。セレナさん。現在の戦況をお願いします」
この戦いで、フロンティアが浮上して、響と未来は力を失うだろう。だからこそ、その時は僕が助けるんだ。
「はい。月読さんが戦闘続行不可能になりました。そして暁さんが拘束され、未来さんとクリスさんが戦闘をはじめました」
なら、まだ時間はあるな。
「ありがとう。ナスターシャさんのところに行って来るね」
僕はそう言ってコントロールルームに向かった。
「待っていましたよ。貴方の望みの品です。彼女達のことを頼みましたよ?」
部屋に入ると、既に準備を終えたナスターシャさんが待っていた。ありがたい!
「僕を信じていただいて、ありがとうございます。そして、任せてください!」
僕はその言葉を最後に再びセレナさんのもとに向かった。
「行かれるのですね?」
到着してすぐのセレナさんの言葉はそれだった。
「うん。この戦いを終わらせて来るよ」
そう言って僕は戦場に向かった。
~~side響~~
「未来!なんで未来が戦ってるの!私達が戦う必要なんてない!」
あの後クリスちゃんを退けた未来を止める為に私は戦場に向かい、未来の前にこうして立っている。
「響?私と義姉さんの会話を聞いていたら知ってるよね?私は、一人で待つだけの自分がつらかった!何もできず、ただみんなが傷つくのを見るのがつらかった!そして何より!勇君の力になれない自分が一番憎かった!」
「未来!そんな力をふるっても!誰も救えない!勇君も笑ってくれない!誰かを守ることなんてできやしない!」
駄目なんだよ未来………。力で解決したら駄目なんだよ……なんで伝わらないの?
「響には力があった!望んだ物じゃあなかったけど!確かに守る力があった!でも私にはそれすらないの!」
「違う!未来にはギアはなかったけど!確かに私達の力になってた!私達の帰る場所には!いつも未来がいたから!私達は頑張れた!」
私と未来はお互いを殴りながら言葉をぶつけた。
そうだ!これは私と未来のはじめての心からのケンカだ。今まですれ違ってきたけど!やっと語りあう機会がきたんだ!
「でも私は一人だった!この気持ちは!響が戦いはじめた時から感じてた!その気持ちが響にわかるの!?」
「わからない!私には!わからない!だからこそこうして向き合ってるんだ!」
でも、私の右手はあっさり未来に掴まれた。
「えっ………なんで………」
「もう良いよ響。これで終わりにするから。
今度は響が私達の帰る場所になってね」
「そんな………未来!うわあああああ!!!!!」
私は未来に投げ飛ばされて、体が光に包まれた。ごめんねみんな。未来のことを私は救えなかった。
393は何故こうも圧勝したのか?
それは皆さんご存知の「愛」です。
ついでに原作と違い最初から正気です。
同性の親友より異性への初恋が強いこの393は、なんならこの時点で原作より強いです。
そしてまだにイグナイト以外の強化手段が本作品では残っています。
そして次回、ようやく勇君が前線に帰ってきます。
(15話の間前線から退場してました)
次回〈復活の戦士〉
更新をお待ち下さい。
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