いやいきなりハードル高いな!大丈夫か主人公!
本編をどうぞ。
戦場についた僕が見たのは、
拘束された切歌ちゃん。拘束している翼さん。ボロボロの姉さん。ギアを失った響と、神獣鏡を纏った未来だった。
「響!僕が受け止めるから!」
ギアを失って未来になげられた響が落ちれば、命がない。阻止する為に僕は久しぶりに力を使った。
「ラファエル!響を包め!」
すぐに響の落下を押さえ、優しくキャッチした。
「……勇………君………なんで………それに………私………」
「良いよ。響は良く頑張った!自分の命をかけて未来を止めようとしたことを僕は知っている。だからこそ後は任せて欲しい。」
あそこに調ちゃんもいるな………なら!
「未来。3分待ってて。ちょっと用事を済ませて来るから」
「うん。私はいくらでも待つよ?勇君に並び立ちたい。そのための力を私は手に入れたの。だから、私のところに帰ってきてね?」
「ありがとう。すぐに済ませるから」
そう言って僕はミカエルを使い、調ちゃんを回収して二課の潜水艦に飛んだ。
「弦十郎さん!二人をお願いします!僕が未来を止めてきます!」
「待て、勇君!今の彼女のギアは!」
「神獣鏡ですよね。大丈夫です。負けませんよ!僕が救いたい人は絶対に救う!そのためにあの日から耐えてきたんです。そしてフィーネさん!コレをお願いします!」
「いきなりだな勇。っと、
コレは奴等の〈Linker〉と〈Anti-Linker〉のデータか!?勇お前まさか!?」
「説明はこの戦いの後で。みなさん!二人をお願いします!」
そうして僕は未来のもとに帰って来た。
「早かったね。もっとかかると思ってたよ?」
「僕はやることがあるからね。まずは、未来。君とのデート(戦争)を始めようか。」
「ふふっ。嬉しいなぁ!勇君と!デート!なん!て!」
早速未来は攻撃を開始した。〈閃光〉か。なら!
「未来!僕にその手の技は悪手だよ!ミカエル!」
すかさすミカエルを展開して未来の真上にゲートを作ったけど、あっさり避けられた。
「本当だ!すごいよ勇君!私の気持ちがどんどん昂るよ!」
そういうと未来は触手攻撃を主体にした接近戦に切り替えてきた。
「チィ!こっちも相当だね!響の攻撃はわざと受けてたな?」
「アハッ!バレた?そうだよ?響は接近戦しかないから、付き合わないとかわいそうだから!」
原作程の隙がない。これじゃあ未来のギアを解除させられない!
「アレ?勇君もしかして私のギアを解除させようとしてるの?駄目だよ?せっかく手に入れた私の力(愛)を!手放すわけないじゃ!ない!」
思考を読まれたか。
・高火力攻撃はよけらる。
・遠距離は向こうの土俵。
・動きは予測されている。
・多分セレナさんだ、オペレートをしているの。
・接近戦も相当。
「アレ?勇君黙り?もしかして降参?良いよ!私の愛を貴方にあげる!だから勇君!私のモノになって?」
「お断りだよ!いくら幼馴染みでも人の意思を介在しない愛なんて僕はいらない。それよりもお互いが信頼できる関係でありたいと思ってるんだ。片方だけに寄りかかるのは愛じゃない!ただの依存だ!そんなモノを押し付けないでくれ!」
すると突然未来の動きが止まった。チャンスか?
「………んで。………………して。……………なこと。……………たのに!」
「未来!お願いだ!わかってくれ!」
「なんで!どうして!私だってわかってるの!でも駄目なの!勇君がいないと、胸が痛くてたまらない!響達が傷つくのを見ると!私の無力が悔しくてつらい!義姉さんが勇君といるのを見るとおかしくなりそうなの!やっと会えたの!待ち焦がれてた!いとおしかった!つらかった!切なかった!苦しかった!痛かった!私だって!隣で勇君を支えたかった!でもそこに!私の居場所なんてなかった!だからつくるの!私達の居場所を!私達だけの!誰にも邪魔されない居場所を!私達の世界を!」
未来………君はそこまで自分を追い詰めていたんだね。なら、それは僕の責任だ。君に孤独を味あわせた、僕が償う罪と罰だ。だから、僕からも伝えよう。
「ありがとう未来。君の気持ちは良くわかった。君を追い詰めたのは僕で、君に償わなきゃいけない。だからぶつけなよ!君の全部を!僕の全力を持って、君の全部を受け止めるよ!
ケルビエル!全出力を使って、彼女を救うぞ!」
「わかってない!わかってないよ!勇君!勇君のことは私が守るの!私が勇君を救うの!この、分からず屋!!!」
そう言って未来は、自分が出せる最大出力………フロンティア起動時以上のエネルギーを出して、自力でエクスドライブに至った。
「未来の覚悟は僕が受け止める!いくぞ!」
まずはラジエルを展開して未来記載を使った。自分が全力を出せる未来を決定。次に未来の出力を測定。
どうやらキャロル並の力を秘めているのは間違いないな。
「もう絶対に勇君を失わない!」
未来はそう言って、浮上したフロンティアに匹敵する大きさのエネルギーを放った。
「ザドキエル!」
次に氷の壁を形成するも、あっさり崩壊。想定通り。
「メタトロン!カマエル!ラファエル!ハニエル(メタトロン)!サンダルフォン!」
僕の今出せる全ての天使の砲撃で未来の暁光と拮抗。このチャンスを使いザフキエルを自分に撃ち、時間を置き去りにして移動を開始。
「ううっ勇君の攻撃が重い。このままじゃ………って勇君はどこに!?」
予想通り、動きは目で追われてた。だからこそザフキエルで時間を操って良かった。これで確実に隙が出来る。
「ミカエル!未来の心を開くぞ!キャロルの時と同じだ!絶対にしくじらない!」
「後ろ!?でも!」
そう言って未来は僕に触手をぶつけてきた。鈍い音がしたから、おそらく骨が何本か折れたな。でも!
「そこだ!」
触手の一本が僕の右胸を貫いたが、僕はそのまま未来を左手で抱きしめ、右手で未来の体に鍵を挿した。
「ああっ!勇君!嫌ーーーーー!!!!」
「やっと………届いた………ガフッ!捕まえたよ。未来。」
「勇君………私………私………!!!」
「良いんだよ。未来を苦しめた罪と罰は受け止めるって言ったから。そして、その気持ちを抱えて尚響を救ってくれてありがとう。未来。」
体が死ぬ程痛い。カマエルの治癒が始まってるけど、意識を保つのがしんどい。でも、言わなきゃね。
「お帰り未来。」
そう言って僕は未来にキスををした。
「勇君………私……私………ごめんね。………ごめんね。」
そうして、未来が泣き出したので体は辛いけど、ガヴリエルを展開して、安らぎの歌を歌った。すると………
「頑張りましたね。お二人共。私が二課まで運びますので、ゆっくりしていてください。」
声のする方には、セレナさんが立っていた。
「なら………………セレナさん。後を頼みます」
「頼まれました。ゆっくり休んでください」
僕はそう言ったセレナさんの言葉を信じて意識を手放した。
セレナさんが最後の最後に良いところ持って行った。ヤバい。当初の設定の三倍は優秀すぎる。
そして393が強すぎる。今回の勇君は完全礼装なのにボロボロとは………。撃破ではなく無力化ではありますが、相性だけならキャロルより悪いです。
次回〈変化〉
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