皆さまありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。
さて能力を伝えて信用は得たはず、ここからが交渉なんだから。プロの詐欺師からどこまで認められるかな。
「サンジェルマンさん、カリオストロさん、プレラーティさん。僕は先ほど、平行世界を信じているか尋ねました。そして貴女方は信じて下さりました」
そう、信じてくれたんだから、覚悟を決めて伝えよう。
「僕が、平行世界で得た知識のひとつに、この結社の局長である、アダム・ヴァイスハウプトの平行世界での目的を知っている」
「本当か?」「ええっ」「興味深いワケだ」
三者三葉ではあるか、確かに手応えをかんじた。
なら、今伝えるべきだな。
~~勇の説明中~~
「そんな事が」「本当なら」「冗談にならないワケだ」
「あくまで平行世界の話です。この世界では、違う可能性だって十分にあります」
「ならば私たちは、どこで判断するものかな?」
「1度ある錬金術師が、レイラインを使い大きな術式を使う時がきます。その後時期を見てアダムは天と地のレイラインを使います。神降ろしの術式を使えば完全に黒です」
「他のタイミングはあるかな?」
これは、おそらく世界の命運を分ける答えになる。
「古代の自動人形〈アンティキラ〉の捜索、回収、起動、そして神への挑戦的な意思ですね」
「ありがとう。局長の意思だけは、今からでも確認するわ」
「ちょっと、本気なの?サンジェルマン」
「ええ。それがわたしたちにとって、ひいては結社にとっても必要なことよ」
「………サンジェルマンが本気ならワタシも支持するワケだ」
「プレラーティ……あなたもなのね。なら、当然あーしも乗るわ」
「2人とも……ありがとう」
「さて勇君、きみの情報はとても大きな情報だった。君の望みを教えて欲しい、何が必要かな?」
ここまで好印象なら、提供した甲斐があったな。なら、ここで自分の力をつけよう。
「では、まずは生活環境の保障と戦闘訓練をお願いできますか?」
「構わないわ。そして遠慮する事はない、他にも望みはあるのだろう?」
やはり鋭いなこの人は。なら、原作知識を活用するための精度を上げる必要がある。どこまで頼めるかな。
「次に日本の特異災害対策機動部二課の動きと、僕の姉の雪音 クリスの行方の情報が欲しいですね」
「あら?お姉さんの事は行方だけで良いの?あーしたちなら、貴方と一緒に保護するのも簡単なのよ?」
「それに、前半の方の情報との関連性はあるのか?ワタシは無関係だと思うワケだが」
さすがに幹部、信用しても合理性は、確認してくるよね。だけど、これで良い。自分の知識で動いて予期せぬ事態になったら、手のうちようがないから。だから今はこれで良い。
「ええ。平行世界で姉はある時期から二課に所属していました。そして、今姉をこちらで保護してしまうと、僕の知識にない事態の可能性が高まります。なので姉の動向は、日本に着いて保護されるまでお願いできますか?そうすれば、二課が姉にある目的で接触しようとするはずですから」
「なるほどね。お姉さんと二課の関連が繋がるわ。ということは、二課の動きの情報もそこまでで良いのかしら?」
さすがにだ。でも僕は、ライブの日付や、主人公の覚醒の時期を詳細には、覚えていないからな。だからこそここで頼まないといけないな。
「いいえ、二課の情報は、ある人物が表立って動く隠れ簑になっています。本当に必要なのは、その人物の情報何です」
「その人物の名前は、出せるのかしら?」
「はい。先史文明の巫女〈フィーネ〉で今代の依り代は、櫻井 了子です。あの世界では、二課がはじめて姉に接触する際にフィーネに誘拐されました。だから姉さんは行方不明となったんです。」
「フィーネか、厄介な大物ね。となると、それを防ぐ事が目的かしら?」
「いいえ、確かに姉は、行方不明となりますが、ある聖遺物を纏って表に表れます。その時に僕は、自分で会いに行きます」
「わかったわ。その内容でいきましょう。そして最後に良いかしら?」
「はい。何ですか?」
「貴方が言った、ある錬金術師の名前を教えてもらえないか?」
やはりそのことを聞いてきたか。彼女は作中屈指の人気キャラであり、一押しだったからな。でも、もしかしたら彼女と接触できるかもしれないんだ。ここは、答えなきゃいけないな。
「あら?もしかして、未来に関わる重要な人物だったかしら?」
「いえいえ大丈夫ですよ。なのでお伝えします名前は、
〈キャロル・マールス・ディーンハイム〉前の世界で僕が最も憧れた、希代の錬金術師です」
ここで運命の歯車がまたうごいた。しかし彼は気付かない、後に自分の予期していない出来事が起こるということを。神の愉悦が動くということを。
文才が欲しいです。
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