次章の可能性をフィーネさんが語ります。
それでは本編をどうぞ。
「では勇。さっそく話を始めて貰うぞ?」
僕は以前約束したキャロルとの関係について呼び出された。
「うーん………と言っても、大したことはしてないですよ?やったことなんてシャトーの完成を一年前には終わらせてましたし、派手にケンカしたことと、オートスコアラーが完成したこと、後はキャロルからプロポーズされていることくらいしかありませんよ?」
「お前はバカか!!!!」
めっちゃ大きな声で怒られた。
「ディーンハイムの奴が既に塔を完成させて行動しないだと!それ自体が異常だと言っているんだぞ!奴の悲願は世界の分解だ!それがどれだけ大掛かりか携わったお前が知らん訳無かろうが!」
「いやだって、キャロル自身がもう一度世界を見定めるって言ってましたから問題ではないでしょう?」
「大アリだバカ者!それは単にお前がディーンハイムを嫌うことを恐れた結果にすぎんことだ!奴の情熱がお前に向いているなら、小娘共は命を狙われていることと同義だぞ!」
「いやそんな大げさな。キャロルがそんなことをするわけないじゃないですか」
「お前は本気で言っているのか!?奴の嫉妬深さを知らん訳ではあるまい!父親の件をどれ程引き摺ってきたか忘れたのか!」
………言われて初めて気づいた。以前そんなやり取りをしてたな。
「小娘共がお前にプロポーズしたことを奴は知っているのか?」
「えーっと………響と未来のことは少なくとも………」
「はあ………。ということは狙われる理由足り得る訳か……」
「そしてプロポーズ待ちと言ったが、まさかキスはしてないだろうな?」
………ヤバい。軽く三桁はされてる。
「姉さんが発見される半年前までに毎日されました」
「良いかよく聞け!奴の現在の力は!お前の知るレベルと桁違いに強いことを忘れるな!!」
ですよね。
「そしてオートスコアラーは既に稼働したと言ったな?奴の体にお前の力を宿した以上、オートスコアラーさえ嘗ての奴に匹敵することを忘れるなよ?」
えっ………ファラさん達が原作以上に強いのはわかったけど、それ姉さん達勝てるの?
「僕はもしかしてまずいことしてました?」
「まずいどころかフロンティア事変以上の災厄だ!この大バカ者!!!!」
最悪三期は回避不可能かな。僕かなり頑張って世界の危機を救ってキャロルの支えになってきたはずなんだけど。
「ということは……姉さん達は………?」
「最低でもあの時の小日向以上の力を引き出せないならオートスコアラーにすら勝てんぞ?」
キャロル達がそんなに強いとか聞いていないのですが。
「どうしましょう?」
どうすれば良いか本当にわからない。
「こっちのセリフだ!最低ラインナップが高すぎるわ!旧〈F.I.S〉組が〈Linker〉不要になって課題が一つ減ったと思ったら、次の要求値が高すぎるわ!完全聖遺物がいくつ必要だと思っているのか!」
その後もフィーネさんから説教が三時間は続いた。正座が辛いです。もう許して下さい。
勇君は世界を救ってはいたけど、爆弾も抱えていました。フィーネさんのお説教は当然の結果です。
次回〈響へのオシオキ〉
更新をお待ちください。
一話の長さはどちらの方が好きですか?
-
一話を濃密にして話数を少なく
-
このまま切りの良い範囲で
-
どちらでも良し