マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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さあ!彼女が暴れます!皆さん準備はよろしいですか?

それでは本編へどうぞ。


襲撃者①

2044年4月

 

マリアさんからチケットを貰い、招待されたコンサート会場に僕は到着した。

 

「勇…貴方に来て貰えて私は嬉しいわ。今から最高の歌を貴方の為に届けるわよ。ステージの私に魅了されなさい!」

 

「マリア……私達が歌うのは会場に来てくれた皆の為だ!勝手は控えて貰うぞ!」

 

堂々とアピールするマリアさんと、それを諌める翼さんのやり取りをみて僕も素直な気持ちを伝えた。

 

「マリアさん。貴女の気持ちは素直に嬉しいです。だから僕を含めた観客全員に最高の歌を翼さんと届けてください!」

 

「ええ!最高のステージにして見せるわ!」

 

「はぁ……どうしてこうなったか……。勇。後は私達に任せてくれ。とっておきの演出を見せよう」

 

そう言ってマリアさん達は控え室に向かった。

 

「さて!僕も席に向かいますか!」

 

僕もそう言って指定席に向かい、無事に到着した。

前回はライブ前に拉致られたから今回が初めてなんだよな。二人の合同ライブ。

 

「さあ皆!ステージを始めるわよ!!」

 

マリアさんのその言葉を合図にイギリスでコンサートの幕があがった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~コンサート終了後~~

 

「勇!どうだったかしら!私達のステージは!」

 

マリアさんはそう言って僕を抱き締めた。それも身長差から僕の顔はマリアさんの胸に飲まれた。

 

「マリア!いきなりハグとは情熱的だが!勇が窒息して踠いているぞ!早く離せ!」

 

そう言って僕は酸欠の恐怖から解放された。アレはヤバイ。男のロマンと言う人もいるけど、死にかけは勘弁して欲しいものだ。

 

「はぁっ!はぁっ!ライブの直後に死ぬかと思いました。マリアさんからの愛は感じましたから次は勘弁してください。窒息しましたから」

 

「ごめんなさい。愛しい勇を早く抱き締めたかったの!」

 

堂々とこう言えるマリアさんが羨ましい。

 

「………なるほど。どうやら情報通りの仲らしいな。泥棒猫がここに二匹。日本に五匹。早めに始末しないとな」

 

ん?なんでここに彼女が?彼女は日本にいたはずでは?

 

「お前は何者だ!」「何故ここに人が!」

 

「オレか?オレはそこにいる雪音勇の伴侶だ!貴様等とはステージの違うな!」

 

「伴侶だと!戯れ言を抜かすな!勇は私の運命の相手よ!突然現れて伴侶なんてよく私達の前で言えたわね!」

 

マリアさんはそう言ってギアを纏い出した。沸点が低すぎませんかね?

 

「マリア!冷静になれ!」

 

翼さんの制止も虚しく、マリアさんは蛇腹剣と短剣を展開して襲撃者に切りかかった。だけど………

 

「遅い!そんな遅さでは欠伸が出るわ!」

 

しかしあっさりと躱され、腕を掴まれて倉庫の方角に投げ飛ばされた。

 

「ぐあぁ!」 「マリア!」 「マリアさん!」

 

「もう一度聞く。お前は何者だ!そして勇とはどういう関係だ!」

 

翼さんが再び尋ねると………襲撃者は僕の前に来てキスをした。それもディープな奴を。

 

「なっ!!!!」

 

驚いた翼さんはマリアさんが戻るまで固まった。

 

「貴様!私の勇から離れろ!」

 

マリアさんが蛇腹剣を振るってきたことで彼女は離れた。

 

「ああっ!コレだ!この感覚だ!昂る!昂るぞ!」

 

ヤバイ。回復できるけど大分吸われた。

 

「ああすまん。オレが誰か?だったな。オレの名前はキャロル・マールス・ディーンハイムだ。

勇の正妻にて嫉妬の魔女とでも言っておこう。

ファラよ、後は任せた。では勇よ、日本で会おう」

 

キャロルはそう言って転移して行った。たぶん次のターゲットは響達かな?

 

「待て!」

 

「貴女方の相手は私です。旦那様はお下がりください」

 

そう言ってファラさんに僕達は分断されて戦闘が始まった。

 

「クッ!お前は人間ではないな!」

 

「ご明察です風鳴翼さん。やはり私の相手は貴女がふさわしいようですね!」

 

そう言ってファラさんと翼さんの剣の打ち合いが始まったが、翼さんの剣があっさり折れた。

 

「しかし今の貴女では実力が足りませんわ。こいつらで充分ですね」

 

そう言ってファラさんは赤い結晶を叩きつけた。アレはまさか!

 

「「ノイズか!?しかしバビロニアの宝物庫は!」」

 

そう言って二人とノイズの戦闘が開始されたが、ノイズの攻撃に触れた瞬間から、二人のギアが分解され始めた。

 

「「ギアが!?」」

 

「ファラさん!何をするんだ!やめてくれ!」

 

「旦那様には申し訳ありませんがマスターの指示でございますわ。装者があまりに腑抜けならギアを壊せとの命令でしたから」

 

「なんだと!」 「私達が腑抜け!?」

 

くそ!〈アルカ・ノイズ〉は完成してたのか!

 

「頼むよファラさん!僕からのお願いだ!ここは退いてくれ!じゃないと貴女と戦わないといけなくなる!」

 

「ふむ。旦那様との戦闘は禁じられておりますのでここは退きましょう。マスターからの指示も果たしたことですから。しかし旦那様。マスターは旦那様の帰りを、お待ちでございます。お早い帰還をお願いします。」

 

そう言ってファラさんは転移して行った。

 

「勇……貴方彼女達を知ってるのね?」

 

マリアさんから当然の質問が飛んできた。

 

「ええ。彼女は〈ファラ・スユーフ〉。僕が二課に向かう直前まで過ごした場所でキャロルの側近をしていた〈自動人形〉です。

そしてキャロルは、約一年前から僕にプロポーズをしてくれた錬金術師です。

返事は僕の18歳の誕生日翌日にすると約束した……人物です」




〈マリアは特攻をした〉しかし相手にされない。

目の前でディープキス………なんて羨まゴホンゴホン。
ヤバいことをしてくれてんだよ!まだキャロルに力あげるか!響達を勝たせる気ないでしょう!

次回〈襲撃者②〉

更新をお待ちください。

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