本編へどうぞ。
マリアさん達がロンドンから帰国したことで装者全員が合流でき、司令室に集められた。
「連中の目的と正体は連中自身が語っていたから説明は不要だな?だが、ギアの件については私から説明しよう」
そう言ってフィーネさんが説明を始めた。
「シンフォギアのバリアフィールドを突破した攻撃は、錬金術によるもの………ね」
皆が沈黙して話を聞き、マリアさんが最後に呟いた。
「ああ。ギアが解除されて衣服が戻らん以上は確実だな。そしてこの件で話さなければならない者がいるだろう?」
「そうだな勇。教えてくれ。連中が何故あたし達を知っていて攻撃し、更に旦那様と呼ばれた理由をな!」
明らかに最後の方が本命な気がするのだが、僕の撒いた種であるのも事実なので大人しく答えることにした。
「まず、姉さんと一緒に保護されたのはエルフナインという少女でマリアさん達や響と交戦した、キャロルのホムンクルスです。
彼女には後で僕の方から会いに行きます。」
「うん。その件も後でゆっくりと聞くから、旦那様の件の方を先に説明して欲しいな。ね?勇君?」
「そうね。私が吹き飛ばされて戻るまでの間にディープキスをしていたことも関係あるのでしょう?」
皆の目に光がなかったな。絶対こっちが本命じゃん!
「えーっとまず、姉さんとはぐれて五年半はサンジェルマン師匠達のもとで修練をしていました。
そして残り二年半で過ごした場所がキャロルの制作していた塔です。
そこで一度キャロルと大ケンカして今の能力のコントロールができるようになりました。その時にキャロルからキスをされました。
というよりそこから半年は、毎日一回以上されてました。そして気づいたらファラさん達〈自動人形〉が完成していて、旦那様と呼ばれてました。
キャロルからは僕の18歳の誕生日翌日にプロポーズの返事をする約束をしました。」
「なるほどね。キャロルちゃんが私達を、泥棒猫呼ばわりしたのはそういうことだったのか。いやー驚いたよ!私達より後にプロポーズした娘に返事の約束をするなんて勇君は優しいね!私はそういうところが好きだけどさ」
響はそう言って言葉を切った。えっ?ちょっと怖いんだけどさ。
「私達が勇君のお嫁さんなんだから泥棒猫はキャロルちゃんの方じゃないかな?」
そう言って響は僕にキスをしてきた。キャロルと同じ舌を入れたディープなやつを。
「響!いきなり何を!?」
僕の疑問を無視して未来・姉さん・マリアさんが負けじと続けてキスをしてきた。
「皆!?いきなり何するの!?」
「勇さんは私達のモノだって」「刻み込むだけデス!」
そう言って切調コンビが続けて、最後に翼さんまでキスをしてきた。
「勇?お前はロンドンで私達の裸を見ただろう?だから責任を取って貰うぞ?私達が全員成人したら婚姻が可能だったな?ならば籍を入れろ」
刀を持って言うことではないと思うのですが………
「私の言った通りになっただろう?この大馬鹿者め!!」
止めと言わんばかりにフィーネさんからの説教も受けた。
「ハッハッハ!良かったじゃないか!〈SONG〉が設立されていなかったら世界が滅んでいたぞ!なんなら装者達が強くなってキャロル君に認めて貰え!それで俺達は晴れて敵なしだ!」
いや弦十郎さん!冗談にならないし、それ正妻がキャロルになってるから状況が悪化してる!
「納得いきません!私達が側室なんて我慢できません!」
未来の言葉をきっかけに装者達が訴えを起こした。
「ああ小娘共。お前らのギアの改修は私が受け持つが、二度と恥はさらすなよ?お前らの覚悟にギアが応えるのだからな?」
そう言われて装者達は黙り、この日以降修練に一層熱が入った。打倒キャロルの為に。
「僕はエルフナインのところに行くね?」
そう言って僕は逃げるように部屋を飛び出した。
〈悲報〉装者全員が婚約者になりました!
「オレの伴侶を狙う不届き者共がぁ!」
落ち着いてくださいキャロルさん。貴女のメインシナリオです!エンジン全開では(読者が)バテてしまいます!
「そんなこと知るかぁ!早く勇に会わせろぉ!」
次回〈再会と約束〉です!
更新をお待ちください!
この後作者はキャロルにぼこぼこにされました。
一話の長さはどちらの方が好きですか?
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一話を濃密にして話数を少なく
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このまま切りの良い範囲で
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どちらでも良し