さあ!装者の反応はいかがなものでしょうか?
本編へどうぞ。
エルと話をした後、司令室にいる皆の場所へ向かった。そこでキャロルの目的(建前)とエルが持ち出した切り札の説明が始まった。
「ボクはキャロルが皆さんのことを知って、皆さんを締め上げる計画を知ってしまいました。ボクだってキャロルが勇さんと結ばれたら良いと思っています。でも、今の嫉妬に捕らわれたキャロルに貴女方を許容するつもりはありません!力づくで勇さんを奪いに来ます!ボクも仮とはいえ、一人の女の子です。そんなことをされては納得できません!だからお願いです。皆さんがキャロルに認めて貰える程の力をつけてください!その為にボクは〈ドゥエルグ=ダインの遺産〉をお持ちしました。これがその〈魔剣ダイン=スレイフ〉の欠片です。シンフォギアへ組み込めば、キャロルに対抗できる可能性が上がります。それが〈イグナイトモジュール〉です!」
すごいなエル。嫉妬のくだりとか完全にエルの焚き付けなのに、さもキャロルが自分で気づいたように脚色してるのを見ると逆に感心するね。
「ふむ。確かに持って来た聖遺物は本物のようだな。これをシステムに組み込めば、出力の向上は可能だろう。」
フィーネさんが確認した結果、エルの持って来た聖遺物は本物であることが証明された。しかし、
「納得できないわ!敵からの施しなんて冗談じゃないわよ!まるで私たちが惨めな少女のような扱いじゃない!そんなの耐えられないわ!」
マリアさんが声をあげた。というか、皆不満を隠さない顔をしていた。しかしフィーネさんも黙ってはいなかった。
「では小娘共に問おう。お前達はどうやって奴等に勝つつもりだ?配下の人形にすら遅れをとったというのにな?案があるなら言ってみろ」
「了子さん!私達だって特訓すれば!」
「甘いな。お前達が仮に特訓で奴等を越えられたとして、それはいつの話だ?現実的な時間ではあるまい?」
フィーネさんの意見はもっともだった。そろそろ僕も口を挟むか。
「皆には悪いけど、現状なら勝算はほぼゼロだね。僕の所為といえばそうかもしれないけどさ。だから今は手段を気にする時間はないんじゃないかな?あと、僕は今回はよっぽどのことがないと戦闘に介入できないよ。だってキャロルは世界を分解するわけじゃないから。あくまでも、姉さん達とキャロルの問題だよ。戦闘の被害は僕の責任で抑えるから、話し合うなり、実力を認めさせるなり、手段は任せるよ」
冷たいようだけど、今回は世界の危機じゃない。一人の人間を巡った、あくまでも色恋沙汰だ。だから今回の主役は僕じゃない。姉さん達なんだから。
「それに、〈ダイン=スレイフ〉を使いこなすことも急務だよ。あの時のキャロルとのキスの時に、〈アルカ・ノイズ〉のデータは既に他の組織にも渡ってたらしいから。キャロル本人からの情報だからね。状況次第では僕はそっちの対処に入る必要があるから。僕のお嫁さん達にこの程度の逆境にくじける人がいないことも知ってるからね」
そう言うと皆は、〈納得はしてないが、今はそれしかない〉って顔をしていた。
「勇君の言う通りだ。今回はまさに響君達が対処する問題だろう。ならば了子君達技術者の協力も必要だが、一番は君達の努力が重要だ。皆それを受け入れろよ?」
司令も同じ意見だった。最後にフィーネさんが修理完了までのメンバー編成を伝えた。
「現状は翼・マリア・クリスのギアは破損状態なのでな。この三人の戦闘は認められん。よってこうすることにした」
①マリアさん・響・未来(主戦力の連携重視)
②姉さん・調ちゃん・切歌ちゃん(日常生活支援重視)
③翼さん・僕(現状一番支援が必要な為)
「勇君と離れ離れか。ここまで翼さんを恨みたくなったのは初めてだなあ」
「勇と引き離された………先輩をぶちのめしてぇ」
「良いわね翼だけ。私は気が狂いそうだわ」
未来→姉さん→マリアさんの順番で不満が出ていた。ちなみに当然だがアーティスト二人はしばらく活動休止になった。だってメンバーの都合上とはいえ護衛しにくくなるからね。
違うんだよ勇君!キャロルはビッキー達をもとから吊るす気だったんだよ!逃げて!もしくは勇君を差し出して!
「絶対に嫌だ!」
「お断りしよう!」
「死ねよ!」
「「「絶対に!!!」」」
「ぶった斬るデス!」「殺さなきゃ!」
「許さないわ!」
何ィ!?虹の旋律だとぉ!今はギアが破損していた筈だ!なのに一体何故!?
「「「「「「「愛の力だ(デス)!!」」」」」」」
何故そこで愛!?ひとまず作者は逃げます!
次回〈黒いガングニール〉
更新をお待ちください!
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