マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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「捕まえたぞ作者ァ!」

ひぃ!クリスさん許してください!

「あたしをヒロインから外してるたぁどういう了見だぁ!」

いやだって、マリアさんや未来さんの方がヒロインにふさわ「死ねやぁ!」うげぇ!(気絶させられた作者)


「ガリィの襲撃回だ。みんなは是非本編を楽しんでくれ!」



黒いガングニール

~~響side~~

 

勇君に現実を突きつけられ、マリアさんと行動することになった私達は、学校から下校する途中で襲撃に逢った。

 

「アンタ達が〈立花 響〉〈小日向 未来〉そして、

〈マリア・カデンツァヴナ・イヴ〉ね。私はマスターの指示で来た〈自動人形〉の〈ガリィ・トゥーマン〉よ。早速で悪いけど、アンタ達が旦那サマの正妻に相応しいかテストしてあげるわ。ガリィちゃんと戦いなさい!」

 

「へぇ。貴女達が私達から勇君を奪おうとした泥棒猫さんかぁ。良いよ?私達がボコボコにしてあげるから。響も良いよね?」

 

未来の言葉に反応して私もギアを纏おうとしたけど、胸の歌が浮かばなかった。まるでガングニールが私を拒絶するように。

 

「あら?アンタは準備ができてないみたいね。まっ、ガリィちゃんからすればどうでも良いことだけどね」

 

「響。私と代わりなさい。今の貴女にガングニールは応えないわ。憎しみで染まった貴女にはね」

 

そう言ってマリアさんが私からペンダントを奪ってギアを展開した。

 

「未来………お願いがあるの」

 

「何ですかマリアさん」

 

「未来は響を守って欲しいの。アイツは私がやるわ。ロンドンの奴とは違うけど、貴女が一番の主力である以上貴女を欠くわけにはいかないから。良いかしら?」

 

「ふーん。まあ良いですよ。なら今の響は私が守ります。マリアさんも二度目の醜態は晒さないでくださいね?」

 

そう言ってマリアさんが戦闘を始めた。

 

~~響sideout~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~sideマリア~~

 

「準備は良いかしら?ガリィちゃんは誰が相手でも構わないけどね」

 

ガリィと名乗った人形が私に問いかけて来た。

 

「ええ、待たせたわね。はじめましょう?」

 

そう言ってガリィはノイズを召喚して来た。でもロンドンで私は既に注意するべき現象は確認した。もう間違えないわ。

 

「そのノイズ達はあらゆる物を分解することがわかっているわ。だから分解攻撃をさせなければ!」

 

私はノイズの攻撃を徹底的に避けて確実に数を減らした。発光部位からの攻撃だけは絶対に食らわない為に。

 

「へぇ………やるわねアンタ。ロンドンの失敗をきちんと生かせているのは経験の賜物ね。そこは評価するわ。だからここからはアタシが相手よ?」

 

「望むところよ!勇に全てを捧げると誓ったあの日から私の迷いは捨てて来たわ!」

 

そう言って私が振るう槍を、彼女はあっさりと受け止めた。そして氷を発射してきて、私は吹き飛ばされた。。

 

「氷!?こんな水気のない場所でこの規模の攻撃………これが錬金術の力なのね………」

 

「冷静な分析力・判断その二つも評価するわ。しかも使い慣れないギアでの戦闘で周囲への被害も抑えてる………確かにアンタは出力は足りないけど、成長すれば旦那サマの側室に相応しいわ。だからガリィちゃんがお墨付きをあげる」

 

確かにまだダイン=スレイフは搭載されてないけど、ここまで余裕を見せられるのね。悔しいけど、力量差を実感せざるを得ないわ。

 

「あら。意外にもこの挑発にも乗らないのね。マスターの時には突撃してきたのに」

 

何度槍を振るい、拳を突き出しても、彼女の氷の障壁を突破できない。なのに後ろには守るべき相手がいる。だけど同じ失敗は絶対にしないわ!

 

「ええ。ここで大技を使ってもその障壁は突破できないでしょう?だから私はやるべきことをやるわ!」

 

彼女が響達に攻撃をしないように、私に注意を引き付ける。そして身を呈して守る。それが私の今できることよ!

 

「なるほどね。アンタを今潰すには惜しい存在だと認めるわ。だからここはアンタの覚悟に免じて退いてあげる。ついでにもう一つ教えてあげるわ。〈自動人形〉は合計五体いるわ。一体は戦闘をしないから除外するとして、ガリィちゃんの出力は一番下なの。だからアンタ達は最低でもガリィちゃんを越えないと話にならないわ。そしてアンタはアタシの獲物よ?次に会う時には成長してなさい」

 

そう言ってガリィは転移して行った。悔しいけど、力量差は歴然だった。だからギアが直ったら必ず〈イグナイト〉を使いこなして見せるわ。だからその時は、勇に見ていて貰いたいわね。

 

~~マリアsideout~~

 

 

 

 

「響?マリアさんと響の何が違うかわかる?」

 

戦闘を見ながら、未来は私に問いかけて来た。

 

「マリアさんは、私達を守る為に戦ってた。だけど私は、キャロルちゃんへの嫉妬しかしてなかった。このままじゃあ何もできないね………」

 

「うん。だからマリアさんが立ち上がったの。私達に自分の覚悟を見せて勇君への想いを証明する為にね」

 

その話をしている最中もマリアさんの攻撃は届かず、逆に相手の攻撃のみが直撃していた。本当なら避けられたのに。私達を守る為に身を呈して防いでくれたんだ。

 

「あれがマリアさんの覚悟か………確かに今の私にはない覚悟だね。だからガングニールが応えたんだ」

 

「うん。きっとそうだよ?でも、響だってやってきたことでもあるの。だから次は頑張ろう?」

 

話が終わる頃、〈ガリィ〉と名乗った敵は帰って行った。やっぱり私達がターゲットみたいだね。だから次は間違えない。必ず皆を守る覚悟を失わない!




前書きで酷い目にあいました。(←復活した作者)

今回の響の嫉妬はギアの展開に影響がある程強いモノでした。それこそギアを展開すれば黒く染まったことでしょう。この為に響はガングニールを纏えませんでした。そして未だ本気を出さないガリィ。しかしマリアさんの覚悟を見たことで響は目が覚めました。

次回〈向き合え!響!〉

更新をお待ちください。

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