マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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切調コンビが頑張るお話です。しかし原作でもヤバいのに、昔のキャロル並みのミカちゃんが相手とは……。普通に無理ゲーですよね?

「作者がキャロルに余計な強化を施したから!」
「あたし達が大ピンチなのデェス!絶対に許さねぇデェス!」

ひいぃぃ!余計なことを言いましたァ!

本編へどうぞォ!


切調コンビの頑張り

ミカちゃん達の襲撃から一週間が経過した。現状で認められたのはマリアさんと未来だけか。実際に戦闘をしたのは響もだけど、それは未来の働きが大きかったからな。だけどミカちゃんは本部への発電施設の襲撃に来るからな。

 

「もし二人がイグナイトの完成まで粘れなかったら、その分の時間くらいは稼ぐか」

 

「?勇は何を言ってるの?私には話が見えないけど」

 

「こっちの話ですよ翼さん。でも、いざって時には貴女にも手を貸して貰います。その時には頼みますよ?」

 

「まあよくわからないけど、その時は私もやるべきことをするわ」

 

そういえば翼さん。僕に結婚を迫った時から乙女な顔をする機会が増えたな。やっぱり翼さんも女性だからね。可愛い時は可愛いな。そして本部に警報が鳴り響いた。

 

「勇………これはまさか………」

 

「ええ。翼さんの想像通りに彼女が来ました。多分響と未来が迎え撃つでしょうね」

 

そう言った矢先に司令室から、別の人物が飛び出して行った。

 

「暁!月読!あの二人勝手に!」

 

司令室が驚いていると二人から通信が入ってきた。

 

「私達がギア改修の間の」

「時間を稼ぐデス!だからみなさんはギアの改修を進めるデス!」

 

彼女達の目に宿る覚悟は本物だな。なら僕はその考えを支持しよう。

 

「司令。今僕達の最優先目標は、三人のギアの修復と、イグナイトモジュールの搭載です。彼女達はそれをわかって時間を稼ぐつもりです。ならここはその覚悟に準じるべきです。まずは響と未来のギアへの搭載をお願いします。それが一番状況を打開できます」

 

「うむ。勇君の提案は現実的な案だ。響君と未来君のギアへのモジュール搭載を急げ!二人が稼ぐ時間を無駄にするなよ!」

 

これで僕の今できる支援はやった。後は頼むよ二人共。

 

 

 

 

 

~~調side~~

 

マリアや響さん達の前に現れたキャロルが、勇さんのことを伴侶だと言っていた。それもマリアの前で堂々とディープキスをしたらしい。私と切ちゃんはマリアと勇さんが一番に結ばれるべきだと思ってる。勿論私達だって勇さんのことが狂おしい程大好きだ。だから私達は、今回は全力で皆の為の時間を稼ぐ!その為にこの発電所は守りきる!

 

「やるデスよ調。あたし達で響さん達がパワーアップするまでの時間を稼ぐデス!」

 

「うん。絶対に時間を稼ぐ!」

 

そして私達はアルカ・ノイズとの戦闘に入った。

 

「切ちゃん!ギアの分解攻撃は最大限の注意をお願い!」

 

「わかってるデス!あたし達二人で絶対にここを守りきるデス!」

 

アルカ・ノイズの強度は普通のノイズより脆い。だけど私達の適合係数は装者の中では一番低い。だから今回は〈Linker〉を持ち出して来た。

 

「切ちゃん!後ろ四体!左三体!」

「調!右二体!前から五体デス!」

 

私達はそう言って、常にお互いをカバーできる位置をキープして、お互いのフォローを続けた。

 

「なるほど!お前等二人はこないだの二人とは、また違う面白さがあるゾ!だからミカが遊んでやるゾ!」

 

そう言ってこないだ未来さんが相手をした、

〈自動人形〉が現れた。

 

「切ちゃん!こうなったら!」

「やるしかないデスね!調!」

 

私達はお互いに持ち出した〈Linker〉を投与した。この感覚は未だに辛い。でも今はそんなことを気にしていられない!

 

「およ?もうお前等は薬を必要としないと聞いていたけど、これは楽しみになってきたゾ!早く始めるゾ!」

 

私はヨーヨーを鋸に戻して一撃に備えることにした。

 

「切ちゃん!アイツの一撃は私達じゃ受けられない!絶対に直撃はダメだよ!」

 

「わかっているデス!あたし達の目的は時間を稼ぐことデス!勝てない時は時間稼ぎに徹するべきデス!」

 

「うん。でも!」「あたし達の力を」

「「きちんとアイツに認めさせる(デス)!!」」

 

そう言ってまずは切ちゃんが斬撃を飛ばして、私が横に周り込んだ。

 

「この位置なら!」

 

「甘いゾ!」

 

するとミカは赤い結晶を作り出して左手で防いだ。そしてもう一本作り出して、右手で殴りかかった。

 

「調に手は出させないデス!」

 

すかさず切ちゃんが上から割って入ったので直撃は避けたけど、鎌が焦げていた。

 

「うーん………やっぱりまだ物足りないゾ。もっと他の技を見せるゾ!」

 

そう言うと結晶を炎の鞭のように変化させてしならせてきた。しかも動きが読めない!

 

「切ちゃん!離れよう!」「距離をとるデス!」

 

私達はすぐ後ろに下がったけど、追撃は躱せなかった。

 

「きゃあ!」「熱いデス!」

 

やっぱり想像以上に熱い。そして私達のギアの端が欠けていた。

 

「うーん……今の追撃で片方はギアを壊せるはずだったけど、よく避けたゾ!そうこなくては面白くないゾ!」

 

私達に残った時間は少ない。だから次で決めないとギアが多分保てなくなる。

 

「調……やっぱりわかりますか?」

「うん。多分後一撃くらいかな……」

 

「およ?なんだなんだ?次で決めるのか?良いゾ!あたしも付き合うゾ!」

 

私達は二人のギアを合わせてジャンプして、巨大な刃を作った。この一撃で決めないと!

 

「うん!身を削る薬を使ってまであたしの注意を引き付け、戦闘続行が困難と理解したら、せめて確実な一撃を決めるように動く。今のお前達なら正解ダゾ!だけどあたしには届かないゾ!」

 

そう言って私達の攻撃を右手の結晶で受け止めて、左手の鞭で私達のギアを壊した。

 

「私達のギアが!」「壊されてしまったデス!」

 

ああ。私達じゃあ守れないのかな………

 

「今回はあたしの勝ちだけどお前達は見所があるゾ!次はイグナイトを使いこなして来るゾ!あたしは再挑戦を待っているゾ!そして仕事も終わらせるゾ!」

 

そう言ってミカが発電所への攻撃をしようとした時に、頼もしい声が聞こえた。

 

「うん。二人共よく頑張ったよ。翼さん!二人を本部までお願いします!さっき渡したジェムで飛べますから!」

 

「承知したわ。二人共私の手を握りなさい。後は任せて良いのよね勇?」

 

私達が翼さんの手を握ると、本部への転移が始まった。

 

「すみません。後はお願いします」

 

「うん任されたよ。二人共ゆっくり休んでおいで」

 

その言葉を最後に私達は本部へ転移した。

 

~~調sideout~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~勇side~~

 

「ミカちゃん久しぶり。さっきの戦いはどうだった?」

 

「うーん……イグナイトがないとやっぱり物足りないゾ。でもあの戦い方は悪くなかったゾ!相手がガリィなら引き分けぐらいは狙えたゾ!」

 

うん。今の二人は確実に認められてる。本番はイグナイト制御後だけど、ちゃんと今回の役割は取り組めた。だからたまには、僕も手を貸そうかな。

 

「ミカちゃんに提案だけど、未来達が来るまで僕と遊ばない?ご褒美としてだけど」

 

「おお!良いのか旦那サマ!マスター!」

 

〈まあ良いだろう、勇の提案だ。たまには楽しんでこい〉

 

「ありがとうキャロル。未来達が着いたら交代するからキャロルもおいでよ?」

 

〈待ってる!だから勇の格好いい姿を見せて!〉

 

なんかキャロルが年頃の女の子みたいな声をしてたけど、それはそれで可愛いかった。

 

「さあミカちゃん!やろうか!」

 

僕とミカちゃんの戦い(間繋ぎ)が始まった。




「やっぱりあたし達が遊ばれていたデス!」
「これは作者をシバくまで許さない!」

いや君達のギアは分解された筈なんだけど……

「そんなもの本編じゃないから意味ないデス!」
「この場所なら何でもできる!」

いやそんなメタいこと言われても……。

「「うるさい!」」

次回〈ご褒美〉

更新をお待ちください。

(この後切調コンビにしっかりシバかれました。)

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