マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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この章で最初で最後の勇君の戦闘回です。

「えっ?僕の戦闘描写本章ではここだけ!?二期もほとんど監禁されてたよねぇ!?」

この章では自業自得だろうがぁ!

「それはそれでムカついた!ケルビエル!」

ふざけんなてめぇ!じゃあキャロル押し倒してこいやぁ!

「こんな状況なら嫌だよ!」

さて。荒れた勇君はほっといて本編へどうぞ。


ご褒美

「さて。やろうかミカちゃん!」

 

「おお!楽しみだゾ!旦那サマと戦えるゾ!」

 

そう言って僕はサンダルフォンとザドキエルを展開した。ミカちゃんとの戦闘の余波まで考えたらこれしかないからね。

 

「まずは機動力を削がせて貰うよ!」

 

そう言って足場の凍結から入り、動きを制限させようとした。

 

「アタシは自分が動けないのは好きじゃないゾ!」

 

そう答えて凍った足場を破壊して機動力を維持してきた。流石………というより、あの時のキャロルに匹敵してないかな。ちょっと想定より強いかも。

 

「ミカちゃんは強いね!多分あの時のキャロルぐらい強くない?」

 

「おお!わかるのか旦那サマ!マスターからもお墨付きを貰ったんダゾ!やっぱり全力で戦えるのは楽しいゾ!」

 

接近戦では結晶の殴打・中距離なら鞭・遠距離は結晶の射出か。かなり強いから、切調コンビの努力は相当だったことがよくわかる。格上相手にあの粘りは、今の二人なら充分だった。ただ相手が悪かっただけだ。

 

「ていうかその鞭は厄介だね!自力で使えるようにしたのかい?」

 

「これはアタシの努力の成果ダゾ!これなら戦い易いんダゾ!」

 

地味に鞭の掻い潜りが難しい。軌道が読めないから、反応がギリギリになって動作が遅れる。突破するにはそれこそ、髙火力か髙スピードのどちらかしかないかな。それも支援ありきだけど。

 

「だけど今回は撃破じゃないから速度の方で行くか。

ラファエル!トップギアで行くぞ!」

 

「これは速いゾ!攻撃が当たらないゾ!」

 

止まったらやられるから、飛びながら斬撃を放って確実にダメージを与えた。

 

「うう………やっぱり旦那サマは捉えきれないゾ!でも諦めないゾ!」

 

そう言うミカちゃんは攻撃の手を緩めてカウンター重視の姿勢に入った。なるほど、当てることに重きをおいたか。

 

「それは接近したくないね!だから全力で倒しに行くよ!サンダルフォン〈最後の剣〉!」

 

剣に全力を込めた一撃を放って、ミカちゃんを吹き飛ばしたけど、カマエルの回復が始まっていた。

 

「やれやれ、回復力まであるのか。これは相当長丁場になりそうだね!」

 

「マスターの憧れた力は凄まじいゾ!アタシの昂りが抑えきれなくなりそうだゾ!」

 

「〈バーニングレイン〉か、その火力のヤバさはよく知ってるからね!全力で防がせて貰うよ。ザドキエル!〈凍鎧〉!」

 

付近一帯を焼き焦がす炎と、周囲一帯を凍結させる吹雪が衝突して、急激な寒暖差による爆風が発生した。

 

「流石に防ぎきれないか!そして体勢も保てない!」

 

「アタシの技が防がれた上に立っていられないゾ!吹き飛ばされるゾ!」

 

この爆風が周囲のモノを巻き込んで全てを薙ぎ倒した。発電所も相当被害を受けてしまったので、僕も反省した。

 

「さてミカちゃん。楽しんでくれたかな?」

 

「うん!とっても楽しかったゾ!本当はもっとやりたいけど、それは別の楽しみにとって置くゾ!」

 

「うん。この戦いが終わったらおいでよ。そうすればまた皆でやりあえるからね!」

 

「絶対だゾ!約束だゾ!」

 

そう言うミカちゃんは本当に満足そうな顔をしていた。さて、僕も自分の出した被害を何とかしますか。

 

「ザフキエル!〈四の弾〉!」

 

発電所を霊力で覆って〈四の弾〉で復元することに成功した。そしてどうやら寿命の対価は、転生特典で消えていたようだ。代わりに霊力がごっそりなくなったけど。

 

「うわぁ。すごい能力だね。やっぱり勇君はすごいなあ」

 

「当然だよ!私達の旦那様なんだから!」

 

そう言って響と未来が到着した。

 

「おっやっと来たね。なら今回の僕の役割はこれで終わりだね。後は任せたよ。後ミカちゃんにはこれあげるよ!」

 

そう言ってカマエルの力を圧縮した結晶をミカちゃんにあげた。

 

「おお!良いのか旦那サマ!」

 

「この戦いのご褒美だからね。但し今消耗した分よりは少ないよ」

 

「それでも嬉しいゾ!ありがとうだゾ旦那サマ!」

 

そう言ってミカちゃんは結晶を取り込んだ。

 

「じゃあ未来、私達もやろうか!」

 

「うん!今度は必ず倒すんだから!」

 

「そうか。ではオレも混ぜて貰うとするか。なに、貴様等もいずれこの時が来ると思っていただろう?」

 

そこには戦闘準備を既に終えていたキャロルが立っていた。




〈悲報〉ラスボス降臨のお知らせ

「ちょっと作者待って!?未来がいるとはいえ二人きりなんだけど!?」

いやまだギアの修復終わってないから。

「クリスちゃん達のギアどんだけ徹底的に壊されたの!?」

少なくともフィーネさんが胃薬を手放せないくらいだね。次回から二人でガンバ!

次回〈抜剣!イグナイトモジュール①〉

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