マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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次の更新より、アンケートの後半を開始します。前半の投票はこの話までの、後半のアンケート投票は次回以降の話に付属しています。よろしければ投票をお願いします。投票期間はどちらもキャロルとの最終決戦が終わるまでです。たくさんの投票をお待ちしています。


今回は天使とイグナイトを使ってマリアさんが戦います。

前書きが長くなりましたが本編へどうぞ。


マリアの決意

マリアさんがイグナイトの闇に覆われている間に、僕はガリィに確認した。

 

「ガリィはこの後どうするの?」

 

「ああなるほど。旦那サマは私の身を案じてくださるのですね?大丈夫ですよ。マスターの細工で、呪いの旋律が刻まれた瞬間に対照的な光が溢れますから。そしてガリィ達はシャトーに転送され、テストが終了しますわ。マスターとエルフナインの計画ですから、旦那サマの心配は起こりませんよ」

 

なるほど………流石キャロルだ。多分ラフィスの力だね。なら後はマリアさんだけだな。

 

「ところで、ガリィから見たマリアさんはどう?」

 

「自分がどうあるべきか踠いてる少女ですね。だからこそ、どう成長するか楽しみなんですよ。なので呪いに負けるオチとか勘弁して欲しいものですね」

 

「多分大丈夫じゃあないかな?マリアさんは自分の弱さを知っているから。そして今は向き合っている筈だから。乗り越えた彼女を僕は信じて待っているんだよ」

 

「本当に旦那サマはお優しいです。この戦いが終わったら、マスターがお待ちです。ガリィも張り切ってお薬を作りますから、マスターをうんと可愛がってくださいね?」

 

「ならシャトーでキャロルに伝えてよ。〈キャロルがどんなに恥ずかしくても、僕は君の全てを手にいれる。だから今晩は寝かさないよ?〉ってね。頼んだよガリィ」

 

「おまかせください。このガリィちゃんが必ずマスターに伝えますわ」

 

そんな話をしていると、マリアさんが意識を取り戻した。そして漆黒のギアを纏っていた。普段が銀のギアだけに、その美しさに僕は見とれてしまった。

 

「待たせたかしら?」

 

「いえいえ、なかなか早い復帰だこと。もう少し呪いに踠いてると思ってたをらね」

 

「………そうね。彼女に会わなかったら、私は呪いに負けていたかも知れないわ。でも、だからこそ!私は貴女に勝たないと気が済まないのよ!」

 

「へーえ。じゃあ見せて見なよ!」

 

ガリィはそう言ってアルカ・ノイズの結晶をばらまいた。

 

「今更ノイズ!肩慣らしにもならないわ!」

 

マリアさんはそう言って蛇腹剣で、ノイズの分断と撃破を平行し、少ない方には短剣の接近戦で撃破した。

 

「これでも食らいなさい!」

 

そう言うと残した方に砲撃を放った。でも、そうすればガリィは…………

 

「自分で視界を狭めるとか致命的なんだよぉ!」

 

背後から氷の槍で体を貫こうとしたが、その攻撃は上から降ってきた短剣に阻まれた。

 

「何い!アンタまさかこれに気付いてたの!?」

 

「ええ。貴女は視界から外れたら必ず死角にいるわ。だからわざと死角を作って攻撃を誘導したのよ。勘が外れなくて良かったわ!」

 

マリアさんはわざと隙を作ってガリィの攻撃軌道を限定させたのか。これらは経験値の賜物かな。

 

「やるわね!マリア・カデンツァヴナ・イヴ!今のアンタは間違いなく旦那サマの側にいる資格があるわ!だけど正妻はマスターね。これはガリィ達にとっては譲れないわ!だからこの一撃で決着をつけましょう?」

 

「いいえ!勇の正妻は私よ!必ずキャロルにも教えてやるわ!そして望み通り決着をつけましょう!」

 

お互いに次の一撃に賭けてきたな。そしてガリィが先に動いて地面を凍結させて加速してきた。

 

「その首貰ったわ!」

 

「そんな攻撃!今更怖くないわ!」

 

マリアさんは剣と短剣の時間差攻撃でガリィの体を分断した………ように見えたが倒れたのは氷の塊だった。

 

「予測の範囲内よ!ザフキエル!私に力を!」

 

そう言ってマリアさんは時喰みの城を展開した。霊力を持つ相手には通じないが、初見なら一時的に動きを制限できる。その誤差を使ってガリィの本体を見つけだした。

 

「そこね!もう惑わされないわ!」

 

そしてマリアさんは銃を片手に持って唱えた。

 

「ザフキエル!〈二の弾〉!」

 

減速したガリィに弾丸を命中させて、更に機動力が 削がれたガリィはマリアさんの〈SERE†NADE〉にぶった斬られてた。

 

「このガリィちゃんが認めるわ!アンタは強くなったわ!」

 

そう言い残してガリィの体は光に包まれた。多分シャトーに転送されたんだろう。

 

「終わったのね」

 

「ええ。終わりましたよ。マリアさん。貴女の戦う姿を僕はしっかり見届けさせて貰いました」

 

「そうね。勇がいなかったら、私は呪いに負けていたわ。愛しい貴方のおかげよ」

 

そう言いマリアさんは僕にキスをしてきた。またそれもディープなやつを。

 

「本当にちゃっかりしてますね。まあ、それがマリアさんらしいですけど」

 

「ええ。私は弱さを受け入れて私らしくいくわ。だから遠慮はしないわよ。隙があったら、私色に染めるからね?覚悟してなさい。あと、狂三さんから伝言よ。

〈能力の対価は既に支払われている。だから貴方は何も負わなくていい〉そうよ。この意味わかるかしら?」

 

「ははは。多分マリアさんは一番気難しい能力を得ましたね。でもマリアさんなら使いこなせると、僕は信じていますよ」

 

そう言って僕達は夕日の浜辺をあとにした。




〈キャロル は 幸せ が 約束 された。〉

「ちょっと待ちなさいよ!今回は私のメインステージじゃあなかったの!」

残念ですが本章はキャ「もういいわ。すぐに死になさい作者ァ!」ウソぉ!その銀腕で殴られるのはヤバいんだって知ってるから許してください!

「必ず制裁を下すまで止めないわ!」

次回〈黒幕達の密談①〉

更新をお待ちください。

(この後作者は、マリアさんにしっかり制裁されました。)

また、メッセージや感想をいただけば執筆意欲が上がりますので、よろしければお願いします。

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