マジで……この世界⁉️   作:タク-F

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この話より、アンケート後半の掲載を行います。前半の回答もこの章の最後の話を投稿するまで受け付けておりますので、まだの方は第80話~95話までの掲載中のアンケートで回答をお願いします。


本編では……………おや?どうやら黒幕達が何か良からぬ密談をするようですよ?一体何を語っているのか……それでは本編へどうぞ!


閑話黒幕達の密談①

○マリアさんのガリィ撃退時点の評価

 

マリアさんがガリィを撃退した二日後、僕は本部にいるエルに会いに行った。

 

「おっ!エルがいたから探す手間が省けたな。

ねえエル………個室に行かない?話したいことがあるからさ」

 

「勇さん!来てくださったんですね!すぐ移動します!キャロルもきっと喜びます!」

 

そう言って僕達はエルの個室に移動して、消音結界と幻影を展開した。だってある意味僕達はスパイだからね。情報漏洩が起こらないように注意しないと。

 

「おっと普通に施錠もしないとね」

 

「ありがとうございます勇さん。これでキャロルも呼べます!」

 

エルの感謝の声が聞こえた後にキャロルの姿が投影された。やっぱり元気そうだね。

 

「やあキャロル。体の具合はどう?必要があればそっちに転移して治療に行くよ?」

 

〈ああ………それには及ばない。勇に会えないのは残念だけど、今回の傷はカマエルで治ったから大丈夫だ〉

 

「キャロル………無理しないでくださいね?僕はキャロルが勇さんと結ばれて欲しいからここにいます!だからキャロルは自分の体に気を使ってください!」

 

〈本当に大丈夫だぞエル。実際に消耗したのはカマエルぐらいだからな。次に装者と戦う時はシャトーを持って行くさ。少なくとも今の三人はそれに値する価値となったからな〉

 

「シャトーを持って行くんですね。ならその時は僕達が見届けます!装者の意地とキャロルの愛のどちらが勝るかを!」

 

〈ああ。頼んだぞエル。やはりオレは勇とエルに一番見て欲しいんだからな〉

 

うん。二人の会話が微笑ましいな。でもそういうことなら僕も準備がいるな。

 

「そういえばキャロル?シャトーをこっちに持って来て戦闘をするならシャトーも無事じゃあすまないよ?規模的に」

 

〈ああ。その辺はレイアの妹が引き受けるそうだ。それにガリィ達もいるからな。シャトー方面の被害は大丈夫だろうな〉

 

なるほど。キャロルはちゃんと被害を抑えて戦う準備を整えてくれてるんだね。なら僕も今回の役割を果たさないとね。

 

「なら僕が反対側の被害を抑えるよ。今のキャロルの全力を受け止められるのは僕だけだからね」

 

「お願いします勇さん。これでキャロルは心おきなく戦えます!」

 

〈ああ。エルの言う通りこれで気兼ねなく全力が出せそうだ。もし外れても勇への愛になるからな!〉

 

「まあ僕を巡るケンカだから間違いではないけど、できれば被害は抑えてよ?僕が防ぎ損ねたら大惨事なんだからね?」

 

〈ああ!もちろんだ!〉

 

「頑張ってください!キャロル!僕はキャロルを応援しています!」

 

〈ああ!姉として妹の前で全力を尽くすからな!見ていてくれよエル!〉

 

二人共楽しみにしてるね。実際僕も楽しみだな。

 

「そういえばキャロル?響達の天使の覚醒をキャロルはどう見てる?」

 

〈ふむ。立花響は少し意外だったな。奴ならミカエル辺りだと思っていたが、奴のアームドギアは拳だったな?ならばガヴリエルはある意味必然だったな。手を繋ぐ為の手段に声を届けることは理に叶っているからな〉

 

「そう言われれば確かに響らしいね。響の力は繋ぐことだからその為の手段に天使があるなら、響の目的を助ける力になるんだろうね」

 

〈次の小日向未来はある意味順当だったな。ギアの特性と天使の力に親和性がある組み合わせだった。そして前任者も勇の記憶通りの人物ならば手を貸すだろうな〉

 

「そうだね。折紙さんならきっと未来に躊躇いなく力を継承してそうな姿が簡単に想像出来るよ」

 

〈最後のマリア・カデンツァヴナ・イヴがザフキエルに選ばれるとは思っていなかったな。アイツは正々堂々を好むタイプだろう?〉

 

「本人のスタンスはそうだけどね。フロンティア事変でマリアさんは、自分を偽ってまで世界を救うつもりだったからね。そういった意味では、狂三さんと同じなのかも知れないね」

 

やはりキャロルにとってもザフキエルの継承は意外だったみたいだね。実際に僕も納得はしたけど意外だったし。

 

「あとの候補者は翼さん・クリスさん・調さん・切歌さんですね。キャロルは次に誰を差し向けるのですか?」

 

〈ミカにザババの二人のテストをさせるさ。だが想像通りなら奴等はあの天使を顕現させるぞ?〉

 

これは僕も想像出来るな。二人にとって一番噛み合った天使だからね。

 

「ラファエルだね。僕も楽しみにしてるからさ。ミカちゃんに伝えてよ。〈二人であること〉を認識させるテストにしてあげてくれない?それが一番あの二人らしいから」

 

〈ああ。必ず伝えよう。ではこちらは失礼するぞ?〉

 

「ありがとうございますキャロル。僕も装者達の力を引き出せるよう支援します!」

 

〈頼んだぞエル〉

 

「エルもありがとうね」

 

「いえ!これもキャロルと勇さんの為ですから僕も頑張れます!」

 

そうして僕達の密談は終了した。最後にお礼代わりにエルをしっかり抱きしめておいた。やっぱりキャロルと三人ですごしたくなるな。




何故こういう時だけ無駄にがんばるかな勇君……君がキャロルを操縦できていればこんなことには………

そして次の戦闘回は切調コンビがターゲットのようです。彼女達は無事にラファエルを覚醒できるのか!

次回〈話し合い……そして〉

更新をお待ちください。

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