錬磨忍伝   作:鏡餅丸

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1状況

 封筒の封を切ると中には折られた手紙入っており、それを取り出し封筒を卓袱台に置く。

 そして、手に取った三つ折りにされた手紙を広げ読む。

 

<やあ少年、これを読んでいるのなら転生に成功したのだろう>

 

 ちゃんと成功してるぞ神様。

 

<何故この手紙を書いたか、それは今の状況、身の上、特典の説明、サービスの説明をするためだ>

 

 これはありがたい、色々と今が分からないから助かる。

 

<まず状況から説明しよう、今少年が居る無人島は特典のダイオラマ魔法球内の島だ>

 

 何故ダイオラマ魔法球内に?

 

<何故、最初がダイオラマ魔法球なんかと思っているだろう、それはその方が色々と都合がいいからだ。で話を戻すが、少年は恐らく見たであろう二件のコテージについてだ>

 

 そう言えばもう一件同じ様に、コテージがあったな。

 

<今少年が居るであろうコテージはサービスその二、ダイオラマ魔法球内の島の住居だ>

 

 このコテージがサービスの一つだったのか、ありがたいが・・・・何故だろうあんまり嬉しくない。

 

<左のコテージは、ダイオラマ魔法球の魔改造で追加したのを用意しているが説明は後に回す>

 

 ダイオラマ魔法球内に色々な設備を建ってると思ったが、まさかコテージは一つに納まるとは思わなかった。

 

<ちなみにダイオラマ魔法球の外は、木ノ葉の里あるマンション(家具無し)の室内に出る>

 

 それなら俺の身の上は、一人暮らししている少年と言う事か。

 

<次に少年の身の上だが物凄く簡単にまとめると、少年はうずまきナルトと同期アカデミー卒業生で、外での一週間後に説明会を待つ少年だ、詳しい身の上は頭の中に入れた情報で分かるはずだ>

 

 ・・・・なるほど、頭の中を探ったら身の上は大体理解した。

 だがこの身の上は転生や特典の事だけではなく、少し色々と隠さなくてはいけないな。

 

<額宛は今居るコテージの二階の寝室にあるから、外に出る時は持って行く様に。あと服も同じ学ランでいま着ているのより遥かに丈夫なやつが、大きめなのから今ぴったりのまで大量に入ったタンスが寝室にある>

 

 それはありがたい、修行して服が破れても大量にあれば色々助かる。

 

<次に特典の説明についてだが、先に謝っておくが使い方は頭の中に入れた通りだけど、特典の内容が少し変更したのが一部ある。すまない>

 

 え、マジで? まあ、酷く変わっていなかったらいいが。

 

<一つ目の特典、魔改造版の神々の義眼についてだが、魔改造による能力追加で瞳術と眼のデメリットなしと、一生に七回だけありとあらゆる死の結果を、好きな様に変えられる能力は大丈夫だったが、全ての眼の血継限界の能力追加と瞳術の使用は無理だった、目の能力は白眼以外が追加できず、術はイザナギとイザナミだけは使えない>

 

 そうかだが思っていた程、痛手では無いな。

 元から神々の義眼の能力だけでも、良かったのだがある理由から目の能力と瞳術は必要だった。

 瞳術は修行に必要なのが一番の理由で、後は手段を増やすため兼ほぼ要らないけど瞳術対策の為。

 目の能力は正直、考えた能力と白眼以外要らなかったのでむしろラッキー。

 勿論、基本は体術だが瞳術も修行していくつもりでいる。

 

<二つ目、三つ目、四つ目の特典は、転生する前に言った通りに出来たから大丈夫だ。もし深く聞かれたら頭の中に入れた情報通りに言えば大丈夫だ>

 

 あー、確かに二つ目の特典である覇気、六式、身勝手の極意、界王拳はまだいいが。

 全ての体術の中には一族(主に日向一族)だけのもの、もあるから見られると色々厄介な事に成るし。

 三つ目の特典はバレないだろうが、四つ目の特典の事を聞かれた時はどうしようかと思っていたが。

 どうやら、取り越し苦労に終わりそうだ。

 

<五つ目の特典、ダイオラマ魔法球は言うまでもないが用意出来てる>

 

 実際、そのダイオラマ魔法球内のコテージに居るしな。

 

<魔改造で追加した食料が入った食料が尽きない食料庫は、さっき言った左のコテージの二階にある>

 

 これで食料に困らず、食費が浮いてお金には困らなくなるだろう。

 

<次にありとあらゆる忍術・幻術・体術の指南書の本、少年の世界での物語に出て来る技の全部の指南書の本がある書庫は、本が大量だったから一階と地下一階を書庫にしその本棚に収納した、ちなみに一階の本棚に忍術・幻術・体術の指南書の本、地下一階の本棚に物語に出て来る技の指南書の本だ>

 

 それならこれを読み終えたら、さっそく行って読み漁ろう・・・・特に多重影分身。

 

<次に重力と空気の濃度を操れ広大な部屋は、地下二階に部屋を作っておいた。広さは大体この島の半分くらいの広さで、重力と空気の濃度の操作方法は分かると思うが、室内に入って少年の声だけに反応するから、指示をすればその通りになる>

 

 俺の声で指示したら重力と空気の濃度を、変えられるとかどこかのSFだよな。

 まあこれで、修行の効率が更によくなる。

 

<次にダイオラマ魔法球外の時間と日付が分かる様にしてくれとの事だが、左右のコテージにそれぞれ二個ずつデジタル時計を置いた、それが示すのが外の時間や日付だ。場所は右のコテージは出入り口の上と寝室のベットの横の壁、左のコテージは出入り口の上と地下二階の出入り口の上にある>

 

 玄関ドアの上を見ると長方形の何かがあるが、何が書かれているかは暗いせいで見えない。

 なので神々の義眼を使うと、デジタル画面には時間と日付が書いてある。

 まさか神々の義眼を最初に使うのが、デジタル時計になるとは。

 それに玄関ドアの右横に何か、スイッチの様な物があった。

 恐らくアレが部屋の明かりを点けるスイッチだな、これを読んだ後で着けよう。

 

<次にダイオラマ魔法球内の時間の流れだけど、注文通りに外の一日はダイオラマ魔法球内では十年相当になる様にした>

 

 昔の人は「時は金なり」って言ってたが、まさにその通りだな。

 これで新たに体術を覚えたり磨き改良は勿論、魔改造したりする時間が出来る。

 

<最後にダイオラマ魔法球の出入りについてだけど、入った時は最初に居たコテージ近くの砂浜に出るから、そこは覚えておいてくれ。もちろん外に出る時は入った所の場所に出るからな>

 

 なるほどこれは覚えておかないと、後々俺が恥かくしな。

 

<これで特典の説明は終わり。最後にサービスについて説明する、全部で五つあるが説明したのもあるからそれは省く>

 

 サービスがあと三つあるとは、神様は随分気前が良いな。

 

<サービスその三は、ダイオラマ魔法球内では疲労を無効化される。言葉の通りなので説明はしない>

 

 マジか、これで完全に体術の修行し放題になったな。

 

<サービスその四は、このダイオラマ魔法球内の島の内に、「奇跡の水」と言う水が湧き出す湖を作っておいた。場所は山の頂上だ。>

 

 奇跡の水? 何だそれ。

 

<奇跡の水とは飲むと飲んだ分だけ、デメリット無しの効果は永続でチャクラが増える。チャクラの増える量は百ミリリットル飲んだら、Cランク忍術一回分だけ増える。なお、言っておくが少年には効果は無いぞ四つ目の特典効果で無効化されるし、それからダイオラマ魔法球外に持ち出そうとしても、外の空気に触れた瞬間蒸発する>

 

 つまり、ダイオラマ魔法球に連れて来た人に飲ませろと?

 まあ確かにこのダイオラマ魔法球に入れるのは、ある程度信頼した人以外入れるつもりは無い。

 だがこれは、知られると色々と厄介な事に成る・・・・この事は黙って飲ませよう。

 

<そしてサービスその五は、オリジナル仙人モードを取得させるためのセットだ>

 

 仙人モードって、あの仙人モード?

 オリジナルって事は本来は、NARUTOの世界にはない仙人モードか。

 

<そのセットは封筒にこの手紙を戻して、元の場所に置いたらそれと引き換えに指南書とシルバーの腕輪が五つ出て来る。オリジナル仙人モードや腕輪ついては、兎に角指南書を読んでくれ。習得しておいて損は無いぞ>

 

 オリジナル仙人モードか、多重影分身を習得したら次に習得しよう。

 

<最後にアドバイス、前いた世界みたいに孤立するなよ。神より。>

 

 これで手紙の内容はこれで終わりか、後は書かれた通り封筒に手紙を入れて元の場所に置こう。

 卓袱台に置かれた封筒を手に取って、手紙を三つ折りにしてから封筒に入れ元の場所に置く。

 するとポンっと、音が鳴ったのと同時に卓袱台を覆う程の煙が出た。

 煙が無くなるとテーブルの上には、手紙に書かれた通り指南書の本とシルバーの腕輪が五つ。

 指南書を手に取り表紙を見ると「武仙人モード指南書」、と書かれたのを軽く読む。

 

錬「あ、そう言えば、部屋の明かりを点けるのを忘れていた」

 

 少し読んだ所で、指南書を閉じ。

 指南書を卓袱台に再び置きソファーから立ち、玄関ドアの右横にあるスイッチの所まで行き押す。

 部屋全体が明るくなり改めて、周りを見ると部屋の右端の方に階段があった。

 

錬「ついでに思いついた事もあるから、それもやっておこう」

 

 そう思い俺は目を瞑り、ダイオラマ魔法球外に出たいと念じる。

 数秒後目を開けるどうやら外である、木ノ葉の里は夜の様で部屋の中は窓から月明かりが照らす。

 部屋の中は、ダイオラマ魔法球以外は何もない。

 

錬「さっそく眼の能力を使って、少し原作改変をしますか」

 

 神々の義眼の能力を使い、三つの死の結果を操る。

 一つ目は、過去十三年内に木ノ葉の里で、九尾によって死んだ人はいなかった事に。

 二つ目は、過去十三年内に死んだうちは一族は、全員死んで無かった事に。

 三つ目は、志村ダンゾウは何も術を発動せることなく、現時刻を持って心臓麻痺で死んでもらう事に。

 本来は別の目的でこの能力を使うつもりだったが、サービスその五おかげでその必要が無くなった。

 

錬「これくらいなら、酷く原作に響かないだろう」

 

 これで一週間後の木ノ葉の里が、どうなっているか楽しみだ。

 

錬「それじゃ、ダイオラマ魔法球に入って修行をするか」

 

 錬磨がダイオラマ魔法球に触れ、目を瞑ると部屋から姿が消えた。




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