錬磨忍伝   作:鏡餅丸

3 / 3
2説明会

■一週間後■

 

錬「外に出る支度も出来たし、ダイオラマ魔法球から出るか」

 

 デジタル時計を見て呟く。

 あれから俺は、再びダイオラマ魔法球内に入って後。

 右のコテージから、武仙人モード習得セットを持ち出し。

 左のコテージに行き、多重影分身の指南書を探し出す。

 その指南書を片手に砂浜へ行き、最初に多重影分身の術の修行を始める。

 多重影分身の術は割と早く覚えて終え、次に武仙人モードを習得する修行を開始。

 それも終わると修行場所を砂浜から、左のコテージ地下二階に変え室内の機能を使い修行。

 最初は影分身達と一緒に、正拳突きと蹴りをそれぞれ一万回を行い。

 他にも色々な修行をして、心や身体を鍛え技を覚え磨き改良や魔改造を繰り返す。

 それらを説明会が始まる日になるまで、食事休憩以外しないで眠らず永遠とした。

 結果は忍術は少しだが体術の技をかなり色々覚え、熟練度も勿論体術と一部の忍術が一番だが。

 神々の義眼の能力や瞳術も、かなり出来ている様になったと自負してる。

 チャクラの量や質も多重影分身で五千人出せるから、ナルトより遥か上に成っただろう。

 そして今デジタル時計が、八時三十分になる一分前に修行をを止め。

 右のコテージで、風呂入って上がった後は熱を冷まさし。

 その後学ランを着てリュックを背負い、目を瞑りダイオラマ魔法球外に出たいと念じた。

 数秒後目を開けるとそこは、感覚的には実に七十年ぶりのマンションの部屋だ。

 

錬「懐かしさは無いが、俺の姿が変わらないみたいに、この殺風景な部屋も変わらないな」

 

 他の部屋も家具は無いが、ダイオラマ魔法球のある部屋が一番殺風景だ。

 その他の部屋には何故か数個、適当に良く分からない置物があると情報を記憶している。

 恐らく神様が部屋に何もないのは、怪しまれると思い親切心から置いたのだろうな。

 まあ確かにどの部屋にも、何もないのは可笑しいだろうが。

 だからと言って、良く分からない置物はないと思う。

 ・・・・もしお金を手に入れたら、他の部屋に家具を置こうかな。

 

錬「この部屋にダイオラマ魔法球を置いておくのは、心配だし神威の空間に入れておこう」

 

 ダイオラマ魔法球に手で触れると、その場から消えて無くなった。

 

錬「これでよし、ついでに神威で、アカデミーの出入り口前に転移して教室に行こう」

 

 マンションの部屋から、アカデミーの出入り口前に転移し中に入り教室に行く。

 しばらくすると説明会がある教室に着き、その前で深呼吸をし引き戸に手を掛け開けると。

 一瞬静かになり全員からの注目を浴びるが、すぐに元の喧騒が戻った。

 教室の中は説明会を聞きに来た、他の人達はそれぞれ思い思いに行動をしている。

 主に他の人と話していたり、席に座りただボーっとしていたり等だ。

 

錬「えーと、サスケとナルトはどの席に居るかな?」

 

 教室の中に入り辺りを見渡し、この世界の主人公達であるナルトとサスケを探す。

 すると同じ長机の隣同士に座っていたので、あっさりと二人を見つかる。

 ツンツン金髪碧瞳で両頬に三本髭の様な模様があるのが、うずまきナルト。

 黒髪黒瞳で顔が整っているのが、うちはサスケ。

 一見変わって居る様には見えない、まあ今の俺自体は見るのも初めてなんだから。

 今の二人の見た所で、変わったか変わって無いかなんて分かる訳ないか。

 あとサクラが居ない事から察するに、まだサスケとナルトのキスする前に来たらしい。

 

錬「なら俺は、反対側の空いている席に座ろう」

 

 あの騒ぎに巻き込まれるのは、シカマルじゃないがめんどくさいしな。

 にしてもさっきから、この教室の中を見られているのはなんだ?

 あ、確か火影と担当になる上忍達が、水晶玉越しにこの教室の様子を見ているんだった。

 そう言えば今はどの火影が、見ているのだろうか?

 原作通り三代目かそれとも四代目?

 そんな事を考えていると、教室の引き戸が荒々しく開けられ音。

 

?・?「「ゴー―――ル」」

 

 声がしたのと同時に後ろを向くと、二人の少女が入って来ていた。

 一人はピンクのロングヘアに緑瞳、もう一人は金髪のポニーテ―ルに青瞳。

 見た限り春野サクラと山中いのだ。

 何かいのと言い合いした後サクラが、ナルトとサスケが居る席に走って行く。

 これはサスケとナルトがキスまでもうすぐかな。

 そう思っているとナルトがサクラに自分の席を譲り、その隣にナルトが座る。

 あれ? 可笑しいな、確かナルトがサクラに突き飛ばされなかったけ?

 この世界が並行世界だからか、それとも俺がやった原作改変の影響か?

 それから結局何も騒動は起きず、説明会の始まる時間になり教室の引き戸が開く。

 

?「皆、席に付け、これか説明会を始める」

 

 そう言いながら入って来た、黒に近い茶髪のポニーテール、鼻の上に真一文字の傷がある男の人が、入って来て黒板の中央前に立つ。

 間違いない、うみのイルカさんだ。

 NARUTOの中で好きなキャラの一人が、目の前にと別の意味で緊張するな。

 

イルカ「今日から君達は、めでたく一人前の忍者になった訳だが、しかしまだまだ新米の下忍。本当に大変なのはこれからだ」

 

 確かにイルカ先生の言う通りだ。

 だって本当の試験が、次の日に行われるからな。

 知っていても、いや知っているからこそ憂鬱になる。

 どんな試験が待っている事やら、最悪の場合はまたダイオラマ魔法球に引き篭もろう。

 

イルカ「今後君達には、スリーマンセルの班を作り、上忍の先生の元、任務をこなしていく事になる」

 

 さて、どの班になる事やら。

 個人的には、王道だが第七班がいいな。

 今後起きるか、内容がある程度分かる方が良い。

 それにカカシさんにも、会ってみたいし。

 

イルカ「班は力のバランスが均等になる様、こっちで決めた、なお一つの班がフォーマンセルになる」

 

 あ、これは俺が居るからどこか一つの班が、フォーマンセルになったのか。

 そう言えば班は力を均等になる様に決めたと、言っていたが。

 俺はどのぐらいの実力として、認識されているのだろう?

 

イルカ「それでは発表する」

 

 イルカ先生は持っていた種類を見ながら一班から順に、知らない人の名前を読み上げていった。

 そして名前を一班から六班まで呼ばれたが、まだ名前が呼ばれていない。

 まさか七班になるのか、・・・・まさかそんな事がある訳が無いはず。

 

イルカ「では次、七班。波風ナルト、春野サクラ、うちはサスケ、そして高遠錬磨」

 

 おい、マジで七班に加わってしまった。

 これは神様が何か仕組んだな、絶対。

 しかしここでも、原作と違い何故ナルトとサクラのリアクションがない? 

 ナルトの苗字がうずまきではなく、波風に変わったのは予想通りだが。

 

イルカ「次八班、日向ヒナタ、犬塚キバ、油女シノ」

 

 それから黙々と班と名前を、イルカ先生は呼んでいき全ての班を呼び終える。

 

イルカ「班分けは以上。午後から上忍の先生を紹介する、それまで解散」

 

 イルカ先生がそう言い教室から出ていくと、ほとんどの人達は教室から出ていった。

 教室を見渡す限り残っているのは俺、ナルト、サクラ、サスケ、その他数名だ。

 さて、この後どうしようか。

 ・・・・ここは同じ七班になった事だし、ナルト達と親睦を深めよう。

 そう思いいったん教室を出て、念の為に食品庫から神威の空間に入れておいた菓子類を出す。

 

錬「こんだけあれば、いいのだろうか?」

 

 両手にお菓子類を抱え、再び教室に入りナルト達に近づきナルトに声を掛ける。

 

錬「ちょっと良いか?」

ナ「おう、何か用かってばよ」

錬「初めまして、さっき同じ班になった高遠錬磨だ」

サクラ「ああ、貴方が錬磨さんね、私は春野サクラよ、よしくね」

ナ「俺ってばう、じゃなかった、波風ナルトだってばよ、よろしくな」

サ「・・・・うちはサスケだ」

 

 ナルトとサクラは笑顔で挨拶するが、サスケは素っ気ない挨拶をしながら俺を観察してくる。

 見た感じ三人とも仲は、原作みたいに悪くないな。

 むしろ、仲がいい様な気が。

 それに何だろうか、ナルト達に少し警戒されているのは何故?

 まあ、こう言う時は平常心で誠心誠意対応しなくては。

 

錬「よろしく頼む、ナルト、サクラ、サスケ」




感想や誤字脱字があればよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。