■一週間後■
錬「外に出る支度も出来たし、ダイオラマ魔法球から出るか」
デジタル時計を見て呟く。
あれから俺は、再びダイオラマ魔法球内に入って後。
右のコテージから、武仙人モード習得セットを持ち出し。
左のコテージに行き、多重影分身の指南書を探し出す。
その指南書を片手に砂浜へ行き、最初に多重影分身の術の修行を始める。
多重影分身の術は割と早く覚えて終え、次に武仙人モードを習得する修行を開始。
それも終わると修行場所を砂浜から、左のコテージ地下二階に変え室内の機能を使い修行。
最初は影分身達と一緒に、正拳突きと蹴りをそれぞれ一万回を行い。
他にも色々な修行をして、心や身体を鍛え技を覚え磨き改良や魔改造を繰り返す。
それらを説明会が始まる日になるまで、食事休憩以外しないで眠らず永遠とした。
結果は忍術は少しだが体術の技をかなり色々覚え、熟練度も勿論体術と一部の忍術が一番だが。
神々の義眼の能力や瞳術も、かなり出来ている様になったと自負してる。
チャクラの量や質も多重影分身で五千人出せるから、ナルトより遥か上に成っただろう。
そして今デジタル時計が、八時三十分になる一分前に修行をを止め。
右のコテージで、風呂入って上がった後は熱を冷まさし。
その後学ランを着てリュックを背負い、目を瞑りダイオラマ魔法球外に出たいと念じた。
数秒後目を開けるとそこは、感覚的には実に七十年ぶりのマンションの部屋だ。
錬「懐かしさは無いが、俺の姿が変わらないみたいに、この殺風景な部屋も変わらないな」
他の部屋も家具は無いが、ダイオラマ魔法球のある部屋が一番殺風景だ。
その他の部屋には何故か数個、適当に良く分からない置物があると情報を記憶している。
恐らく神様が部屋に何もないのは、怪しまれると思い親切心から置いたのだろうな。
まあ確かにどの部屋にも、何もないのは可笑しいだろうが。
だからと言って、良く分からない置物はないと思う。
・・・・もしお金を手に入れたら、他の部屋に家具を置こうかな。
錬「この部屋にダイオラマ魔法球を置いておくのは、心配だし神威の空間に入れておこう」
ダイオラマ魔法球に手で触れると、その場から消えて無くなった。
錬「これでよし、ついでに神威で、アカデミーの出入り口前に転移して教室に行こう」
マンションの部屋から、アカデミーの出入り口前に転移し中に入り教室に行く。
しばらくすると説明会がある教室に着き、その前で深呼吸をし引き戸に手を掛け開けると。
一瞬静かになり全員からの注目を浴びるが、すぐに元の喧騒が戻った。
教室の中は説明会を聞きに来た、他の人達はそれぞれ思い思いに行動をしている。
主に他の人と話していたり、席に座りただボーっとしていたり等だ。
錬「えーと、サスケとナルトはどの席に居るかな?」
教室の中に入り辺りを見渡し、この世界の主人公達であるナルトとサスケを探す。
すると同じ長机の隣同士に座っていたので、あっさりと二人を見つかる。
ツンツン金髪碧瞳で両頬に三本髭の様な模様があるのが、うずまきナルト。
黒髪黒瞳で顔が整っているのが、うちはサスケ。
一見変わって居る様には見えない、まあ今の俺自体は見るのも初めてなんだから。
今の二人の見た所で、変わったか変わって無いかなんて分かる訳ないか。
あとサクラが居ない事から察するに、まだサスケとナルトのキスする前に来たらしい。
錬「なら俺は、反対側の空いている席に座ろう」
あの騒ぎに巻き込まれるのは、シカマルじゃないがめんどくさいしな。
にしてもさっきから、この教室の中を見られているのはなんだ?
あ、確か火影と担当になる上忍達が、水晶玉越しにこの教室の様子を見ているんだった。
そう言えば今はどの火影が、見ているのだろうか?
原作通り三代目かそれとも四代目?
そんな事を考えていると、教室の引き戸が荒々しく開けられ音。
?・?「「ゴー―――ル」」
声がしたのと同時に後ろを向くと、二人の少女が入って来ていた。
一人はピンクのロングヘアに緑瞳、もう一人は金髪のポニーテ―ルに青瞳。
見た限り春野サクラと山中いのだ。
何かいのと言い合いした後サクラが、ナルトとサスケが居る席に走って行く。
これはサスケとナルトがキスまでもうすぐかな。
そう思っているとナルトがサクラに自分の席を譲り、その隣にナルトが座る。
あれ? 可笑しいな、確かナルトがサクラに突き飛ばされなかったけ?
この世界が並行世界だからか、それとも俺がやった原作改変の影響か?
それから結局何も騒動は起きず、説明会の始まる時間になり教室の引き戸が開く。
?「皆、席に付け、これか説明会を始める」
そう言いながら入って来た、黒に近い茶髪のポニーテール、鼻の上に真一文字の傷がある男の人が、入って来て黒板の中央前に立つ。
間違いない、うみのイルカさんだ。
NARUTOの中で好きなキャラの一人が、目の前にと別の意味で緊張するな。
イルカ「今日から君達は、めでたく一人前の忍者になった訳だが、しかしまだまだ新米の下忍。本当に大変なのはこれからだ」
確かにイルカ先生の言う通りだ。
だって本当の試験が、次の日に行われるからな。
知っていても、いや知っているからこそ憂鬱になる。
どんな試験が待っている事やら、最悪の場合はまたダイオラマ魔法球に引き篭もろう。
イルカ「今後君達には、スリーマンセルの班を作り、上忍の先生の元、任務をこなしていく事になる」
さて、どの班になる事やら。
個人的には、王道だが第七班がいいな。
今後起きるか、内容がある程度分かる方が良い。
それにカカシさんにも、会ってみたいし。
イルカ「班は力のバランスが均等になる様、こっちで決めた、なお一つの班がフォーマンセルになる」
あ、これは俺が居るからどこか一つの班が、フォーマンセルになったのか。
そう言えば班は力を均等になる様に決めたと、言っていたが。
俺はどのぐらいの実力として、認識されているのだろう?
イルカ「それでは発表する」
イルカ先生は持っていた種類を見ながら一班から順に、知らない人の名前を読み上げていった。
そして名前を一班から六班まで呼ばれたが、まだ名前が呼ばれていない。
まさか七班になるのか、・・・・まさかそんな事がある訳が無いはず。
イルカ「では次、七班。波風ナルト、春野サクラ、うちはサスケ、そして高遠錬磨」
おい、マジで七班に加わってしまった。
これは神様が何か仕組んだな、絶対。
しかしここでも、原作と違い何故ナルトとサクラのリアクションがない?
ナルトの苗字がうずまきではなく、波風に変わったのは予想通りだが。
イルカ「次八班、日向ヒナタ、犬塚キバ、油女シノ」
それから黙々と班と名前を、イルカ先生は呼んでいき全ての班を呼び終える。
イルカ「班分けは以上。午後から上忍の先生を紹介する、それまで解散」
イルカ先生がそう言い教室から出ていくと、ほとんどの人達は教室から出ていった。
教室を見渡す限り残っているのは俺、ナルト、サクラ、サスケ、その他数名だ。
さて、この後どうしようか。
・・・・ここは同じ七班になった事だし、ナルト達と親睦を深めよう。
そう思いいったん教室を出て、念の為に食品庫から神威の空間に入れておいた菓子類を出す。
錬「こんだけあれば、いいのだろうか?」
両手にお菓子類を抱え、再び教室に入りナルト達に近づきナルトに声を掛ける。
錬「ちょっと良いか?」
ナ「おう、何か用かってばよ」
錬「初めまして、さっき同じ班になった高遠錬磨だ」
サクラ「ああ、貴方が錬磨さんね、私は春野サクラよ、よしくね」
ナ「俺ってばう、じゃなかった、波風ナルトだってばよ、よろしくな」
サ「・・・・うちはサスケだ」
ナルトとサクラは笑顔で挨拶するが、サスケは素っ気ない挨拶をしながら俺を観察してくる。
見た感じ三人とも仲は、原作みたいに悪くないな。
むしろ、仲がいい様な気が。
それに何だろうか、ナルト達に少し警戒されているのは何故?
まあ、こう言う時は平常心で誠心誠意対応しなくては。
錬「よろしく頼む、ナルト、サクラ、サスケ」
感想や誤字脱字があればよろしくお願いします。