ようこそ事なかれ至上主義の教室へ   作:田中ハーレム

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ぺっくすしてました。オリンパスまじでつまんない。バグ直さない運営はくたばれば良いと思う。


過去問

 それは櫛田との屋上パーティーを解散して自分の部屋へと戻る時の出来事だった。

 

「よう田中。ウチの奴が世話になったみてぇだな」

 

いや誰だよ。とか思っていたのだがどうやらこいつはCクラスのリーダーと呼ばれている男の龍園翔っぽい。ぽい というのは櫛田から聞いていた特徴のセンター分けロンゲに悪どい顔ってのにピッタリと当てはまっているからだ。

 

「あんだけうるさくしてたら嫌でもな。次からはしっかり教育しとけよ。図書室では静かにって」

 

そう言うと龍園は「クハッ」と笑ったかと思えば俺の横を通り過ぎて行った。その際に俺の横で「この借りはきっちり返させてもらうぜ」と言ったのを俺は聞き逃すわけもなく、また面倒ごとに巻き込まれる可能性が高確率になったため俺はがっくりと項垂れる。

 

 ……清隆の不幸体質が俺に乗り換えたか。仕方ないから今度学外に出てお祓いでもしてもらおう。そうだそれが良い。

 

そんな無理難題を考えるほど今後が嫌で仕方がなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 久しぶりに感じる休日に俺はベットでゴロゴロしていた。近くにあるテレビの前には清隆がいてテレビゲームをピコピコとやっている。Dクラスと違ってポイントに余裕がある俺たちだったがさすがにテレビとゲーム機器セットで買うと財産もあっという間に底を尽きてしまうので二人でお金を出し合って買った代物だ。一応この学内はインターネット回線が繋がっているのだが国が用意した学校というのもあってかかなり回線は安定しているためインターネット対戦系のゲームも容易だ。

 

「勉強会の件、なんか思いついたかー?」

 

それもこれも巻き込まれたのは全部櫛田のせいだ。しかし一応かかわってしまった件なのでなんらかの落としどころは付けたいところなのだが、結局なんにも思いつかずこうして清隆を呼んでみたわけだ。

質問に答えるべく清隆はゲームを中断して二枚のプリントを机の上に差し出す。

 

「おん?」

 

どちらともこの前行われた小テストの問題と全く同じであった。

 

「これは同時期に行われた過去の小テストのプリントとこの前の小テストのプリントだ」

 

そこまで清隆が言ったところで理解した。つまり中間試験試験も過去と同じ問題が出題される可能性が高いから”過去問”を入手すれば赤点回避の確率は大幅アップというわけだ。

 

「これどこで入手したん?」

「企業秘密だ」

 

ちょっとくらい教えてくれても良いじゃん。そんな俺の心情も知らずか清隆は中断していたゲームにへと視線を戻した。

後はこれを櫛田に持っていき説明して過去問をコピーしたのを上級生からゲットしてDクラスで配れば赤点トリオを救出作戦は完璧なのだが俺は思ってしまった。

 

 

 これをただで渡すのは、もったいない と。

 

 

 

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