今回は素敵な挿絵が三枚もあります!
「へへっ、よく見たらお嬢ちゃんも可愛いねぇ……」
「えっ、と私は……」
「ハァハァッ……!おじさんのきんのたまあげるからおいで~!」
黒ずくめの男は息を荒らげながらランの腕を掴んで来やがった!こ、こいつ目がヤバい!嫌がるランは男の腕を振り払おうとするが男の力は強く振りほどく事が出来ない。
嫌がる幼女に対して無理矢理手を出そうとするなどロリコンの風上にも置けねえ野郎だ!許せねぇ、俺が成敗してやるわ!
「ピチュ~~!」
食らえクソ野郎が!ずつき攻撃だ!俺は男に対して思いっきりずつきをかましてやった男は思わず尻餅を付いて倒れた。ざまぁみやがれ変態が!
「あ、ありがとうピチュー……」
「ピチュッピチュ!」
「ピチューの分際で邪魔しやがってぇえ!許せねぇ!スリープ、ぶっ倒せ!」
「スリ~」
逆上した男は黄色で長い鼻が特徴的なさいみんポケモンスリープを繰り出してきた……ってポケモン持ってるのかよ!!?マジかよ!
「ピチュー、初めてのバトルだね頑張って!」
ランが期待の眼差しで俺の事を見つめている……そんなキラキラした目で俺の事を見ないでくれぇ……仕方ない、クソッ!やったらぁ!
俺は頬っぺたの電気袋をバチバチ鳴らしながら男とスリープを威嚇する。
「威勢がいいじゃねえか……スリープ、はたく攻撃!」
「ス~~リィッ!!」
「ビヂュ!?」
ぐへぇっ!?
この漠野郎思いっきりビンタしやがった!親にだってこんな強くビンタされた事ねえぞ!俺は赤く腫れ上がった頬を涙目になりながら優しく擦る。うぅぅ……いてえよぉ……。
「こっちの番だね!ピチュー、はかいこうせん!」
・・・・はぁ!?使えねぇよ!?
「ピチュッ!ピチュピチュ!?」
「え?無理なの?」
ランの無茶振りに首を高速で首を横に振る。出来ねえわ!そもそも破壊する光線とかどうやったら出せるんだよ!
「スリープ、かなしばりだ!」
「スリ~~!」
「ピ………チュ!?」
な、なんだ急に体が動かなくなったぞ……!?どうなってるんだ……!
「へへっ……さっきのお返しだずつき!」
「スリ!」
「ピチュ~~!?」
スリープは動けない俺に頭突きをかました。
体重の軽い俺はいとも簡単にランの足元ま
でぶっ飛んだ。
「頑張ってピチュー!!負けないで~!」
「ピ、チュ……」
む、無茶言わないでくれよこちとら………もうボロボロで立ってるのだってやっとなんだよ……。ポ、ポケモンバトルなんてもうコリゴリだ……
「どくガス!」
「スリ~…………ブハ~~!」
「ピチュッ……!?ピチュピチュッ~~!!?」
がはっ……!?な、んだよこれ……!く、苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい!!!!スリープの吐き出した紫色のガスを浴びたら身体中から汗が吹き出して気分も悪くなって吐き気もする……!?身体中が痛い苦しい……!!!
「ピチューしっかりして……」
「ピ、チュ……」
ランが涙目で俺に訴え掛けて来るが……も、もう無理体はボロボロ……毒で体の言うことが効かない……こんな大怪我人生で初めてだ。
やっぱりピチューじゃ駄目なのか……
いや……負ける訳には行かない…!ここで倒れたらランが何されるか分からない…!
「ピ、チュ……!」
「ピチュー!」
「けっ、まだ立てるのかならトドメを刺してやる!ねんりき!」
「スリ~!」
スリープは近く落ちていた石を念力で持ち上げ物凄いスピードがこちらに飛ばしてきた……。
小さめの石だがこのスピードだ……当たったら体を貫くだろうなぁ……!
だけど……!こんな野郎には絶対負けねぇ……!
最後の力を振り絞れ!一か八かだがあの技使えるかやってみるか……!
俺は振り絞った力でスリープ向かって一直線に走り出す……!よし、ここで体に電気を纏う!!!
「なっ!?」
「えっ?」
「ピチュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」
食らえ、全力のボルテッカーだ!!!!
「スリィィィィィィィィッ!!?」
「スリープ!?」
俺の全力のボルテッカーでスリープは吹き飛ばされ念力で飛んできてた石もその場に落ちた。
か、勝った……人間やろうと思えば何でも出来るんだな……いや、今ポケモンだけど。
「すごい!すごい!凄いよ、ピチュー!初バトルでわたし達勝っちゃたよ!」
「ピチュ~」
「あはは、くすぐったいから顔舐めないでよ~」
俺もランを守る事が出来て良かったよペロペロ。そういやあの変態野郎は?
「畜生……なら次はこのポケモンで……」
げっ!?あの野郎二匹目を繰り出そうとしてやがる!?流石に俺の体力的にももう戦えねえよ!!!でもやるっきゃないのか……!
「そこまでよ」
「博士!」
「チッ……覚えてやがれ!」
お~!おっぱい博士が間一髪で助けに来てくれた。た、助かった……博士が現れた事によって黒ずくめの男は逃げていった。結局奴はなんだったんだ……。
「ピチュッ……」
「ピチュー!?」
あれ何か安心したら急に力が入らなくなってその場に倒れちまった………そうだ俺今毒状態なんだったわ……ヤバいこのままじゃ死……ぬ……。
「博士!ピチューが……」
「分かっているわこの子を早く研究所に戻って治療しないと……」
博士がボロボロになった俺を優しく持ち上げて抱き締めてくれた正直もう体動かねぇから助かるわ。
むにゅっ♥️
って……う、うおおぉぉ!!俺の体が博士のデカメロンに触れている!なんという柔らかさ……なんという包容力だ……。俺怪我人いや怪我ポケだし多少甘えるくらいいいよね?
「ピチュ~ピチュ~~!!」
「あっ♥️んんっ……♥️ちょっと暴れないで…///あぁんっ♥️」
俺は博士のおっぱいに顔を押し付けスリスリと擦り付ける。おぅふ……この感触ずっと味わっていたい……
俺は研究所に付くまで博士のおっぱいの感触を楽しんでいた。やはり周りからはただピチューが甘えているとしか思われないようだ。
やっぱり可愛いって正義なんだなこれがもしベトベターとかだったらアウトだったんだろうな。
~~
研究所に戻ってきた俺達はおっぱい博士に傷薬と毒消しを吹き掛けて貰いすっかりよくなった。一時はどうなるかと思ったぜ。
今は研究所にある治療室という場所で安静にしているようにと言われているが……暇だな。
ジッと待っているのは性に合わないんだよな。
よし、ランの所にでも行くか。
~~
クンクン……こっちからランの匂いがするなポケモンになった事で嗅覚が非常によくなったみたいだ。
あ、いた。
「ピチュ~!」
「あっ!?ピチュー、まだ安静にしてないと駄目なんじゃない?」
「ピチュ、ピチュ~!」
俺はランにドヤ顔をしながら胸を張って心配するなアピールをする。そんな俺を見てランも胸を撫で下ろした。
「ごめんね、ピチュー……」
うん?どうしたんだラン?急に謝りだして?
「私がもっとしっかりしていればピチューが大怪我せずに済んだかも知れないのに…ごめんね……」
「ピチュッピチュッ」
「きゃっ、くすぐったいよピチュー♪︎もしかして気にしないでって事かな……?」
「ピチュッ!」
そうだ気にしなくていいんだよラン誰でも初めては失敗するもんさだからそんな事一々気にしなくていいんだよ……ペロペロランの頬っぺ甘くて美味しい。
「ありがとうピチュー……それじゃ帰ろうか!」
「ピチュ~!」
ようやく家に帰れるのか……ランの家族と仲良く出来るかなぁ……。
「あら、ランちゃんもう帰るの?忘れ物よ」
「え?忘れ物?」
「ピチュッ?」
帰ろうとしたらおっぱい博士が何か白衣のポケットから取り出した。忘れ物……?ランは前に何か忘れていったのか?
博士が取り出したのは赤いスマホのような機械……これはまさか?
「ポケモン図鑑よ♪︎ランちゃんのね♪︎」
「わ、私のなんで!?」
「ランちゃんずっと町を出てこの『ロウラン他方』を冒険して見たかったんでしょ?」
「し、知ってたんだ博士」
「えぇ、でも中々ランちゃんの親御さんからの許可が下りなくてね。でもようやくさっき許可が下りたのよ♪︎」
ロウラン地方……知らない名前の地方だな。
しかし博士がランの親を説得したのか…でも何を言って納得させたんだ?
「お母さんに何を言ったの?」
あぁ、俺が思っていた事をランが代わりに言ってくれた。
「ランちゃんにはもう頼れるパートナーがいるから心配要りませんよって言ったの♪︎現にピチューがランちゃんを守ったしね♪︎」
「頼れるパートナー……うん、そうだよね!よーし!」
「あっ、ランちゃん!?」
「ピチュ!」
ランが突然研究所を飛び出した!俺も急いでランの後を追いかける!
「ピチュー!冒険に出掛けよう!」
「ピチュ~!」
こうして俺とポケモンごっこランの未知の地方『ロウラン』を廻る旅が始まった……。
To Be Continued
第4話は早めに投稿できると思います。
今回挿絵に協力して頂いたのはSKIMAで活動されている『Lyz』さんでした!