転生したらバルファルクって......詰みに詰んだ死にゲーでしょうか 作:リン・オルタナティブ
要注意!!
目が覚めたら夢だった。だなんて事が起こる筈もなく、天彗龍生活は既に五日目に入っていた。
四日間何をやっていたかと言うと、周辺を走り回って地形を頭に叩き込んでいました。はい。
某ピンクのチビが襲いかかるオンラインゲームアニメでも最初の10分で十キロ四方の縮尺地図を覚えろとか言いますし、これくらいは……ねぇ。
うんうんと頷いていると、ギュルルルル………と腹の虫が鳴り響く。
四日間全て水のみで活動を続けていた為、そろそろお肉を食べたいと言う願望を持ってしまった訳で、近くの草食モンスターを狩ろうかとぬぬぬと悩み、結局近くの草食モンスターを狩ることにした。
だってお腹が持たないんだもん!よくまぁ四日も水だけで生き延びたな俺。誉めてほしいよ全く!
そんなことを心で独り言ちつつ翼に龍気を溜め、アプノトスに狙いを定めて突貫する。
バルファルクが体内で生成する龍気はゴア・マガラが発する狂竜ウイルスに似ているらしいが、俺が
閑話休題。
......うめぇ。こんなに美味かったのか......アプノトスよ....。
俺はアプノトスの肉を咀嚼しながら、至福のときを過ごしていた。
モンハンでハンター達はアプノトスを狩り、その生肉で焼いたこんがり肉を食べてスタミナを上昇させていたなと俺は思い出した。
さて、と。........どうする?
アプノトスを丸々平らげたあと、身体を伸ばし全身の筋肉をほぐし、自身の背中にある一対の翼脚を開く。
ブレードのようにも見える鋭角的な造形をした翼脚はバルファルクの特徴的なフォルムを形づくる要素の一つであり、ジェット機の如く飛んだり龍気を装填し射撃したり、はたまた槍のように使ったり、汎用性のある
「(さて、行くとしますか!).......キィィィィィン!!」
決心すると龍気を噴射し、上空に舞い上がる。
バルファルクの骨格は
だがその特異な進化のおかげで、バルファルクは古龍一の飛行能力を獲得したのだ。いい進化だと思う____多分。
エンジン機関のような音を翼から発しながら、俺は大空へと舞い上がった。
◇
改めて上空に上がると、島の全貌が見えてきた。
島は小さく、無人島に近い島だった。どちらかと言えば地図に書かれることのない程小さな島だろうか。
______本来バルファルクは、
「(......最悪バルファルク大量発生するのかな?あ、でもその前にネギが確実に止めに来るだろうし......)」
ネギ____滅尽龍ネルギガンテ。自然の浄化作用の化身、古龍の抑止力とも呼べる、バルファルクと同じマガラ骨格の古龍。
全身を覆うトゲと圧倒的パワーを駆使して、タックルや彼の十八番技、滅尽拳は真面目に痛い.........らしい。
他の古龍は天候を変えたり地殻変動を起こしたりすることが可能だが、ネギにはそんな能力はない。その代わりに、驚異的な再生能力が備わっており、破損した体の棘も、十数秒もあれば元通りに修復できてしまうというチートじみた生態がある。
「(___行ってみるかぁ...。新大陸)」
ネギの出身は一応現大陸らしいが、彼が現在居座っている新大陸に足を運べば何かわかるかもしれない。
そんな淡い希望を持ちつつ俺は加速し、はるか上空___
______バルファルクの設定を頭の隅に置いて忘れたまま、だが。
-◇-
我々は見たんだ...。紅く光る彗星が飛んでいるのを........!
伝承の通りなら、かの古龍が再びこの地に現れたのだ。なにか不吉なことが起こるかもしれん。すぐに誰かへこのことを伝えなければ.........。
伝承は、繰り返される___。
昼間の空に突如として現れた紅い彗星は、世界中で目撃された。
そしてそのことは、ハンターズギルドの耳にも入り、その紅い彗星の進路は新大陸へ向かっていることが判明した。
ハンターズギルドは過去にも紅い彗星が見られていたことが記録されており、その目撃地域はドンドルマや他の主な街でもその存在は確認している。
ギルド本部は、新大陸に紅い彗星が現れた際には調査を行い、その正体を掴むよう要請。万が一古龍だった場合は、無理に手出しはしないようにと警告を付け足し、新大陸へその情報を送った。
そしてある日____彗星が、新大陸へ
今後この小説、短めで作っていこうかなと思ってるんですが、どうすか?
あと遅れましたが、バルファルク参戦おめでとう!