IS~この世界の宙が見たくて~   作:塊ロック

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お久しぶりです。
仁王やってたりモンハン始めたりで遅くなりました。


第二十八話「事後処理」

……目を覚ました時、目の前に映るのは青い空と、今にも泣きそうな顔をしたセシリアだった。

と言うかコアガンダムの顔にポタポタと水滴が落ちてきている。

 

「セシリア……」

「気が付かれましたのね!?」

「つ、あ、揺らすな、気持ち悪い……」

「あ、ご、ごめんなさい」

「気を失ってたからこのままだったのか……」

 

またコアガンダムの状態で倒れていた様だ。

俺の意識が無いと解除が出来ない仕様上、命に関わる状況に陥った場合の事を考えるとゾッとする。

 

「どう、なった……?」

「あの後、一夏さんがアンノウンを切り伏せ、コアを破壊しましたわ」

「そっか……良かった」

「良くありません!!」

 

セシリアが怒鳴った。

普段とまた違う剣幕に驚く。

 

「セシリア……?」

「良くなんて、ありませんわ……どうして那由太さんが、そんなボロボロになる必要があったんですか」

「……何でだろうな」

 

あの時、最善は一夏に攻撃させることだった。

だから、俺は最悪スキさえ作れれば良かった。

 

「どうして平然と自分を犠牲にするのですか……貴方には、夢があるのではありませんの?」

「……何で、だろうな」

「那由太さん!」

「騒ぐな、大馬鹿者ども」

「あがっ」

 

蹴っ飛ばされた。

コアガンダム形態のまま転がされる。

誰だよ全く。

 

「お、織斑先生……」

 

待て待てこの人生身で全身装甲の俺のIS蹴っ飛ばしたぞ。

 

「いつまでここで寝ているつもりだ。さっさと戻れ。着替えたらすぐに職員室に来い。良いな」

「「は、はい……」」

 

 

 

――――――――――

 

 

 

職員室で通達されたのは、案の定緘口令だった。

今回のアンノウンに関する一切の口外を禁じる。

誓約書まで書かされてその上反省文も追加。

特に、アリーナのシールドを破壊した一夏は俺たちの倍をドン。

 

「あー……疲れた」

 

くたびれた一夏と共に、帰路に着いていた。

俺の怪我も大したことはなく……しばらく訓練も運動も禁止だけど。

 

「お互い、無事で良かったな」

「全くだ。そう言えば一夏、鈴音とはどうなったんだ?」

「どうって」

「仲直りだよ。したのか?」

「まあ、出来たよ」

「そうか」

「お前こそ、セシリアにちゃんと会ったのかよ」

「怒られたよ、めちゃくちゃな」

「そうなのか……なんか、アイツも変わったな」

「ん?」

「前は、自分の事に精一杯だったのに。誰かの為に怒れるなんてさ」

「……かもな」

 

人が変わるっていうのも、案外難しくないのかもしれない。

 

……なんて、感傷に浸ろうとしたら。

 

「那由太。俺凄い嫌な予感がする」

「奇遇だな。俺もだ」

 

寮の前に、長蛇の列が出来上がっていた。

 

「……どうする?」

「先生に事情を話して裏から入れてもらおう」

 

後々分かったが、あの列はアリーナで起こった出来事を知ろうとした集まりだったらしい。

全員後日漏れなく、当分の間デザート抜きだそうだ。

 

「耳が良すぎるのも考えものだな」

「うう、那由太君……そのプリン恵んでくれませんか」

「駄目だ」

「鬼ーっ!!」

 

 

 

 

 




そろそろ転校生✕2がやって来ますが、ポジションはどうしたものだろうか……。
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