IS~この世界の宙が見たくて~   作:塊ロック

42 / 46
第四十話「プラネッツシステム2」

 

『ありますよ、火力一点特化型アーマー』

「えっ」

 

翌日。

何となく不動さんにメールを送ってみればすぐに連絡をくれたのでアーマーの件で話をしていた。

しかしまぁこの人はいつも行動力溢れる人だ。

 

『はい!その名もサターンアーマー!マーズアーマーもパワーはありますが近接格闘よりも硬い相手に特化したアーマーです!』

「へ、へー……作ってらしたんですね」

『作っていたと言うよりも改良していた、の方が正しいですね』

「?改良、ですか」

 

何だ、初耳だけど。

改良ってどういう事だ……?

 

『はい。先代の計画を引き継いでやってますので』

「そうだったんですね……その先代と言うのは?」

『ちょっとした事故で、亡くなってしまって』

「あ、そうだったんですね……スミマセン」

『いえいえ!今こうして星海さんに乗ってもらえてるんです!先代も喜んでますよきっと!』

 

危うく空気が暗くなるところだったが、そもそも不動さんが明るい人で良かった。

 

先代、か……どんな人だったんだろう。

 

『ただ、ちょっとした問題が……』

「問題ですか」

『燃費が物凄い悪いんです』

「燃費」

『おそらく今のコアガンダムに換装すれば1分程度しか保ちません』

「何という……」

 

聞けば残り4つのアーマーそれぞれが燃費最悪の代わりに一点特化している代物だとか。

 

破砕用アーマーのサターン。

狙撃用アーマーのウラヌス。

高機動戦闘用のジュピター。

 

そして、

 

「大気圏突破用……」

 

地上から宇宙へ向かう、ただその為のアーマー。

その名も、ネプチューン。

大気圏突破、か……これを使えば……宇宙に手が届くのだろうか。

 

……しかし、1分。

こんな時間ではおそらく大気圏を突破する事は不可能だろう。

 

『この4つを含めた8つのアーマーが揃う事で、プラネッツシステムが完成します』

 

8つの惑星。

それに擬えたシステム。

それこそが俺の力。

 

「……不動さん。取り敢えずその4つを受け取ってもいいでしょうか」

『え"。でもこれは……』

「実働データも取れます。動かしていけば改善点も見えるかもしれません」

『うーん……そこまで言うのなら。また後日受け取りに来てください』

「ありがとうございます!!」

 

取り敢えず、その4つはすぐに使わないにしても使えるようにしておかないと。

 

『あ、それと』

「はい?」

『タッグトーナメント、頑張ってくださいね!』

「え、たはは……よくご存知で」

『コアガンダムにログが残ってますからね!かなり激戦をくぐり抜けてるみたいで、星海君と一緒に強くなっていますよ!』

「ええ……こいつは、大事な相棒です」

『大事にしてあげてくださいね』

「はい!」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。