異端な世界   作:らふ

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しゃー少しふざけました。すいません。


第4節 運命的な出会い

どすっ

そんな効果音が流れた。これを聞いた人はまず何事かを考えこんな音を出す状況こんな音を出すものを考えるだろう。時にナイフ、時にピック、時にダース

 

......あれ、死んだくね。冒頭から死ぬって。なんだよまだ始まったばっかだよ?ナレーションさーーーんおーーーーい!!

 

 

ぴーぴー

どうしましたでしょうか。こちら脳内ナレーション担当を受け持つ馴 ションというものですが。

 

 

本当に出ちゃったよ。どうなってんの??

 

 

どうなってんのと言われましても、事実としてのべられるのは、特に用はないのならば容易に呼ぶな。俺の睡眠時間削りやがって。特に仕事ないんだよこっちは。

 

 

うわー堂々とサボタージュ宣言しちゃってるよ。大丈夫なのナレーション業界。いやもう、ナレーション業界って時点でなんななんだよ。

 

 

それでわ〜ご利用〜ありがとうございました〜ついでに状況説明兼あらすじを述べますと

 

うわ、御都合主義ってやつだ。

 

黙りましょうね〜本題に移りまぁ〜す

 

突如死ぬと伝えられた自称主人公こと比企谷八幡。逃れるための手段は時下り、タイムスリップしかないと伝えられ止む無く実行。

そこに待ってたのは誰もが羨むリア充生活。

 

 

死にやがれでございます。

 

 

アナウンスが終わると直後に八幡は我に帰り今あったナレーションにケチつ受けなければと無性に思い、つぶやいた。

 

 

「いやいやいやいや、まず自称主人公ってなに?

俺は主人公ですらないよ??

 

タイムスリップについてはあまり説明されてないんだよなぁ。まぁ、いきなりあなた死にます、タイムスリップしてくださいって言われても納得できないのは当たり前だよな。死んでしまうならしょうがないと思うから仕方なくだけれど。

 

 

最後のなんだよ。俺だぞかの目の腐った捻くれボーイ兼コミュ症の俺だぞ俺。あるわけないかんなそれ。

 

死にやがれとか言ってたけど本当に大丈夫なのナレーション業界。」

 

とか、実感最後いらないけれどケチつけ終わった八幡は状況を理解し、今どこにいるのかを確認為すべく立ち上がると。

 

 

 

 

そこには広大な、壮大な、見渡す限り終わりの見えない森林、山、雑木林の自然が広がっていた。

 

 

 

わーい、きょうからさばいばるぅ\(^o^)/

ってなるかよ、馬鹿なの、いやもう馬鹿だろ。いきなり、起きた瞬間とても大きな自然が広がってましたなんて小学生でもまともな表現するぞ。しかもそれには、どこかもわからないおまけ付き。

 

 

現代で死ぬ前にここで死ぬな、俺。

 

まぁ、いつまでもここにいるのもアレだから、荷物整理から。いってみよー

 

はい、まずはスマホ。いや、超便利機能付き目覚まし時計。ゴミから出てくるとは。しかもこれ時代によっては使えねぇぞ。二三年過去に飛んだのなら大丈夫だが。そう祈ろうってかそうであってほしい。あっでも俺この時期中二患ってたな、やっぱやめてください。せめて黒歴......4歳くらいまではなかったがそれからは黒歴史尽くめだな俺って。ぐすっ

な、泣いてなんかないんだからねっ(裏声)

きもいなやめよう。

 

次、テッテレーソーラーチャージャー!

ひみつ道具みたいだな。ついでにこの森から脱せるひみつ道具出してどらえもーん!

ってか、これ入れた覚えないぞ。あっ、何かメモ挟まってる。んーなになに、テッテレーソーラーチャージャー京みからのひみつ道具だよはちえもん。

いやいや、俺はあいつの兄じゃねぇぞ。なんだよはちえもんって。でも、考えることは同じみたいだな。ふふっ、あいてぇなぁ。っと物思いにふけってないで次々っと。

 

どうモーー○○ショッピングです今日の品は

最新低燃費タブレットー

内臓バッテリーは7日くらいは持ちます

無駄に家にいることとかが多かったから、内臓蔵書の数なんと田舎とかの図書館に負けないくらい入ってる。約40万冊だっ小説をはじめ、自己啓発、哲学、海外書、辞典、参考書、雑学、料理本。こんなに多いとは、お値段はなんとって俺の思想乗っ取られてる、乗っ取られてるよ。っぶねぇ、でもこれ本当売ったら結構値はると思うんだよなぁ。どんだけ家にいる時間長いんだってはなしだよなぁ。そこ友達いないから当たり前って言わない。このタブレットが友達だもん。ぐすっ

な、泣いてなんかないんだからねっ(二回目)

 

あとは、psp。

懐っ。久しぶりに見たなこれ。しかも、初期モデルじゃんこれ。これこそ、この時代のものなんじゃねぇか?あっ、でも違うな、覚えあるわ初めて買ったゲームがこれで、モンハンめっちゃやったなぁ。ラオシャンロンなんか倒すのに1年はかかったぞ。あっ、ランクはすでにカンスト済みな。これ常識だから覚えておくように。テスト出るぞー。アカムトルムなんか手こずったなぁ。一人だったから勝てる気しなくてどれだけ諦めたことか。絶対あれ一人で勝てるようになるまで時間かかるだろ。友達いればなぁ。っ、どうせ俺はゲームと友達ですよ。ぐすっ。

ななな、泣いてなんかないんだからねっ(3回目)

 

っと、次は水晶。

これ結構思い入れあるんだよなぁ。京矢からもらったやつだけど。なんか先祖のものって言ってたな。京矢の先祖は俺のの遠い血縁でもあるけれど、京矢の先祖だからなぁ、京矢の両親ですらあんな元気なんだから。おそらく、元気すぎるんだろうが。

 

でもなんとなく、理由はないけど、懐かしい感じがするんだよな。これ。だからか、占いをするときはいつもこれを使い、肩見放さず持っていた。

よく考えると、お守りみたいだなこれ。

 

さてさてさーて次の商ひn....んんっ次はギター

 

おおっ、エレキギター!!この際だ銘柄は問わん。まぁ、一言言うと悪くない。いやむしろいい。

 

.....中三の頃以降触ってなかったな。

だからか愛着はあるがいまだにあのことを思い出す。だが、今はそんなことどうでもいいし、過去に来たんだ思い出すこともあまりないだろう。

 

しかし、楽しかったなぁ。バンド。あの頃はあまりバンドは流行って今なかったが、何だっけ?えーーと、あっそうだ!

 

 

 

「SPASE」

 

だっけか?のオーナーが「これからガールズバンドの時代が始まるよ。ハチもこれから頑張りな」とか言っていたが、何で俺にその話すんだよって話だよな。俺は女じゃねぇっての。あれか、周囲からは女に見えてるってか?ふざけんな。泣くぞ俺が!

 

そういえば、友希那元気にやってっかな。悪いことしたよなぁ。あいつは本気でやってたのに、俺はあれだけのことで引退したんだから。ふむ、これを機に初めてみるのもいいかな。

 

しかし、やるってもなぁ。ピックとアンプはあるけどアンプは......これ持ち運びタイプだ!しかもUSB対応してる?!めずらしっ!

そう言っても、金もあんまないし、弦は買えないだろうしな。まぁ、それに関しては思いっきり引かなければいいだけだから大丈夫か。

 

 

 

さてさてさーて.......疲れたぁ。いやいや、多すぎでしょ荷物いや嬉しいけど。お次はっと...刀!?

えっと?刀だと?!いやいやいや、刀っていやかっこいいしなんかつばもかっこいいからいいけど。うん、男のロマンだ。

 

そう思いながらも刀身が気になるようで....

 

うおっすげぇ綺麗って....あれ?色が変わっていくだと!?いや、刀ってだけで異質なのに刀自体も異質って。いや、色も綺麗だなあ。

 

虹色ってこんなにも綺麗だったんだな。いや、虹って見たことないし三原色とかは見たことあるけど虹はなかった。

 

え?使えるかって?うーむ、体育の授業の範囲では使えるが、実戦で使えるかどうか。って、実戦なんかないよね?

 

おっと、次々。はーいお次はバスケットボール。此れは、前々に部活でやってたやつだ。

 

あんまし楽しくなかったな部活は。いや、友達いない俺でもやれると思ってやったら、全く楽しくなくて3ヶ月くらいでやめたんだったな。

まぁ、運動神経は悪くはないはずだし、今もできるはずだ。

 

っていうか、今気づいたけれど、ものって時代から時代へ持ってこれるんだな。体だけ消えて、体だけ過去へ行くのかと思いきや、物事消えるとは、世界からも嫌われてるのか?

 

いえ、それはないかと。

 

うおっ、いきなり現れんなよ。

 

あなた、が疑問符浮かべるからです。あと、何時間かしたら自然消滅するのでお気になさらず。

 

説明すると、ものごと消えないと、服を着た状態でタイムスリップできないからです。それだけ考えるとタイムトリップですね。期限も有るし、羨ましいです。リア充だし、一層の事乗っ取りましょうか?

 

いやいや、物騒だな。そんなバカなことやめろ、いややめてください。

 

ふふっ、冗談だよ。説明終了したので業務へ戻ります。眠いので。

 

えっ、ナレーターって業務内容睡眠なの?俺、専業主婦志望だったけどナレーターになろうかな。寝てればいいって最高じゃん。

 

やめたほうがいいかと。ナレーション検定、1級の取得を条件としてるので難しいですよ。

 

ナレーション検定ってなんだよ。聞いたら後が怖そうだから聞かないけれど。っと、そんなことより荷物整理終わってない。

 

最後に一日分の食料と此れは手紙?

誰からのかは想像がついたので確認せずに開けてみると。

 

拝啓比企ヶ谷八幡様

今回の件につきまして詳細を話さず実行してしまったことを心より謝罪させていただきます。何より時間がなかったため、詮無きこととおと捉えください。

 

本題として、今回のタイムスリップについて説明させていただきます。理由は多分お話ししたことと思いますが、もう一度お話しさせていただきます。

 

だって、話すの忘れてたら怖いから。

 

葉山隼人があなたを殺害すべく、貴方の家ひいては、貴方がいる場所を突き止め、何かしらの手段を講じて殺害してきます。

 

これは変えることのできない事実であり、どんな手段を用いても、逃れることは叶わないと未来予知で見ることができました。

 

だが、それならばいなくなれば、もとい現代から消えれば大丈夫なのかと思えば、案の定、大丈夫であり助かるとのことがわかりました。

 

私自身この子のがわかった途端、喜びで胸が高鳴りましたが、同時に悲しくもありました。だって、1ヶ月会えないだけでも寂しいのに二、三年も?ふざけているのかと問いたいくらいです。でも仕方ないし、

 

あれっ、涙で濡れて先が見えない。

一枚めくってみると、そこからは涙の跡がなかった。どうして涙がわかったかは、実際に話している時、泣きそうだったから、本題に悲しい事実があるんだろう、理由があるんだろうと思い。聞かないし、見ることも忍びなく思えた。

 

により、このことを書いた次第です。どうか、私のことは忘れないでください。一だって私は----------ましたから。これで本当にサヨナラです。どうか、神の慈悲があらんことを。

 

京矢は大事で、大切で、一番友人だった。戸塚と比べ物にならないくらい。あっでも、戸塚も違うベクトルで大切な友人だったよ。毎日お味噌汁作ってあげたいくらい。

 

あっ、あと小町もそっちに行くと思います。

 

 

んっ、小町?こまちってお米のか?そんなもの入ってないぞ?って事はあの小町か?まじか、何妹勝手にタイムスリップさせてんだよ。

 

ごめんね、てへべろ

 

脳内で舌出して笑ってる姿が見える。あざとい、が今はそんな脳内でのあざとさが恋しく思えた。

それよりも、こまちいんのかどこだっ.......

 

「あっ、おにーーーーーどちら様ですか」

 

「あっ小町か?」

 

いた、早速いたよ、全く、前置きなく出てくるなよな。しかし、

小町に誰か問われるとは、何故だ解せぬ。

 

「あっやっぱりお兄ちゃん?」

 

「見たらわかるだろ。何言ってんだ?こんな暗がりだから見えないのか?」

 

「見えるよ見えるけど、容姿が変わってるからっていうか性別が変わってるから。」

 

「容姿が変わってるってのはわかるが、いやわかんないけどこの際だからわかるけど、性別が変わってるってのは何だよ?俺のお得意の自虐が入り込む余地ないぞ?」

 

「自虐はお得意だったんだ。これで長年の謎が解けたよ。だいうのはどうでもいいんだよお兄ちゃん。昨日の晩御飯の内容ほどどうでもいいよ」

 

「はっ、晩御飯の内容はどうでもよくないだろ。俺だって覚えてるぞ。えっとーーーーアレ?何だっけ?」

 

「覚えてないんじゃん」

 

だって、今日こんなことがあったんだからそんなこと考えてる暇ないよ。八幡泣いちゃうよ?あっ今日荷物整理で三回も泣きそうになったんだった。そもそもの話、いきなりそんな話題提示されて、はいこれって現実で言えるわけないじゃん。ラノベとかならざらにあるが。

 

「そんなことよりも、それはうーーん.....」

 

そう言いながら、小町は俺の体を隅から隅まで物申すような、舐め回すような、視線で見てくる。

 

「胸はないし、あれはついてそうだし、顔もメガネはついてるけど、少し男らしさが残ってるし。うんっ、女装だね。」

 

「えええええええっ?俺女装してんの?いつのまに?今日は女装なんてする暇なんてなかったししようとすら思わないよ?」

 

「お兄ちゃんの今の姿がそう物語ってるよ。その目立たない小さいメガネにその腐ってない綺麗に光るエメラルドグリーンの瞳そして、その長髪。端正な顔付きからもう女性だとしか思えないよ。もこれはこれで何かそそるものがっ。じゅるっ。

おっといけない。いけない世界へ行っちゃうところだった。でもこれの仕立ても京也さんがしたものなんだろうな。ちょっと妬ける。」

 

「俺は小町も京矢と同じくらい、いやそれ以上に大切な存在なんだからそんな顔するな。美人が台無しだぞ。」

 

そう言いながら慣れた手つきで、頭を撫で回す。

 

「その姿で言われても自信つかないって。お兄ちゃん。でも、今の小町的にポイント高いよ。」

 

気持ちよさそうにそういうが、だれでもこういうだろう

 

「最後のがなければなぁ。っていうか、普段の口調はちゃんとしてるんだし、何とかならないのかよ。」

 

「ううん、この口調はお兄ちゃんに対してだけだから。嫌ならやめるけど、嫌なのお兄ちゃん?」

うるうる

 

うるうるとした涙目でかつ上目遣いで迫ってきて、可愛い可愛い過ぎるまである。もう即座に告白して振られちゃうレベル」

 

「何なら本当に告白してくれてもいいんだよ。」

 

「いやいや、兄弟で恋愛なんてしてみろ。世間からどう見られるか、ただでさえ目が腐っていて理解に苦しむタイプとか言われてんのに。

 

俺に京介さんみたいな度胸はないっ。あの実質リア充のような度胸はな」

 

「ちぇーー(何気にお兄ちゃんもリア充のようなことしてるんだよなぁ)」

 

「何で本当に残念そうなんだよ」

 

あっ、今だからこそ思い出したが、今日朝というか、昨日の朝、襲いかかってきたんだったな此奴。合法的ならとか思ってそうだなぁ。

 

「まぁ、もう遅いっていうか。これ以上話してると夜開けるから寝るな。また明日、以降について話し合おうぜ。」

 

「了解でーーす」

 

そう言いながら、眠りについた。兄妹二人並んで眠っている姿はさながら、夫婦のように思われた。とまれかくまれ物語が始まるための戯曲が奏でられる音色は悲しいもの悲劇を模している事にはきずくことはできない。

 

舞台は悲劇。

 

それでも、偏に見える幸せ一抹の思いを大切にしていく二人の物語はきっと誰からも綺麗に見えるだろう。

 

美しいものは儚いからこそ輝く。残酷な定義であるが否定はできないものであり忌々しくあるがそれでもやはり、美しい。

 

 

 

 

 

 

夜が明けあさが来た。ドラクエなら、宿屋で夜を開けると回復しているが、現実はそう単純ではなく、寝るだけで解決できる問題など今回はなかった。当然だ。ここにきた詳細も理解していないし、当面の問題としてあげられるここからの脱出と出た後の金銭的問題や、寝床なども問題も解決していないし........やる事は山積みであり、専業主婦志望などとのたまう程に仕事に対する思いが悪感情だった八幡にとって苦痛でしかなかった。

 

誰か助けてー

 

どうかしましたか?

 

お前は出てこんでええわ。びっくりしたー。ナレーション帰ったんじゃないのか?

 

どうにもあなたの脳内から帰れなくなりまして、少しの間リア充生活を見させていだきます。

 

興味津々じゃねぇか?

見せもんじゃねぇよ。

 

起きた事だし今日すべきことをするとしますか。まぁ、と言っても限られてるしできる事自体少ないんだがな。

 

こんな状況だし。

 

さてと、小町起こしますか。久しぶりに俺から起こすなぁ。感慨深いが、妹でも容赦しない..............ん?

 

こうしてみると、小町も小柄だし一人の可愛い少女、ぐふふ、さてどうさばきましょうか親方。

おっといかんいかん、変態思想に浸っていた。妹にそんな思想抱くとかどんな変態だよ。と心の中で一人くだらないことを考えるが。

 

起こすか。

 

起こすにしても人それぞれ、方法がある。例としてあげられるのが、放任タイプ。一度声をかけて、放置しておくと、自然に起きて清々しい朝を迎える?ことのできる方法であり、俺も一番好きな方法だ。まぁ、最も俺の場合は延長1時間くらいとるが。人によっては、面倒だから一回声かけたという実証があれば、後で言い訳できると考える人もおり、実際我が母親はそうだった。「何で起こしてくれなかった?」と聞くと「は?何言ってるのちゃんと起こしたでしょ?」と必ずかえってくる。そう返されるたび愛されてないなぁ、とか考えるがよくよく考えれば、もともと寝起きが悪いのが悪いのである。そんなのどうしようもないだろ。といつもゴチるが本当にこればかりはしょうがない。

 

それに起きる方も起きる方だ。起き方も人それぞれで、目覚まし時計で起きるという人もいれば、前述のとうり起こされて起きる人もおり、これについては、どちらでもいいという人も多いであろう。

 

まあ、何が言いたいのかというと、起き方、起こされ方は人によってはこだわる人もいるわけで、小町もその類だから........

 

結論

 

 

 

 

無理やり起こす

 

 

 

 

よーし、早朝1発目選手比企谷八幡いきまーす

 

「こーーーまーーーちーーーーー朝だぞーー起きローーー」

 

と、宛ら鳥もびっくり、そこらに居る虫ですら驚いてざわざわと逃げていく。えっ?虫って聴覚ないよね?ねぇ?何で逃げるの?

 

「んん?お兄ちゃんうるさい、後30年くらいだけ待ってそしたら子供作ろ。」

 

「いやいやいや、俺が前言ってた待ってのニュアントとちがーう!そんなことより早く起きろー」

 

怒鳴りつけるつける。常考、こんな朝からうるさい!!と近所からクレームが来ること請け合いだが、ここは森、そう森なのだ。言葉を発するものは俺たちしかいない。だからか、静かだ。そう、俺の声が大音量で響き終いにはやまびことなって何度も声量は低くなれど聞こえてくるくらいには。

 

だがしかし、起きない。そう、こんなことくらいじゃ起きないのだ。大音量で起きないことをくらいで表現するくらいには。

 

(今度コンポを大音量でつけて、音楽でも流してみるか?まぁ、そもそもそんな機会は訪れないだろうが)

 

そう思いながらも、起きる方法を一つ思いつく。

 

(そういや、前に俺が寝言で結婚しますって言って小町が急に激しく起こしてきたんだっけか。当時は寝言なんてわかるはずもなく、何だこんな朝っぱらからとか思いながら理由を聞いたらそう返されたんだっけ。懐い。試しに言ってみるかな)

 

「小町!俺、結婚しますっ!今...までありがとうっ!」涙声

 

「ええええええ!お兄ちゃん、お兄ちゃん、けけ結婚????相手は誰、そいつ今からコロシニイく。式はまだだよね。今すぐ中止の方向で。ご両親の挨拶とかは終わらせたの?親には絶対に反対するように言っておかなくちゃ。あとあと......」

 

「まてまて、冗談だ冗談だって。」あせあせ

 

焦りながら、そういうがほんと怖い。なんか今すぐにも俺を殺しそうな剣幕で迫ってくるんだもん。な泣きそうになんか......いや、はいごめんなさいなりました。なりましたとも。だって怖いものは怖いんだから。

 

「ハァァァァァァ、良かった。お兄ちゃんはワタシトケッコンスルンダカラホカノメスブタトイッショニナッタラダメダヨ」

 

「んん?最後の方聞き取れなかったが??まぁいいか。(聞いたらなんか危ない気がするし、小町の顔が女の子のする顔じゃない。プロの殺し屋の顔だ。怖い怖いよ小町。そんな子に育てた覚えはありませんっ。)それよりも、今後の予定っ」

 

どすっ

 

あれっ?聞き覚えのある音がまたもや。昨日は木から落ちただけだが、今回は何だ?吹き矢?サイレント銃?デスガン?.....

何で死んだ前提なんだよ。てか最後の何?デスガンって、もっと他にあっただろアイスピックとか。あれ?マジで俺死んだ?

 

「いってて、あれ?よかったー死んでない死んでないよ俺。フラグ回収完了」

 

「んんんー。私としたことが、これまで一度も飛んでいるときに落ちたことないのに。運が悪かったんでしょうか?」

 

「「ん?」」

 

そこには、今にも消えてしまいそうなはかなさを兼ね備えながらもそれを際立て秀麗であるかにした、例えるならば蝶。蝶のような美しく芸術品のような人がそこにいた。

 

 

 

 

 

 

今思えばこれも運命的な出会いなんだろうな。

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