高校2年修学旅行に来ている。
そして、昨日奉仕部で依頼を受け遂行中である。
依頼内容は"戸部の告白のサポート"というもの。
但し、1人解せない行動をしているものがいる。
葉山隼人-いつも絵に描いたような笑顔を浮かべて仮面をつけている。雪ノ下さんといい勝負だろう。仮面をとった本当の姿を見てみたいものだ。
まぁなんか怖いからいいけど。
(戸部の告白かぁ〜失敗するんだろうなぁ。失敗することを確定として、じゃあなんで葉山は中立であるような立ち位置にいるのか?そういえば海老名さんがあのあと以来に来たな男子の仲を保つようにという依頼。でも今見たところでは男子の仲は程よく保てているはず。もし、元々別の依頼を頼んだんだとしたら?それは"グループの維持"だとする。だとしたら、それは戸部の告白を未然に防いで欲しいという依頼となる。"それ"を遂行してしまうと俺の思いはどうなるのか?もしあいつなら許してくれるだろうか。もしなんて考えるだけ無駄か。もし俺なら、もしあいつならなんて幻想でしかない確定事項でない限り推察の域を出ない。これが終わっ「ちょ、聞いてんのヒキオ!」
八幡「うわっ、なんだよあーしさん」
優美子「あーしさんじゃないし」
八幡「なんだよ三浦。俺今考え事してんだけど」
優美子「余計なことしないでよ!!」
八幡「あ?」
いやいきなり言われても。まぁ何のことかは大体検討がつくけど、どうせ今俺が読んでいる本のことだろ。残念(¥.¥//)ファッショ「違うし」えちょ心読むのやめてくんない。怖い、怖い。てかこんなの着る人いんの?これとか、ぷぷっ......くっ...
「ちゃんと聞いて」
八幡「うわっ.....」ガサッ
・・・・・タレント雑誌だと....誰だよファッション雑誌とか言った奴。割とガチで着ようかと思っちゃったじゃん。
八幡「////」
優美子「〜〜〜〜〜〜から、嫌いなんだと思うそいうの。ねぇ、ちゃんと聞いてる??」
八幡「////」「ねえっ!!」
うぉっ、びくったぁー
いきなり高い声上げんなよ。心臓に悪い。てか、俺我に帰るまで結構時間たった?って3分じゃん。恥ずかしさのあまり3分も気を失っていたのか、いやー失敬失敬、剣呑剣呑、ここが戦場ならきさましんでるぞ、とかいう声が聞こえてきそうだか。
「さわかったよ、余計な行動は極力控える」
「極力じゃなくてしないで」
「おーけー」
結論は出た。
俺は遂行するしかないだろう。
それが俺の答え、俺のやり方、あいつらなら、唯一理解してくれたあいつ達なら、きっと認めてくれる-ーーー俺の求めていた答えはあの場所にあるのだからーー
その後葉山から色々言われて今に至る。
戸部の告白のサポート
葉山グループの維持
これを達成するためには嘘告白しかない。
あいつらなら、俺の行動を理解してくれたあいつらならわかってくれるだろう。
ーーーーーー上手く説明できなくて
止めろお前なら分かってくれるお前なら理解してるだろそうやってまた
ーーーもどかしいのだけれど
止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止め
ー貴方のやり方嫌いだわ
元から分かってたこれは幻想だ、俺が勝手に描いてたただの願望だ。そんなもの俺がいつもいつも嫌ってた欺瞞だという事も。
それからというもの学校には行ってない。
理由としては虐めー恐喝、陰口、暴力などそして教師からは見ても目をそらすだけだった。
俺は世界の全てが欺瞞であることを知った。
そして、この世界から逃げるため、この腐った世界から消えるため、俺はゲームに入り浸った。
SAO
VR技術搭載の最新のゲーム。丁度β版もやっていたため丁度いいと思った。小町からゲームばっかしてないで学校行ったら?と言われ目を背けると「学校で何かあった?」と言われもしたがもうこの世界には望むものはない。勝手に望んで、勝手に絶望するくらいならもうそのサイクル要らない。辞めてしまった方がいいんだよ全て。
これから起こる全てのことに期待を膨らませ不敵に笑んだ。
八幡「リンクスタート」
始まった。終わりの始まりが。
それから、同時刻同家では
「お兄ちゃんも買ってたよねこれ。丸くて黒いから、お兄ちゃんとか中二拗らせていた人にはどストライクだろうなぁ。とかそんなこと言ってたら始まったちゃうよ。」
戯言を吐き捨てながらも、颯爽と準備しそれでいて強い意志を持ち、何か目標があるかに思われた。
そう、兄の写真を舐めるように見ながら、
「お兄ちゃん。小町はお兄ちゃんのこと大好きだし、それはこれからも変わらない。だから、いつまでもどこでも一緒だよ。勝手にはなれないでよ。あっ今の小町的にポイント高い!!」
妖艶な笑みを浮かべ、八幡とは別の意味で期待を膨らませながら起動発声する。
「りんくすたーとっ」
.........言葉の意味は理解しているはずだ。多分。