金木研ではあるけど喰種の世界の彼ではなく、あくまで喰種の世界の彼に限りなく近い別人です。
性格や口調は研くん寄りですが、一応オリ主に近いのでそういうのが苦手な方はブラウザバックお願いします。
ついでに、評価が良ければこちらも更新していきます。
「おい、カネキ。今日は電車なんだろ。帰るぞ。」
綺麗な紅と白のツートンカラー。サラサラとしたストレート。
見れば見るほど引き込まれそうな、右とは違う色の左目。
彼とは幼稚園からの仲で、たまたま今までずっと同じクラスだった。
合計13年彼とは同じ教室で過ごしている。
彼は有名なヒーローの息子で、偶に傷だらけで学校へ来たり学校に来なかったりした。
小学校低学年の頃だっただろうか。彼の綺麗な左目の周りが大火傷によって傷ついているの見て、とても心配したのを覚えている。
今ではその火傷跡によって綺麗な左目が引き立っていてそれもまた良いな。と思える程には慣れているけど。
「うん。帰ろうか焦凍君。」
僕は、自分の名前が嫌いだ。
男の子みたいで嫌いだ。
それをお母さんに言うといつも顔を赤くして怒られる。
だから嫌いだ。
そのお母さんももういないけど。
自分の名前が嫌いだから、彼に‘ケン’と呼ばれた時は少し嫌な顔をしてしまった。
理由を言ったら、直ぐに「ごめん」と言ってカネキ呼びに戻してくれた。
彼はとっても優しいと思う。
「今日は具合が良いのか?」
僕は‘個性’の都合で栄養がすごく偏ってしまう。
だから、いつも栄養失調気味で肌も病的に白いし髪も‘ストレス’やそのことがあり真っ白だ。
最近は身体が出来上がって来たからか体の調子が悪い事が少なくなったけど、でも保健室にはよくお世話になっている。
「そうだね。最近は具合がいい日が多いんだ。」
「そうか。それは、良かった。」
僕達はどっちも口下手で感情が表に出ない。
だから、会話も最低限だしあまり大声て笑ったりもしない。
でも、‘最低限’で‘最大限’のコミュニケーションをとっていると思う。
一言で彼の感情を理解できるのは僕だけだと思うし、僕の感情を理解してくれるのも彼だけだと思う。
「志望校。決めたのか?」
こちらの顔を見ながら呟く。
「決まったよ。やっぱり僕は焦凍君と同じ所にいきたい。」
僕は少し顔を赤らめながら言う。
「そうか。うん。いいな。」
少し嬉しそうだ。僕も嬉しい。
「ふふ」
少し笑って、他愛もない話を続けた。
ーーーーー
金木研
女 16歳
個性 喰種
背中〜腰から赫子と呼ばれる触腕を出す事が出来る。
普通の人間とは比にならない強靭な肉体と身体能力。
具体的には、悉くの刃物は体に通らず、ありとあらゆる攻撃をほぼ無効化する。仮に攻撃を受けて腹に穴が空いても異常な回復力で即座に傷が無かったことになる。
赫子を出す際右眼が紅と黒に染まる。
本人はこれを忌避していて、眼帯を欠かさずしていたがある切っ掛けで眼帯をしなくなった。
喰種の最大の特性は、動物の‘生肉’からしか栄養が取れないことであり、その他の食べ物や、調理済みの肉からは栄養が取れず味も感じない。
そのため成長期真っ只中である中学では保健室登校であった。
本人はあっさりとした鶏肉や個人的に美味しい組み合わせを探していた時に巡り会った『羊肉と豚肉の合い挽きミンチ肉』が好きで良く食べている。
ここからは本人が知る由もないのだが、喰種の個性は自分の赫子を喰う事により強化される。
赫子から細胞を摂取しその細胞を増殖させることで肉体、赫子を大幅に強化することが可能なのだ。
しかし本人は喰種という個性に強い忌避感があるので自分で自分の肉、人肉を食べる。という事はしないであろう。