カネキ(女)のヒーローアカデミア   作:青青

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1日で1000UAありがとうございます。
とりあえず二話目更新です。

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雄英入試

『リスナー達ィ!今日は俺のライブに来てくれてありがとう!!!』

 

五月蝿い...。

金髪の派手な髪型なDJ

彼はこの雄英高校の教師であり、実技試験の試験監督でもある

 

僕は、焦凍君が推薦で受かった雄英の一般入試に来ている。

ついさっき筆記が終わったところだ。

僕は病弱だったこともあって読書や勉強等の体を動かさず出来る事しか出来なかったから結構頭は良い。自分で言うのも恥ずかしいんだけどね。

だから、筆記は心配ない。

心配なのは実技なのだけど...

 

『これで説明は終わりだァ!各自自分の指定された会場に移動してくれェ!』

 

あ、全く聞いてなかった。

まぁ何とか...なるかな?

 

ーーーーー

 

「...凄い人」

 

目の前には、ヒーロー志望の同い年が沢山。

と言っても見た目はバラバラだ。

言葉通り、腕が6本あったり足が異様に長かったり。

それぞれの‘個性’だろう。それにある程度のアイテムは持ち込みOKというルールなので、鉄パイプを背中に背負う人や刀を腰に掛ける人、中には全身ガチガチのスーツで固めている人もいる。

かく言う僕の姿は、中学のジャージだ。

別にアイテムは必要ないし、見た目にこだわりがある訳でもない。

だから僕はジャ「ハイ、スタート」

 

「......?!」

 

いきなり発せられたスタートの一言。

多くの人は「は?」と疑問符を浮かべている。

そして先生からの「賽は投げられてるぞ」という言葉で慌てて、自分の個性を使い駆け出していく。

 

「僕も行かなきゃ」

 

スゥッと息を吸い込み、身体を落とし、胸が地面に着くかと錯覚するような前傾姿勢で駆け、速度を上げる。

先に飛び出して行った人達を抜かしみるみるうちに距離を離す。

 

「速...!!?」

 

隣をすれ違った他の受験生が、思わず呟く。

 

 

 

 

ドンッ!

 

「あれ、意外と脆い」

 

持ち前の素早さを活かしロボットの下に潜り込み、下からアッパーカットの容量で駆動に必須であろう部品を壊す。

 

「よし、次」

 

ーーーーー

 

「WOW、あの子凄いな」

 

「あぁ、確実に弱点を潰してる」

 

「他の会場にも結構いい子がいるぞ」

 

「今回は豊作か!」

 

「いーや、まださ。これからが...“本番”さ」

 

ーーーーー

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!

 

大地が揺れる

 

「地震...じゃない?」

 

地震にしては揺れが不規則...いや規則的過ぎる。

 

「オイ、オイオイ!ありゃあ、やべぇだろ!アレがゼロポイントなのかよォ!?」

 

地震の発生源。それは超巨大なロボットだった。

あれは所謂おじゃま虫なのだろう。

それにしても巨大だ。

 

「逃げろォ!」「あんなの無理だろ!」「うわぁぁ!!!」

 

周りの受験生達は一目散に逃げ出して行く。

 

「僕もぼちぼち逃げようかな。」

 

そうして踵を返したその時だった

 

「きゃっ!」

と、声が聞こえた。

 

良く目を凝らしてみると、ロボットが通るであろうその道の真ん中に黒髪ショートの女の子が瓦礫に足を挟んで倒れていた。

 

「ッ、抜けない!」

 

抜け出せずにいるようだ。

 

「うーん、僕が助ける必要は無いよね。どうせ監督してる先生が止めてくれるだろうし。」

 

これは試験だ。もし人を殺しでもしてしまったら学校の信用に関わる。

踏み潰す前にロボットが止まるだろう。と考えた金木はそのまま立ち去ろうとした。

 

「ごめんね......ッ!」

 

そうして一瞥して去ろうとした時、その子の顔が見えた。

ショート、にしては長いような髪。

片方が目にかかり片目しか見えないが、その片目は綺麗な蒼色で、でも少しツリ目気味で。

何故か懐かしい顔だった。

 

 

 

ダッ!

 

「もう...知らない!」

 

一気に加速しその女子へ駆け寄る。

 

「大丈夫?」

 

そうして、目線を合わせて話しかける

 

「う、うん。私のことはいいから早く逃げて!」

 

彼女は僕の事を心配してくれているのだろう。

見捨てて逃げろと言ってくる。

 

「僕も最初はそのつもりだったけど、君の顔が......大切な人に似ていた気がしたから。」

 

そう言って何も言わせずにその子を抱えあげる。

 

「えっ、ちょ」

 

そして有無を言わさずに加速して試験開始の合図のあった場所へと走った。

 

 

 

 

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