ウルトラマンビータ   作:りゅーど

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アウターサイエンス

「うわぁああああ!!」

「怪獣だー!!」

「ギィョイイイイヤァアアアア!!」

 火山怪鳥 バードンが町を襲った。

「アレは……バードンですね」

「どこから現れたの……?」

 戸惑う一般市民。

 そんな中、一人の青年がTECに混じって避難誘導をしていた、

 そう、一般人がである。

「ッ……!?」

 炎を放ったバードンから機体を操作して回避したリオン。その目に一瞬だけ、誘導している青年を見た。

「こっちが相手よ!」

 セナは近づいきながらミサイルを放ち続けた。

「まずいぞ!?」

「え!?」

「セナさん……! バードンは……」

「意に介してねえ! 食糧を……人間を狙ってやがる!!」

「なんですって……!!」

「私がなんとか……」

 レナがビック・ブラザーを移動させて動きを止めようと前へ出た。

「なんとか動きを止めないとマズいですよ!」

 その時だった。

 バードンは火球を放った。

「危ない……!」

「ぎゃあああああっ!」

 ビック・ブラザーに直撃。そのまま機体がゆっくりと倒れそうになる。

「待って待って待って待って待って!! 起き上がってぇ!!」

 ビッグ・ブラザーは倒れる方向を変え、バードンに突進する形になった。

「ギィョイイイイヤァアアアア!?」

 バードンはそのまま倒れた。

「今です! 私がなんとかマンションの方を守るので……! でも立ってぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

「ミサイルで……なんとか倒しましょう……! 隊長!」

「……全弾発射!」

「発射!!」

 セナがもう一度叫んだ瞬間、一斉にミサイルが放たれた。バードンに全弾直撃する。

 バードンはそれでも健在である。

 火球が家屋を破壊した。

「しまった……! あああああああとちょっと!! ……よし……!」

 ビック・ブラザーがなんとか立ち上がり、まだ一般人がいるところを立って守りだす。

「き、効いてる……!?」

「いいえ……まだ健全なんですよ……(ッ……! こうなったら私が……)」

 その影で、一人の青年が死に瀕していることにも気付かぬまま。

「くっ……」

 その青年は友人を守り、燃え盛る瓦礫の下敷きになっていた。

「ッ……!?」

「副隊長……どうしました?」

「いいえ……その……嫌な予感が……」

「はやく、いけ……」

 友人を見送り、青年は静かに目を閉じた。

 赤い光に包まれたことなど、知る由もなかった。

「起きちゃ……ダメ! バードンはそのまま寝な!」

 レナはビック・ブラザーを操縦しながら蹴り技で何度もダメージを与え続けた。

 バードンは高速で空を飛んだ。

「あ……!」

「しまった……ッ」

 リオンがバードンを追いかけて空中を飛ぶ。

「ふ、副隊長……! 深追いは……」

 その時だった。

「ヘァアッ!!」

 ウルトラマンの声がした。

「え……!? (この声は……シュン君……いや、ビータの声じゃない……なら……!)」

 リオンはバードンに近づきながらその声の方へ顔を向けた。

「ヘアッ」

 そこに居たのは、一人のウルトラマンである。

「え!? なに!? あのウルトラマンは……!?」

「……まさか……ゾフィーですか!?」

「え!? ゾフィーって!?」

「ウルトラ兄弟最強の戦士か……!」

「ゾフィー来た! これで勝つる!」

 ただリオンはウルトラマンについてずっと調べていたせいか、脳裏にあのシーンが思い浮かんで顔が少し真っ青になった。

「副隊長! 前々!! 前!!」

「ッ……しまっ……!」

 近づきながらミサイルを放っていたせいか、近寄り過ぎて今にも反撃を喰らいそうになっていた。

 ゾフィーはバードンの腹に膝蹴りをかました。

「ッ……!」

 その攻撃が見えた瞬間、マッハストライカーの軌道を変えてなんとか回避した。

「あのウルトラマンの援護をしましょう!」

「了解!」

「ヘアッ!」

「ギィョイイイイヤァアアアア!!」

 ゾフィーはバードンの嘴攻撃を軽々と避けた。

「凄い……軽々と避けてる」

「ウルトラマンゾフィーは他のウルトラマンより強く、隊長でもあるんですよ」

「……隊長?」

「ゾフィーはウルトラマンゾフィーじゃない、ゾフィーはゾフィーだ」

 シュンは訂正した。

「あ、そうでした……すみません」

 即座に謝った。

「…………ですが流石にあの光景はないですよね?」

 リオンはシュンに向かってそう言った。

「……長旅で疲れていたからだよ。それに、あの時は守るという事で必死だった……今の彼を見てみろ」

 バードンに馬乗りになり、バードンの顔を思い切り殴り抜くゾフィー。

「わ、わぁ……凄いですね」

「というかなんか恨みでもあるような殴り……」

「それを言ってはなりませんよアカネさん……」

 ゾフィーは、Z光線をバードンに照射した。

 着弾した次の瞬間、バードンは爆散した。

「凄い……あっという間に倒した……」

「流石は宇宙警備隊隊長……」

「宇宙警備隊隊長!? え、なにそれ!?」

「あ……(そういえば、しらないんでしたね……)」

「……話は後です、肉片回収を優先だ」

「了解です」

 各自で肉片の回収を始めた。何人かは降りて破壊された建物から瓦礫に人がいないから確認している。

 バードンの肉片は殆ど蒸発していた。

「蒸発……!? なんで?」

 レナは口を開いて驚いたままそう言った。

「たぶんZ光線の威力で消滅したんだろうな」

「そんなに威力があるの!?」

「え? じゃあ……あのウルトラマン……ウルトラマンビータより強いってこと?」

「……その通りですね」

 リオンは納得してしまった。本人を目の前に……

「割とマジでゾフィーはつよい」

 なお、ゾフィーはウルトラマンベリアルがゼロを除けば唯一まともに防御した相手である。

「なんかあの事件でもかなり活躍してたみたいですしね……」

 リオンはなんで知っている? 

「(副隊長とシュンが話してる内容が理解できん……)」

 人間組は話の内容にあまりついていけなかった。

「まあ、肉片は六個で済んだか。怪獣研究所へ肉片を送るとしよう」

「了解です」

 回収をし、一同は怪獣研究所へ肉片を運んだ。

「(しかし、あのゾフィーは……一体どこから?)」

「あのウルトラマン、凄かったね。また出てくるかな?」

「きっと来るさ」

「そっか。次の機会にちょっと挨拶しよ」

「レナは呑気だな〜w」

 そんな会話をしながら向かい続けた。

 リオンも話しはしなかったが……会う機会を待ち続けていた。あのウルトラマンの時と同じように。

 

 閑話休題(さて)

 その青年は地面に倒れていた。

 村松(むらまつ)慎吾(しんご)。ついぞ先程死に、ゾフィーと融合して蘇った青年である。

 村松は、ひとり焦土と化した町をうろついていた。

「〜♪ 〜〜♪ ……ん? わっ!?」

 レナはパトロールならびに生存確認をしていた。

 そんななか、焦土と化した街角で青年とぶつかって尻もちをついた。

「わっ……!? すみません……」

「い、いいえ……私の方こそすみません……」

 互いに謝り合う構図、まさしく日本である。

「あ、あの……ぶつかってしまいましたが……怪我とかしてませんか?」

 レナは仕事服もといCETの服装のままパトロールをしていた。

「大丈夫です……」

「そうですか……すみませんでした」

 ゆっくりと立ち上がって深々とお辞儀をした。

 村松は無言で頭を下げた。

 レナはゆっくりと顔を上げた。両目を隠してる前髪を整えて着崩しを直した。

「……まだ30分……か」

 自身の腕時計を確認してパトロール勤務の終わる時間を確認した。

「……TECの方ですか」

「! ……はい、そうです。TEC 特捜班の佐藤レナと申します」

「俺は村松慎吾、しがないボランティア団体の団員です」

「ボランティア? なんのボランティアですか?」

「怪獣災害で家を失った方の仮設住宅の建設から炊き出しまで何でもござれ、簡易的な自衛隊ですね」

「そうなんですか……(なら、あの時の瓦礫のところにもいたのかな?)」

「これから瓦礫撤去に向かいますんで、それでは」

 そう言って、村松は立ち去った。

「ぁ……行っちゃった……(後で隊長達に教えよう)」

 そう思いながらレナはパトロール勤務を続けた。

「……(あ、せっかくだから瓦礫で崩れたあのマンションの近くをもうちょいパトロールしよう……人がいたら大変だし……)」

 

 崩れたマンションからは死臭が漂っていた。

 人間()()()()()の痕跡がかろうじて残っているだけである。

「ッ……」

 近くまでパトロールして来たレナは顔が歪んだ。

 立ち篭める血と絶望の孕んだ香りが鼻腔にとめどなく入り込む。

 見ればおそらく人間であったと思われる見るも無惨な肉片や、光の宿ることのないであろう眼球が残っている他、写真の入ったペンダントも地面に落ちているようだ。

 まさしくそれは地獄絵図。

 怪獣が科学の外にいる災害(アウターサイエンス)とされる所以である。

「ッ……」

 ペンダントを拾って涙を耐える。

「ごめんなさい……」

 救えなかった。そんな後悔の念はざらのはずだ。けれども、毎回被災地に行くたびに悲しみに呑まれてしまう。

「ッ……(い、いや……ここで泣いちゃ意味がない……! 私だけじゃない。みんなも辛いんだ……耐えなきゃ)」

 ペンダントをギュッと握りしめて涙を耐えて、瓦礫跡周辺のパトロールを続けた。

「……(ウルトラマンも……こんな気持ちになるのかな?)」

 そんな時である。

 ざっ、と足音がした。

「……ん?」

 その声に反応してゆっくりと近づいた。

 白髪の青年である。

 村松と顔の作りは完全に一致していたが、虹彩は黒から黄色になっていた。

「……(彼はさっきの? でも……様子が違う……)」

 レナはずっと青年を見ていた。

「こういうとき、人間はこういうんだったな。……南無阿弥陀仏、せめて来世は良い命を……」

 青年は、一心に祈っていた。

「……(なんか……雰囲気、変わった?)」

 レナはいつの間にかめっちゃ近くで見ていた。

「……」

 静かにただ祈る。御仏のように、彼はただ祈り続けているのだ。

 そしてレナはずっと横で見つめていた。前髪で目は見えてないが、その瞳は少し輝いていたのも少し見える、

 それは被災者への祈りである。

「……成仏召されよ」

 青年は立ち去ろうとした。

「ッ……」

 拾ったペンダントをずっと握り続けた。

 倒せたとはいえ、守れなかったことへの苦しみと後悔を耐え続けた。

「あ……ッ」

「……ん」

「……どうも……さっきぶりですね」

 軽く会釈をして挨拶をした。

「……おや、君は」

「? ……レナです。佐藤レナ」

「……私は『ゾフィー』。宜しく」

「ゾ……え!?」

「……では」

「ゾ……ゾフィー……ウルトラマン!?」

「……ええ、そうですよ」

 村松は……ゾフィーは、にこりと笑った。

「な……え、えっと……どうして……ウルトラマンが……人間に? (ならビータも?)」

「私はただ、他人を護って死んだ彼に感銘を受けただけ」

 そう言って、ゾフィーは立ち去った。

「あ……」

 レナは驚いたままその場に立ち止まった。ずっと……

 連絡が入るまでは……

「レナ! 何処にいる! 基地に戻ってこい!」

「わぁっ!!? す、すみません……! すぐに戻ります!」

 レナは慌てて返事して基地へ慌てて戻った。

「あ……(どうしよう……)」

 ただ、片手にペンダントを持ったままだった……戻すべきか自分が持つべきか……足を止めて悩んでしまった。

 被災者のためでもある。

 すこしでも……そう思って、ペンダントを置いた。

「あ……ヤバイ……」

 レナは腕時計を見つめてそう言った。

 脳裏には叱られることが思い浮かんだ。そんな思いを浮かべながら基地へ慌てて帰還した。

 

「……さて」

 シンジはそう言うと、辺りを見た。

「航空隊からの写真だ。これを見たまえ」

「これは……一体……ぜぇー……ぜぇー……」

 慌てて駆け足で帰還したレナは呼吸を荒くしながら見た。

「れ、レナさん……ちょっと呼吸を整えてから見てもいいんですよ?」

「……マジか」

「うわ……これは……」

 そこには、バードンの別個体が寝ている姿が写っていた。

「え、これ……マズいのでは?」

「はぁ……はぁ……起きないうちに早く出動した方が……いいのでは? はぁ……」

「全機体を発進させろ! 怪獣災害を抑えるためだ! 核兵器を使っても構わん! 何がなんでもバードンを殺せ!!」

 シンジを遮るように慎太郎は叫ぶ。

 無論、シュンの膝蹴りが慎太郎に入った事は言うまでもない。因果応報である。

「核兵器はダメ絶対!」

 アカネは思わず叫んでしまった。流石は正義に満ちた女である。

「いや、スペシウム使ってる時点で核兵器やぞ」

 慎太郎の鋭いツッコミが入る。

「え……!? そうなのか!?」

「スペシウムって重元素だぜ?」

「え……すげっ……副隊長知ってました?」

「……ある程度なら……知ってました……」

 漫才やってる場合じゃないぞ、特捜班よ。

「うだうだ言ってもしょうがねえ! さっさと殺そうぜ!」

 慎太郎はそう叫んだ。

「……バードン撃滅作戦、開始だ! 出動!!」

「了解!!」

 一同はその地区に向かった。

 

「ッ……(やっぱりここか……)」

「レナ? 大丈夫か?」

 心配げに聞くアカネ。

「え? あ、うん……大丈夫だよ」

 笑顔を作るレナ。

「人肉の味を覚えやがったな……行け、みんな」

『バトルナイザー! モンスロード!』

「ギャアァアアン……」

「プルルァアアア!」

「グルギュアアアァアアア!」

 現れるは慎太郎の手持ちたち。

「いつでも発射可能です!」

「ッ……」

「レナさん……?」

「はっ……!」

 レナは先ほどから上の空だったり、何かに責められているかのように自分で声を殺そうとしていた。

「全兵装! 発射!!」

「発射ぁ!」

 掛け声と同時にミサイルが放たれる。

 冷凍光線や破壊光線もバードンに照射された。

「効いてる……!?」

「効いてると思います……先程のバードンと強さが変わりなければ……」

「ギィョイイイイヤァアアアア!!」

 全くもって意を介さないようだ。

「Damn it!!」

 シュンは舌打ちをした。

 そして、シュンはスペシウムミサイルをバードンに放つ。

「お、終わった……?」

「ギィョイイイイヤァアアアア!!」

「くそがぁっ!! GOD DAMN SB'S EYES(くたばりやがれ)!!」

 シュンはついにキレた。

「なんてタフなバードンだよ……!」

「ッ……喰らいなさい!!」

 レナはビックブラザーを操作して回し蹴りでバードンに直撃させた。

 バードンは一瞬怯んだ。

 その隙にシュンは、ウルトラマンビータへと変貌した。

 

「デュアッ」

「ギィョイイイイヤァアアアア!!」

 巨大な存在が二つ居る。

「ウルトラマンが来た……!」

「ですが油断はいけません……! 援護をしながら戦いましょう……!」

「フンッ! デリャァ!」

 何故かレナは話を聞かずに蹴りでバードンを倒し続けていた。

「おいレナ!?」

 バードンは倒れる、しかしすぐに起き上がる。

 その際にバードンは、ビッグ・ブラザーに嘴を刺した。

「うわぁ……! ちょちょちょちょ穴が空いた!!?」

『ダメージレベル68%! 危険です!』

 そんなAIの声がした。

「ッ……こんなところで……」

「お、おいレナ! 一旦止まれ!」

「レナさん……! どうしたのですか!?」

「私たちが……また……また誰かを死なせないために私は動くのですよ!!」

 レナはパトロールの時からずっと思い込んでいたことを叫んだ。

「ギィョイイイイヤァアアアア!!」

 バードンはボルヤニックファイアを放つ。

 ビータはそれをバリアで受け止め、しかしそのバリアはパリンと音を立てて割れた。

「あ……ッ」

 レナがビックブラザーを操作してビータの前に出た。守るかのように

 二つの巨体が火達磨になる寸前、ひとつの光がたちこめた。

「ジュワッ」

「ッ……ゾフィー……」

「……大丈夫か、ビータ」

「はい」

「……ゆくぞ!」

「シュアァッ!!」

「ゾアムルチ! ガンダー! ナース! さぁーやっちまいな!!」

「ギャアァアアン!!」

「プルルァアアア!」

「グルギュアアアァアアア!!」

『ダメージレベル89%! 機能強制停止!』

「ッ……せめて後衛だけでも……!」

 レナはなんとか動かそうと操縦を続けた。

「もうっ! 動けーっ!!」

「レナさん……!」

 ビッグ・ブラザーは動かない。

 先程の嘴の攻撃、そこで動力コアが毒でやられている。

 そんなレナたちを守るように、ビータとゾフィー、そして三体の怪獣がバードンと闘っていた。

 バードンにとぐろ締め付けを行うナース。離れたところにすかさずクールブレスを吹きかけるガンダー。そして口から破壊光線を放つゾアムルチ。

 バードンが大きく揺らぐ。その瞬間、ビータはバードンの嘴を切り落とした。

「クッ……もう……(優しすぎるよ……ウルトラマンは……)」

 レナは思わず操縦機を蹴りとばして思い込んだ。

「ギィョイイイイヤァアアアア!!」

 バードンは悲鳴をあげた。

 その時、ゾフィーは多彩な蹴り技でバードンを吹き飛ばした。

「え、凄っ……」

「ゾフィーの力ってビータよりすごいんですね……」

 ビータが手も足も出なかった相手を即座に叩き伏せる。

 ウルトラ兄弟ナンバーワン、それがゾフィーだ! 

 ゾフィーは、バードンにM87光線を照射した。

 ビータはガレリオン光線を。

 怪獣達もアウトレンジ攻撃をぶちかました。

「ギィョ」

 そこまで鳴いて、バードンは霧散した。

「お、終わった〜〜〜……」

「ゾフィー……凄いですね」

「……(動かない……こりゃ運ばれて帰るね……)」

 

 その次の日である。

「……はぁー……」

 レナはビックブラザーの点検を見ながら溜息を吐いた。

「見事に機能が死んでるなあ」

 レンはそう言うと、ひとつため息をついた。

「穴を開けてあそこで毒を入れるのは予想外……でした」

「バードンはこういう事をするみたいだな……やはり解剖が捗る」

 レンは静かにそう言った。

「それも……そうですね。毒のせいで動けなかったので……どれくらいしたら動けますかね?」

「だいたい一週間はかかるな」

 整備班の青年は続けてこう言った。

「改造も施したいですし」

「そうですか。分かりました。(しばらくはビックブラザーじゃなくて別の機体で出動しなきゃいけないのか……)」

 ため息をつくレナであった。




次回、ウルトラマンビータ。
『ベノム』
お楽しみに
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