東方悪正記~悪の仮面の執行者~   作:龍狐

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テスト勉強に集中するって言ったのに投稿しちゃった…。
欲に負けたんだ、許せ。




6 裏側の世界へヨウコソ。そしてカエサナイ。

あの後、オーロラカーテンは異次元とつながった。

そして、その先は―――

 

 

『ハァ……ハァ…』

 

 

着いた場所は、先ほどと全く変わりない。

ただ、不思議なことがあるとするのならば、ただただ静かだと言うことだ。

 

不自然なほどに、静かで、なんの音もしない。

聞ける音などは風の音、水の音などの、自然の音だけだ。

生命の声は、この二人以外誰もいないし聞こえない。

 

 

『ミラーワールド…』

 

 

この世界は、ミラーワールド。本来鏡からしか行けない世界。

だが、オーロラカーテンを通せば、『鏡の世界』に行くことができる。

 

 

『……………』

 

 

クウガは、ルーミアを地面に降ろし変身を解除した。

そして、呼吸をする。そのすぐ直後のことだった。

 

 

 

「ウゥ!ゲホッ!」

 

 

突如、口はリスの頬袋のように膨らみ、口から赤い液体が大量に地面に嘔吐された。

吐血したのだ。口から大量の血を吐き出された。

 

 

「ううッ!オェェッ!」

 

 

大量の血液が散乱する。服の色で目立ちにくいが、服が赤黒く染まっていく。肌が血の色に変わる。

やがて、一通りの吐血が終わると、零夜はゆっくりと深呼吸をした。

 

 

「ま、まだ全部吐き出せてねぇ…」

 

 

体の中にまだ残っている気がする。

内臓の中にたまっている不純物(けつえき)が。

 

 

「クソっ…!これだからアルティメットは使いたくなかったんだ…!まだ、体が不完全な状態だと…やはり、こうなる、kウエェ!!」

 

 

何度も、何度も、何度も、何度も、何度も吐血し、嘔吐する。

身体中から血液が排出されているような不快感に、零夜はなんとか耐えている。

 

 

「ウオオォ!!」

 

 

体から血液が失われていく。

それでも、気絶してしまったら元も子もないと気絶を自分の心が許さない。

 

 

「ウゲェ!ゴホォ!ア、ガ、カハァ!」

 

 

最早、自分の手で自らの重さを抑えることもできず、そのまま地面に体をつける。

 

 

「クソ…ッ駄目だ…!このまま、だと…!」

 

 

自分の心が許さない気絶。

まだ不確定要素が残っている。それまで、自分の身の安全を確保するまで、気絶することは、できな――――

 

 

 

 

 

 

―――――――――。

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――。

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――。

 

 

 

 

 

 

 

「……ッ!」

 

 

零夜が起きたのは、どのくらい時間が経ってからだろうか。

時間の感覚がわからない。この世界には時計すらないので、日を見てしか時間がわからない。

 

自分の体をゆっくりと起こそうとしたとき。

 

 

「駄目」

 

 

誰かに無理やり体を横にされた。

誰だと言おうとしたが、このミラーワールドで連れてきた自分以外の生命体と言えば――

 

 

「ルーミア…」

 

「ようやく起きたのね」

 

 

ルーミアだ。よく見ると自分は今、木の影で寝ていた。彼女がここまで運んできてくれたのだろう。

ゆっくりと腰だけを起こして、ルーミアと顔が並ぶようにする。

 

 

「驚いたわよ…。まさか起きたら血だまりの中にあなたがいたんだから」

 

「それは俺の問題だ。関係ない。それで、どうして人喰い妖怪であるお前が俺を助けた?あのまま喰っとけばよかったろ」

 

「……さすがに恩人にそんなことしないわよ」

 

「恩人?」

 

「私を…助けてくれたでしょ……///」

 

 

ルーミアはなぜか顔を赤面させた。

それにはさすがの零夜も意味不明だったが、考えても仕方がないと判断した。

 

 

「あれはただ強力な妖力を感じたから来ただけだ」

 

「でも、最初に先制攻撃してあなたの手を吹き飛ばしたじゃない。私を助ける道理なんて…」

 

「それは俺のエゴだ。気にするな」

 

「『えご』って…なに?」

 

 

あくまでもエゴ、と零夜はそう自負する。

だが、ルーミアには伝わらなかったようだ。ここは常識が通用しない世界。それに、英語自体が使われていないため、当然の反応だった。

 

 

「ハァ。とにかく、あまり俺に関わるな。禄なことにならないぞ」

 

「……いやまだ話は終わってないわよ」

 

「あ?」

 

「どうして、最初に私を殺さなかったの?」

 

「―――――」

 

 

ルーミアの、最も疑問に思っていたことだ。

どうしてあの時殺さなかったのか。それがどうしても不可解だった。

零夜も、すでに大量の命を奪い、それを力としている。そして現に、ゲレルの()()()()()()()()奪っている。

 

 

 

「大量の命を奪った匂いをして、尚且つあの男を殺したのに…。同じ妖怪なのに。どうして私だけ殺さなかったの?」

 

「…………」

 

「あなた、あのとき『そうだった』って言ってた。つまり、もう答えは出てるんでしょ?」

 

「…………」

 

「お願い、答えて。どうしても、気になるの」

 

 

 彼女の目は、本気だ。本気であのときの事を聞きたいと思っている。

 今まで生きるために、『人喰い妖怪』として生きるために人などを殺してきた彼女だからこそ、聞きたかったのだ。

 

 そして、彼女を暗い瞳で見つめる零夜。

 彼のこの目に、一体どんな感情があるのか、理解することはできない。

 ただただ、彼の瞳は闇ばかり。それは常闇妖怪の彼女でさえも、息を飲むほどの。

 

 

 

「……ハァ」

 

 

 

――――零夜が、口を開いた。

最初のため息。これは、諦めの感情だろうかわからない。だが、ルーミアには諦めてくれたという確信があった。

 

 

 

「…………怖かった」

 

「え?」

 

 

 

返ってきた答えは、ルーミアが予想にもしなかった、斜め上の答えだった。

今彼は、「怖かった」と言った。死の匂いを漂わせていた彼が、だ。

 

 

「怖かったって…。そんなことあり得ないでしょ。あれだけ殺しておいて……」

 

「正確には、人型が、だ」

 

 

 人間は、人間を――同族を殺せば、『罪悪感』と言うものが発生する。

その感情は自身に罪の意識を植え付け、自らを憂鬱な気分へと堕とし、これ以上の罪悪感を、蓄積しないためにあるものだ。だが、人間以外を殺しても、あまり罪悪感を感じないのも人間である。

 

例えば蚊。これは人間にとっても他の動物にとっても血を吸う害虫。殺しても全く罪悪感は生まれない。

だが、犬や猫となると罪悪感が生まれる。それらを殺しても罪悪感が生まれない者は、それこそ―――狂人だ。

 

 

「人型…?でも、あいつ(ゲレル)は人型じゃない」

 

「あいつは見た目が人間だけのゴミ以下の野郎だ」

 

 

罪悪感はその個人がどう思っているかで変わる。

相手を人間だと思っていないのなら、それは人間ではないという認識になる、要するに、人間以下のモノを殺しても罪悪感は生まれない。

 

 

「でも、人間から見れば私は、あなたの同族である人間を―――」

 

「お前は人喰い妖怪だ。お前等が人を喰うことは人喰い妖怪としての本能だ。そこら辺に口出しをすることはない。それは弱肉強食の世界に適応した、この世の不条理の一つだからな。

 

 

弱肉強食―――強いものが食べ、弱いものが食べられるという意味。

零夜の世界では『平等』『公平』を主張する国。だが、実際はどうだろうか。弱きが虐げられ、強き者が傲慢になる世界だ。少なくとも零夜は、『短期間』でそれを実感した。零夜の言う不条理は、そういうところからきている。

 

 

「そして、今回の場合その節理では俺が強者。あの時お前を殺すべきだったんだろうが…。よく考えてみて、ただ人喰い妖怪としての本能に従っていたお前と、ただ己の欲望のために人や妖怪関係なく女を襲っては捨ててきたであろうあのゴミとは違う」

 

「……あなた、変わってるのね」

 

「そうか?」

 

「そうよ。それに、人間でそんなこと言うの、あなたが初めてよ。昔は無謀にも復讐だって、襲ってきた人間もいたんだけど……」

 

「まぁ。それも一種の捉え方だからな…。考えなんて、個人個人違うんだ」

 

 

零夜の言う通り、人には人の考え方がある。

零夜の場合、それが本能だと寛大に許していた。ほとんどの人間は同族を殺されたのをみて怒り狂う。それほど、個人の感じ方は違うのだ。

 

 

「だからもうお前を殺す気も失せた。殺すほどの体力も残ってないしな」

 

「じゃあ喰べてもい「殺すぞ」ごめんなさい」

 

 

調子に乗ったルーミアは、半分冗談で言ったのだが、零夜には本気に捉えられてしまい、零夜が今出せる殺気を放った。それによりルーミアはすくんでしまう。それを見た零夜は、ため息を漏らして、言葉を続ける。

 

 

「さて、お前をどうするか…」

 

「え?」

 

 

突如変わった、自分への処遇の話。

ルーミアの頭が一瞬硬直するが、すぐに正気に戻った。

 

 

「え?じゃないだろ。お前を今解放したらここのことがバレるだろ」

 

「いやそもそも私ここのことあまり知らないんだけど!?」

 

「それでも、だ。八雲紫ならお前の異空間移動の痕跡からここのことがバレそうだ。他人のを消すのは楽じゃないんだ」

 

「じゃ、じゃあ私をどうするつもり…?」

 

 

恐る恐る、ルーミアは零夜に問う。

 

 

「そうだな…。殺すのが手っ取り早いんだが、生憎と殺すつもりもねぇ。それに、外に出しちゃ八雲紫にバレる。だから―――」

 

 

零夜はゆっくりと立つ。

そして、ルーミアを下に見て…

 

 

「決めた。お前を…この世界に監禁する」

 

「――――え?」

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

「――――――――」

 

 

 

零夜は、誰もいない場所。

ミラーワールドの森を、ただただ歩いていた。

自分と彼女しかいない二人だけの世界。誰も入ることを許さない世界。

これだけだと聞こえは()()だが、そんな(やま)しいことではなく、ただ単にこの二人しかいない世界だと言うことだ。

 

 

「クソっ…。血が足りねぇ…。簡単なもん創造して食ったとはいえ、そんなに早く血液になるわけじゃないからな」

 

 

自分の体の調子に悪態をつく。実際、今の零夜は体の重心が合っていない。フラフラしているのが証拠だ。身体中の血液を失ったことへの反動が大きすぎたのだ。

 

 

「アルティメットは使いたくなかったが…あれを使わなきゃあの局面は乗り切れなかったのも事実…。ていうか序盤から最強クラスのヤツと戦うなんて、RPGで例えたらとっくに設定崩壊して炎上するレベルだぞ…」

 

 

―――現実はそう甘くはない。と知った零夜だった。

そもそも、それは零夜にも当てはまっていた。アルティメットクウガやライジングアルティメットクウガは『最強フォーム』や『最終フォーム』に位置する形態。そんな形態に最初から成れると言う方がバランスがおかしい。物語にも、強くなるのにも、必ず『()()』がある。

 

例えば、異世界転生で神様からチートを貰ってヒャッハーするとする。そうなる前に、転生するための『死』と言う過程と、神様からチートを貰うと言う行為――過程がある。過程は順序とも言える。それをいきなり飛ばすことなど不可能なのだ。

 

零夜は『アルティメットフォーム』になるためにその『強くなる』と言う順序を抜かした。

そのため、体が慣れておらず反動が来たのだ。そして、その反動の結果が大量の吐血である。

 

 

「子供のころと比べりゃ、まだマシな方か…」

 

 

昔――10歳くらいのことであろうか。零夜は誰も見ていないところで、変身をした。

 変身したライダーは【仮面ライダーオーガ】。オルフェノクしか変身できないと言う欠点があるファイズ系ライダー(カイザギア除く)。能力でその欠点を引き剝がし人間状態でも変身できるようにしたのだが、結果は失敗。ドライバーに弾かれただけではなく、体中から血液が噴き出した。それだけではなく目も純血し血涙が出た、内臓も少々飛び出し、骨も丸々見えると言う大惨事が起きたほどだ。

 

幸い、その状態になった過程の大きな音――肉が千切れる音、骨が砕ける音などの鈍い音を聞いて駆け付けた人々によって助けられた。

 【オーガギア】は異空間倉庫になんとかしまえたが、その大けがによって「人里に妖怪が入って来たのではないか」と言う仮説が流れ始め、結界の調整をするために今の博麗の巫女が点検をしに、そして里の警備網が最大限にまで強化されたほどだ。

 親にもすごく心配され、なんとか理由を探ってみたらその理由はただの『基礎不足』だった。このとき始めて零夜は悟ったのだ。『やはりタダ(デメリットなし)では力は使えない』と。

 大けがのせいで二年間はまともに動けなかったため、12歳から筋トレをする羽目になったのだ。

 

 

「今思えば、なんで俺あれで死ななかったんだ?眼球も無事だし、五体満足だし、全回復するし、後遺症残らないし。奇跡なのか、それともそういう()()なのか…」

 

 

 実際、その疑問だけは今だ解消できていない。オーガギアは装着に値しないものが変身すると、変身時の衝撃に耐えきれずに即死するようになっている。そんな事実がある中で、生き残ったことはとてつもないことだ。

 

 

「俺、もしかして子供ときから普通じゃなかったり…?」

 

 

―――これ以上、零夜は考えるのはやめた。

咄嗟に別の話題に切り替える。

 

 

「それより……アレ(ゲレル)を見て分かったことをは…俺はああいう本質的な悪にはなれないってことだな」

 

 

ゲレルを見て、あれが悪だと理解した零夜。ああいうゴミを見るのは『二回目』だが、慣れるものでは―――否、慣れていいものではない。

 

 

「今思えばそうだ。あんなヤツ、吐き気がする。―――だが、俺はああいう悪を望んでいる。あれが悪だ。だが、その方法を根本的に嫌っている…。矛盾している」

 

 

零夜の言う通り、あの男ほどの悪はそういないだろう。過程から見ても、結果から見ても、悪を決まるもの。それが本当の悪。紛れもない悪。本質的な悪だ。だが、心がそれを否定している。

 

 

「……怯えてどうするんだ、俺。俺の目的のためにも、悪の心は絶対必要不可欠。……八雲紫には「この世界を壊す者」だと脅しで言ったものの、本当にそう思えるほどの心がないと…()()()()()()()()()()()()()

 

 

ゲレルと言う悪を見てしまい、自分がどういう悪になりたいのか。それに零夜は戸惑ってしまっている。自分は悪にならなければならない。それなのに、心が拒否を、拒絶をしているのだ。

 

 

「……考えても仕方ねぇ。今はとりあえず…」

 

 

 

ゴォストォ…!

 

 

 

零夜は【アナザーゴースト】へと姿を変え、胸の瞳から一つの黒色の光玉を取り出す。

その正体は、『魂』だ。ゲレルと戦う前に殺した相手はすべて吸収し己が力と変えている。つまり、アナザーゴーストの手にある魂は…

 

 

 

『『ゲレルの魂』…』

 

 

ゲレルを殺した際に手に居れた魂。

なぜ回収したかは、答えは決まっている。が―――。

 

 

『できれば、吸収したくないんだがな…』

 

 

 アナザーゴーストは、ゲレルの魂の吸収を嫌がっていた。

 それにはもちろん理由がある。それは、『魂の色が本人の性格に左右される』と言うことだ。

 普通、魂の色は水色などの綺麗な色をしている。それが、本人の性格次第で段々と暗い色になっていく。輪廻転生の際にその色を元に戻すのだが、ゲレルの魂の場合、もはやどうにもならないほど真っ黒に染まっていた。つまりゲレルはすでに救いようのない性格をしていたと言うことだ。

 

 

『まぁ、強くなるためにも覚悟の上だ。……仕方ないか』

 

 

アナザーゴーストは覚悟を決め―――。

 

 

『フンッ!』

 

 

アナザーゴーストはゲレルの魂を離すと、自動的にアナザーゴーストの体に吸収された。

そして、ゆっくりと、元の姿に戻る。

 

 

「こいつは…俺の力になるのが、どれだけ屈辱なんだろうな。まぁ、俺の知ったこっちゃないが。……にしても、さすがに能力は奪えねぇか。能力まで奪えたら万々歳なんだが…。………いや、待て。奪う?」

 

 

 なにか気づいたような、そんな顔になる。

 それは零夜にとって、悪人になるための、第二歩となるものだった。

 

 

「なんだ……。結構簡単な手段があった。そうだ、奪えばいいんだ。奪えば、いい……!」

 

 

奪えば、自分の矜持も、エゴも守ることができる。

奪うことで、自分の矜持を守る方法を、思いついた。

ただそうするだけで、()()()()()()を与える方法だ。それに、『最終目的』に十分使えるはずだと。

 

 

「奪えば、奪えばいいんだ!!アハハハハハハハハ!!」

 

 

先ほどとは比べ物にならないほどの興奮を出した零夜。もしここに第三者や他の人がいれば、狂人扱いされたいただろう。だが、それは彼自身も理解している。

 

 

「そうだ…!狂え、俺ェ!!悪ってのは、始まりも、過程も、結果も!すべてが悪と言う結論がでるのが、本物の悪だ!俺のやり方に誰も文句は言わせない。すべて俺の目的のために―――俺の邪魔をする奴は、誰であろうといずれ、必ず殺してやる……!!」

 

 

 

狂人のごとく――また、覚悟を決めた武人のように、そう言い放った零夜。

『息抜き』と言う目的を果たした零夜は、元来た道を歩く。

 

 

 

「……そうだ、ルーミア。お前には一つ嘘をついていたな」

 

 

突如、誰もいない虚空の中で、独り言を呟いた零夜。

――ルーミアに一つ嘘をついた。彼はそう言った。

 

 

 

「確かに、お前を殺すのが、怖かったのは事実だ。だが、本当は修復不可能なほどの■■■■が起こる可能性があるから怖かったんだ。それが、お前を――この世界の住人を殺せない理由だ」

 

 

 

先ほどとは全く違う、『矛盾』の言葉。

殺す覚悟をしたのに、殺せない。この矛盾が、零夜の心をさらに雲らせたのだった。

 

 

 




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