この調査書は、現時点で世界の破壊を企む存在、『究極の闇』のことについて記したものである。
危険度 極高
人間有効度 不明
第一に、究極の闇とは何なのか。
究極の闇とは、執筆時から約千年前、『光の妖怪』とぶつかり合った、『光闇大戦』を引き起こした存在の
光と闇の衝突―――。それは下手をすれば世界にまで多大な影響を出しかねないほどの危険なこと。
光と闇は、世界の均衡を保つ、大事な柱。その柱が揺れれば、当然世界にも影響がでてしまうために、【八雲紫】はこの二人の存在を危惧。
と言っても、究極の闇は光闇大戦が行われた日に出現したために、そのときまで八雲紫も究極の闇の存在は認知していなかった。
そして、そのまま千年と言う長い時が立ち、【紅霧異変】が起きた。
その際に究極の闇は再び姿を現し、【紅霧異変】を奪ってその場を立ち去ったと言う。
異変と奪う、それは大変危険な行為である。
そもそも異変は異常だからこそ異変なのだ。八雲紫曰く、「究極の闇は異変を奪ってそれを一斉に解放して、世界を終わらせるつもりではないか」と語っている。
異変一つでも幻想郷に何かしらの影響が起こる。その影響が重なり合ったら、世界の方が耐えきれずに破壊されてしまうのでは?と言うのが私の予想だ。
その次に、【春冬異変】にて、もう一人の究極の闇を名乗る存在が現れた。
その特徴は全身が白い服で統一された人物であり、【レイラ】【八雲紫】と言った強者を倒すほどの力を有している。
なお、この情報は広げるだけでも幻想郷に混乱を催すのには、十分なので、一部の者しか知られていない
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究極の闇:黒
こちらでは、黒服の究極の闇について、考察も含めて説明する。
区別をつけるため、【クロ】と呼称する。
クロの特徴としては、全身が黒い服で統一されているということのみ。
戦闘方法は極めて特殊であり、戦う相手に対して様々な姿へとその身を変えるらしい。
千年前に初めてその姿を現した際には、クワガタムシを模したような角を備え、全身が黒く染まり、さらには黄金の血管のようなものが体中に刻印されているらしい。
おそらく、千年前の光闇大戦に出現したのはクロの方であると推測できる。【シロ】の方も姿を変えることができるのではないか――可能性の低い推測ではあるが、仲間のようにも思えるため、なくはないはずである。
他にも姿を挙げるとすれば、『黒い宝石の姿をした魔法使い』『黒い蝙蝠を模した戦士』『蜘蛛の絵が描かれたところを通って姿が変わった冷気を使用する緑色の蜘蛛の戦士』『白い顔をした英雄の魂を使用する亡霊の戦士』『骸骨男』『額に十五と書かれた、骸骨の戦士』などと種類がたくさんあり、これ以外にも種類がある可能性が大。
※『蜘蛛の絵が描かれたところを通って姿が変わった冷気を使用する緑色の蜘蛛の戦士』とは聞いただけでは分かりにくいが、証言の主が妖精なため、大雑把な部分しか分からなかったためである。
この姿を変える能力が、クロの【程度の能力】であるかは不明である。もしかしたらこれとはまた違った能力を使用している可能性もあるため、断言はできない。
クロの強さとしては、姿が変わることで力そのものが変わったり、相手への相性を考えて姿を変えるらしく、断言することができない。
事実、【フランドール・スカーレット】の、『四人に増えるスペカ』への対策として、同じく『四人に増える』と言う特性を持った魔法使いの姿で戦ったそうだ。
そして、その魔法使いの特徴としては、その四人が一人ずつ自立した感情や考えを持っているため、同一人物のように思えて同一人物ではなくなっていると、『博麗の巫女』からの証言を得ている。
つまり、クロは私たち幻想郷の住人の能力をある程度把握しているのではないかと予測が可能である。
ただし、例外が存在しており、クロは【レイラ】の能力は把握していなかった。
能力を知ることでその対策が可能な姿へと変わっていたクロが、唯一敗北した相手でもあると言う(ただし、前の戦闘での疲労などがあったため、情報収集を基盤化し、全力で戦っていたらどうなっていたかは不明)。
彼女自身、もうかなり昔に白玉楼に住んでいたとのことなので、情報収集を怠らなかったであろうクロが、彼女の存在を見逃すとは思えない。
つまり、憶測の域に過ぎないが、一同はこう一論づけた。『レイラの存在はクロには予想外だった』。
クロが強者である彼女の存在を見過ごしてきた理由としては、これが一番打倒であるため、この予測をもとに考察を続けていく。
そして、一番重要な彼の目的だが、目的は『世界の破壊』らしい。
そのために異変を奪っていると、八雲紫は語っていた。当初述べた通り、このまま異変を奪われ続け、それが一斉に解放されでもしたら、間違いなく世界は無事では済まない。
異変を奪う方法も不可解であり、博麗の巫女が語るには『小さな本』のようなものを使用して奪うと聞いている。
その本の正体も、今だ掴めていない。
世界を破壊する理由も今だ不明であり、どういった経緯でそういう考えになったのかも、今だに分かっていない。
さらなる警戒が必要である。
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究極の闇:白
この存在が、一番警戒しなければならない存在である。
通称【シロ】。この名はクロが語っていた名前である(クロの仮称も、ここからきていると予想する)。
彼の姿は、クロとは逆で名前の通り全身が白く、白い服に白いズボン、白い手袋にフードからちらりと見える白髪。そして、深紅の瞳が確認できたようだ。
シロは前文で説明した通り、幻想郷の強者たる存在である【レイラ】【八雲紫】を圧倒した人物である。
彼の能力は謎に包まれており、現在分かっている情報でも、
『見えない壁のような物の生成』
『武器の召喚・生成』
その武器への「炎」「氷」「雷」「毒」などの『自然物の付与』
『攻撃のホーミング』
『魂の保管』
『空間移動』
『衝撃波』
『時空間系・重力への耐性(その他の耐性もあると思われる)』
『水を一切寄せ付けない力』
『
『境界の破壊』
『空砲』
『際限ありの蘇生』
どれも統一性皆無の力で、どのような能力なのかが予想がつかない。
そしてこの中でも一番強力で厄介なのが、『際限ありの蘇生』。際限ありと言うだけで、倒せる可能性はあると思えるが、それ以前にシロを倒すためにはとてつもない力と労力が必要とされており、一回殺すだけでもとてつもなく困難だと言われている。
事実、八雲紫が実質殺せたのは一回のみ。『精神破壊』や『空間断裂』、『無酸素空間』を作り出したとしても、シロを殺すことは不可能だったそうだ。
そして、一番厄介である能力、『蘇生』。
これは憶測の域ではあるが、際限があるとされている。
理由としては、シロが幾度となく『ストック』と言う言葉を使用していたためだ。
『ストック』の意味は、「ためる、蓄える」
それに加え、レイラの証言により、その『ストック』はクロのものであり、シロが勝手に『ストック』を使用していると言うことを発言していたらしい。
そして、一番肝心である『ストック』が、なにを蓄えているかは、すでに結論が出ている。
それは、『魂』だ。
『光闇大戦』時代、『光闇大戦』前に、大量の妖怪の死体が発見された。だが、その妖怪の魂は一匹も冥界へと逝くことはなかったらしい。
その謎は千年間、謎のままだったが、今になってようやく分かった。
クロとシロには、魂を保管能力があったことが明らかになった。そして、シロがクロの『ストック』を用いて自身が死んでもクロの『ストック』を消費して蘇生を繰り返していると言う予想され、おそらくこの仮説は信憑性が最も高い仮説である。
ただ、一つ気になることがあるとすれば、シロにも魂の保管能力があると言うのに、クロのストックを使用している点だ。
レイラからの情報で、シロにも魂の保管能力が存在することを聞いたが、それ以上詳しくは語ってはくれなかった。
なにか、自分のストックは使用できない、またはしたくない理由でもあるのだろうか?謎が尽きないため、これからも、考察を含め執筆していこうと思う。
続いて、シロの根本的な強さを考察する。
これは単純で、【レイラ】や【八雲紫】相手に勝利している(ただし、レイラとはクロとの共闘)。
さらに、二人の強力な能力、『ずらす程度の能力』と『境界を操る程度の能力』を無効化する能力であると言うことは分かっているため、非常に強力な能力であることは確かだ。
ただ、初めてその場に現れた時、【博麗霊夢】【霧雨魔理沙】【十六夜咲夜】に対して『衝撃波』による攻撃を行ったものの、博麗の巫女のみが無傷であったこともあり、それが謎である。
今代の博麗の巫女の能力、『空を飛ぶ程度の能力』は、能力の本質から考えると、レイラの『ずらす程度の能力』と同じしている。
『空を飛ぶ程度の能力』はあらゆるものから浮く、つまりは対象外になる能力。
『ずらす程度の能力』はすべての概念や理念、
能力の本質は同じなので、何故その時博麗の巫女―――霊夢だけが攻撃の対象外になったのかは不明である。
もしかしたら、わざと霊夢のみを攻撃の対象から外した可能性があるが、その真意は不明。
執筆時現在、魔理沙さんや咲夜さんは今も療養中であり、全快することを祈るばかりである。
幻想郷にはこれと言った医療関連の深い知識を持つものがいないため、完治には相当な時間が掛かるとのこと。
また、シロとクロの関係性について考察する。
初めて現れた時、『衝撃波』により、クロの召喚した『英雄の魂』をすべて破壊し、懐中時計のようなもので力を吸収したようだ。
それに、『英雄の魂』の行動も謎だ。召喚主であるクロに従っているようだが、クロが命令したのは霊夢たちの妨害。
それなのに、クロの命令を無視し、尚且つ仲間であるはずのシロへ対して攻撃を行ったことについても、非常に謎である。
レイラによれば、二人の仲は悪かったように見えたとのことなので、『英雄の魂』たちが命令よりクロの心情を優先したのかもしれない。
さて、今現時点で分かるのはここまで。
新たなことが分かり次第、さらに執筆していこうと思う。