Tales of D×D   作:GORISAN

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大分遅くなりました!しかも長くなりすぎたかも…


第9話

~side テイルズ~

 

「大公から正式にはぐれ悪魔の討伐依頼が来まし たわ」

 

朱乃がそう告げる

 

はぐれ悪魔

 

力におぼれ主を殺す、主のもとを去る等した悪魔 だ

 

「分かったわ。みんな今日の悪魔の仕事はお休み よ」

 

「部長、もう1つご報告が」

 

「何かしら?」

 

「侵入したはぐれ悪魔が複数いるとのことです」

 

「何ですって!?」

 

「当初のバイサーを含め5体だそうです」

 

「困ったわね…」

 

朱乃の報告にリアスが戸惑っていると

 

「ならば俺たちも行こう」

 

ガイアスがそういった

 

「アースト…なぜ?」

 

リアスが問う

 

「理由は3つある、

 

1つ、俺達は確かめたい事がある

 

2つ、以前から言っていた兵藤を鍛える件につい てだ。リアス、おそらくまだ兵藤に各駒の特性に ついて教えていないのだろう?

 

今回のはぐれは数にも関わらず救援を出していな い事から察するに下級悪魔程度の実力しかないの だろう

 

ならばそいつらを倒すことで兵藤に駒の特性を教 えればいい

 

3つ、仮にも教鞭をとる身だからな…生徒を守る のも教師の務めだろう」

 

王として自信の民が傷付けられることを嫌うガイ アスらしいセリフである

 

「わかったわ、アースト。協力をお願いします。 」

 

「他のみなも、かまわないか?」

 

リアスの言葉を受けガイアスが他の皆に問う

 

「俺達は構わないぜ」

 

「僕達もだよ」

 

ユーリとジュードが他の皆を代表してそう言う

 

「では、

 

ジュディス、レイアはナイト、

 

レイヴン、パティ、エリーゼ、ローエンはビ ショップ、

 

カロルとアルヴィンはルークへそれぞれ現場へ着 き次第、昇格(プロモーション)を済ませろ。ラ ピードはナイトの側へ付け。

 

尚、今回の戦闘では兵藤への指導も兼ねるため各 駒の特性毎に1体を目安として戦ってもらう、ま たリアスには兵藤への駒の特性の説明してもら う」

 

「それは何故?指導をするならば貴方が教えた方 が良いのではなくて?」

 

リアスのガイアスに対する当然の疑問だろう。実 際にその方が効率はよい。だが…

 

「リアス、兵藤の王は俺ではなくお前だ。基礎的 なことはお前が教えてやるべきだ。それに俺は今 回この戦闘に参加せねばならんしな」

 

「そう…わかったわ。では、今回のはぐれ悪魔討 伐は私が指揮をとります。みんな行きましょ う!」

 

「「「「「おう!」」」」」

 

リアスがそう言うと全員が異口同音に返事をした

 

~side 一誠~

 

部長とアースト先生が話し終わった後、俺達は町 外れの廃工場に来ていた。にしてもさっきの話は 何だったんだ?ナイトだとかビショップだとか…

 

チェスの駒だよ…なぁ…?

 

あ~~!さっぱりわかんねぇ!

 

よし!部長に聞こう!!

 

「あの、部長!さっきの話は何のことですか?」

 

「今から説明するわ。イッセー今から何百年も 昔、悪魔と天使と堕天使の三竦みの大戦があった の。結果は引き分け、天使と堕天使は相当な数が 減り、悪魔に到っては四大魔王様を失い悪魔の殆 どが死亡……三勢力とも人間に頼らなくては種の 存続すら危うくなってしまったの。そこで悪魔は 他の種族を悪魔に転生させることにしたの」

 

部長は何かをポケットから取り出した

 

「チェスの…駒…?」

 

「そう、これは『悪魔の駒(イーヴィル・ピー ス)』と言って他種族を悪魔に転生させることが できるの。人間の世界のチェスの駒をもしている わ。そして転生させる際の本人の能力で駒の種 類、数が決まるの。駒の価値も人間のチェスと同 じよ」

 

「じゃあ俺が悪魔になったのも…」

 

「そう、この駒の力よ。死んだ者でも『悪魔の 駒』を使えば生き返らせることも可能なの。そし て転生する際に使った駒の特性を得る事ができる わ」

 

それで俺助かったのかぁ… ……ん…?待てよ?

 

俺なんの駒で転生したんだ?

 

「部長、俺は…」

 

「止まれ、兵藤!」

 

アースト先生!?いきなりどうしたんだ?

 

「……血の臭い」

 

『実に不愉快な臭いだ』

 

小猫ちゃんとラピードが嫌な顔になる… ってか血 の臭い!?

 

「キヒヒ…餌がきた」

 

「うまそうなニオイガするなぁ」

 

「でもマズソウな臭いもする」

 

「腹にハイレバ一緒だ」

 

「腹減った…」

 

何だよ……あれ…! 一人はおっぱいのでかい美女 がいると思ったら下 半身は象みたいにバカでか い

 

二人目は蜘蛛みたいな下半身、上半身はこれまた おっぱいがでかいんだけど…目が8つ顔について やがる

 

三人目は蛾みたいな羽根が付いた下半身がカマキ リみたいにな男だ

 

四人目はまだ人間の見た目が残ってるがこの中で 一番体がデカイしかも相当に腹が出ているしなん かキバがでてる

 

五人目はゴリラみたいな上半身、蛇みたいな下半 身をした男だ

 

え?なにこの化け物集団!?はぐれ悪魔ってこん なのばっか!?

 

「ごきげんよう、はぐれ悪魔バイサー。そして有 象無象のはぐれ悪魔たち。リアス・グレモリーの 名において貴方たちを消し飛ばしにきたわ」

 

消しっ!?また物騒なことをうちの部長は仰る…

 

「ふんっ!返り討ちにして貴様の髪と同じ紅に染 め上げてくれるわ!」

 

バイサーとかいうやつがうまいこと言いやがる!

 

「雑魚ほど洒落たセリフを吐くものね」

 

「ほざけっ!」

 

蜘蛛みたいなやつがこっちに向かってきた! はぇえ!

 

「イッセー、各駒の特性を教えるわ。祐斗」

 

「はい、部長」

 

木場のやつが前に出てきた

 

「じゃあ俺とフレンで脚だな」

 

「分かった、ユーリ」

 

ユーリとフレンがなんか合図してやがる

 

『俺は腕をやろう』

 

「なら私は胴体かしらね」

 

「私はお腹に1発かましてくるよ!木場君は首 ね」

 

「う、うん」

 

なんかラピードと女性陣のセリフに若干木場の笑 顔がひきっ つってるんだけど

 

「祐斗の駒はナイト、駒の特性は…」

 

「死n…?」

 

………は?俺、瞬きしただけなんだけど… なんか蜘 蛛みたいなやつがバラバラになってやが る……

 

「…圧倒的なスピード」

 

「え?今お前らなにやったんだ?」

 

「ん?俺とフレンで脚を切り落として」

 

『俺が腕を切断して』

 

「私が槍で胴体を貫いて」

 

「私が棍でお腹に打撃を与えて」

 

「僕が首をはねたんだよ」

 

「ハァァァアアア!?」

 

いやいやいやいやいやいや!? おかしいだ ろ!?俺瞬きしただけだぞ!?

 

「おのれ!」

 

蛾みたいなやつがこっちに飛んで来やがった!

 

「次はビショップね、私も一人ビショップがいる のだけど理由があって今はここにいないの」

 

部長がそう言うと

 

「では、私たちの出番ですね。悪魔で虫とくれば 火と光でしょうか?」

 

ローエン先生が冗談まじりにそう言ってきた

 

「オッサンはもう仕掛けは終わってるわよ?」

 

そう言うと飛んで来たやつが

 

ドォオオン!!

 

ば、爆発した!?

 

「ちょっとオッサン翼が取れてないじゃない! 手ぇ抜くんじゃないわよ!!」

 

「ヒドイ!リタっち!オッサンこれでも頑張った のよ!?」

 

「ウチもいくのじゃ!くらえ!!」

 

パティがどこからか銃を取り出すと

 

バン!バン!

 

数発の銃声とともに

 

「グァア!」

 

蛾みたいなやつの羽根に風穴があいた! でもま だ落ちてきやがらねぇ!

 

「では、私がヤツを落としましょう」

 

「じゃあ、ローエンあそこにお願いします」

 

「分かりました、エリーゼさん。空破鉄槌!エア プレッシャー!」

 

「湧き出でよ!」 「湧き湧きの手!」 「「ネガ ティブゲイト!」」

 

すげぇ!ローエン先生が呪文を唱えたら蛾みたい なやつが落ちて、エリーゼがその場所から黒い手 みたいなのを出してさらに押さえつけてる!

 

「最近たまってたから、ちょっと派手なの行くわ よ!

 

来たれ爆炎!焼き尽くせ!バーンストライ ク!!」

 

「ちょっ、まっ、オッサンごと!?」

 

なんかレイヴン先生が巻き込まれてるんだけど…

 

「とどめは私が!

 

煌めいて 、魂揺の力!フォトン」

 

「ギャァァアアア!!」

 

蛾みたいなやつが消えちまった!

 

「ビショップの特性は高い魔力の運用よ」

 

部長が教えてくれる! でも、待って部長!!

 

さっきから同級生と後輩たちの強さにビックリ しっぱなしなんですよ!いや、よく見ると部長も 少し顔がひきつってらっしゃる!?分かります よ!こいつらマジで何者だよ!?

 

「よくも!」

 

デブが腹の口開いて襲ってきやがった!

 

狙いは…

 

「小猫ちゃん!アブねぇ!!」

 

小猫ちゃんが油断してたのか食われちまった!!

 

「小猫ちゃん!!!」

 

「落ち着いてイッセー、小猫の駒はルーク。駒の 特性は高い防御力と…」

 

「……臭いです」

 

あいつの腹から小猫ちゃんが出てきた!少し不機 嫌そうだ!

 

「……吹っ飛べ」

 

小猫ちゃんたら!あの巨体を軽々投げ飛ばしち まった!!その方向には…カロル!?

 

「うわわっ!こっち来ないで!エイッ!!」

 

カロルが自分のハンマーでさらにあの巨体をブッ 飛ばした!?

 

「いやねぇ…私、そんなに力持ちじゃないのだけ れど…てぇい!!」

 

ミュゼ先生!?自分の髪の毛であの巨体を空中に ブッ飛ばした!!?

 

「まぁ、ミュゼはどちらかと言えば後衛だしね。 セイッ!!」

 

今度はジュードが空中からかかと落としで下方向 にあの巨体をブッ飛ばした!!!?つーかあのパ ワーで後衛!?嘘だろ!?

 

「兵藤君、ダメだぜぇ?女の子が力持ちだって言 いたそうな顔すんのは、サァア!!」

 

アルヴィン先生貴重なお言葉ありがとうございま す!けど今はあなたがそのデカイ剣でその巨体を 真っ二つにした事実の方が重要です!!

 

「……バカげた攻撃力よ…」

 

見たら分かります!!何!?ルークになったらあ んなにパワーが出るんですか!?あぁ違うみた い、だって部長笑顔がヒキツリまくってるもの!

 

「ゴガァァアア!!」

 

ゴリラみたいなやつが叫んでこっち来やがった!

 

「つ、次はクイーンね…クイーンは全ての駒の特 性を持った最強の駒」

 

「あらあら、おイタはダメですわよ?雷よ!!」

 

「ゴガッ!?」

 

スゲェ!朱乃さんがゴリラみたいなのを圧倒して る!でもまだ倒れそうにねぇ!

 

「あらあら、まだまだイケそうですわね♪」

 

ドンドン追撃してる!?しかも朱乃さんなんか楽 しそうだ!

 

「そして…朱乃は究極のSよ!」

 

S!?通りで楽しそうな訳だ…

 

「ふむ…私も加勢しよう。

 

業火よ爆ぜろ!ファイアボール!!」

 

バカでかい火球がゴリラに当たった!でも…ま だ!

 

「大地咆哮!ロックトライ!!」

 

地面から槍みたいなのが出てゴリラの腹に風穴を開けた!けどそれを引き抜こうとしてやがる!

 

「天杯溢れよ!スプラッシュ!!」

 

 

ゴリラの上から凄まじい量の水が降ってきてさらに押し込んだ!

 

「穿て旋風!ウィンドランス!!」

 

最後は風みたいなのがふいたと思ったらゴリラが頭から真っ二つに!?つーかさっきからスプラッタ過ぎやしませんか!?みんなはこういうのなれて…ない!グレモリー眷属全員ドン引きだもの!

 

 

「おのれぇぇぇぇえ!!!」

 

 

バイサーとかいうやつが部長に向かってきた!

 

「部長!!危ない!!」

 

咄嗟に体が動いちまった!クソッ!しんだかも…

 

 

ガキィン!

 

「え?」

 

「兵藤、勇気と蛮勇は違うぞ。力なき者が戦っても余計な犠牲が増えるだけだ。だが…何かを守ろうとする心はほめよう」

 

アースト先生が日本刀を物凄く長くしたような刀で俺達を守ってくれてた…

 

 

「先ずは貴様から食ってくれる!!」

 

アースト先生にバイサーが襲いかかってきた!

 

 

「遅い!」

 

 

ん?なんかバイサーの体がずれて見える?いや、実際にズレてる!!まさか…あの一撃で肩から脚まで斜めにぶった切ったの!?

 

 

「リアス、最後はお前に任せる」

 

 

「え、ええ…」

 

アースト先生がそう言うと部長がバイサーの切られた上半分の方に歩みよった

 

「さて、バイサー言い残す事はあるかしら?」

 

「…殺せ」

 

「そう、なら消し飛びなさい!」

 

 

そう言うと部長は手に黒い塊を出してそれをバイサーにぶつけた。その瞬間にバイサーが消滅しちまった!!

 

 

「部長は滅びの魔力を持つ、バアル家の血を受け継いでるんだ。『紅髪の滅殺姫(べにがみのルイン・プリンセス)』部長の2つ名だよ」

 

木場が笑顔で教えてくれた!

 

滅殺!?女性に付けていい2つ名じゃねぇよ!!

 

 

あ、忘れてた

 

「部長、俺は結局なんの駒で転生したんですか?」

 

「ポーンよ」

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁあ……」

 

「朝から特大の溜め息だね…」

 

朝たまたま会ったジュードと

 

「また朝から辛気くせぇ顔してんな、兵藤」

 

ユーリと

 

「朝から元気にいかないと1日もたないよ~!!」

 

レイアが声をかけてくれる

 

 

「そりゃ溜め息もつきたくもなるぜ…ポーンって言ったらチェスで最弱の駒だろ?ただでさえ俺は他の眷族よりも弱いのに…」

 

「そんなことないよ。いい?ポーンにはね…」

 

「はぅぅ!」

 

ジュードの言葉を遮るよに声がした

 

「うぅ…なんでいつも転んでしまうんでしょう…」

 

声のする方を見ると…

 

 

パンツ丸出しの金髪シスターがいた…

 

 

「白か…!」

 

「ユーリ!!」

 

ユーリとジュードのやり取りが聞こえた

 

 




朗報です!!
原作2~4まで見つかりました!
一巻終わったら更新もうちょい早く成ります!
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