Tales of D×D   作:GORISAN

13 / 28
遅くなりました…
文字数みたら9000近いとか…
誤字あるかもですがどうぞお楽しみ下さい!


第12話

~side 居残り(テイルズ)~

 

 

「じゃあミラ、ミュゼちょっと『共鳴(リンク)』繋げてみて」

 

『共鳴(リンク)』互いの能力を一部共有することの出来るアローサルオーブの力の1つである

 

 

「分かった、ミュゼ」

 

 

「いつでもいいわよ」

 

 

そういうと目視は出来ないがミラとミュゼを繋ぐ何かが伸び、2人を繋げた

 

 

「繋がったぞ、リタ」

 

ミラが合図を送る

 

 

「1つ確認させて欲しいのだけどリンクは自身と相手の能力の一リンクアーツ)』の発動。これで間違いないわね?」

 

「厳密にはもう少しあるけど、それでほぼ間違いないわ」

 

ミュゼがそう告げる

 

 

「なら…先ずはこっちねカロル、エリーゼ試しに強く『お互いリンク』が出来ると思ってみて」

 

 

「「え!?」」

 

カロルとエリーゼ両方から驚きの声があがる

 

「リタ…それはちょっと無理があるんじゃ…」

 

「うっさい、バカロル!こっちは多分楽に成功するわよ」

 

カロルに対してリタがこういうが…

 

「こっちは?」

 

「どういうこと~?」

 

エリーゼとティポが疑問を浮かべる

 

 

「そっちは後で説明するわ、とにかくやってみて」

 

 

「分かったよ」

 

「分かりました」

 

疑問を覚えながらもリタの言う通りにやってみると…

 

 

「うそ!?」

 

「どうして~!?」

 

エリーゼとティポから驚きの声があがる

 

 

「どう?カロル」

 

「うん!何となくなんだけどエリーゼと何か繋がってる感じがする!」

 

 

「やっぱりね」

 

リタがカロルの言葉に確信を得たようだ

 

 

「リタ、どういうことだ?」

 

ミラがそう問いかける

 

「詳しい説明は後で全員にするわ。次にラピードとミュゼ、私とカロルでリンクするわよ」

 

 

『分かった、頼むぞミュゼ』

 

「いいわよ」

 

ラピードとミュゼ

 

「行くわよカロル」

 

「う、うん!」

 

リタとカロル4人が合図をすると

 

「繋がったわよ」

 

『繋がったぞ』

 

ミュゼとラピードが告げる

 

「まぁ当然ね。こっちも大丈夫だったし」

 

リタが納得すると

 

「最後に1つ、『………』と強く念じてみて」

 

 

「「「「「!!?」」」」」

 

全員が驚きを隠せなかった

 

 

「大丈夫よ、多分8割方成功すると思うわよ」

 

リタがそういう

 

 

 

~side 堕天使討伐組(グレモリー)~

 

 

さて…この辺りかしらね?堕天使達がいるのは…

 

 

 

いたわ…3人ね

 

「ごきげんよう、堕天使の皆さん」

 

 

「これは、これはリアス・グレモリーではないか。今回は随分と大所帯ではないか」

 

「無駄話をする気はないわ。ドーナシークだったわね。私の管轄する町で好き勝手に振る舞った罪、万死に値するわ」

 

 

「ふん!悪魔風情が言ってくれるじゃないか」

 

「なぁ、ドーナシーク。グレモリーとは先日レイナーレ様が言っていた」

 

「そうだカラワーナ、例の男の主だ」

 

「あぁ、レイナーレ様が言っていたデート男の?なんでも随分青臭いデートしてたらしいじゃない?」

 

「あぁ…あれは酷かったな、ただし酒の肴にはなったがな」

 

「クックッ…言うなミッテルト、カラワーナ思い出すだけで腹がよじれる」

 

 

ピキッ

 

こいつら…私の下僕を…

 

ヒュン

 

 

ドスッ

 

「……な!?」

 

ドーナシークの翼が矢で貼り付けに!

 

「オッサンさぁ…あの少年の事存外気に入ってるんだよね…だからお前らちょっとムカついたわ」

 

 

レイヴンが怒ってる?あのレイヴンが…

 

 

「貴様ッ!よくも私の翼を!!」

 

ドスッ!

 

「ガッ…グハッ…」

 

「あら、でも貴方がわるいのよ?人の仲間を侮辱するようなことを言うから」

 

あら…先にトドメを刺されてしまったわね…文字通りジュディスの槍で

 

「貴様ッ!よくもドーナシークを!!」

 

カラワーナがジュディスに光の槍を投げようと!

 

 

ヒュン

 

「セヴァードフェイト」

 

「な、何だこれは!?」

 

カラワーナが動けなく!?

 

ローエンが何か投げたように見えたけど…

 

え?何かしらあれは…ナイフ?

 

 

「アーストさん今ですよ」

 

「ご苦労!ローエン!」

 

ガイアスが上空へ!?そこから…

 

 

「白鬼塵!!」

 

剣を降り下ろした!

 

カラワーナは…当然真っ二つになって消滅したわね…

 

 

「…部長…何だか自信を無くしてきますわ…」

 

「言わないで頂戴、朱乃…」

 

ホントに自信を無くすわ…

 

この堕天使達もザコではあるけどもそれなりに場数は踏んでるはずなのよね…

 

その内の2人をこうも一方的に…

 

 

「な…なんなのよ!?あんたたち!ここはレイナーレ様に報告を…」

 

バサッ

 

 

「「逃がさねぇよ(のじゃ)!!」」

 

 

「ブレネイルフォーム!」

 

 

パ、パティ?フォーム?

 

…あら?アルヴィンとパティが銃を構えて…

 

 

「「ヴァリアブルトリガー!!」」

 

バァン!!

 

ミッテルトが撃ち落とされたみたいね…

 

 

「部長…私達来る意味あったのでしょうか?」

 

「道案内かしらね…」

 

もうヤケよ!!

 

 

「手応えねぇな…にしてもパティ、俺達案外相性いいかもな」

 

「そうじゃな♪でもウチにはユーリという心に決めた人がおるのじゃ」

 

「何も言ってねぇのにフラれたよ…」

 

 

アルヴィンって可哀想な人なのかしら…?

 

 

でも…ホントにこの強さは異常ね…1人1人はもちろん、誰かと組むと圧倒的な力を発揮するわねこの人達…

 

ますます何者なのか気になるけど

 

 

「まぁいいわ…それより堕天使の羽を1枚集めて頂戴」

 

「あら?リアスの趣味かしら?」

 

「違うわよ、ジュディス。ちょっとね討伐の証に使うのよ」

 

 

さて…イッセーたちは無事かしら…

 

 

 

 

~side 教会組(一誠)~

 

 

 

「やっぱ正面突破しかねぇかな…」

 

「そうだね…窓から進入してもガラスの音で気づかれてそれこそ不意をつけなくなる…」

 

「僕も今回はユーリの案に賛成かな…」

 

ユーリと木場とフレンが何かどう突入するか話してる

 

「それじゃあ先ず俺とフレンとジュードと木場で突入すっから、一誠、小猫、エステル、レイアは後から来てくれ…」

 

「分かった…」

 

「……了解です…」

 

「分かりました…」

 

「分かったよ…」

 

俺達4人が返事をすると…

 

 

「よっしゃ!みんな腹くくれよ!行くぞ!!」

 

ユーリ達が中へ入っていった!

 

「……先輩方、私達も」

 

小猫ちゃんの合図で俺達も突入すると…

 

 

「誰も…いない…?」

 

 

「ここにはだぁ~れもいませんよ~地下の祭壇で全員控えてゴザンス!」

 

この人を小バカにしたような話し方をすんのは…!!

 

 

「フリードッ!!」

 

「やぁやぁ!クソ悪魔さん達!今日はまた大人数でいr…」

 

ブォン!

 

え!?ユーリさん!?何ノータイムで殺りにいってんの!?

 

「おいおいおい!ふざけんなよ!腐れロン毛悪魔!!人の話してる最中に速攻でしかけるとか!」

 

「一応、こっちにはお前みたいなのといるとヨロシクないのがいるんでな。出来るだけお前と関わらせたくないんだよ」

 

ですよね~、あいつ女の子の前に出すにはちょっと悪影響だもの

 

「……一誠先輩も大概です」

 

「小猫ちゃん!?俺の心でも読めるの!?」

 

ビックリだよ!

 

「まぁいいや、おいそこのバカ。アーシアはこの下にいるんだな?」

 

「バッ…!?…まぁいいや…アーシア達なら確かにこの下だぜ。ただしもう手遅れk…」

 

ブォン!

 

 

「「ファ!?」」

 

俺とフリードが同時に言っちまったよ!この世で最もハモりたくないやつとハモっちまった!

 

ていうかユーリさん!?またノータイムで殺り行きましたね!?そんなにそいつ嫌いか!?いや、俺も嫌いだけどもね!

 

「テメェ!1度ならず2度m…」

 

「…えい」

 

ドォォン!!

 

今度は小猫ちゃんかよ!?

 

「テメェもか!このロリチビ娘!!」

 

ピキッ

 

……え?何か小猫ちゃんから何か切れたような感じが…

 

「……チビ…?」

 

小猫ちゃん?もしかしなくても…

 

「……ぶっ潰す!」

 

ドゴォ、ドゴォ、ドゴォン!!

 

小猫ちゃんが手当たり次第に椅子とか何かをぶん投げてらっしゃる!?

 

「あっるぅぇぇぇ!?俺っち地雷踏み抜いt……おっと!?」

 

ユーリと木場後ろから切りかかった!?でもあいつ避けやがった!

 

 

「チッ!仕留めそこなったか…」

 

「……俺的にはこのまま殺し合いに興じたいところだけども……俺、悪魔に殺されるのだけはマジ勘弁なんでね。ここは……ハイ、サイナラ!!」

 

 

カッ!

 

まぶしっ!これって…閃光弾ってやつか!?

 

光がおさまったんで目を開けたら…

 

「クソ!逃げられた!」

 

「一誠君!今は早く下に!」

 

「そうだよ!兵藤君!」

 

「フレン…木場…そうだな!!急がなきゃ!」

 

 

俺達は一気に階段をかけ下りた。しばらく下りたところで扉が見えてきたから、その扉を

 

ドガァン!

 

蹴破った!

 

 

そしたら10人以上はいるだろうか…ローブを着たやつらと…祭壇の上にレイナーレと……

 

「アーシアァァァ!!」

 

十字架に鎖で貼り付けにされたアーシアがいた!

 

「あら、遅かったわね。丁度今儀式が終わったところよ」

 

「なっ!?」

 

「なぁに?この娘を取り返しに来たの?いいわよ、この娘は返してあげる」

 

ブォン

 

あいつ!アーシアを投げやがった!

 

「危ない!!」

 

何とかキャッチ出来た…けど…!顔に生気がない!

 

「一誠!アーシア連れて逃げろ!ここは俺達が何とかする!」

 

 

「ユーリ!でも!」

 

「私が治療します!もしかするとなんとかなるかもしれません!」

 

「エステル…ホントか!?」

 

「僕も行くよ!」

 

「私も行く!ジュードも私も多少は医学に心得があるから!」

 

「ジュード…レイア…頼む!」

 

俺は3人に頭を下げた

 

「あら、返してあげるとは言ったけどあなた達を生かして返す気はないわよ」

 

レイナーレッ…!!

 

「一誠!早くしろ」

「一誠君!早く!」

 

「兵藤君!早く!」

 

「……急いで下さい、先輩 」

 

ユーリ…フレン…木場…小猫ちゃん…

 

 

「皆…これが終わったら、皆俺のことイッセーって呼べよ…俺のダチはみんなそう呼ぶから!」

 

ゴメン!みんなありがとう!

 

そう思いながら階段をかけあがる…

 

アーシアがどんどん冷たくなってる!

 

「イッセーさん!とりあえずここで応急処置を!」

 

「分かった!」

 

祭壇の上の教会まで来るとエステルがそういってきたのでアーシアを教会の椅子の上に寝かせた

 

 

 

~side 教会組(テイルズ)~

 

「脈が弱い……エステル、レイア!すぐに治癒術を!!」

 

ジュードがアーシアの脈を計るとすぐに2人に治癒術をかけるように言うだが…

 

「(これは……マズイ…体力とかそういのじゃなくて根本的な何かがすり減ってるような…)」

 

仮にも医者をやっていたジュードだ。その患者がどういう状態か……まして命のやり取りを何度も経験したジュードは何となくではあるが分かってしまった。だが…それが分かったのはジュードだけではない

 

「お願いです…!元気に……!」

 

「何で……!お願い……!」

 

エステルは何人もの人間を自身の力で治した経験から。レイアも看護師としての経験から分かってしまった……

 

アーシアはもう……

 

「……イッ……セー…さん…?レイ……ア…さんに、ジュード……さん…も…?」

 

 

「「!?」」

 

ジュードとレイアは驚いた。アーシアは恐らく、もう手遅れだった。それを喋れるようにまで回復させたのだ。このエステルという少女の力は

 

 

「アーシア!もう大丈夫だ!みんなと帰ろう!」

 

イッセーがアーシアの手を握ってそう言った

 

「イッセーさん……私…少し間でした…が……友達が出来て…幸…せ…でした…!」

 

「何言ってんだよ!まだ…まだ、イッパイ!イッパイ色んな事が出来るよ!アーシアはもうじき回復するんだ…!そうだよな!皆!?」

 

イッセーがすがるようにジュード達を見る…だが…

 

「「「…………」」」

 

3人とも何も言えない。いや言うことが出来ない…

 

「何か…何か言ってくれよ…!皆…!!頼むから……!大丈夫だ…って言ってくれよ……!」

 

イッセーの目から涙が溢れていた

 

「泣か……ないで…私は幸せ…でした……1人でも…友達が…出来て…」

 

「何言ってんだよ…!そうだ……!俺の友達を紹介するよ…!松田に元浜…バカだけどいいやつらなんだ…!それから他にもいるんだ…!アーシアを助けるのに協力してくれたやつら…それから……それから……」

 

イッセーはもう言葉すらまともに喋れていなかった。それほどまでに泣いていた

 

「イッセー……さん……ありが……とう……」

 

パタッ……

 

アーシアの手が力なく落ちていき…目を閉じた

 

「何でだよ……!……なぁ!神様!いるんだろう!?この子を連れていかないでくれよ!」

 

イッセー叫び…いや…慟哭と言ってもいいだろう…アーシアの手を握ってイッセーが叫ぶ

 

「この子は友達が欲しかっただけなんだ!だから、頼むよ!」

 

イッセーは涙を流しながら続ける…ただすがるように…

 

その姿をジュード達は見てはいられなかった…

 

ジュードは下を向き拳を握りしめ…

 

エステルはその場でへたりこみ両手で顔を押さえ…

 

レイアは嗚咽をもらしていた…

 

「俺が悪魔になったからダメなんすか!?この子の友達が…俺が悪魔だからナシなんすか!?」

 

「悪魔が教会で懺悔?笑えない冗談ね」

 

後ろか嘲笑しながら声をかけるものがいる…

 

この状況を作り出した全ての元凶が…!

 

ジュード達は無言で武器を構えていた

 

 

 

 

~side 教会組(一誠)~

 

 

レイナーレ…!

 

 

「見て、この傷。ここに来る途中にあの3人のナイトの子達に一太刀ずついれられたの。でも、この神器さえあれば…」

 

アーシアの神器が光りだした…

 

傷が塞がっていきやがる…!

 

「どう?素敵でしょ?どんな傷も治ってしまう。神の加護を無くした堕天使も治癒してしまう力、この力で私は堕天使としての地位は約束されたようなもの……偉大なるアザゼル様、シェムハザ様…私の力をあなた様のために……」

 

「知るかよ…!そんなこと知らねぇよ…堕天使だとか、悪魔だとか、神様だとか……この子には…アーシアには関係ねぇだろ…!」

 

 

「いいえ、関係あるわその子は神器を宿していたもの」

 

「それでも、静かに暮らせたハズだ!」

 

「無理よ、神器を持った人間は爪弾きものになる。人間って他者と違うものを毛嫌いするでしょ?こんなに素敵な能力なのにね」

 

「なら!俺がアーシアの友達として守った!!」

 

「アハハハハハ!!無理よ!だってその娘死んでるのよ?守るとか守らないとかじゃないの!

 

 

あなたは守れなかったの!

 

 

その娘を救えなかったのよ!!」

 

……わかってる…

 

 

「わかってるよ…だから……許せないんだ……お前も…そして…」

 

自分も…

 

「返せよ…!アーシアを!返せぇぇぇえ!!!」

 

『Dragon booster!!!』

 

 

 

「皆…悪い…手ぇ…出さないでくれ…」

 

 

「でも……」

 

「頼む…!」

 

俺はジュード達に頭を下げた

 

「……危なくなっなら助けに入るよ…」

 

「ありがとう…ジュード…」

 

「イッセーさん!傷付いたら回復しますから!」

 

「やっちゃえ!イッセー!」

 

エステルとレイアから応援もらっちまった…いつもなら泣いて喜ぶけど…今はっ!!

 

「なに?後ろのお仲間の助けは借りないの?」

 

「あぁ…」

 

「バカね、あなたみたいな下級悪魔が1人で私に向かってくるなんて」

 

「うるせぇ!!」

 

『Boost!!』

 

力が沸き上がる!

 

とにかくあいつをぶん殴るために前へ出なきゃ!

 

俺は籠手を握りしめてレイナーレに殴りかかる!

「へぇ?前よりは力が増したのかしら?」

 

クソッ!避けられた!

 

「ほら!光の槍よ!!」

 

ズブッ!

 

「ぐあぁぁぁぁあ!!」

 

両足に!光の槍がっ!!メチャクチャいてぇ!!刺さってる場所から煙もあがってる

 

「「「イッセー(さん)!!」」」

 

「来るなぁァァァあああ!!!」

 

俺は自分でもビックリするような大声で皆を制止する

 

『Boost!!』

 

また…力があがった…!

 

とにかく…この槍を抜かねぇと…!

 

ガシッ

 

「うあぁぁぁあ!!」

 

クソッ!槍を掴んだ両手もイテェ!!

 

「アハハハハハ!悪魔にとって光は猛毒!ましてあなたは光を中和する力もない下級のあk…」

 

 

「それがッ!どうしたぁぁぁああああ!!」

 

ブシャッ!

 

クッソ!イテェ!!なんとか槍は引き抜けたけど血がっ!!足に力も入んねぇ…

 

 

 

『Boost!!』

 

 

「……大したものね。私の槍を受けてもまだ立ち上がれるなんてね。でもおしまい、私の光の槍はね他の堕天使よりも悪魔の殺傷能力が高いの。次第に光があなたの体を蝕んでいって、やがて死ぬでしょうね」

 

マジか…通りで体中あちこちが痛いワケだ…

 

でも…こんなもん!アーシアの受けた心の痛みに比べたら!

 

でもヤベェ…意識が朦朧としてきた…けど…

 

 

「こう言うときは…神様にお願いすれば…いいのかな?」

 

「なに?とうとう壊れたの?」

 

レイナーレが何か言ってるがそんなもん知ったこっちゃない

 

「いや、神様はダメだ…さっきアーシアを助けてくれなかったし……なら、魔王様か?いますよね?魔王様…一応俺も悪魔なんで願い…聞いてもらえませんか?」

 

何とか立ち上がれる…!

 

「痛いのも我慢します、手助けもいりません……だから…だから!」

 

 

『Boost!!』

俺の願いは…!

 

 

「今から……この堕天使を!1発殴らせてください!!」

 

『Explosion!!!』

 

「う、嘘よ!立ち上がれる訳がない!それにあなたの魔力…!上級悪魔のそれじゃない!?」

 

初めてこいつの顔に怯えが出たな

 

「い、いや!来ないで!」

 

レイナーレが光の槍を投げて来た!

 

けど…こんなもん!

 

ブォン!!

 

「腕で払っただけで!?」

 

レイナーレのやつ驚いてやがるな…

 

でもそろそろ限界だな…

 

「い、いや!!」

 

バサッ

 

やろう!翼を広げて逃げやがった!こっちは飛べないうえにそこまでジャンプ出来るだけの脚力は……

 

ヒュン!

 

え?

 

「悪い、イッセー。これくらいは許してくれよ!」

 

「後で謝罪はいくらでもするから」

 

ズバッ!

 

「ギャァァァアア!」

 

ユーリとフレンがレイナーレの翼を切り落とした!

 

あいつら…!無事だったのか!けど今は!

 

 

「テメェを1発ぶん殴んのが先だ!ぶっ飛べ!クソ天使!!」

 

ドゴォン!!

 

 

教会の外までぶっ飛ばしてやった…

 

「終わったよ……アーシア…」

 

ヤベ…もう足に力が……

 

ガシッ

 

「お疲れ様、イッセー君」

 

「ホントに、無茶したね」

 

「木場…ジュード…」

 

2人が俺に肩をかしてくれてる

 

「悪いな、イッセー。手ぇ出さねぇつもりだったんだけどな」

 

「ほんとだよ、ユーリ。罰としてカワイイ娘紹介しろ」

 

「ま、いいじゃねぇか。それであの堕天使に1発かませたんだからよ」

 

 

「ま、確かにな…でも無事なら早く出てきてくれよ…」

 

これでも心配してたんだぜ?

 

「ゴメンね?イッセー君。部長とアースト先生に止められてたんだ」

 

 

「部長とアースト先生に?」

 

「その通りよ。よくやったわねイッセー」

 

部長!

 

「よくやったな。兵藤」

 

アースト先生までもが俺に労いの言葉をかけてくれる

 

「あ、ありがとうございます。…ボロボロですけどね」

 

「すぐに治癒術をかけますね?」

 

そういうとエステルが俺の体を治してくれてる

 

「エステルもアーシアと同じ神器なのか?」

 

そういやレイアも何か術をかけてたような

 

「ええっと…そんなところです」

 

エステルって嘘つけないタイプだな…

 

「ですが、ホントによく頑張りましたね兵藤君」

 

「オッサンも見てて久々に熱くなったよ。頑張ったな、一誠」

 

「だな、大金星じゃねぇの?」

 

ローエン先生、レイヴン先生、アルヴィン先生も!

 

 

「何か…そこまで褒められると照れますね」

 

「フフフ、でも本当に頑張ったのは事実よ。さすが私の下僕ね」

 

「……部長、持ってきました」

 

ズルズル…

 

小猫ちゃんがレイナーレを引きずってきた…持ってきましたって…

 

「ご苦労様、小猫。朱乃、お願い」

 

「はい、部長」

 

そういうと朱乃さんは顔の大きさ位の水を造るとレイナーレにそれをかけた

 

「……ハッ!?」

 

「ごきげんよう、堕天使レイナーレ」

 

「……グレモリー家の娘か…!」

 

「ご明察。私はリアス・グレモリー、短い間でしょうけどお見知り置きを」

 

「してやったりと思ってるでしょうけど私にはまだ仲間の堕天使g……」

 

「彼らならもういないわよ」

 

ファサ…

 

何だ?部長が3枚の羽を取り出した

 

「あなたなら分かるわよね?同族の羽だもの」

 

レイナーレの顔が絶望に染まった

 

 

「さてと、イッセー。ちょっと神器を見せてもらえるかしら?」

 

 

「え?あ、はい!」

 

一応エステルのおかげで立ち上がれるまでに回復した俺は部長に神器を見せにいった。そういえば途中から神器の見た目が変わったんだよな…

 

 

「赤い龍…この模様…籠手……そう、そうだったのね…!」

 

部長?なんか少し驚いてる?

 

 

「レイナーレ、この子の神器はただの神器ではないわ…持ち主の力を10秒毎に倍にしていき、最終的には神や魔王すら葬ることができると言われている……

 

 

 

13種の神滅具の1つ『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』よ」

 

「神滅具の1つが!?こんなガキに!?」

 

全員、目を丸くして俺をみてるんだけど!?いや俺もだけどね!?そんなスゴいものが俺の中に宿ってたなんて…

 

「でもいかに神を殺せると言っても時間が経過しなければ弱いままなのだから。イッセーこれからは特訓よ」

 

「は、はい!」

 

確かに俺は元が人間だから大したことないもんな…

 

「さて、レイナーレあなたには消えてもらうわ」

 

「冗談じゃないわ!私はアザゼル様達に!」

 

「悪いのだけれど、私はあなたのようなタイプの者には嫌悪感しか抱かないの」

 

部長が…怒ってる…?

 

 

「助けて、イッセー君!」

 

ザワッ

 

「この悪魔が私を殺そうとするの!お願い!私をt……」

 

ドゴォン!

 

レイナーレが壁にブッ飛ばされた!

 

やったのは…ユーリと…ジュード!?

 

「悪い、イッセー。俺も1発殴っときたかったんだ…」

 

「僕も、ゴメン…どうしても今のは許せなかった…」

 

お前ら……

 

「いいや、ありがとう…」

 

おかげで嫌なものを聞かずにすんだ…

 

「部長、お願いします…」

 

 

「私の下僕に言い寄るな、消し飛べ」

 

ゴウッ!!

 

何かが削れるような音…

 

「(グッバイ…俺の初恋……)」

 

 

ただ静かにアーシアの神器が部長の手元にゆっくりと落ちてきた……




中途半端かもですが一旦区切ります!
つづきは後日!
次回で1巻分の中身は終了です!
この後はとりあえず使い魔の話だけやろうと思ってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。