絶賛花粉症に苦しめられてます……
~side Tales~
合宿から5日が経過した……
この5日間でリアスとその眷族達は目覚ましい進化を遂げた
リアスは自身の戦略と指揮をより高度なものとし
朱乃は得意の雷により磨きをかけた
小猫は素手での戦闘技術が素手のレイアと渡り合えるほどに
祐斗は神器の力を高め、ガイアス相手に5分は持ちこたえるようになった
アーシアは魔術の運用を高度なものにしたためか回復速度は格段に上昇
イッセーも第2の力に到ってはいないものの、身体能力は以前とは比べ物にならないほどに上昇。体力だけなら祐斗と遜色ないほどだ…
だがそれでも足りない…何もかもが…
通常なら練習量を増やせばどうとでもなる……だが…
「ガイアス……やっぱり皆、限界みたいだよ…」
ジュードから告げられたのはリアス眷属の肉体的限界である
「やはりか……」
連日のようにオーバーワークとも言える物量をこなし、それでも飽きたらぬという向上心を持って訓練をしてきたリアス眷属は肉体的限界に達していた…
「仕方があるまい……ジュード、皆を集めてくれ」
「分かった」
「それと今日は私服でくるように」
ガイアスがそう言うとジュードはすぐに皆の元へ向かった
~side 一誠~
「アーストが?」
ジュードに起こされて目をさました…正直もう少し寝たかったけど、少しでも鍛えなきゃ…
「うん、皆を集めてくれってさ」
「分かった着替えてすぐに行く」
「木場君も起きて」
「ああ…ありがとう、ジュード君…」
木場のやつも大分きてるな…
「ユーリも起きて」
「…ん、ふぁぁあ~………おはようさん」
ユーリは通常通りだよ…
「ラピードは…起きてたの?」
『とうの昔にな、気を使わせたか?』
「ううん、大丈夫。あ、皆、今日は私服でくるようにってアーストが」
「私服で?」
特訓ならジャージでいいと思うんだけど…
とりあえず私服に着替えたけど…ユーリ達はこれ私服か?ちょっと聞いてみたい気もするが……
「皆、集まったか」
アーストが来ちゃったしな……
「さて……連日の訓練介もあり、皆の能力は随分と高められた。が、同時に皆の肉体は限界を迎えてしまっている……よって本日の訓練は休息とする!」
え?……マジ?でも残りの日数が…
「待って、アースト。私達には時間がないの…ライザーとの戦いまで後数日……さらに特訓をしなくては……」
ガクン
「部長!?」
部長がいきなり膝をついた!?
「大丈夫よ……少し、目眩がしただけだから……」
「見たことか、そのようにまともに立てない状態で訓練を積んでも何にもならん…ここ数日まともに寝ていないのだろう?他の者もだ!」
「「「「……」」」」
グレモリー眷属は皆黙っちまった……俺もだけどさ…
「休むこともまた訓練だ。よって本日は今後の事もふまえ休息とする。各々、の思うように身体を休めろ。以上だ」
「と、言う訳で……オッサン企画!第一回『一番多くの獲物を採るのは誰だ!?そして皆を満足させるのは!?』を開催するわよ~!!」
ドンドンドン!
パフパフ!
何故こうなった……
「ルールは簡単!1年生、2年生、3年生、教師チームに分かれて今晩の食事になるものを採ってきて、調理して貰います!2年生は人数多いから2班に分かれてね
審査方法は投票制!自分のチーム以外のチームに投票して、より得票数の多いチームの勝利!!
じゃがいもなんかの食材、調味料は持ってきたものを使用してOK!他チームからの食材の略奪は禁止!
同じ獲物を狙った場合、先に仕留めるか、手に取るかをした方の物とします!!」
何でレイヴンはあんなにノリノリなんだ…?
「楽しそうですね、イッセーさん!」
「そうだな、アーシア」
アーシアも楽しそうだしいいか…
「因みに優勝チームにはちょっとしたプレゼントがあるからお楽しみにぃ!!」
「あら、これは勝たなくてはね、朱乃?」
「そうですわね、部長」
御姉様方はやる気マンマンだよ!
「部長と敵対するのは本意ではないけど…ゲームですから勝つつもりでいかせていただきます」
木場もなんかやる気だよ!
「……私も頑張ります」
小猫ちゃんまで!?
「こうなったら2年生チームで絶対優勝しようぜ!!」
こうなりゃ、ヤケだ!絶対優勝してプレゼントもらってやる!!
「お、イッセーやる気だな」
「そりゃせっかくプレゼントがあるんだし、頑張んなきゃ損だろ!!」
「そうだね、せっかくのゲームだし頑張ろうか」
ユーリもジュードも相当やる気だよ!他の皆もそうっぽいな!
よぉ~し!勝つぞ~!!
~side 1年生(小猫)~
「……私達は何を狙いましょう?」
せっかくの勝負事なんで出来れば勝ちたいです
「そうだなぁ…山なら、川魚に山菜、動物やちょっとした果物もあるんじゃない?」
カロル君が山の幸のラインナップを上げてくれました
どれも魅力的ですね…
「ウチは川魚がいいの~♪」
パティが希望を出しました。…川魚ですか……スゴく魅力的です!
「私は果物を見つけたんでパイを作りたいです!」
「ドロッセルから作り方を教えてもらったんダ♪」
パイですか……素敵です!
「じゃあ私達はその2つで勝負しましょう。カロルとエリーゼは果物を、私、小猫、パティは川魚をとりに行きましょう。じゃあ出発ね!」
「お~♪」
「……2人とも、釣竿はどこですか?」
2人ともどうみても手ぶらなんですが…
「大丈夫よ。そんなの使わなくても私は雷の魔法で魚を採れるし」
「ウチは川にこの特製爆弾を放り込めば魚を一網打尽じゃ!」
……あれ?その漁法って……確か
「……2人とも、その漁法は犯罪です」
「「………え?」」
「………別荘から釣竿、持ってきますね」
一気に不安になりました……
~side 2年生(木場)~
僕は分かれた結果、ユーリ、レイアさん、エステルさん、後ユーリの使い魔としてラピードと一緒のペアになった
なんだか珍しい取り合わせな気がするよ
話し合いの結果、僕たちはラピードの鼻を頼りに食べられる山菜やキノコを調理することにしたんだ
「しっかし、意外とキノコって多いんだな……ラピード、このキノコはどうだ?
『……毒持ちだな。火を通しても食えないだろう』
「ラピード、この山菜はどうです?」
『……臭いは強烈だが、毒はない』
「ラピード~!こっちは~!?」
『待っていろ……それも毒はない!』
「ありがと~!」
ユーリとエステルさんは近くにいたからすぐにわかっただろうけど、よくあの距離のレイアの持っているキノコの臭いがわかったね……いや犬だから当然(?)なのかな……?
「大分集まったね」
僕たちの籠の中には大量のキノコと山菜が盛られていた
「ま、こんだけ集まれば上等だろ」
ユーリは満足そうだね
「それで、私達は何を作る?」
レイアに言われる前からずっと考えてたんだけど…
「……山菜は天ぷらなんかどうかな?キノコは味噌汁にしたら中々美味しいと思うよ」
「お、いいじゃねぇか」
「いいですね、天ぷらにお味噌汁」
ユーリとエステルさんもOKらしい。じゃあ決定かな?
ギャー!!
「……ん?何か向こうから声が……」
「気のせいじゃね?」
「そう……かな?」
まぁ、この辺に危ない動物はいないハズ……あれ?熊がいたっけ?まぁ皆なら大丈夫だよね?
~side 3年生(リアス)~
「大漁ね…」
「そうですわね…猪にウサギ……かなりの数ですわ ね」
朱乃も何も言えなくなってるわね…
「どうだ?中々のものだろう?」
「ええ……ホントにスゴイわねミラ…」
何せこの獲物は全てミラが1人で採ってきたんだから……
曰く、
「私は食べる専門で料理は得意ではない。なので私は食材を集めることに専念しようかと思う」
そう言うなり森に入ったと思ったら……これだものね……
「それで…この猪とウサギはどう調理するのだろうか…?じゅるる…」
ミラったら…もう待ちきれないのね
「あらあら、そうですわね…猪はボタン鍋に、ウサギは唐揚げなんていかがでしょう?」
「あら、いいわね。鍋は季節外れな気もするけれど精もつくでしょ」
「ボタン鍋は初めて食べるので楽しみだ…じゅるる…」
ホントにミラは食べることが好きなのね
「じゃあ、朱乃。私達は調理に取りかかりましょうか」
「そうですわね、部長」
腕によりをかけて作らなきゃね!
~side Teachers(Tales)~
「いやぁ、大漁、大漁!」
「オッサンも随分採れたわよ」
アルヴィンとレイヴンが背に大量の鳥を抱えていた。
「では、これらで焼き鳥丼でも作るか」
「あら?ガイアスが作るの?」
「アーストだと……まぁ、普段はアーストだから良しとするか……これでも多少は作れる。昔は良く妹に振る舞ったものだ」
「あら、あなたの料理を食べた妹さんに嫉妬しちゃうわ」
ガイアスとミュゼが何とも言えない会話をしていると
「何…この空気……オッサン帰りたい…」
「安心しろレイヴン…俺も帰りたい……」
レイヴンとアルヴィンはこの空気がいたたまれないらしい
「あ、そう言えばさっきイッセーの悲鳴が聞こえなかった?」
レイヴンが問いかけてくる
「あら、やっぱりイッセーの悲鳴だったの?」
ミュゼも気付いていたようだ
「大方、動物にでも襲われたのだろう。この辺りの動物ならジュードやフレンもいるのだ。十分に対処が出来るだろう」
ガイアスも全く心配していない様子だ
「………あ」
「どうしたの?アルヴィン」
顔が若干青ざめているアルヴィンにミュゼが声をかける
「いや…その……」
「勿体ぶるな、早く言え」
ガイアスが痺れを切らしたのかアルヴィンをせかす
「……実はここにくる前にちょっとマズイ情報が入ってましてね?」
「マズイ情報?」
「……ミノタウロスが1体……しかもかなり強力なのが日本に来ているっていうのを……ね?」
「まさか……」
ガイアスが顔をしかめる……
「実は……この山の近くだったりするんだよね……」
「貴様!なぜs…」
ズドォォォォォン!!
「「「!?」」」
山にいきなり爆音が鳴り響く!
「皆、行くぞ!!」
ガイアスがそう告げると皆一斉に爆音があった方に向かう。ただ仲間の無事を祈って……
~side 2年生(一誠)~
「だぁぁあ!クソッ!何もみつからねぇ!!」
俺達は今山の中を必死で食材を探してるんだけど…他の皆があちこち採ってるせいで何も見つからねぇ……
「地道に探してればきっと何か見つかりますよ。頑張りましょう、イッセーさん」
アーシアはそう言ってくれてるけど……
「でも、ホントに何も見つからないわね。手分けして探してみる?」
ジュディスがそう提案してきた。やっぱりその方がいいのかな?
「そうだね。じゃあ、じゃんけんでペア決める?」
ジュードも賛成みたいだ
「そうだね。僕もそれでいいよ」
フレンも賛成か
「じゃあ、じゃんけんするか…出した手によって3ペアに分かれるか……いくぞ?じゃ~んけ~ん……ポン!」
結局俺1人かよ……アーシアかジュディスとのペアが良かった……
にしても…マジで何もないな…他のチーム頑張り過ぎだろ……
ガサ…ガサ
「ん?」
何かあっちの方で…
ガサガサ……
何か動いた!やっぱり何かいるな……よぉ~し!絶対捕まえてやるぜ!!覚悟しろ、今日のおk…
「んもぉぉお!!」
「……はい?」
あれ?見るとそこには大きな大きな牛さんが、でっかい斧と槍を足して2で割ったような武器をお持ちになってこちらを睨み付けてらっしゃるんですが……
・・・・・
「ギャー!!!」
「んもぉぉぉおおお!!」
全速力で逃げないとやべぇ!!何この化け物!?ゲーム何かで似たようなの見たことあるけど……ミノタウロスだっけ?まさかマジでそれか!?
ドォン
ひぃぃぃいい!?何か武器を振り回してらっしゃる!?
「クソッ!赤龍帝の籠手!」
一応神器だけは発動させないと!
『Boost!!』
1回目の倍加!けどまだこいつには及ばn…
クキッ…
「グッ!?」
ヤベェ…足を!?
「んもぉぉお!」
ヤバい…死ぬッ!
ガキィン!
「……え?」
「イッセー、大丈夫か?」
「フレン!!」
「烈破掌!!」
バァン!
「ジュードも!」
「イッセー!無事!?」
「悪い…足を挫いちまって立つのもヤバい…」
『Boost!!』
「今すぐ回復h…」
「んもぉぉお!」
もう1体!?何処に隠れてやがった!?
「ジュード危ない!!」
「え?」
「んもぉぉお!」
「クッ!?」
ズドォン!
「ガハッ!?」
「ジュード!?」
かろうじてガードしたみたいだけどこっちまでジュードがブッ飛ばされた!
「ジュード!大丈夫か!?」
フレンが大声でジュードに声をかけた
「ちょっとマズイかも…アバラが折れてるみたい……」
『Boost!!』
クソッ!3回目の倍加が終わったけど…まだこいつには!
「んもぉぉお!」
「……イッセー、何とか逃げられない?3回目の倍加が終わった今なら君だけでも……」
「バカ言うなよ!お前らおいて逃げられるか!!」
「このままだと、僕らも危ないんだ!!」
「グッ……」
クソッ……!俺はこんな時までこいつらの足を引っ張るのかよ……!?
『Boost!!』
……そうだよ。神器は思いに応える……それならっ!!
「ドラゴンさんよ……聞こえてるか?…俺に……俺にダチを守る力を……よこせぇえ!!」
『Dragon booster!!』
赤い閃光を出して赤龍帝の籠手が応える…けどまだだ!もっと!もっと!
「もっとだ!赤龍帝の籠手!!こいつらを助けるにはまだ足りない!俺の思いに応えろ!赤龍帝の籠手ァァァアア!!」
『Dragon booster second Liberation!!』
かつてないほどの輝きを放ち、俺の神器は…
「…変わった?」
籠手のフォルムは変わって、さらに1つだった宝玉は2つになった
そして…頭の中には新しい力の使い方が流れ込んできた!!
「ジュード!フレン!俺の力を受け取れぇぇぇえええ!!」
「『赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)』!!」
『Transfer!!』
次は月曜までにはなんとか……