天幕の中でがなり立てる通信機はまるで調整不足のラジオだった。
同じチャンネルを使って何本もの局が放送するかの様に悲鳴を上げて援軍を要請している。
『赤が七で黒が三。幻獣が多過ぎてまるで火山が噴火したようだ!』
『メーデーメーデー! こちら、きたかぜ七番。ヒトウバンに喰いつかれた。これより脱……』
『援軍を向かわせている。あと少しくらい持ちこたえろ!』
雑音で聞き取れない事もあるが、概ねこんな感じの言葉が繰り返されている。
何度も聞いたので、聞き取れない部分も機体名や部隊名以外は殆ど理解できていた。
「これは?」
「通信は軍共通であろう? 使っている周波数を理解するのは難しくない」
「通信傍受というよりハッキング……になるんですかね? 一部は電波ではなく生体結晶による通信の筈ですが」
先ほどから聞こえているモノは芝村による嫌味でしかない。
作戦を成功させる為には五稜郭に犠牲になってもらうしかない。そんなのは子供でも判る事実だ。それなのにあまり意味の無い傍受をして居る辺り、さっさと介入して敵を退けろとでもいう気なのだろう。
「あ、あの……。何とかなりますよね。その為の塹壕なんですし……」
「無理に決まっている。幻獣は考えなしだが集団としては愚かではない」
「無意味ではないんですけどねぇ……ここまで来ると……」
みほが心配そうに声を掛けるが芝村はそっけなく、善行のフォローはないも同じだ。
不安が許容値を越えたのか、今まで分を弁えていた良い子がこちらに食い下がって来る。時ここに至れば何の意味もないのだというのに。後は予定時間になったら勝つだけだ。
とはいえ私にも不安が無い訳ではない。あの意地悪い存在Xが本当に何もしないのか?
「準竜師が考案なさった戦法です。何とかならないんですか!?」
「西住。幻獣の進化は早い。そして数の暴力は時として理論を圧倒する。迂回に迂回を重ねて全面対応となった時、もはや塹壕に意味はない。まあ流れとしては機能しているがな」
私は塹壕戦を提唱した。それで出世もした。それは嘘ではない。
小型幻獣は完全に嵌り込むし、ゴルゴーンなど一部の中型幻獣は乗り越えるのに時間が掛かる。それは嘘ではないのだ。しかしそれ以外の幻獣も存在するのは確かなのである。
一時期姿を消した多脚歩行系の敵が最近になってまた増え始め、ミノタウルスのような直立型は塹壕の天敵だ。私が直接指導した波打つ形の塹壕はともかく、効率重視で直線にした場所などはミサイル一発で酷い目に合っているはずだ。
「地形に沿った全体の流れは存在するから、そこを抑えれば効率的な戦闘は出来る。現に初期に熊本へ残っていた連中は殆ど討ち取ることに成功して居る。ただ幻獣は百万単位だからな」
「前休戦明けに来た三十万の内の十万を討ち取っても、いま三十万が現れ五十万。次は七十万に達するであろうな」
「そしていつしか百万を超えるわけです。少々の塹壕ではやり切れません」
「そんな……」
もはや塹壕があれば有利に戦える時期は過ぎたと言えるだろう。
確かにまだまだ有効だし、塹壕に籠りつつ戦えば有利に戦える。攻勢を受ける場所によっては無傷で勝利を重ねる部隊もあるだろう。だが敵は絶対的多数なのだ。
地形に沿って幻獣が流れるからこそ五稜郭陣地で敵は堰き止められているし、陥落させるためにやって来るスキュラの進路は固定されている。後はそこを脇から後ろから撃つだけだ。鹿児島・宮崎両方面の空から数の暴力で攻めたて、押し出されるように大分へ迂回するというのが『敵』の動きだと読めているのだから。ソレに乗じない手はない。
「そんな……。見捨てるしかないっていうんですか!?」
「落ち着きなさい西住百翼長。その為に我々は此処に居るのです」
「作戦を前倒しにするべきであろうと私は思うがな。西住ですらこれなのだ。逸る者は幾らでも現れよう。まして陣地内は大混乱しているはずだ」
「できれば佐脇少佐からの援軍要請を待つべきだ。それが軍規ではあるが……」
要請があれば動く必要があるが、この期に及んで五稜郭陣地から援軍要請は飛んでいない。
佐脇少佐から見れば今更出したところで間に合わないし、キルレシオからすれば相当量の出血を強いているから、勝っているのかもしれないと思っている可能性すらあった。
今日だけで数万のゴブリンを葬っているはずだものな。勝利しているのではないかと思いたいのは判る。だが所詮はゴブリンなど雑兵だし、一緒にキメラやナーガを数百葬っても意味などないのだ。それでは『敵司令官』が脅威には思わない。
「軍規など無視すればよい。メンツに従って陣地を失陥しつつある男と、自らを救った英雄。兵たちは皆そなたを支持するであろう」
「流亡の外国人兵が英雄になれと言うのか? 命令違反を理由に狗のように煮られるのは困るな」
「そんなことはありません! 準竜師は私たちみんなの希望なんです!」
警戒視されるほど幻獣に勝ち切れる筈もないし、そもそも越権行為を行う理由を用意している。
だからこの会話は白々しい時間の経過に過ぎず、早期介入させたい芝村とリスク管理の為に待ちたい私が言葉で押収しているだけなのだ。みほの様に純粋な子に涙させるのは心苦しいが、今動くと途端にリスクが跳ねあがる。
●
もっともリスクばかりを考えて動かないと返ってジリ貧に陥ることもある。
だから盤面が見えるまでは動きたくないだけなのだが、これまでの不運がつい地図と睨めっこさせる。
「心配しなくとも動く時には動くさ。だが……何かを見落としているような気がする」
「何がそこまでそなたを躊躇させる? 動きを待つよりも先に動いた方が状況を固定化させるのに都合が良い時もある」
一々もっともなのだが、この芝村は『幻獣王』の事を知らない。
群体として愚かではない事や、進化が新陳代謝じみて異様に速いことから薄々は察しているのだろうが……。問題は敵の親玉がどの程度、『意思』を表すかだ。これまで通り数に隠れた戦術かもしれないし、突如として戦略に作為性を持たせる可能性すらあり得た。
(そして存在X! 奴の介入がどの程度か判らないという事だ。思い返すも忌々しい諸国への介入! クソ袋のような異常個体の選別! 幻獣どもでは戦史から予想するよりも、フィクションでも参考にした方が……フィクション?)
そこまで思い立った時に、ふとつまらない考えが頭をよぎる。
幻獣たちはフィクションのように馬鹿馬鹿しく、今の戦況もまたフィクションに良くある劇的な光景ではないか。先ほどから感じる妙な焦燥は、この絶好のタイミングで存在Xが動かない筈はないという確信だったのかもしれない。
(ならばどんな動きだ? というよりもここから劇場化させて何の意味がある? 意味があるしても親玉の戦略でスキュラをまとめて投入させるくらいの筈だ)
大規模な場迂回進軍。これを大軍と並行して動かすことにより多方面で圧倒する。
空中の利を活かした蹂躙突破作戦は、余計な口を挟むような余地はない。これほどの数を投入した時点でもはや勝利は目前なのだ。私たちはそれを逆手にとって、敵が狙う後方ルートに待ち伏せているに過ぎない。見つかって今、戦端が開かれたとしても困らないくらいだ。
しかし、本当にそうだろうか? お互いの本当に作戦というのは滞りなく?
自分達だって背州公の愚かさに困らされたり壬生屋の勇み足の様に、暴走に引きずられて困ることが今まで幾度も……。愚かさ? 暴走? 世州公や壬生屋の様な?
(艦隊を迂回させる異常行為に反応しなかったフィクション、逆に過剰反応したフィクション。前者は司令官の考え過ぎだし、後者は現場指揮官たちの暴走だった。共通するのは感情の存在)
感情! そういえばアカ共もジョンブル共もいつだって感情でライヒを敵視した!
クソ袋も感情に支配されるままに襲い掛かり、そもそも存在Xだって神を自称する癖に感情任せだったではないか。つまり奴は人の感情を操る存在なのだ。
そして幻獣とは、人が姿を変えたモノだと言っていたではないか!
「ぬかった! 我々は高所から要所のみを見過ぎていた! 西住! ベルゲ士魂号のコードで要塞隷下に送った卒業生どもを呼び出せ! 奴らならばこちらの様子を伺っている可能性がある!」
「はい!」
「動くのだな? 原たちに何時でも動けるようにせよと指示を出す」
第一戦闘団は教育隊を兼ねていた為、手元で育てて各地に送り出していた。
本当は自部隊の通信以外をオンにするべきではないが、これほどの戦力に攻められている状況である。倫理感が払底して自らが所属したかつての部隊コードを空けていてもおかしくはない。
『動きを止めるな! 教官の言葉を思い出せ、足を止めたら終わりだぞ!』
『でも、でも! あんなに数が居たらいつか……』
「うろたえるな! お前たちの直ぐ近くまで来ているぞ! 落ち着いて状況報告!」
『教官!? スキュラが、スキュラが現れて……。そしたらみんなスキュラを狙い始めて……』
つながった通信からは絶望的な報告が流れてきた。
手塩にかけた生徒が死ぬのはまあ良い、兵士は戦場で死ぬのが役目だ。だがしかし、状況が想定と全く違うぞ!? いま動いて何の意味がある! 宮崎側は辿り着くどころか姿も見せてはいない。
『そしたら幻獣で溢れたんです。あんなに、あんなに居る。もうだめだ!!』
(っ!? 馬鹿が! スキュラに一斉攻撃を掛けたな!? それこそ人型戦車の役目だろうに! 戦車や火砲は絶対多数に使ってこそだ! 敵も味方も暴走してるだと!)
五稜郭に居る友軍はクロスファイアを構成する突出点の一部を動かしたらしい。
いかに空中要塞とはいえ、火砲でつるべ打ちにされたら落ちるだろう。それは判る私だって戦法の一つとして考慮もした……。
しかし均衡を保つどころか押し込まれている段階で、ソレをやってしまったら一気に飲み込まれるではないか! 誰の判断かは知らないが、現場指揮官の誰かが勝手に指示を出し砲撃タイミングと場所を変えてしまったのだ。それが何を意味するかを思いもせずに。
「お前たちは撃破よりも回避重視で遅延戦闘に専念! 無駄に命を散らすな! 直ぐに行く!」
『はっはい! ぎょうがんの到着をおまぢしております!』
これで命がけで貴重な時間を稼いでくれるはずだ。
後は動いてしまった情勢を再構築し、介入をしても越権行為にならない回避手段を取らねばならない。そして当然、敵スキュラ群を壊滅させる当初の目的も果たさねばならない!
どうしてこうなった!!
「戦闘団のフラッグを掲げろ! こちらは九州総軍直下の戦闘序列一位だ。相手が自衛軍でも命令優先権はこちらにある! 西住千翼長に伝達! お前たちは宮崎から大分側に伏せておけとな!」
「はっ! 伝達します!」
戦車隊に指示を出し、天幕から出て人型戦車中隊に呼集を掛ける。
といっても芝村の一報で全員が興奮した目で待ち受けており、肝の据わった一部だけが眠い目こすっていた。既に整備兵たちが臨時の整備場で火を入れてアイドリングを開始させ、護衛の歩兵小隊がその周囲を邪魔にならないように伺っている。
「待たせたな、諸君! これより我らは五稜郭陣地戦に参戦する! 西住百翼長は5012・5013両小隊を率いて戦車隊の護衛。近寄る空中騎兵や光線砲を狙って落とせ!」
「はいっ! みんな行こう!」
「「はっ!」」
五機ほどの軽装甲がライフルを担いで移動を開始する。
戦車隊は九州山地より球磨川水溪のほとりを進んできたが、塹壕で丘陵と丘陵を繋いだ狭い道を抜けただけだ。上から狙われると身動きが取れないので全滅しかねない。そして都合よく五稜郭陣地に辿り着けるはずもないので、手前である大分側に展開していた。
だが、これは伏兵であり撤退ルートの確保だ。本格的に倒す時はこちらも向かう。
敵は愚かではないので当初の予定通りに動きながら、一足早くゾンビヘリ群やヒトウバンなどの空中騎兵を向かわせるだろう。そこを軽装甲が狙い撃ちし、仮にスキュラが先行しても良いように弾薬輸送車やトレーラーにはバズーカが数本ずつ用意してあった。
「私は
「問題ない。辿り付けさえすれば殲滅して見せる。そうであろう厚志」
「君が言うならそうなんだろうね。少なくとボクはそうして見せるよ」
作戦の要の一つである突撃仕様は芝村が操る限り問題なく敵を倒すだろう。
奴の狙いは私よりも正確で、それを支えるパイロットは私よりも回避機動が上手かった。ガンナーとパイロットがちゃんと機能していると、そこまで性能が引き出せるかと驚いたものだ。
「あ、あの……準竜師。本当に大丈夫なんでしょうか? スキュラが百体以上いるんですよね?」
「居るとも、空に浮かぶ的がな。心配するな。安全策は用意してある。私も死ぬのは御免だ」
敵の居る鹿児島方面に近づくにつれ、不安がる滝川に太鼓判を押してやる。
こいつはPTSDのせいで臆病ではあるが一般人の正常な感覚ともいえる。命がけで接近するなどという馬鹿な真似をする気はなかった。そして確実に大丈夫だという対策も用意してあるのだ。
●
レーダーの端にスキュラの群れが映った事で、全軍を奮い立たせる為に最後のカードを切る。
この作戦のもう一枚の切り札を使う為、私は仕方なく前へ出る事にした。
「壬生屋。鹿児島側に近づいたことで塹壕を越えたミノタウルスが居る。前衛は任せた! 滝川はその距離でキメラと相手方のエスコートを落とせ」
「はい、逃がしません」
「はい、頑張るっす」
私は目立つコース取りで機動を取り、囮を兼ねて最前線に出る。
突撃仕様が絶好の位置に付ける為に、壬生屋を斬り込ませ滝川に支援させておいた。義経の様にとは言わないがミノタウルスを倒すには十分だ。
そして敵の射程に入ったのか、次々にレーザーが私を狙う。大丈夫だとは知っていたがソレを悟らせないために回避機動を取って、ゆっくりと迂回ルートでスキュラへと向かっていった。敵だけでなく味方からも弾幕に阻まれて中々突入できないように見えるだろう。
「切り札をオールインだ! ドイツで一番の大博士に対レーザー装備を用意させてある。この時の為に使わずに温存しておいたのだ。ナチは信用できんかもしれんがこの帝国の末裔を信用しろ」
ビクトリアに最終チェックをさせながら自分でも確認する。
ちゃんと騎魂号は動いているし、今日の為に温存しておいた装備もオールグルリーンだ。
対レーザー装備はドクの言葉通り至近距離の方が強力で、遠くにはあまり効果が無い。仕方ないので目立つ行動を取りつつ、スキュラだけではなくキメラの射線の中にも我が身を入れていく。
「帝国は既に滅びて今はない。だが帝国の誇りは今もこの胸にある。永遠に続く落日の帝国も今日、今この瞬間だけ蘇える。我は農夫と契約し奪う拳を護り手へと変えた騎士である!」
こんな言葉に意味はない。戦況がひっくり返ったりなどはしない。
だが落ち込む士気を高揚させ、機能不全に陥らせないことくらいはできる。花も実もある嘘が必要な事もあるが、対レーザー装備が無ければ私だって命を懸けなかっただろう。これでも保身が一番だからな。
「我は号する! 帝国はここに、我が誇りと共に! ビクトリア、最終パスワード入力!
ライヒに黄金の時代を!!」
「ん。パスワード確認。帝国とライヒは同じなの?」
同じだと言い添えて、私は対レーザー装備をフル稼働させる。
薬剤や特性スモークがまるで翼の様に四方に散布されていく。その中で私は現地で戦っているはずの士魂号や残して来た戦闘団に聞かせ、味方の士気を上げるために事実を告げた。
同時に血が登りそうになる頭を冷やし、本命である突撃仕様は大丈夫かと目を向けると腕利き二人が随伴して無事だった。あれほど望んだ
「芝村、速水、我々で確実に敵中央まで送り届けてやる! 好き放題にぶっ放せ!」
「既に言葉は示した。後は行動で示すだけだ」
「準竜師はともかく、みんな不安なんだと思うよ。舞が大丈夫だって言えば不安だってどっかに行くと思うんだ。少なくとも僕は信じられる」
そんなノロケを聞きながら道なき道を駆けていく。
先行する
『準竜師。こちら西住千翼長。スキュラを確認しました。漸減させながら西住百翼長に任せます』
「よろしい。連中に戦争の何たるかを教育してやれ!!」
残して来た西住姉妹は奇襲で攻撃しながら数を減らし始めるはずだ。
こちらは対レーザー装備はあるし、このコースだとゴルゴーンの砲列が追随できないのだ。ミノタウルスが増えたと言っても数に限りはある。いつもの生体ジャミングがなくとも問題なく無力化できるだろう。戦っても損傷なく戦い続けられる。
ならば速やかに蹴散らした後、即座に切り返せば挟み撃ちでスキュラを殲滅できるだろう。奴らに長距離通信があるかは知らないが、存在しなければこちらの対策を知らないし、あるならば今ここで殲滅する恐ろしい敵が居ると伝えるかもしれない。
「こちら芝村。目標地点まで指呼の距離に入った。念の為に反対側に回るが良い」
「ビクトリア! ミサイル攻撃と共に信号弾を撃ち揚げろ! 私のマーカー用のやつだ!」
「ん」
間もなく目の前のスキュラは殲滅される。
芝村の腕は確かだと先ほど言ったばかりだし、火力が足りなくとも残りの兵が始末できるだろう。そして戦果を士気に変え、絶望を取り払うにはキッカケが必要なのだ。
ミサイルの一斉発射と同時に信号弾を上げ、着弾と前後して三色からなる狼煙が立ち昇った。
『な…だ。今さ……信号弾!? どこのだ?』
『……は九州総軍、黒は第一戦闘団! 白銀は……デグレチャフ準竜師です!』
『間に合った。間に合ってくれた。デグレチャフ準竜師が、俺たちを救いに来てくれたぞ!』
芝村が中継しているのかノイズの混じった通信が聞こえる。
それとは別にベルゲ士魂号用の通信からかつての生徒共の声が聞こえた。
「さあ! 冷静になって巻き返せ。人類はまだ終わってなどいないと! 幻獣どもに教えてやれ! お前たちの天敵が帰って来たとな!」
『イエス、マム!』
生徒たちを含めその場の兵を掌握し、私は残ったスキュラを即時殲滅。
5121だけを引き連れて、こちらからも見え始めた次のスキュラ群に向かっていったのである。
という訳でスキュラが百ほど消えましたが塹壕の意味も消えました。
5121が無双するだけの話でしたが、幼女・皇国みを入れてみました。
●塹壕の価値
これまで散々と塹壕線の価値を述べターニャの功績としてきました。
ここで掌返ししてあまり役に立たなくなります。
以前に学者が言ったように、こうなると想像して居れば問題ないけど、頼ると大変。
榊ガンパレは一直線ルートで構築してたので対策されませんでしたが、熊本広いので。
ターニャはライン戦線を経験してるので使いはしますが元航空魔導師。
まあそうなるだろうなと考えてたので、困ってはいません。
もっとも作中で述べている様に防御用とかルートを絞る為には使えます。
幻獣の中には塹壕を無効化する敵も出てきますが、大多数は地形に縛られますから。
今後はミノタウルスが増え多脚歩行が復帰して、代わりにデーモンの運命が変わります。
●佐脇少佐
原作でもこんな感じ。秀才だからタワーディフェンスとか行動が決まってると強い。
でも定型を変えられて用意した策が通じなくなると硬直化するタイプ。
まあ皆が皆、ターニャや新城さんのようでは困るのですが。
●ベルゲ士魂号の卒業生
ターニャは教育係で苦労して、頑張って育ててたのに取られてきました。
ですが今回は、その業績に助けられた形ですね。
パイロットは名誉職とはいえ地位も上がりますし、指揮官が死んでると地位に意味もあります。
●敵味方の暴走
味方がガンパレードマーチを唄い始める。
すると何故か、敵もガンパレードになって狂騒し始める。
今回は状況こそ違いますが、感情的になる要素が幻獣にもあるので
鹿児島のスキュラが包囲網完成の前に突入、つられて雑魚対峙してた火砲や戦車が砲撃
おかげで雑魚が溢れて対処できなくなり、本格的に塹壕に意味がなくなって困った感じ。
どちらも暴走してますが結果的に人類の方が困っています。
●戦闘序列
前に代行殿が言ってますが、総軍の直下で一番目の編成は戦闘団です。
そこから再編した自衛軍が来て、熊本の学兵が来て、近くの自衛軍や送られた学兵。
地位が同じならばこの序列が上の方が命令権が優先になります。
とはいえターニャは中佐『相当』の学兵であり、自衛軍としては大尉のため、少佐より上かは微妙な所。
そこでギリギリになって、『この緊急時だから』という理由で使った感じですね。
●対レーザー装備
佐賀でマッチポンプした時に、お詫びで造らせたやつです。
これまで使っていなかったのは、この時を予想していたため!
という訳でもありませんが、スキュラが多い戦場で使おうかなと。
その後に敵がスキュラを温存したので、今ここで華々しく出番を迎えます。
●三色
FSSの単行本でカットされたシーンを参考にしました。
今回はノリ重視でしたが、真面目な戦闘は次回に行います。