ターニャのガンパレード【完】   作:ノイラーテム

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熊本城決戦編
決戦に向けて


 熊本城決戦を行うにあたり、必要な物が三つある。

一つはこちらが戦力を集めていることを自然に行う事だ。今までの延長上でありながら、これを転用するに相応しい位置と理由が要る。

 

その為に私はエリカの案内でヘリに搭乗し、予定地点に辿り着いた。

私の到着に前後して、元教え子らしき連中が士魂号に敬礼をさせている。見れば移動中の戦車たちが、砲身を上げて同様に礼を取っているようだ。

 

「やれやれと言うべきか、それとも光栄だとでも言うべきか」

「今や貴女は熊本、いえ九州全体の命運を預かる総司令なのです。敬意を受けても当然だと思われますが? デグレチャフ竜師殿」

 エリカの副官というか秘書振りも板についてきたようだ。

今朝がた受け取った昇進命令も自然に受け入れ、この面倒くさい事態でも階級を間違えずに告げている。この歳でヘリの操縦もできるし、貸してくれたまほ(・・)には感謝をすべきだろうか。

 

とはいえ優秀な彼女にも欠点が無い訳でもない。

 

「こっ……この写真! 盗撮じゃない! 貴様ら!」

「止せ、エリカ。写真の一つも許してやれ。兵たちがどれほど不安を抱えているか。そんなモノで良いなら安いモノだろう」

 なんというか直ぐに感情的になって煩いのはどうかと思う。

この間も南高の連中がリテゴルロケットの新型を持って行ったら、キーキーと煩かったからな。確かにウチでも欲しかったが、歩兵主体ではないし後回しでも良いのは確かだ。

 

「竜師がそうおっしゃるなら……。あんた達。せめて目立たないところでやりなさい。それと、これは迷惑料よ。どうせ今日買おうとする馬鹿は出ないだろうしね」

「はっはい! 申し訳ありません!」

 エリカは無造作に万札を渡していた。

受け取った写真一掴みにそこまでの価値があるとは思えないので、言葉通り迷惑料なのだろう。まあ上官が怒鳴りつけた後に買おうとする馬鹿は居ないだろうしな。

 

しかしえらい剣幕で怒っていたな。そう考えると、あいつ自身の写真でも混ざっていたのか。

 

「5121……は、あそこか」

「正義最後の砦? 大仰な立て札ですね」

 部隊ごとに天幕は違うものだが、士魂号整備をするのはサーカス並みに大きい。

そして5121は新編する『第三戦闘団』の中核として当たることになっていた。移動し易く判り易い位置を求められ、初めてやって来た私達でも一目で判る。

 

とはいえエリカの言う通り、正義最後の砦とは大仰だな。

だが、それも判らなくもない。私自身、かつての帝国で同じことを豪語したものだ。ライヒに黄金の時代を……と。叶うかもわからない目標を心意気に刻んで同志たちと目指したものである。

 

「それにしても……多いですね。猫」

「うちのフェレットと似たようなもんじゃないか? ゲン担ぎをしているんだろう」

 天幕の上には猫が鈴なり。

鈴なりとは本来は木の実に対して使う言葉だが、元の語源は何だったろうか? 確か……神事に使う道具に由来していたか? そう思うとありがたい気がして……こないな。おのれ存在Xめ!

 

「お待ちしておりましたデグレチャフ準……竜師閣下。しかしヘリとは剛毅ですね」

「閣下は止せ、善行。所詮は大佐待遇だ。新城大佐……当時は中佐だったかが、大分で空中騎兵の大半をやってくれたからな」

 ここにヘリで駆けつけられたのは、ゾンビヘリ群やヒトウバンが減ったのも大きい。

元もとゾンビヘリはヒトウバンが寄生するものなので数は少なかったが、新城大佐が陣地ごと爆破してくれたおかげで随分と楽になった。まあ、それでもまだ居るのが幻獣の恐ろしい所だが。

 

「しかし新城大佐も准将になり損ねましたね。大佐が無事とは驚きました」

「なに、この作戦が成功すれば彼も私も昇進するさ。むしろ先渡しで二階級特進させられなくてホッとしているくらいだ。防諜は?」

「……今のところ機械は問題ありません」

 善行の悪趣味な冗談に応じながら、今のところは順調であることに満足しておく。

新城大佐は幻獣王戦に向けて、大怪我でリタイアしたという風情で熊本の何処かに潜伏した。後は我々が熊本城での決戦に勝って合流すれば戦争は終わりだ。

 

……いや、休戦期突入時が怪しいと判断したのだったか。それもこれからの話で決まる。

 

「来たか竜師。例の物は?」

「問題なく組み上げている。試射はできないので諸元は当日行うしかないのが残念だが……ああ、後はテロやハッキングでもされなければ問題ないのだったか」

「テロはともかくハッキングですか? 共生派ができますかね?」

「佐世保で高度な演算コンピューターを取り付けたそうです。名称はオモイカネ」

 芝村の……最近出逢うのが多くなったので、舞としておこう。

舞の質問に含みを持たせて答えておくと、善行が掘り返しエリカがこれに補足を加えた。まあこれで最低限の保証はなれば良いのだが。

 

「……竜師はテロやハッキングという手段があると教えてくれたのだ。感謝を」

「なに、これも保険だよ。言葉一つで済むなら安いものだ。で……例のモノは?」

 舞の方は気が付いたようだな。これで保険は成立した。

芝村の連中はどうも内部派閥があるらしいからな。舞やトカゲ顔はこちら側の様だし、理由を付けて撃たない時には、強硬手段を取らせれば良い。これで必要条件の二、幻獣の殲滅が成り立つ。

 

後は問題の三つ目だ。コレで連中が人間の体に興味があるのかが判る。そして政治的な取引を考え得るのか、交渉のテーブルに乗るのか……もだ。

 

「芝村閣下経由で滞りないと」

「どちらのだ? 学兵は佐官級でも閣下と付けるので面倒でならん」

「普通ならそこが到達点だからな。少将の方だ。竜師と同じ祖国の」

「代行殿ですか? あの方も昇進されていたのですね」

 善行が説明するが、悪いのだが説明になってない。

派閥がある以上、呉越同舟とはいえどこまで信用できるか怪しいものだ。一応は口に出したことは守るとはいえ、この手の策略は『一回だけ』ならOKとされるものだ。どこまで信用置けるか判らない。

 

あくまで利益が同じ方向を向いているかどうか、何処までやり切るかを見ておかねば安心ならん。

その点で舞は身内重視だから信用できるし、トカゲ顔の方はいまいちだが納得もしよう。だが……あの代行殿は何となく胡散臭すぎて信用できない。趣味の為に命を懸けるマッドと同じ匂いがした。

 

「言葉が足りなかったな、許せ。あの男は最初から少将だ。正確には近衛少将……内裏からの使いを名乗っている」

「あの方、貴族だったのですか? え~」

「夢が壊れるのは判るが、貴族とはああしたものだ。なるほど、身分が貴族で表の階級はオマケだったのか。『代行』というのはそこから来ているのかな」

 命令系統が別系統かつ、自衛軍よりも上なら納得は行く。

自衛軍・学兵に対して一定の発言力を融資はするが、必要以上に口を挟まない。それが代理の方針なのだろうし、肝入りの案件を通す時のみ奴を通じて『意向』を伝えるという所なのだろう。

 

正直な話、あの男が生来の貴族だから身分を保証されたのか、こちらに来た時にもらったのかで差はある。しかし、今ここで悩む問題ではないだろう。

 

「しかし、これで熊本城におびき出せる。それで十分であろう」

「……それが最期のピースだ。防衛に足る戦力。それで足止めを行い、来襲した幻獣を殲滅し得る火力。その流れを決定付ける幻獣王たちの意思! 我が事成れり! 後は()くのみだ!」

 幻獣が熊本市に攻め寄せないなら、5121は本当に第三戦闘団にする予定だった。

しかし、これで奴らはオリジナルの幻獣を求めて熊本城に攻め寄せるだろう。その為には精鋭を使い潰しても構わないと思うだろうし、実際、大分の陣地を陥落させて勝てると思っているはずだ。幻獣から見れば後は熊本を落とせば良いのだからな。

 

オリジナルに望みをかけるという事は、奴らに確かな知性と、奴らなりのモラルで人の姿を求めるという事。王がそうであるのか、敵側にも貴族がいるのかは不明だが。

 

それが叶わないとなれば……本当に諦めるだろうか? おそらく『政治的な妥協』を求めて来るだろう。ただし甘い相手だとは思えない。その為に休戦期前後に奇襲を掛けて、勝利条件を揺さぶってくるはずだ。

 

熊本城で勝利、幻獣王を討ち取り……その後に休戦期前後の奇襲戦を退けなければならない人類。

 

まだまだ先は長いし予断を許さないが、厳しい観測ながらも勝利が見いだせたのは大きかった。

 

 概要が決まれば後は詳細だ。

段取りだけで何とかなるとは思わないが、可能な限り事前に積み上げておきたい。

 

「しかし、ここまで兵を集めてしまっても良いのでしょうかね? 熊本市の防衛戦力も合わせれば、投入可能な戦力の過半数を超えてしまいますが」

「必要ならば全部を突っ込むであろう」

「リターンは十分だし勝つためには仕方ないな。万が一来なくとも無駄にはならん」

 善行が首を傾げるが舞の言う通りでもある。

ここで勝てば大逆転だしその保証も用意した。代行殿が細工したとしても、舞が適当になんとかするだろう。場合によってはハッキングなり実力行使の為に、奴らへ時間を稼いでやらねばならんが。

 

それというのも、今回は以前の『主力を潰せば撤退するかも』などという規模では済まされないからだ。最低でも熊本城にやって来た連中は撃滅する必要がある。通常の攻撃では一々倒すのも面倒だが、榴弾が全てを解決してくれる。不発弾に関しては忘れよう。

 

「それはそれとして、士魂号を揃えたのは対空用か?」

「そうだ。私は佐賀で空挺降下をやったからな。連中が真似してヘリボーンならぬスキュラボーンをやらかしても驚かんよ」

「なるほど。士魂号は切り替えが必要ありませんしね」

 対空砲などという気の利いた物は用意できない。

存在したとしても、どうして熊本城に用意するのか『敵に対して説明できない』からだ。それでは待ち構えていますよー。と言わんばかりではないか。

 

その点、士魂号は申し分ない。通常の戦闘車両だと『スペック的には対空砲撃も可能だとされている』車両はあっても、士魂号みたいに銃の向きを上に向けるだけという訳にはいかんらな。火力と装甲は無いがこうした点だけは保証できる。

 

「余剰戦力と増援はいかほどあるのか?」

「予備機と装備を幾らか陳情してある。援軍は第二軍団がUターンする事になっているのと、必要とあらば虎の子の航空支援を要請しても良い事になっている」

「米軍から払い下げられたやつですか? 既に旧式化していると思いますが」

 まず士魂号に関しては数機を、武装はライフル系とバズーカを豊富に用意した。

人型戦車はどうしても壊れ易いし扱い難い。その点ライフルとバズーカを山盛りにして、遠距離から狙撃させておけば何とかなる。それでも囮の前衛が倒されることを考慮すれば、壊さないつもりでも数機は必要だった。

 

「こと地上目標に限れば優秀だよ。高速の戦闘機を悠長に飛ばしている余裕はないしな。そんな燃料があったら戦艦を呉から回してもらっているさ」

 この世界の連中は湾岸戦争を経験していない。

装甲が厚いが鈍重な幻獣には、旧式でも対地攻撃機は優秀な兵器である。絢爛舞踏章が過去にもあったら、空の魔王(ルーデル)がドイツとアメリカの両方で入手しているのは間違いないだろう。そのくらいに地味だが強力な兵器である。

 

「勝てるだけの算段は整えた。問題は相手側にも意思があるという事だな」

「どこでこちらを出し抜いてくるか……ですか」

「その為の予備戦力、その為の第三戦闘団であろう。熊本城に来ねば我らで対処するだけの事だ」

 正直な話、ここまで来れば後は相手の出方を伺うしかない。

相手の方が数が圧倒的に上なのだし、攻める立場である以上はイニシアティブはあちらにあるのだ。

 

出来ることをできるだけすべき、そう思った所で急報がやって来た。それが誰の望む結果であるかは別にして。

 

「大変です、五稜郭陣地が陥落しました!」

「なんですって? 大規模な増援? ここには竜師がおられる、詳細に報告しなさい!」

「判りません! ただ……陣地の一部でおかしなことが起きたと……」

 入口に入って来た兵に率先してエリカが対処する。

こちらはその間に思考を整えるのだが、まだまだ情報が足りない。

 

だが考えろ……こんな時、あの忌まわしい存在Xならば何をやって来る? しかも陣地で異常事態だと?

 

(仮説一。単純に幻獣側の新戦術、あるいは暴発に寄る過大な増援である。仮説二、強化個体を投入して試し斬りを行った。仮説三……考えたくないが……)

 一つ目の案は最もあり得るべき状況だ。

敵はスキュラを過剰投入するだけで新戦術になり得る暴力な数の集団だ。前回の五稜郭戦を焼き直すだけでも危険なことになる。

 

だが、あそこを守っている佐脇は頭は固いが優秀ではある。今の地位が少佐か中佐かは知らないが、『前回と同じ』であるならば報告の一つも寄こすだろう。

 

また、大型幻獣が存在するこの世界である。

クソ袋みたいな異常個体が居たとして、本当に油断して出撃するだろうか? 特火点を落とされようと地味に対処するはずだ。報告が無いのはおかしい。ならば……。

 

「エリカ! 本部と第二軍団に緊急連絡。共生派の特殊変装技術、ないしは精神汚染の可能性を第一に上げよ! 事態の急変には第一軍団で行う!」

「せ……精神汚染ですか? しかしそんなことが本当に……」

 私の頭をよぎったのは、かつてのエレニウム九十五式だ。

あれは使えば使う程に存在Xによって精神を汚染されていく。能力的に必要な時があるから、私ですら多用してしまったことがある。似たようなモノをタップリ使用していたと思わしき、クソ袋の頭のイカレ様はフレンドリーファイアを躊躇わなかったほどだ。

 

「逸見千翼長! 私は命を達したぞ!」

「はっ! 申し訳ありません。直ちに!」

 違うかもしれない。だが、現状で対処に困るのはこのパターンだ。

新戦術の類であれば何とでもなる。仮に五稜郭陣地を失っても、熊本城で勝てば全てひっくり返る。クソ袋並みの異常個体を熊本の端っこで使ったのならば、焦って投入した敵に感謝すらしよう。遠ければ何とでも対処可能だからだ。

 

だが! 精神汚染。あれだけは駄目だ。

アカやジョンブル共の一部が過剰にライヒを恐れ、あるいはあのマッドですらも神の名前を唱えて異常な行動に出た。元から異常な連中だからこそ耳を傾けるのだろうが……、それこそ佐脇であれば新城大佐への嫉妬に狂うくらいはあり得るだろう。

 

「精神汚染か。その可能性は考えていませんでしたね」

「可能性と選択肢の問題だ。自爆戦術だろうが味方を盾にする戦術だろうが、その程度なら何とでもなる。だが、急いで対処せねばならんのはこちらの方だ」

「確かに。……で、あるならば精神汚染をさせぬ、見抜く方法が必要であろう」

 エリカが出て行った後で、私たちは急遽荷物の整理を始めた。

第三者に見られては困る者を回収し、当事者が覚えておけば良い物(ハッキング関連とか)は焼却処分しておく。

 

そして来た時の様に帰り支度を整えておいた。

 

「その辺りは憲兵にやらせよう。共生派が特殊技術で変装するにせよ、精神を操る方法を持っているにせよ、一番経験のあるのは憲兵だろうからな」

「了解した。こちらも従兄弟殿や代行殿に連絡を入れておく」

 去り際に幾つかの暗号を取り決めておいた。

この数名だけの暗号、トカゲ顔たち南高も含めた物、代行殿らも含めた物などだ。スパイ対策ではよくある手だが、情報の汚染源を探る為である。考えたくはないが、身内に居る物だとして知らんぷりが一番良い手なのだ。




という訳でサクサクと準備が終わりました。

後は戦って勝つだけ! という状態で不慮の事態発生。
こちらが勝つために色々考える以上は、向こうも切り札使ってもおかしくないよね……と。
まあライヒ時代に散々ひどい目にあってるのと、アカ嫌いのターニャは過敏に反応しただけですが。

●航空支援の対地攻撃機
 この世界に湾岸戦争はありませんが、ターニャはA-10が再評価された話を知ってます。
ルーデルが関わったことも含めて、ネタとしては大好きな部類でしょう。
とはいえアナザープリンセスのF16の対地仕様はやり過ぎだと思うので
単純に対地攻撃機としておきました。

●黒森峰関連
ヘリは学校所有、ツェペリンを西住ママが個人所有。
今頃はモッコスを第三戦闘団に回し、全てを士魂号L型にしてるはずです。
ちなみに写真はターニャ他、一部の人気ある女史の隠し撮り写真。
FSSで出てきたネタをまた入れてみました。
エンディング・テーマが流れてる時の、敬礼ターニャとか冷やしターニャみたいなのかな?

また、南高が受け取った新型のリテゴルロケットは九十七式リテゴルロケット試作型。
長距離移動用ではなく、ウォードレスの武尊を『空を飛ぶように戦う!』と言わしめる機動戦用。
進撃の巨人で調査兵団の付けてるアレのイメージです。
第六世代のクローンは凄い人たちなので、あまり訓練しなくても使いこなせます。

●階級
 新城中佐は宮崎・大分戦の遅延戦闘の功績で大佐に昇進。
佐脇少佐は援軍もらってギリギリ勝利したので、その後の追撃戦支援込みで何とか中佐。
ターニャは援軍を含むそれまでの功績とか込みで、少佐のまま竜師に昇格しています。

代行殿は近衛少将でお貴族様です。
これはブルーセンチネルという漫画からのネタであるのと(軍ではなく内裏の少将)
代行殿の元ネタであるモンタナ・マックスが総統の縁故もあって少将なのを掛けてます。
でも正式な軍令を出す立場ではないので、あくまで監督するだけの代行ですね。
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