新城大尉たちが学校から出るまでの間にテストを済ませておきたい。
最大射程と有効射程でどの程度のブレが生じるかを確認したので、あとは中型幻獣に通じるかどうかだ。
ならば暫くの間は白兵戦のテストをするべきだろう。
蹴りを主体にゴブリンを蹴散らしクローを迎撃用に、大太刀は中型幻獣へのメイン武装として使えばよいだろうか。その間ガトリングは邪魔なので懸架しておく。
「ヴィー……ヴィクトリア。私は白兵戦に移行?するから、死角から近づく相手を確認してくれ」
「それ、私の名前? うん、判った」
V号では何なので名前を付けようとすると、思わずかつての秘書の愛称が出そうになる。
とはいえ今更止められないので、仕方なくそれを英語名に変えた物をにした。勝利のVでビクトリアだ。これならばヴィーシャも許してくれるだろうか。
いかんな思考が余計な所に差し掛かっている。
今は戦いに専念して無事に脱出しないと。次の戦いのためにこの学校に集められるだけ集めておきたいので気は抜けない。
「校舎の陰まで飛ぶ。対ショック」
「ん」
動かしてみてありがたいと思ったのは思ったよりも移動力が高い。
結晶ごしのオートマ操縦なので機敏に操作はできないが、それでも相当な速度をだせる。ジャンプして斜め移動・縦移動も可能な事から、車高の高さによる被弾率は考えなくて良さそうだ。
さて、懸念事項の半分が杞憂に終わって良かったと言っておこう。
だが問題なのはここからだ。この能力が常に発揮できるならば、とっくに人型戦車は量産されているはずなのだから。
「ビクトリア。試みに尋ねるが、お前の力なくしてどのくらいの人間が動かせるんだ? あーこの場合はパイロットというか……」
「動かす人? んとねー。あんまりしらない。多くないよ」
まず適正者が多くないという事だろう。場合によっては私も怪しい。
でなければこんな小さな少女をパーツ代わりにして乗せはしなかったろう。加えて立体的な動きや、前後左右の空間把握能力。私は空中戦の経験が豊富にあるから良いが、まともな人間では完熟するのも難しかろう。
そして一番の問題だが、今ようやく把握した所だ。
先ほどまで一瞬で消えていた点灯が、かなり長く表示された。おかげで何の問題か一目で判ったくらいである。
「っ! これは人工筋肉への負担か!? くそ。気が付かなかったが戦場で止まるとエライ事になるぞ……。どうりで生産計画どころか名前すら聞かないわけだ」
今まで損傷していないにも関わらず脚部に損耗表示が出ている。
私が操縦に慣れていないこともあるだろうが、これではティーゲル戦車の方がマシだ。あれなら戦闘面では装甲と砲に自信が持てる程に高いからな。
整備性やら補給パーツだけでも頭が痛いことになりそうだが、それを考えれば魔導師は恵まれていたのだなと思わぬでもない。何しろ演算宝珠だけで大概の事が出来たからな。武装に至っては通常の武器を使用できるのも大きい。
「単に走り回ったりジャンプするだけでも損耗が計上されるのか。これでは被弾したら大変だぞ」
さすがに蹴りには問題が無い。攻撃手段の一つとして計上されるだけはある。
しかし基本動作である移動で問題が出るくらいだ。攻撃が集中したらカタログスペックを出すどころか実在的な数字すら出なくなるだろう。
つくづくガンダムは凄いのだと思い知らされる。
士魂号がこの有様では、野生のアストナージが何人要ることやら。校舎を回って来るゴブリンどもを文字通り蹴散らしながら現実に向き合うことにした。
「ターニャ。建物の向こうでおっきなのが何かしてる」
「中型幻獣が? ちっ。予定よりも早いが行動を起こすか」
レーダー監視を任せていた所、壁にしていた校舎越しに攻撃してくるようだ。
キメラなら貫通するとしても効果は怪しいと思うので、おそらくは生体ミサイルを操るゴルゴーンだろう。爆風が校舎の中をどの程度抜けて来るか自信が無い事と、イニシアティブを取りたいのもある。
予定を早めてガトリング砲が中型幻獣に通じるかを確かめておこう。
移動射撃を中心に数射すれば当たるだろうし、奴らが派手な事をしてくるならば弾をあまり残しておく必要もない。そう……私が後でも良い試射をここでやって盛大な音を立てたのは、救出作戦時に邪魔になる幻獣をおびき寄せたいからだ。
「少し振り回すぞ。対ショックを忘れるな!」
「ん」
ゴルゴーンは戦場で出会いたくないが、試験相手としては悪くない相手だ。
奴らはミサイルによる面制圧を主体としている。爆風もさることながら数体がまとまっているのが問題だ。しかしながら今回は単独か、居ても二体程度。ならば士魂号が動き続けてくれるならばそれほど恐ろしい相手ではないだろう。
そして中型幻獣の中では皮が厚い方で、こいつに攻撃が通じるかどうかが良い判断材料になる。
まったく効かないのでは論外に成るし、ちゃんと通じるならばこちらにも数が居れば戦力として換算できる。
「…出るぞ!」
相手が発射体勢に入った所で移動攻撃を敢行する。
バラバラとまき散らされる弾丸を調整しながら、僅かに足を止めてもう一斉。まだ撃てそうだが倒せそうにないので移動を優先する。
軽いジャンプを入れて位置を調整しつつ、他の中型幻獣の様子を探った。
ハッキリ言ってしまうならば、戦闘に置いて個人の戦果など多寡が知れている。ここで華麗に敵を倒すことに何の意味もない。重要なのは状況を動かしひいては戦局を動かすことだ。
「中型は三体、その内の一体が少し遠いか。大尉も学校外に出た。試験が終わり次第に私も逃げ出すことにしよう」
今回の任務の最優先事項は味方が損害無しにこの場を離れることだ。
それだけならガトリングなど使う必要など無かったのだが、次の作戦を優位に進め人型戦車のデータを見るために必要な行動だった。
ゆえに私は個人目標をミニマムに設定して早々に危険地帯から足抜けさせてもらう事にする。
移動射撃を浴びせながら停止した所で……もう一度移動射撃。中間に居るもう一体を考慮して、足を止めずに射撃し続けた。
「はっ! やはりそう来たか。だが、遅いな! 一体目を撃破した、斬り込むぞ!」
都合、四射してようやく撃破。
戦い慣れていない事と移動射撃で割りと着弾地点がバラついた。正確にヒットしたのは二射+@分と考えれば、少々火力が足りない。皮の薄いキメラなら二発と考えれば十分なのかもしれないが。
ガトリングはあえて懸架せず、脱出用に備えて持ったままで。
そのまま意識を超硬度大太刀に絞って、走りながら斬撃を浴びせた。衝撃で崩れるバランスに逆らわずに抜けたいのだが、やはりオートではそうもいかない。やはり歩いて細かく位置を変えつつ、回り込むようにもう一太刀を浴びせた所で倒しきった。
ガトリングよりもはるかに簡単に倒せはしたが、白兵戦は相手の攻撃も届く距離だ。
緊張の連続になるしあまり気持ちの良い事でもない。足に爆弾を抱えている事を思い出し、敵殲滅を諦めて撤退に移った。
「残弾のうち半分ほどはお前らにくれてやる。精々お仲間を呼んでくれ!」
その場を離れながらゴブリンたちに鉛玉のプレゼント。
音と光で周囲の幻獣を引き付けた後は、レーダーで敵が映らない場所をいくつか選ぶ。その中で新城大尉たちの逃走方向とは別の場所を選び、走行と跳躍を繰り返して消息を消すことにした。
こうして士魂号の初陣を終えて合流を目指すことにした。
●
合流後に予備弾倉を空いているハードポイントに設置し、その内の一つで弾を補充する作業も含めてテスト。そこまでしろと言われては居ないが、言われずともやっておくのが有能な将校という物だ。
足回りの問題もあって立たせるには不安なので、乗り易い態勢で座らせておいた。
「結局、どこまで行けばよろしいのですか?」
「同じ町の反対側だな。連中を引き付けて正解だ、中尉」
言わずともちゃんと意図は伝わっていたのはありがたい。
これならば新城大尉が上に行く時に、忘れずに私も引き上げてくれるだろう。もっとも彼は嫌われ易いと言っていたし、今回の任命者である芝村も大概なので少し怪しくはあるが。
「そう心配するな。知る限り芝村は従う限りは便宜を忘れない。目的も手段も信用ならないがね」
「気が付いたら死地へまっしぐら……という事は無いように願いたいですね」
こう言っては何だが新城大尉も面倒な性格をしている。
私と同じように正規の命令には従うが、意味の無い要請の類は断るどころか嫌味の一つも土産に持たせかねないところがある。私と違って社交性が皆無なので、巻き込まれないかどうかだけが心配だ。
とはいえそれは生き残ってからの話だ。
根回しできる相手も居ないのに工作することもできないし、するとしたら直接会ってからになるだろう。
「この町の地図は事前に用意してあります。ルートは何本かありますが、行きよりもやはり帰りですね」
「頼れる者はできる部下だな。当然と言えば当然だが、連中を護衛する必要がある」
芝村の連中が何に乗っているか知らないが、良いとこ指揮車両だろう。
運が悪ければ荷物満載のトレーラーという事もあり、撤退ルートには余裕を持っておきたい。
となれば行きのルートは目立つ場所を通って、これを振り切りながら突入する必要があるだろう。
ガトリング砲の予備弾倉は幾つかあるが、それでも敵全てを掃討するなど不可能だ。小学校からの撤退と同じく、引き付けるだけ引きつけたら逃走するべきだ。
「北西から侵入して北と西の敵を引き付けます。大尉たちは南回りで様子を伺ってください」
「判った。後は現場で判断する」
今のところ採れるルートはそんなものだ。
士魂号は地形走破性が高いので、別に道を進む必要は無い。足回りに関しても道路の有無よりも、筋肉の使い方が重要ではないかと思われた。
ここで大尉たちとは別れて目的地へ。
その過程で思い立ったのは、芝村の連中が逃走ルートを最初から考慮していたという事実だろう。小学校で目立っておけば敵を引き付けられるし、分室ごと痕跡も処分できる。そして救出に際して複数のルートが選べるという点だ。
(用意周到なのは良いが、それならば戦闘せざるを得ない場所に出てこないでくれと言いたい)
起伏も利用してできるだけ高い位置を確保。
視野を広くして、敵の位置を把握しつつ目立つための準備だ。装備は前回同様に片手にガトリング、片手に大太刀。ゴブリンはできるだけ無視して、どうしてもという時だけ蹴り倒すくらいで良いだろう。
「ビクトリア。相手の種別は判るか? ゴルゴーンとかキメラだけでも良いのだが」
「むり」
レーダーに映る光点を見てげんなりする。
余りも多い数であり、任務の性質上、これを捌くのは私の役目だ。できれば長射程の相手を優先して葬りたいのだが。
我ながら絶好の狙撃地点。もし人型戦車用の狙撃ライフルがあれば蹂躙できたかもしれない。
しかしそんな物は無い物ねだりなので、大人しく倒すべき敵と放置する敵を選別することにした。
計画というのは前もって立てるから重要なのだ。
無分別に戦い続けても何の意味もない。仮にゴブリンをエースとしての勘定に含めるから可能な限り倒してくれと言われたとしても、それで包囲されて死んでは何にもならないのだ。
「仕方ないな。視界を確保しながら誘導していこう。死角を頼むぞ」
「ん。みつけたら、ターニャに伝える」
予め移動ルートを別に用意した上で、目立つコースを移動し続ける。
そして倒すべき敵は、長射程の敵、および足の速い敵。そして何より、後で使う移動ルートを邪魔する敵だ。
その内、最優先で倒すべきなのは飛行するゾンビヘリ。そしてキメラだ。
ゴルゴーンは集団で砲撃して来るので無視した方が良い。通りがかりに移動射撃というのが精々だろう。そして倒しに難さや後で戦う事を考えても、ヘリとキメラは厄介極まりない。
「早速やって来たか。いつもこのくらいにやり易いと良いのだが。飛ぶぞ!」
「ん」
対ショックの必要性を説きながら軽いジャンプで起伏に隠れる。
同時にガトリング砲を相手の移動経路に向けて、きたかぜゾンビがやって来るのを待った。
ヘリに幻獣が潜り込んでゾンビ化した敵がやって来る。
まずは一体、中型幻獣にしては華奢なその姿をゴミクズに変え、そのままスライドするようにして移動しつつ、先ほどまでいた場所の上空に方向を向けた。
「馬鹿は御し易くて助かる。次を片つけたらまだ移動する。揺れるが我慢しろ」
「んー。カンパン欲しい。あとでちょうだい」
昨晩、役に立ってくれたお礼に携帯保存食を分けてやると気に入ったようだ。
あの程度の甘さで懐柔できるとはなんと扱い易い子だろうか。今度代用チョコレートでも申請したら一欠片くらいはやるべきか? それとも暫くはカンパンで誤魔化しておくべきか。
とりあえず三匹目のきたかぜゾンビを倒し、ゾンビヘリ群を片つける。
これで空中から狙われることが無くなったので安心して暫く戦える。といってもまともにやり合う気などないのだが。
「旧型のケンタウルスは無視するとして……。やはりキメラだな。できれば一撃で落としたいが」
幻獣にも流行りがあるのか、中型幻獣の主力タイプは移り変わりが激しい。
大陸でも見かけられたケンタウルスは移動力重視型なのだが、日本ではそれほど活躍できないからか、あまり見られないそうだ。代わりにどんな幻獣が主力に加わるのか今から不安である。
さて、移動力の差を使って敵戦力を分断することに成功した。
もう少し戦って今いる傾斜を足止めに利用するとして、囲まれない内に試験の続きといこう。超硬度大太刀の一撃でキメラを落とせるのであれば、タンクバスターに対するキメラバスターになれるかもしれない。
「一足飛びに行きたいが傾斜と足回りが不安だな。もうちょっと手前に着地するか」
予めコースは考慮していたので困ることはない。
ケンタウルスを引き付けるだけ引きつけ、起伏に置き去りにするようにジャンプ。もう一度ジャンプを繰り返して着地しつつ距離を合わせた。
無駄の多い移動とスイングにイライラしつつも、一撃で大ダメージを与えた時は心躍った。
残念ながら即死とはいかなかったが、あれならば当たり所を工夫すればやれるかもしれない。既に次の移動に移行しているので、仕方なくガトリング砲でトドメを刺しておいた。
「これならば一撃の後は蹴りを入れるくらいでも良いかもしれんな。キメラは群れないし、場所次第では数匹まとめて倒せる」
理想を言えば結晶を使ったオートではなく、マニュアルを覚えて倒したいくらいだ。
しかしこんな用途の限られる兵器はコリゴリだ。できればお目に掛からずに、友軍の陳列棚に進呈したい。
それはそれとしてゴルゴーンの砲列が見えてしまった。
中型幻獣が固まって居た段階で嫌な予感がしたが、これは何とかする必要があるだろう。とはいえ絶対に真正面から戦いたくなどない。先ほどの余裕は皮が薄く面制圧しないキメラ相手だから言えたことだ。奴らが相手ではこちらが獲物になってしまう。
「とはいえ……ただ逃げるだけなのも無能極まりないな。あちらまで引きずるか」
設定した逃走ルートを最大限に使って、目指すは着かず離れずの逃走劇。
これは移動と砲撃の切り替えでタイムラグが大きなゴルゴーンだからできることだ。ケンタウルスの様にソレを目的とした両用タイプ相手にはできない。先ほど放置したケンタウルスからは見えない場所に移動しつつ、ゴルゴーン側に居るゴブリンをガトリング砲で倒して挑発しておいた。
後はケンタウルスが索敵に出る場所の視界を考慮しつつ、ゴルゴーンの視線の範囲に居るだけだ。移動に次ぐ移動を繰り返して引き釣り回してやった。惜しい、もし工兵の地雷敷設班が居るか、狙撃部隊が居たら釣り野伏で壊滅させてやったところだ。
「ターニャ。通信。お菓子くれる人から」
「うん? 大尉ではないが友軍か? 今は通信を受けている余裕はないのだが……良く判らんが繋いでくれ」
今思えば全力で無視するべきだった。
実験体であるビクトリアの知人の時点で相手は限られるし、お菓子をくれる相手などもっと範囲が狭いはずだったのだ。
だからこそ、見たくもない微笑みデブの顔を再び拝む羽目になった。
『私だ』
「……芝村閣下? ですか?」
そこに居たのは小学校で見た通信相手だった。
太った男が優雅にココアを呑んでいる。しかも高価なマシュマロを浮かべているだと!? まさかココアも代用品ではなく本物ではあるまいな!?
そう思ったのが通じてしまったのか、そいつは笑いながら『要るか?』と伝えてきた。ゴクリという音で返答してしまったのが我ながら情けない。
『頼みがある。新種の中型幻獣を見つけた。ちょっと倒してきてくれないか? 幻獣は消えてしまうから死体は持ち返らなくても良い』
「必要な範囲でなら。救出支援に支障をきたすのであれば、遠慮させていただきます」
形式としては頼みだが、ほぼ命令ではある。
しかし直接の上司ではないので断る権利があるし、だからこそ奴は頼むという形式をとっているのだろう。それを断る理由としては、他ならぬ奴を救出するという当初の目的こそが最良だろう。
『ああ、必要なのは必要だ。なにせ奴は此処を目指しているからな。それと私の頼みは聞いておいた方が良いと思うぞ? 何しろ八代開戦の後始末が終わったら、残余の部隊には面倒な任務が来ることになっている。潤沢な補給の一つも約束しようじゃないか』
「はい、手段を問わずに始末します。ご期待に沿える戦い方であるかは、相手に聞いてください」
汚い。予想はしていたが非常に汚い。
ヤバイ任務を上層部が押し付けて来るのは想像していた。だがそれを告げつつ、十分な補給を引き替えにするとかなんと悪辣な事か!
補給だって十分にあるかもしれないだろう……と言いたいところだが私の理性が首を振る。
自衛軍が壊滅して護衛に余裕はなく、しかも新しい編成そのものに物資が重要な情勢なのに、いきなり補給が生えてくるはずがないのだ。
『では期待しているよ。君に大陸から持ち出したチョコレートをプレゼントできる日を楽しみにしている』
「ちょこれーと……美味しい?」
「はい、閣下。吉報をお待ちください!」
ビクトリアが勝手に割って入ったので、慌てて通信を切った。
そして私はその事をいきなり後悔することになる。何故かというと、MAP上に目標の位置が映し出されたからだ。
先ほどの通信に同期して送られたようだが、近くに居ないにも関わらずいきなり表示された原因は一つでしかない。目標の近くに誰かが居て、データを取得しているからだ。
「くそ! あのデブ! 何がそっちに向かっているだ! 自分から誘き寄せるなこのアホウが!」
という訳で六話目。
コントロールがいまいちなのが気になってきたところです。
ちゃんと自分の機体として操作方法を覚えて行くと、ゲームで言うコマンド入力になります。
今は簡易命令だけで操作している為、細々とした動きができずロスが大きい感じ。
●人物紹介
『ビクトリア』
かつてV号と呼ばれた少女。
人間には名前があるらしい。今日からわたしも人間です。
『少佐』
「てめーの血の色は何色だ!」
「ならば、何色の血がお望みかね?
血の色が何色であろうとも、私は私だとも」