自由の楽園   作:悪魔野郎

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作者「つき合わさせる予定ではあったけど、シュウの姉がなあ」
熊、医「「……ハァー」」


現実

 ◇迷いの森【医神印の薬屋】

 ナギ視点

 

「……ハァー」

 

 最近、マスターがため息ばっかりついています。

 いつもなら、組み合わせや術式を考えているはずなのに私と他の子のご飯用意してからは、上の外です。

 どうにかしてあげた方がいいのでしょうか? 

 伝えたいこともあるので、早く立ち直ってほしいのです。

 いや、今言った方が良いのかもしれません。

 

「マスター、少し良いですか?」

 

「何、ナギお菓子なら冷蔵庫に──【進化】しました」

 

「は?」

 

「だから、【進化】しました」

 

「……本当に?」

 

「本当です」

 

「……《超級》に?」

 

「イエス、マスター」

 

「よくやったー、ナギー!!!」

 

「ベタベタ、くっつかないでください」

 

「いつ、進化したの?」

 

「……マスターが楽しんでいた時です」

 

「……あれがきっかけで進化かー。なんだろう喜ぶべきなのに喜べない」

 

「……マスター、元気出ました?」

 

「……やっぱり、ナギはかわいいよー!!」

 

「ワシャワシャしないでください。……やっぱりやってください」

 

「ナギが許してくれたー!!」

 

「今回だけです」

 

 ……元気出て良かったです。マスター。

 

 ◆ユン・クロード

 

 イヤー、うちのナギちゃんが《超級》になりました!! 

 今日の晩御飯はお祝いだー!! ヾ(・∀・)ノ

 何か、私が悩んでいたので話そうかしばらく考えていたらしい。

 ……あのシュウとの関係だけど、付き合うことになった。

 いや、それはいいのよ。あの人の助手に呼ばれたときから一緒にしばらくいたりして、かっこいいなーとかかわいいなあと思っていたので、付き合うことはとても嬉しい。(同じマンションに住んでもいるし)

 ……ひとつだけ、問題点があるのよ。シュウのお義母さんやお義父さんはいい人なのだけど、姉がなー。

 多分、報告してから一週間は注意しないといけない。あの人のことだから下手したら1日で戻って来る可能性がある。

 ああ、何であの普通の家庭からあんな長女が生まれてしまったのだろう? (前に「私、人間か調べてー」と言われたときにしっかり調べたけどちゃんと人間だった)

 やっぱり、相談するかー。

 

 

 ◇現実【喫茶店】

 

「シュウ? 私達付き合うことになったけどどうする?」

 

「……とりあえず、実家には話して安心してもらいたい」

 

「まあ、不労所得で生きるクマーとか言ったから恋人なんて出来ないと思われているでしょうね」

 

「その件は色々、思っていることはある」

 

 あのあと、マンションの近くの喫茶店で話をしようと言う話になり、かなり真面目に会話してるのだがその隠しきれてないイケメンオーラで周りをざわめきさせている。

(一応、マスク着けたりしている)

 

「あのさ、何でここにしたの?」

 

「……デートとかよく分からないからとりあえずおしゃれなところがいいかなと思ったから」

 

 可愛い、うちの彼氏可愛い。でもそのしゅんとした顔やめて。周りで何か倒れている人も居るから。

 

「……かわ……じゃあ、カラオケでも行く?」

 

「……行くけど今、変なことかんがえなかったか?」

 

「なな何のことでしょう」

 

 結局、カラオケで楽しんで親たちにはしばらく内緒にしてもらうことにした。(シュウの歌が上手すぎて子どもが「聞いたことある声だー」と言ってきたので焦った)

 

 




ナギ【進化】しましたー。
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