◇迷いの森【医神印の薬屋】地下室
「おーい‼️ご飯だよー」
そう言いながら森を再現した地下室を進む。
すると、足の一部が植物の狼や竜などが集まってくる。
私は、その子達に持ってきたご飯を与えている。
たまに手伝ってもらったりしている子達だから大切に育てています。
「しばらく、空けることになったからよろしくね?
【溶熱竜王】」
「分かりました。我が主」
「主とか言うな、いつか出ていけばいいだろう?」
「生まれたての私を拾って助けてくれた。あなたを主と呼んで何が悪い?」
「慕ってくれるのは嬉しいけど、マスターに殺されるかもよ?」
「その時は、あなたに殺してもらいます」
目の前にあるのは昔、拾って治療してあげた竜王の子どもが恩返しといいここにいる全てのモンスターの管理をしてくれている。
もちろん、ユニーク・ボス・モンスターだから倒せば特典武具が手に入るがそこまで欲しいと思えないので今のところ倒す予定はない。
「じゃあ、二週間くらいよろしくね?」
◇■■■■■
遠い場所に来たような気分だ。
あれ? わたしは何をしていたんだっけ?
「先生~!!」
あっ、そうだ。子供達の遊び相手をしていたんだ。
「どうしたの?」
「綺麗な花を見つけたの」
「どれ、見せてごらん」
そうして見せられたのは何ともない綺麗な花だった。
だが、心の奥から無限にわき出るような恐怖を感じた。
「これは!! ■■■■・■■■■■!! 今すぐ放しなさい!!」
あれ? 私は知らないはずなのに勝手に言葉が出る?
しかも、聞き取れない。
「先生大丈夫だよー。だって私達もう死んでるもん」
その瞬間周りからどこかで見たことのあるような、腕が無数に伸びてきて。
「先生も一緒だよね?」
そこで私は何かが切れた。
◇カルチェラタン領
『マスタ──!!! 起きてくださーい!!』
ナギの声で目が覚める。
どうやら寝てしまったようだ。
『マスター? 大丈夫ですか? とても、うなされていましたよ?』
「大丈夫、何の夢か忘れちゃった」
あれ? 私、本当に何の夢みていたんだっけ?
……まあ、いいかガードナー形態(狼)のナギをモフモフして落ち着こう。
今はナギの背中に乗せてもらって移動している。
たぶん、そろそろ着くだろう。
10分後
何だこれ? 何で町に火がついてるの?
何で孤児院の前に満身創痍のおじいちゃん《マスター》と
【魔将軍】が戦ってるの?
そして、何故孤児を【魔将軍】がアイテムだ何やらいってる? 危害をくわえる? この【医神】の前で?
……何故、こんなことになってるかはわからないだが、これだけは分かる。あの孤児は私の患者で【魔将軍】は【医神】の前で殺すと言いやがった。
「ナギ?」
『了解です。マスター』
【魔将軍】、お前の一番の負けた理由は準備していなかったからじゃない。すぐに神話級の悪魔を呼ぼうとしなかったからじゃない。私達を敵にまわしたからだ。
すいません、次回になりそうです。