これからもとんでもなく不定期投稿ですがよろしくお願いします。
考えてみるとこれまでベル君強すぎたなぁと思いました(小並感)
白魔法に関しては達人のままですがそれ以外はポンのコツです。
レビテトだけは割と使えます。
ゴルベーザの使う魔法と恩恵によってもたらされる魔法は違う。
冒険者にとっての魔法の認識は【神秘】や【奇跡】になる。
自らの半生と神の力によって授けられる唯一無二の魔法はその者にとって宝にも呪いにもなる。
故に【神秘】か【奇跡】だ。
対して【黒魔法】や【白魔法】は精神力によってこの世の神秘や物理法則をねじ曲げてイメージを具現化するという点では恩恵と大差ない。
しかし【神秘】や【奇跡】の類ではなく【学問】や【技術】に類される。
違いとしては学問体系として習得や習熟に才能の差こそあれど確実に確立されていることのみだ。
そこが大きな隔たりとなっている訳だが。
学問として体系化されているものもありはするがそれら全て、ゴルベーザに比肩するものではないだろう。
かのハイエルフには友人が多くいる。
今なお現存している【アストレア・ファミリア】とも密接ではないにしろ協力関係を築いている。
その中でゴルベーザと同じ魔法を扱うのが【閃光】だ。
しかし彼女の魔法は【神秘】の類を出ていなかった。
その理由は彼女自身の力の出処になる。
【ファルシ】にルシとして選ばれて力を与えられ【創造神ブーニベルゼ】に見初められて女神として育てられ。
戦闘技術と身体能力はほぼほぼ自前だが、魔力などの神秘は彼女自身で得たものではない。
「……そうか」
「用はそれだけか?」
「ああ。どうしても、知りたくてな」
オラリオの一角、リヴェリアの懇意にしているカフェのテラス席。
リヴェリアの向かいに座るのは【聖府軍野戦軍装】の姿のライトニングだ。
「あの二人とはあまり接点がない。能力くらいしかわかることはないな」
次元喰いと呼ばれる化け物を退治した後。
あの世界を安定させるために闘争を続けていたが、その時に戦ったことがある。
【こくりゅう】や豊富な魔法、見た目の黒鎧や体格通りに近接戦闘も可能。
威力も速度も、セシルの論評通りの強さであった。
気が合いそうである。
ジェクトに関してはとんでもない。
セフィロスは技術面、シャントットが魔力においての頂点ならばジェクトもまた頂点の位にいる。
クラウドやティーダはよく倒せたものだ。
「そうか…そうか……」
「そう落ち込むな。仲介程度ならできる」
「本当か!」
萎れた顔が一気に華やぐ。
普段は泰然自若と母親のような包容力を持っている彼女だが、自身の興味のある分野に関してはこんな感じだ。
知的探究心というものだろう。
「本拠も知っている。……そうだな、今から行くか。時間はあるな?」
「ムッ!?今からか!?」
「どういう反応だ…?」
「行く!行くぞ!メモは……ある!」
分かりやすくテンションが上がっている。
……正直、かわいいな。
種類は使える。
しかし、練度も威力も何もかもが足りない。
「いった…」
頭が掻き回されるような感覚だ。
もう慣れた感覚だが
時空魔法の鍛錬に、青魔法の土台作りに。
「ふー…」
鼻血が垂れている。
だがまあ、やってやれない事はない。
「【グラビデ】」
範囲が狭い。
ゴブリンの足を拘束出来る程度か。
「やっぱりゴルベーザさんみたいには……」
オラリオの魔導士達は基本杖を使っている。
魔力の制御はもちろん、魔法の威力や効果の増加が期待できる。
魔導具が取り付けられるのもいいところだと言えるだろう。
対してゴルベーザさんは何も使わず、簡単に大規模な魔法を使いこなしている。
過去に見たことのある【メテオ】という魔法はとんでもないものだった。
魔法について知らなかったあの頃でも、魅入ってしまった。
とんでもない魔力と練度、それのみだ。
「【レビテト】」
これなら簡単にできる。
浮かせるのならばまだ簡単だ。
【ジェネシスロック】という技がある。
岩を操って敵を攻撃する技だ、端的に言って。
「よし!」
そういえばゴルベーザさんは筋骨隆々であった。
鍛えればなにか変わるかもしれない。
「がんば……」
「……ゴルベーザはいるか?」
「あー、えっと。お出かけ中です」
「…そうか」
祖父から筋トレは脱いで行うものだと教えこまれた。
故に一念発起と共にシャツを脱ぎ去ろうとした。
脱ぎ去ろうとしたのだが、なんか女の人がいた。
桃髪の、大人の女性。
美人さんだぁ。
「何をやろうとしていた、かは聞かないでおこう」
ものすごく気まずそうだ。
なんでかは分からないがなんかすごい勘違いをされていそう。
正さねば!
「筋トレです!!身体を鍛えようと!!」
「それならば服を脱ぐ必要はない。いや、何も問題はない。このことは口外はしないからな。安心しろ」
今度は生暖かい目になっている!?
どうして!?なんで!?
「待ってください!!違うんです!!そういえばあなたはどなたですか!!」
「……あ。忘れていたな。ライトニングだ。【アストレア・ファミリア】に所属している。ここにはゴルベーザに会いに来たが、いないんだな」
「ライトニングさん!?あの【閃光】ですか!?それでゴルベーザさんに用って…」
「友人が知りたがっていることがあってな」
「へぇ…。ゴルベーザさんにってことは魔法ってことですか?」
「ああ。あいつの使う魔法は希少だからな。それについて勉強したいと……」
ゴルベーザさんといえば、魔法だ。
あの人は魔道士で教えるのも非常に上手い。
弟がいると言っていたが、羨ましいものだ。
「分かりました!僕も魔法はたしなんでいるので助けになれるかもしれません!」
「そうだったな」
ライトニングさんは何かを思い出したように目を丸くさせる。
「教会の中で待たせている。任せていいか?」
「はい!できる限りならば!」
「フフッ。頼んだ」
フンス、と鼻から息を吐く。
魔法については5年くらい勉強しているのだ。
ゴルベーザさんには及ばないまでも知識は自信がある。
「リヴェリア」
「へ?」
僕はライトニングさんの言葉に少し固まった。
リヴェリアといえば?
【ロキ・ファミリア】の副団長で【九魔姫】の二つ名の?
確実に僕より魔法の知識あるくね?
「む?連れてきてくれたか」
「ああ」
「それにしてもボロボロだな…風情はあるが集中はできなさそうだ。少し場所を移さないか?」
「それがいいな。久々に【ロキ・ファミリア】の本拠にでも……。ベル?」
「ん、教師はその少年か?ゴルベーザと共にいた少年だな。……どうした?」
「あばばばば……」
僕が?【九魔姫】に?魔法を教える?
無理だ。確実に、当たり前に、練度的に。
「私は大丈夫だっただろう…?」
「ま、まあ落ち着くまで待とう」
「アバーッ!?」
脳がショートしたような感覚だ。
新感覚とでも言うのだろうか。
……爆発した。
「どうして!?」
「……何なんだこれは」
次はライトニングさんとリヴェリアさんとの楽しい感じになる予定です。
予定なので本当にそうなるかは分かりません。
白魔法の定義に関してはFF4からです。
ですが重力系と時間系は時空魔法に分類しています。
レビテト、グラビデ、スロウ、ヘイスト、ストップですね。
これらは難易度が高いものとしています。
あとはメテオ。
メテオは作中通りの難易度ですね。
とんでもなく難しいものです。
以上です。どうも。