ここは日本のある町、空座町。
そしてここには1人の英雄がいる、名を黒崎一護と言う。
彼は高校1年生の時に偶然死神の力を借り受け死神代行としての職務を全うしている。その中
には世界の危機や仲間の危機様々な危機に見舞われたが、彼の仲間達と共に切り抜けてき
た。そこから2年、つい2ヶ月ほど前には滅却師と呼ばれる軍団が人々があの世と考える尸魂
界に攻められこれを何とか撃退した。そして、今日も彼は死神代行として仕事を行う。
それが新たなページの幕開けとも知らずに
「はああああああ!!」
ザン!という音と共に虚の仮面は自分の身体ごと切り裂かれ消滅した。
「ふう〜、これで終わりかな。」
そういうとオレンジ色の髪がツンツンしている青年、黒崎一護は周りを見渡しながらそう言った。
「にしても、虚の数が多かったなぁ。いつもなら多くても2体までだったのに今回はその数倍はいたぞ。どうなってんだ。」
そう、滅却師の侵略を阻止してから2ヶ月は虚の数は1体〜2体が常であったのに対し今回は十
匹以上いたため、明らかに異常を示している。そのため黒崎一護も首を傾げながら、ここ最
近の大きな事件がないかを頭の中に思い浮かべていた。
「うーん、特に思い当たる事がねえなぁ。まあ今は考えても仕方ねえか。また今度ルキアや恋治が来たときにでも聞いてみるか。何か事件が起きたのなら連絡の一つくらいはあるだろうし」
事実、尸魂界では今、崩玉が消えたとの報告があり騒然としていた。しかしそれを黒崎一護が知ることはなかったそして、
考えに耽っていたせいか彼の近くに崩玉があることに崩玉に力を使われるまで気付かなかった。
「!!」
何か不思議な気配に気付いた一護だがもう遅い。周りを見回してみると崩玉が彼の近くで
力を解放している状態でその周りには次元が開いたようなプラズマが走っていた。
「あれは崩玉じゃねえか!何でこんな所に!いやそれよりも逃げねえと、あれに巻き込まれたらなんか知らんがヤベエことになりそうだ。」
そう言って死神特有の移動方“瞬歩”で逃げようとするが何もかもが遅すぎた。崩玉がますま
す力を解放し、そして黒崎一護をその開いた次元に放り込んだ。
「うおあああああ!!くぅぅぅぅ!!親父、夏梨、遊子、ルキア、井上、チャド、石田、恋次、すまねぇ。うあああああああああ!!」
耐えようとするも崩玉の力には及ばず次元の穴に吸い込まれていった。そして、家族や友人
に謝罪を告げ彼、黒崎一護は消息を絶った。
次回はリリなのの世界から