尾ノ神 龍は邪魔したくない   作:ヤマアラシん

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ヤマアラシんです。

生徒会長登場回です。
シリアス結構続きます。

それではどうぞ~。


第十七話 霧纏の淑女と選ばれなかった者

白が消え去った後、初めにその静寂を破ったのは龍だった。

 

 

 

 

 

「あいつは…、俺の妹の、尾ノ神 龍奈だ。…ISなんか持ってなかって、…なのに、あいつは持ってて、それで強くて…。」

 

 

 

「落ち着けよ、龍。ゆっくりで良いから。」

 

「あ、ああ…。俺が最後に見た時は半年前で、その時はあまり引き止め、いや、うん…。かなり止めようとしてた。そんでもって毎日電話が1日に一回、あれ、1日に三回だっけか…。うん、だんだん増えていってたわ。」

 

「あれ…?既に前兆あったのかな…?病みの前兆あったのかな…?時既に遅しだったのかな?」

 

「う、うん。それはもう分かった。とにかく分からないことが2つある。」

 

「なんであんなに強いのかと、なんでISを持ってるかだな。」

 

「ISについては姉さんに聞いてみるしかないな。」

 

 

 

プル…ガチャッ!

 

 

 

 

「もすもすひねもすぅ!?箒ちゃんが電話かけてくるなんてお姉ちゃん感激だよぉ!!いつぶりだろうねぇ!!」

 

 

「あ、ああ…。久しぶり、姉さん。…1つ質問がある…。尾ノ神龍奈という少女にISを造ったか?」

 

「うん!造ったよ~!」

 

「っ!…それは何故か、聞いても良いだろうか。」

 

「…んーとね。龍奈ちゃんは尾ノ神の完成形だからだよ。」

 

「っ!それはどういう…。」

 

 

「…ここから先はいくら箒ちゃんでも今は言えないんだ。ごめんね…。」ブッ

 

 

ツーッ、ツーッ、ツーッ

 

 

 

 

「どういう…意味だろうか…。」

 

「尾ノ神の完成形…と言っていたな。どういう意味だ?兄さん。」

 

「…わからない。尾ノ神流を継承してるのは俺だけど…。でも…、それが関係ないとすると…。」

 

「…今は悩んでても仕方ない!アイツに負けねぇように、もっと強くなるだけだ!」

 

「ああ…、そうだな!」

 

「また明日からは授業が始まるから、早めに帰ろうぜ!」

 

「ああ、そうだな。」

 

「はぁ~。…アンタも大変ね、龍。」

 

「ああ、…全くだ。…本当に。」

 

「(…まさか…。)」

 

「どうした?シャルロット。帰るぞ。」

 

「う、うん!分かったよ!!」

 

 

 

今は考えるのをやめよう。

 

いや、やめたい。

 

 

 

 

もしかすると尾ノ神流というのは

 

 

 

 

 

 

想像できない程の恐ろしい魂胆によって築き上げられたものかもしれないから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「それでは、新学期が始まるにあたり、生徒会長からお言葉があります。生徒会長、宜しくお願いします。」

 

 

あー、そういやこんなんあったな。

 

最近イレギュラーなことがありすぎてすっかり忘れてたわ。

 

 

「さてさて、今年はバタバタだったから、自己紹介がまだだったわね。新入生諸君。更識楯無よ。この学園の生徒会長を務めさせてもらってるわ。」

 

 

 

 

 

 

更識楯無 (さらしきたてなし )IS学園生徒会長

ロシア代表生 専用機 霧纒の淑女(ミステリアス・レイディ)

ロシア代表というだけあってその実力は折り紙つき。

本人は更識家という暗部の、代々受け継がれている

当主の現十七代目である。

 

 

 

 

 

 

「宜しくね♥️」

 

 

 

 

 

 

一夏と俺のいる方にウインクしてるわ。

あとおっぱいが凶器()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業は終わり俺たちは訓練のため、着替えていた。

 

 

 

 

 

「はぁ~。授業終わったぁ~。今日アリーナどこだったっけ?」

 

「第4だったろ。急ごうぜ。」

 

「はぁーい。」

 

「えっ。」

 

「あっ。」

 

「だーれだ?」

 

「えっ?えっと…?」

 

「はーい。時間切れ。」

 

「えっと…、どちら様ですか?」

 

「…ここは男子更衣室(仮)ですよ?何の用ですか?生徒会長?」

 

「あれぇ。もしかして嫌われてる?」

 

「警戒はしてますよ。それで、何の用ですか?」

 

「君たち2人にISについて教えてあげようと思って。」

 

「はぁ…。」

 

「でも俺、候補生とか、代表生に教えてもらってるんで、大丈夫ですよ。」

 

「うんうん。知ってる。でも君は弱いよね。」

 

「…そうですか!結構頑張ってるんですけどね。」

 

「ううん。全然弱い。」

 

「っ!そこまで言いますか!!」

 

おおう…。結構煽ってんなぁ…。まぁこれも大事なことだと思うよ。生徒会長はここまで強いんだ!っていう誇示になるからね。

 

 

「じゃあ私と戦ってみる?時間も無いようだし、手っ取り早くね。」

 

「良いですよ!行きましょうか!」

 

 

「君は?尾ノ神くん。」

 

「遠慮しときます。」

 

「あら?意外。」

 

「お互い本気になっちゃうでしょ。」

 

「よく分かってるね。じゃあ着いてきて審判お願い♪」

 

「了解です。」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、始めようか。私が十本とる間に、君が一本でもとれたら君の勝ち。さぁ、来なさい?」

 

 

 

「くっ…。舐めるなぁ!」

 

 

「ほい。」

 

「うわぁぁあ!?」

 

 

うーん。ボコボコでござるなぁ()

 

まぁ今は勝てねぇわ、あれ。

 

体術に関してはウサギさんのちょい下くらいだもんね。あれ。

 

 

 

「くっ…。うぉおぉぉお!!」ガバァッ!!

 

 

「あっ。」

 

 

あら~爆乳ハイパーバトルじゃ~()

 

 

「やーん!一夏くんのエッチ!…お姉さんの身体は…、高く付くわよ!!」

 

 

 

 

ドゴッ!!

 

 

あ、伸びた。

 

 

「じゃあ、保健室連れていきますわ。」

 

 

「あら、的確な処置ね。まるで全(・)部(・)知(・)っ(・)て(・)た(・)み(・)た(・)い(・)。」

 

 

「…あながち間違いじゃないですね。」

 

 

「…どういう意味かな?」

 

 

「調べてくださいよ。できるんでしょ?」

 

 

「…初めから知ってたのね。どこまで知ってるのかな?」

 

「全部は知りませんよ。知ってることだけです。」

 

 

「あら、●川さん?なら…、戦争をしましょうか?」

 

「ガ●ラさんは好きですよ。それじゃあ。」

 

 

「…むむ、良い感じにはぐらかされた気もするけど…。まぁいっか。~♪~♪」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

さて、色々ございまして、生徒会長…もとい、楯無さんも訓練に参加することとなった。

 

うん、やっぱめっちゃ強いし上手いね。一夏が子供扱いされてるもん。

 

結構強くなってると思ったんだけどなぁ。

 

…イレギュラーに強くなった分、他のメンツも強くなってんのか?

なら、俺ももっと強くならないとな。

 

もっと…強く…。

 

 

「機体制御を怠らない!瞬時加速に移行する瞬間に最大の制御をしないと、すっ飛ばされて終わりよ!」

 

 

「は、はい!!ぐわぁぁあ!?」

 

 

はい、本日14回目の激突。

 

 

「楯無さん。俺は今日はこの辺で切り上げます。一夏の指導、引き続きお願いしても良いですか?」

 

 

「もっちろん!おねーさんに任せなさい!」

 

「あ、待てよ龍!ズルいぞ!!」

 

「はいはい。一夏くんはこっちねー。」

 

「では私達も失礼します。」

 

「うんうん。お疲れー。」

 

「ちょっ!?皆ズルいぞ!!なんで俺だけ…」

 

「ほら!すぐに始める!」

 

 

「うぉおぉぉお!?」

 

いいねー絞られてんねー。

 

まぁ結構強くなってもらわないと将来的に困るからね。今は耐えてもらおう。

楯無さんもヒロインだからね。あと妹ちゃんも。

 

今は1人部屋の一夏の部屋に乱入してくるからそこでキャッキャウフフしてもらおうぜ!

 

皆もどっちかっていうと原作のラブが見たいでしょ!?

 

シャルロットとラウラは俺になっちまったけど…既に原作ハーレム崩壊しちゃってるけども…。

 

だからまぁ今回は絶対俺は関わらないぞ(フラグ)

 

 

「尾ノ神く~ん。」

 

「お疲れ様です。楯無さん。どうですか?一夏は。」

 

「今のところは今後に期待…としか言えないけど、何か彼は違うわね。」

 

「と言いますと?」

 

「時々垣間見えるあの恐ろしい…殺気って言って良いのかな。そんなな(・)に(・)か(・)が彼から出てる気がするわ。」

 

「なるほど。それは確かに感じますよ。」

 

「でも、いざそれが表に出た時…。止められる気がしないわ。」

 

「それも…同感です。」

 

「…真面目な感じになっちゃったわね!おねーさんとご飯行きましょ!拒否権はなし!!」

 

「えぇ…。」

 

「さぁー行こう!おねーさん食堂のパスタが食べたいなぁー!」

 

「分かりましたよ…。」

 

「エスコートして~♪」

 

「しません。行きますよ。」

 

「え~!いけず~!ツインズ~!でっ●ぼっこフレンズ~!」

 

 

なんだそれは()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍奈side

 

 

「お兄ちゃん…。」

 

「お帰り~。ご飯できてるよ~。」

 

「束さん…。」

 

「どうしたの?結構センチメンタルな顔してるけど。」

 

 

 

 

 

 

「…お兄ちゃんカッコ良かったなぁ♥️」

 

「…えっ?」

 

「ホントにめちゃくちゃカッコ良かったんですよ!髪切ってたなぁ!大分短くして!切った髪貰えないかなぁ!あとやっぱり水着姿の時に会いに行って正解だったなぁ!身体も前見たときよも引き締まってたし!その数少ない削り取られた貴重な脂肪を全部私の身体に付けたいなぁ!」

 

「そ…そう。良かったね~。(やっば…。この子。)」

 

「それで?次はいつ襲撃に行くんです?」

 

「あ、う、うん。文化祭あたりかな。色々な企業の人間も入れるから偽装すれば入りやすいしね。」

 

「なるほど…。なら、その時になったら私も行きますんで、宜しくお願いしますね?」

 

「うんうん。了解~。あ、その時にはもう1人付けるね~。」

 

「分かりました。」

 

安心してね。お兄ちゃん。

 

お兄ちゃんは尾(・)ノ(・)神(・)流(・)な(・)ん(・)か(・)継(・)が(・)な(・)く(・)て(・)よ(・)か(・)っ(・)た(・)って私が証明するからね。

 

 

だから…

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ってきてよ…。

 

 

 

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箒&セシリア&鈴&シャルロット&ラウラside

 

 

 

 

箒、セシリア、鈴はシャルロット、ラウラの部屋に呼ばれていた。

 

 

「どうした?こんな時間に…。」

 

 

「ごめんね。変な時間に呼んじゃって。」

 

「なにかありましたの?」

 

「1つ、確かめるべきことがある。」

 

「…それはなんだ?」

 

「USB…ですか?」

 

 

 

 

「尾ノ神流のこと…ね?」

 

「…鈴には隠し事、出来ない気がするよ。その通りだよ。」

 

「私の部隊総出で調べあげてくれた。…これは、その結果だ。」

 

「なにか分かりましたの?」

 

「ああ。」

 

「ちょっと待って。…一夏がいないのはなんで?」

 

「いや、龍と散歩するって言うから…。龍を呼ぶのは気まずいしね。」

 

「確かにそうだな。…それでその結果、お前達2人は見たのか?」

 

「ううん。まだ見てない。ボクたちで見るべきだと思ったんだ。直感だけどね。」

 

「皆…、良いか?見るぞ…。」

 

ピッ

 

ブウゥン

 

 

 

「…えっ?」

 

「…これは…!?」

 

「…!どういうこと…ですの…!?」

 

「龍…。やっぱり…。」

 

「…?色々分からないことばかりだが…。シャルロット。なにか思う節があったのか?」

 

「…予測の段階だったけどね…。でも、ほぼ確信に変わったよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「尾ノ神流っていうのは、尾(・)ノ(・)神(・)の(・)血(・)に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選(・)ば(・)れ(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)も(・)の(・)が(・)継(・)承(・)す(・)る(・)んだと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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以上で第十七話になります。

 

UA数がなんと!10000を超えておりました!

 

こんな駄文をお気に入り登録していただいてる方も90名を突破!

 

…感謝しかございません。

 

最近仕事で辛いことばかりなので…、皆さんがご覧になられている事実だけで泣けてきます。

 

 

これからも未熟ですが、頑張っていきたいと思っております!

 

皆様、何卒!宜しくお願いします!!

 

それではまた次回ー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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