尾ノ神 龍は邪魔したくない   作:ヤマアラシん

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ヤマアラシんです。
FGOの聖杯戦線、皆様どんな感じですか?

ボクは現在125箱でございます。
礼装全然落ちねぇ…。
あ、ラストの聖杯戦線は絆ヘラで全員ポコポコにしました()強いわ~()

それではどうぞ~。


第十八話 文化祭でもやっぱりトラブル

「…えー。それでは、文化祭の出し物の案なんですが…。」

 

 

 

・一夏と龍の執事喫茶

 

・一夏と龍の奴隷なりきりセット

 

・一夏と龍のBL喫茶

 

 

 

 

「全部却下!!」

 

「「「「「「えぇぇぇえ!!?」」」」」」

 

「当たり前だろ!むしろなんでいけると思ったんだよ!!」

 

「1つ目はともかく、後ろ2つに関しては絶対駄目だろ。」

 

「えーっ!2人しかいない男子の職務を全うせよー!」

 

「男子2人は共有財産だー!」

 

「そうだそうだー!」

 

「はぁ…。どうする一夏?まともな案は期待するなよ。どこかで折り合いつけないと…。」

 

「にしてもあの2つは絶対ダメだろ。」

 

「そりゃそうだ。」

 

「メイド喫茶はどうだろうか。」

 

「ラウラ?」

 

「女子はメイド服、男子は執事服…と、しっかり願望を叶えることも出来る。それに、安価ではあるが軽食などを出せば資金の回収も僅かだか可能だ。」

 

「おー。確かにそうだな。よし、メイド喫茶で行こう!皆はどうだ?」

 

「「「「「「さんせーい!!」」」」」」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さぁ、始まりました、文化祭。

 

なんやかんやで皆結構真面目にやってる。

 

でも1つだけ真面目じゃないメニューがあってさ…。

 

 

 

・執事スペシャルセット

 

 

これだよ。

内容は3つ選べて、

 

1,一夏にポッキーを食べさせてあげる

 

2,俺にポッキーを食べさせる

 

3,2人でポッキーゲームするのを見る

 

 

3つ目どうしたよ()

 

絶対やっちゃいけないだろ。考えたの誰だ出てこい。ポコポコしてやる。

 

あ、鈴が来た。

 

「なによー。結構似合ってるじゃない。」

 

「そういう鈴は…チャイナ服か?」

 

「二組はチャイナ喫茶よ。」

 

「へぇー。似合ってんなぁ。」

 

「へっ!?そ、そう…?ありがと…。」

 

 

「ではご注文を。お嬢様。」

 

「んーとね。…そうね…。…この執事スペシャルセットってなに?」

 

「お嬢様…。そちらより、こちらのオムライスなど如何でしょうか?」

 

「む…!今露骨に逸らそうとしたわね。」

 

「そんなこと…ありません。」

 

「いいわ…!じゃあこの執事スペシャルセットをちょーだい。」

 

「かしこ…まりました…。」

 

 

 

 

「お待たせしました…。」

 

「う、うん…。で、どうするのよ…。」

 

「食べさせられる…か、ポッキーゲーム、見れる。」

 

「…ポッキーゲーム面白そうね。ポッキーゲームで。」

 

おいおいよりによってそれかよ。

 

はあ…。行くしかねぇか。

 

 

「一夏ー。」

 

「あ、龍。…ポッキーゲームだって。」

 

「ホントにこのパンダ小娘…。」

 

「ほら。ふぁっふぁと食べほほ(さっさと食べろよ)。」

 

「お、おう。(こうやって見ると…一夏ってやっぱイケメンだな…。)」

 

「くっ…!羨ましい!」

 

欲望に素直だな鈴。

 

「腐の匂いがしますぞぉ!」

 

「滾ってきたぁ!」

 

「インスリンドバドバァ!」

 

「最後の関係ねぇだろそれ。」

 

「じゃ、じゃあ…。」

 

パクパクパクパク…

 

 

「…//。」

 

なんで照れてんだよ一夏!?やべぇぞお前!!

 

 

ポキッ

 

「「「あ~あ。」」」

 

「ちっ!もう少しだったのに!!」

 

「おいそこ。」

 

「はいはい。尾ノ神くん、織斑くん、休憩行っていいよ~。」

 

「お、りょーかい。ありがと。」

 

「色々見て回ろうぜ!龍!」

 

「はいよ。どっから回るか~。…お。」

 

「ハァーイ♪一夏くん、龍くん。」

 

「楯無さん。どうしたんですか?」

 

「君ら2人にちょっと頼みごと♪」

 

「はぁ…。」

 

「とりあえず来て来て~。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「遥か昔…。それは、まだISがなかった頃…。戦場を駆け巡る、屈強な女達がいた…。その者たちの名を…、武闘姫 (シンデレラ)!!」

 

「今宵この学園ただ2人の男子を求め、女たちは、戦場を駆ける!!」

 

 

なんだこれ()

 

なんか始まったよ?

 

王子様の衣装着せられた一夏と盗人みたいな衣装を着せられた俺はステージにポツンと立たされていた。

 

 

「劇の代役をお願いされたと思えば…。」

 

「全部アドリブでいいと言われた時点で俺は怪しいと思ったけどな…。っ!一夏!避けろ!!」

 

「っ!うぉぉお!?なんだ!?」

 

「一夏…。その王冠を寄越しなさぁい!!」

 

「なんだよ鈴!?あぶねぇ!!」

 

「いいから寄越せぇぇぇえ!!」

 

ガギィンッ!!

 

「っ!龍…!」

 

「あぶねぇなぁ…。落ち着けよ鈴。一夏の王冠だろ?ほら、一夏。取って渡しちまえ。」

 

「あ、ああ。そうだ…「王子様にとって!!その王冠は命より大事なもの!!自分の国の重要な機密が隠されている代物でもある!!その王冠を自ら外すと…」

 

「えっ?」スッ…

 

バチバチバチバチッ!!

 

「うわぁあ!!?」

 

「なんと!!電流が流れてしまうのです!!王子の国を想う気持ちは、ここまで重いのか!!」

 

「なんっだそれ!?…まさか俺も…。」

 

「龍!!」

 

「兄さん!!」

 

「シャルロットにラウラか…。どうした?2人までそんな格好で…。」

 

「「首のアクセサリーを貰おう!!」ちょうだい!!」

 

 

「「むっ…。」」

 

「龍と同じ部屋になるのはボクだよ。」

 

「ほう…?大きく出たな、シャルロット。私は嫁の王冠と兄さんの首飾り、両方貰ってじっくり長考する気だが…?」

 

「若干ズルい。」

 

「ならば…戦争だ!!」

 

「負けないよ!!」

 

 

おおう…。あっちは勝手に戦い出したぞ…。

 

こっわ。あんなの近づきたくねぇわ…って!

 

「あぶねぇ一夏!!」

 

ビシュンッ!!

 

「うわっ!?セシリアか!!」

 

「一夏さん!!その王冠…私が頂きますわ!最近出番が全然なくて作者自身も忘れてたなんてことは絶対あり得ませんわよね!?(メタァ…)」

 

 

 

すいません(作者)

 

 

「なに言ってるのかわかんねぇよ!?とにかく落ち着けって…あぶねぇ!?」

 

 

「一夏ぁ!!とりあえず逃げるぞ!!こっちだ!」

 

「お、おう!!」

 

「「「「待てぇぇぇえ!!」」」」

 

 

 

 

 

「ハァッ…ハァッ…。ここまで来れば…。」

 

「おい…。箒がいるぞ。」

 

「いざ…尋常に。参る!!」

 

「なんで初っぱなから襲い掛かってくるんだよ!?」

 

「分からんが…狙いは一夏だろう!先行け!!」

 

 

ギィンッ!!

 

 

「龍…。そこを通して貰おう。」

 

「まぁ落ち着けや。…楯無さんになんて言われたんだ?」

 

「生徒会の権限で男子2人の目標物を奪取できれば、相部屋にして貰える、という事だ。」

 

「それ俺たち聞いてないけど…。あの人ならやるか…。」

 

「思ったのだ…。チャンスが舞い降りてきたと。」

 

「うん、だろうね。」

 

「だが、一夏も電流を喰らうのはごめんだろう。」

 

「うん、そうだね。」

 

「そこで分かったんだ…。一度気絶させ、王冠を取ったときの電流で一夏を起こせば良いのだと!」

 

「馬鹿かお前は!?」

 

「問答無用!!」

 

ギィンッ!ギィンッ!ガギィンッ!

 

 

くっ…やっぱ強ぇ…。

 

…ってちょっと待て!?

 

確かこの後一夏は…。

 

 

「待て!!箒!!一夏を探すぞ!!」

 

「?どういう事だ?」

 

「一夏はこの後…、敵に襲撃される。」

 

「っ!!…それも、()()()()()…。」

 

「そういうことだ…。とりあえず俺は千冬さんに連絡する。物語通りなら、楯無さんが一夏を助けるんだが…。」

 

「?なら、そこに私達が早い段階で加われば…。」

 

「問題は…、イレギュラーだ。」

 

「…!!そういうことか!」

 

「ああ…。」

 

 

 

 

龍奈がいるかもしれない

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「くっ!なんだ…この糸…。切れねぇ!」

 

「ハハハハ!だっせぇなぁ!王子様ぁ!!」

 

「お前は…なんだ?」

 

「俺たちは亡国企業(ファントムタスク)。目的は…、てめぇと、尾ノ神を捕らえることだ。」

 

 

「俺と…龍を…?」

 

「本来ならお前だけで良いんだけどよ…。もう1人の方も捕らえるって、言っても聞かねぇ奴がいんだよ。」

 

「…!龍の…妹か!」

 

「アイツは性格は難アリだけどよぉ…。めちゃくちゃ強ぇ。それこそ、あの兎でも勝てるかどうかわかんねぇ。だから、大人しくしといたほうが身のためだぜ?俺は手荒な真似する気はねぇからよぉ。」

 

「あら?一夏くんが大人しくても、おねーさんはそうはいかないわよ?」

 

「っ!!誰だ!?」

 

「こんにちは、亡国企業さん。それで、単刀直入に言うわよ?一夏くんを離しなさい。」

 

「…ハッ!ISも身に付けてねぇガキが!生意気なんだよぉ!!」ビュンッ!

 

 

「楯無さー」

 

ドスッ!!

 

 

「ハハ!!呆気ね…ぇ?…感覚が…?」

 

 

「フフフ…。」

 

「生徒会長、更識楯無。一夏くん。この学園において、生徒会長っていうのはね…。ある1つの、揺るぎない事実を示してるの。」

 

「…それは?」

 

「生徒の長たるもの…、最強であれ!とね。」

 

「くっ…!てめぇ…その機体…!ロシアの代表か!」

 

「ご名答。ミステリアス・レイディ。名前だけでも覚えて帰ってね♪」

 

 

 

 

 

「ええ。しっかり覚えました。それでは、サヨウナラ。」

 

 

 

 

「!?」

 

 

 

 

 

ギャリンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ!!…お兄ちゃん。」

 

 

「よう、龍奈。」

 

 

「龍くん…?なんでここに…。」

 

()()()()()()()。とりあえずここは分断しましょう。楯無さんはアイツを…って。」

 

 

「ハッ…!ハハハハ!!よう、久しぶりだなぁ。」

 

「お前は…ゴーレムが襲来した時にいた…。」

 

「オータム様だぁ!覚えときなぁ!!」

 

「…覚えねぇよ。…すぐに…忘れる。」

 

「…?龍く…!?(なんて殺気…!)」

 

「お前とウサギ博士には、聞きてぇ事がいくつかある。だから…抵抗できねぇようにお前をぶっ飛ばす。」

 

「ハハ!やってみろよ!!」

 

「オータムさん。下がって。私がやります。」

 

「…ちっ。分かったよ…。私は織斑一夏を連れて、先に戻ってんぞ。」

 

「ええ。宜しくです。」

 

ヒュッ!!

 

 

 

 

ガギィンッ!!

 

 

 

「やらせると思う?」

 

「ちっ…!しまった…!!」

 

「一夏くん!!IS展開!」

 

「白式!!」

 

 

「あーあ。オータムさんのせいで織斑一夏がIS展開しちゃったじゃないですか。」

 

「うっ…すまねぇ…。」

 

「まぁ良いですよ。私はお兄ちゃんに会えただけでOKなんで。」

 

「待てよ、龍奈。」

 

「なに?お兄ちゃん。」

 

「聞きたい事が死ぬ程ある。」

 

「何でも答えるよ。お兄ちゃんの頼みなら。」

 

「1つ目だ。なんでお前はそっちにいる?」

 

「こっち側のほうがお兄ちゃんの為になるから。」

 

「…2つ目だ。尾ノ神流は…、一体何なんだ?」

 

「答えたくない。」

 

「なんでだ。」

 

「お兄ちゃんを傷つけちゃうから。」

 

「構わない。お前から聞きたい。」

 

 

 

 

 

 

「…昔からの伝承によると、尾ノ神流っていうのは、尾ノ神の血を()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

「なっ!?それじゃあ龍は…」

 

「黙れ!!…それ以上は言うな。そんなわけが無いんだから。お兄ちゃんは…誰よりも強くて、誰よりも優しくて、誰よりも輝かしいんだ!!お前なんかが…、()()()()()()()()()()()!!」

 

 

「っ!?どういう…意味だ?」

 

「っ!しまった…。いらないことを口走った。」

 

「つまり俺は、お前と違って尾ノ神の血を色濃く受け継げなかった者で、尾ノ神の出来損ない。だから、尾ノ神流の継承者ってことなのか?」

 

 

「…伝承通り、ならね。…でも!私は違うと思ってる!いや!絶対に違う!!…お兄ちゃんは…、出来損ないなんかじゃないもん…。」

 

 

「龍奈…。」

 

「だからね?私は…お兄ちゃんが尾ノ神流の継承者なんかじゃなくたって強いんだってことを、お兄ちゃんと一緒に証明したいの!世界中に知らしめたいの!…だからお兄ちゃん…。私と一緒に来て?」

 

「…俺は。」

 

 

 

 

俺は出来損ない。

 

強く、才能がある妹とは違って、尾ノ神流が無ければ、ただの人間。

 

でも、妹は違うと言ってくれてる。

 

俺は、誰よりも強く、誰よりも優しく、誰よりも恐ろしい。

 

そう言ってくれてる。

 

 

俺は…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

違うだろ!!

 

 

 

 

 

 

 

「龍奈…。俺はな。」

 

「…?」

 

「世界一強くなくたって良い。世界一優しくなくたって良い。世界一恐ろしくなくたって良い。」

 

「…。」

 

「ただ俺は…、そばにいる人だけは守りたい。俺1人の力じゃなくたって良い。皆の居場所を、皆で守るために、俺は生きたいよ。」

 

 

「お兄…ちゃん。」

 

「だから、お前が頑張らなくたって良いんだよ。俺は、今の、この、出来損ないと言われる、尾ノ神 龍で、皆と生きたいんだ。」

 

 

「…。」

 

「…龍奈?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで!?

 

 

 

 

 

 

 

「私のお兄ちゃんは私の事を否定なんかしない!私がやったことを褒めてくれる!私がやろうとしていることを応援してくれる!私が虐められてたら助けてくれる!私を否定するお兄ちゃんなんかお兄ちゃんじゃない!!お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんじゃないお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんじゃないじゃないお兄ちゃんじゃないお兄ちゃんじゃないお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんじゃないじゃないじゃない」

 

「っ!(やべぇ!?精神が崩壊しかかってる!この状態はやべぇ!!)」

 

ドゴッ!!

 

「っ!?何を!」

 

「ワリいな…。てめぇら捕まえんのはまた今度だ。」

 

 

パリンッ!

 

 

「くっ!待て…!」

 

「消えた…?」

 

 

 

 

 

2人は消え去った。

 

残ったのは

 

 

ただの恐怖

 

 

 

 

 

 

純粋な

 

 

 

 

 

恐怖

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

以上で第十八話になります。

 

尾ノ神流について深く触れてみましたがあくまでも妹ちゃんの推測も混じっていますので真実ではないとだけ言っときます。

あと妹ちゃんのキャラが若干ブレてる節があるかもです。

 

それではまた次回~。

 

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