ナニカ違う転生GX   作:乾燥海藻類

19 / 50
第19話 卒業模範デュエル

「今、なんて言いましたか? カイザー」

恐らくは聞き間違いだろう。そういえば最近耳掃除をしてなかったからな。

「うむ、卒業デュエルの相手を、キミにお願いしたい」

「あー、理由をお伺いしても? 十代と間違えてませんかね」

聞き間違いではなく、人違いかもしれない。

「さすがにキミを十代と間違えたりはしない。確かに卒業デュエルの相手を指名する権利を与えられたとき、真っ先に思い浮かんだのは十代だ。だが、寮に戻り、よくよく考えてみたら、十代と戦ったことはあるが、キミとデュエルしたことは一度もないことに気付いたのだ」

「そう言われれば、そうですね」

「キミとはセブンスターズの一件から、よく行動を共にするようになった。デュエルする機会はいくらでもあったはずだ。にもかかわらず、キミと戦ったことは一度もない」

それは俺が貴方の眼中になかったからでは? と喉元まで出かかったが、なんとか押しとどめる。振り返ってみると、俺が活躍したのはカミューラ戦くらいだと思う。

「オシリスレッドからオベリスクブルーまで駆け上がり、セブンスターズ戦のメンバーにも選抜されている」

「それは一時の注目だけで、最初からブルーで、それを維持し続けている人たちのほうがずっと凄いと思いますよ」

セブンスターズも単なる数合わせだった可能性が微レ存。

「ふっ、そう謙遜しなくてもいい。翔や明日香も認めていたぞ、カードの知識量は三沢に引けをとらないと」

「あー、それはまあ」

それは情報源の違いだと思う。この世界では公式データベースはおろか、有志のデータベースも存在しない。アカデミア独自のデータベースはあるが、全てのカードを網羅しているわけではない。

というか地頭の良さでは三沢と俺では比べものにならない。あいつバニラモンスターのフレーバーテキストも暗記してるからな。

「ともかく、間違いでも勘違いでもない。俺はキミとデュエルがしたい」

「……わかりました。カイザーにそこまで言われては、断る方が失礼でしょう。未熟ながら、卒業デュエルの相手を務めさせていただきます」

「ありがとう。ではその時を楽しみにしている」

そう言い残してカイザーはドアを閉めた。

「で、どっちのデッキで戦うの?」

カイザーが立ち去ると、自身の身体を霧状から戻したカミューラが問いかけてくる。

「あの蛇みたいなレプティレス? それともあの可愛い女の子たち? もしかして私の時に使った除外デッキ? まさかあのバーンデッキは使わないでしょう?」

「それこそまさかだ。卒業模範デュエルだぞ。尖ったデッキは使えないよ。露骨にメタるのもなしだ。負けても魂取られるわけじゃない。精々楽しむさ」

 

 

 

 

 

「シニョールアーンドシニョーラ、ただいまより、卒業模範デュエルを開催するノーネ。先攻、後攻の選択権は、挑戦者であるシニョール音羽にあるノーネ。どちらを選びますカー?」

「では後攻で」

「よろしい、では卒業模範デュエル、開始なノーネ!」

 

 

『デュエルッ!』

 

 

「俺のターン、ドロー。《サイバー・ドラゴン・コア》を守備表示で召喚して効果発動。デッキから《サイバネティック・フュージョン・サポート》を手札に加える。《おろかな埋葬》を発動。デッキから《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》を墓地に送る。墓地に送られたヘルツの効果で、デッキから《サイバー・ドラゴン》を手札に加える。カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

丸藤亮 LP4000 手札4 モンスター1 伏せ2

 

――――――――――――

 

「俺のターン、ドロー」

 

さすがに開幕サイバー・エンドはなかったか。まあ手札消費が激しすぎるから当然と言えば当然だが。

 

「《シャドール・ドラゴン》を召喚してバトル。《サイバー・ドラゴン・コア》を攻撃。続けて速攻魔法《神の写し身との接触(エルシャドール・フュージョン)》を発動。フィールドの《シャドール・ドラゴン》と手札の光属性《超電磁タートル》を融合。《エルシャドール・ネフィリム》を融合召喚! そして効果で墓地に送られたシャドール・ドラゴンの効果発動。俺から見て右側のセットカードを破壊します。続けてネフィリムの効果でデッキから《シャドール・ビースト》を墓地に送る」

 

「バトルフェイズ中に融合とはな、面白い。チェーンして対象となった《サイバネティック・オーバーフロー》を発動。墓地の「サイバー・ドラゴン」扱いの《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》を除外して《エルシャドール・ネフィリム》を破壊する。そして《サイバネティック・オーバーフロー》が効果によって破壊されたので、デッキから《サイバー・リペア・プラント》を手札に加える」

 

「なら俺は効果で墓地に送られた《シャドール・ビースト》の効果で1枚ドロー。そしてネフィリムの効果で墓地の《神の写し身との接触》を手札に加えます。バトルフェイズを終了し、カードを1枚伏せてターンエンドです」

 

音羽遊蓮 LP4000 手札4 モンスター0 伏せ1

丸藤亮  LP4000 手札5 モンスター0 伏せ1

 

――――――――――――

 

「俺のターン、ドロー。手札の《サイバー・ドラゴン》を捨て、《サイバー・ドラゴン・ネクステア》を特殊召喚。そして効果発動だ。今、手札から捨てた《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚する。だがこの効果を発動したターン、俺は機械族モンスターしか特殊召喚できなくなる」

 

「そんなこと言って、カイザーのデッキには機械族モンスターしか入ってないってオチでしょ」

 

「ふふっ、まあそういうことだ。《置換融合》を発動。フィールドの《サイバー・ドラゴン》と《サイバー・ドラゴン・ネクステア》の2体を融合。現れろ、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》!」

 

現れたのはサイバー・ツイン・ドラゴンに似た双頭の竜。だが属性も効果も違う闇の機械竜。

 

「このカードが融合召喚に成功した時、素材としたモンスターの数まで魔法・罠カードを破壊できる。そのセットカードを破壊する」

 

「チェーンして《影光の聖選士(レーシャドール・インカーネーション)》を発動。墓地の《エルシャドール・ネフィリム》を守備表示で特殊召喚。そして効果発動。デッキから《シャドール・リザード》を墓地に送り、シャドール・リザードの効果で、《影霊の翼(リーシャドール) ウェンディ》を墓地に送り、ウェンディの効果でデッキから《シャドール・ヘッジホッグ》を裏側守備表示で特殊召喚します」

 

「凄まじい回転率だな。しかもそのネフィリムというモンスター、かなり厄介な効果を持っているようだ」

 

特殊召喚したモンスターをダメージステップ開始時に破壊する効果だからな。カイザーのデッキだと戦闘破壊するのはかなり難しいかもしれない。

 

「キメラテック・ランページ・ドラゴンの第2の効果を発動。デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地に送る。俺は《サイバー・ファロス》と《超電磁タートル》を墓地に送る。そしてリバースカード《強制脱出装置》を発動。そのモンスターにはお帰り願おう」

 

エルシャドール・ネフィリムが射出台にセットされ、勢い良くEXデッキに戻される。

 

「バトルだ。キメラテック・ランページ・ドラゴンでセットモンスターに攻撃!」

 

「墓地の《超電磁タートル》の効果発動。このカードを除外してバトルフェイズを終了する」

 

「ふっ、気付いていたか。一撃は通ると思っていたがな」

 

やっぱりランページ・ドラゴンの効果説明を省いたのはわざとか。意外と強かだな。

 

「キミなら気付くと思っていたよ。俺はカードを1枚伏せてターンエンド」

 

丸藤亮  LP4000 手札2 モンスター1 伏せ1

音羽遊蓮 LP4000 手札4 モンスター1 伏せ0

 

――――――――――――

 

「俺のターン、ドロー」

 

カイザーの手札は2枚。おそらく《サイバネティック・フュージョン・サポート》と《サイバー・リペア・プラント》。墓地には超電磁タートルが残っており、サイバー・ファロスも厄介だ。

どうするかね。まあどれだけ睨んでも手札が変わるわけでもなし、なるようになるか。

 

「シャドール・ヘッジホッグを反転召喚、効果でデッキから《影依融合(シャドール・フュージョン)》を手札に加えます。そして発動。このカードは相手フィールドにEXデッキから特殊召喚されたモンスターがいる時、デッキのモンスターを融合素材にすることができます」

 

「条件付きとはいえ、手札1枚から融合できるのか。破格の性能だな」

 

「デッキの《影依の巫女(ノエルシャドール) エリアル》と光属性《虹クリボー》を墓地に送り、もう一度来いッ! 《エルシャドール・ネフィリム》! そして効果で墓地に送られたエリアルの効果発動。貴方の墓地の《サイバー・ファロス》、《超電磁タートル》、《サイバー・ドラゴン》をゲームから除外する。さらにネフィリムの効果でデッキから《シャドール・ドラゴン》を墓地に送る。シャドール・ドラゴンの効果で伏せカードを破壊」

 

「キミが破壊したのは《サイバー・ネットワーク》だ。サイバー・ネットワークがフィールドから墓地へ送られた場合、除外されている光属性・機械族のモンスターを可能な限り特殊召喚できる。俺は《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》、《サイバー・ファロス》、《超電磁タートル》、《サイバー・ドラゴン》を守備表示で特殊召喚する。無論デメリットも多々あるが、どれも大したことはない。厄介なのはこの効果で特殊召喚したモンスターは効果が発動できなくなることくらいか」

 

発動できなくなると言っても、それはフィールドだけのこと。墓地では問題なく発動できる。これは完全に裏目ったな。

 

「ならばバトル。シャドール・ヘッジホッグでサイバー・ドラゴン・ヘルツを、ネフィリムでランページ・ドラゴンを攻撃!」

 

「だがダメージは発生しない。そしてサイバー・ドラゴン・ヘルツが墓地に送られた事で効果発動。デッキから《サイバー・ドラゴン》を手札に加える」

 

「バトルフェイズを終了し、モンスターをセット、カードを2枚伏せてターンエンド」

 

音羽遊蓮 LP4000 手札2 モンスター3 伏せ2

丸藤亮  LP4000 手札3 モンスター3 伏せ0

 

――――――――――――

 

「俺のターン、ドロー。《サイバー・リペア・プラント》を発動。デッキから《サイバー・ヴァリー》を手札に加え、そのまま召喚して効果発動。このカードと《サイバー・ドラゴン》を除外して、カードを2枚ドローする。そして《融合》を発動。手札の《サイバー・ドラゴン》、フィールドの《サイバー・ファロス》、《超電磁タートル》を融合。来いッ! 《サイバー・エタニティ・ドラゴン》!」

 

《サイバー・エタニティ・ドラゴン》

星10/光属性/機械族/攻2800/守4000

 

「バトルだ! サイバー・エタニティ・ドラゴンでエルシャドール・ネフィリムを攻撃!」

 

サイバー・エタニティ・ドラゴンは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。攻撃力は同じ、2つの巨体がぶつかり合い、ついには消滅した。

 

「自分の融合モンスターが戦闘で破壊された時、墓地の《サイバー・ファロス》の効果が発動できる。このカードを除外して、デッキから《パワー・ボンド》を手札に加える。そしてサイバー・エタニティ・ドラゴンの効果で、墓地から《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚」

 

「こちらも効果を発動します。墓地に送られたネフィリムの効果で、墓地の《影依融合(シャドール・フュージョン)》を手札に加える」

 

「何度も使い回しが可能とはな。サイバー・ドラゴンでセットモンスターを攻撃! エヴォリューション・バースト!」

 

「墓地の《影光の聖選士(レーシャドール・インカーネーション)》の効果を発動。このカードと《シャドール・ドラゴン》を除外することで、自分フィールドの裏側表示モンスターを表側守備表示にする。セットモンスターは《シャドール・リザード》です。リバース効果でサイバー・ドラゴンを破壊」

 

「いいだろう。俺は墓地の《置換融合》の効果発動。このカードを除外して、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》をEXデッキに戻し、カードを1枚ドローする。これでターンエンドだ」

 

丸藤亮  LP4000 手札5 モンスター0 伏せ0

音羽遊蓮 LP4000 手札3 モンスター2 伏せ2

 

――――――――――――

 

「俺のターン、ドロー」

 

ここに来てノーガード戦法か。次のターン、確実に攻めてくるだろう。前のターンに攻撃力の低いシャドール・ヘッジホッグを攻撃しなったのも、チマチマ削る必要がないと判断したからに違いない。

 

「リバースカード《影依の原核(シャドールーツ)》を発動。このカードは発動後効果モンスターとなり、このカードを「シャドール」融合モンスターの融合素材とする場合、そのカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる。《影依融合(シャドール・フュージョン)》を発動。フィールドの《シャドール・ヘッジホッグ》と《影依の原核(シャドールーツ)》を融合。三度(みたび)光臨せよ、《エルシャドール・ネフィリム》!」

 

「最後までエースモンスターに頼るか。その姿勢、嫌いではない」

 

「効果で墓地に送られたシャドール・ヘッジホッグの効果で、デッキから《影依の巫女(ノエルシャドール) エリアル》を、影依の原核(シャドールーツ)の効果で、墓地の《影依融合(シャドール・フュージョン)》を手札に加えます。そしてネフィリムの効果でデッキから《影霊の翼(リーシャドール) ウェンディ》を墓地に送り、ウェンディの効果でデッキから《シャドール・リザード》を裏側守備表示で特殊召喚します」

 

超電磁タートルの効果はバトルフェイズにしか発動できない。勝機はそこにある。

 

「伏せていた《神の写し身との接触(エルシャドール・フュージョン)》を発動。手札の《影依の巫女(ノエルシャドール) エリアル》とフィールドの表側表示の《シャドール・リザード》を融合。《エルシャドール・ミドラーシュ》を融合召喚! そして墓地に送られたエリアルの効果で貴方の墓地の《サイバー・ドラゴン》、《サイバー・エタニティ・ドラゴン》、《超電磁タートル》を除外する。さらにリザードの効果でデッキから《影光の聖選士(レーシャドール・インカーネーション)》を墓地に送る」

 

シャドール特有の影糸に操られたドラゴンに乗り、翠色の髪を揺らした少女が姿を現す。そしてカイザーの墓地から3枚のカードが取り除かれた。

 

「バトル! ミドラーシュでダイレクトアタック!」

 

「この瞬間、手札の《機動要犀 トリケライナー》の効果発動。このカードを守備表示で特殊召喚する」

 

「……ならばネフィリムでトリケライナーを攻撃、ネフィリムは特殊召喚されたモンスターを問答無用で破壊する」

 

「無駄だ。自身の効果で特殊召喚したトリケライナーは他のカードの効果を受けない」

 

「なんやてKudoー!?」

 

「くどう? それに何故いきなり関西弁に……」

 

「俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」

 

音羽遊蓮 LP4000 手札2 モンスター3 伏せ2

丸藤亮  LP4000 手札4 モンスター1 伏せ0

 

――――――――――――

 

「む、俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズにトリケライナーの守備力は500下がる。メインフェイズに入り、《強欲で貪欲な壺》を発動。デッキの上から10枚のカードを裏側表示で除外し、カードを2枚ドローする」

 

「意外ですね。俺が言うのもなんですが、カイザーのデッキではかなりリスキーなカードでは?」

 

「そうだな。だが1枚しか入れていないこいつを、今引いたことに意味がある。デッキが使えと言っているのだ」

 

デッキとの絆ってやつか。悔しいが、カイザーが言うと様になるな。

 

「《サイクロン》を発動。俺から見て左のカードを破壊する」

 

「くっ、チェーンして《影依の偽典(シャドールーク)》を発動。墓地の《シャドール・ヘッジホッグ》と《虹クリボー》を除外して、《エルシャドール・ネフィリム》を融合召喚します。そしてネフィリムの効果でデッキから最後の《影光の聖選士》を墓地に送る」

 

「エースが2体並ぶか。デッキ融合に続いて墓地融合とは、凄まじいポテンシャルを秘めたデッキだな」

 

本当なら後出しで出したかったが、仕方ない。

 

「続けて《異次元からの埋葬》を発動。除外されている《サイバー・ドラゴン》、《サイバー・エタニティ・ドラゴン》、《超電磁タートル》を墓地に戻す。そして《サイバー・エタニティ・ドラゴン》を除外して効果発動。このターン、自分フィールドの融合モンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない」

 

対象耐性と効果破壊耐性の付与か。これでシャドール・リザードのリバース効果が無意味なものになった。

 

「ではいくぞッ! これがラストターンだ。通れば俺の勝ち。防ぎきることができればキミの勝ち。こんな勝負も悪くない。ライフを半分払い、《サイバネティック・フュージョン・サポート》を発動。続けて《パワー・ボンド》を発動。墓地の《サイバー・ドラゴン・コア》、《サイバー・ドラゴン・ネクステア》、《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》を除外して融合。これらは全てフィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱うカードだ。3体のサイバー・ドラゴンを融合。見るがいい、これがサイバー流の至宝にして至高! 《サイバー・エンド・ドラゴン》だ!!」

 

ついにカイザーのエースが姿を見せた。三つ首の機械竜が威嚇するように(あぎと)を開く。

 

「バトルだ! サイバー・エンド・ドラゴンでエルシャドール・ネフィリムを攻撃、エターナル・エヴォリューション・バァーストォォーッ!!」

 

「攻撃宣言時に《決闘融合-バトル・フュージョン》を発動。ネフィリムの攻撃力はダメージステップ終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする」

 

《エルシャドール・ネフィリム》 攻撃力2800 → 10800

 

攻撃力が一万を超えたことで会場がざわめくが、カイザーは僅かに口角を上げただけだった。

 

「読んでいたよ、いや期待していた。キミならばこの程度は越えてくると。ダメージ計算前に《リミッター解除》を発動。サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力は倍になる」

 

「まさか引き込んでいたとは。さすがですよ、カイザー」

 

《サイバー・エンド・ドラゴン》 攻撃力8000 → 16000

 

最後の激突による爆煙が晴れ、会場は万雷の拍手に包まれた。

 

 

 

音羽遊蓮 LP4000 → 0

 

 

 

「完敗です。実質完全試合(パーフェクト・ゲーム)でしたね」

「確かに結果だけを見ればそうかもしれない。だが一手ズレていれば、結果はどうなっていたか分からない。やはり面白いな、デュエルは」

「ふふっ、そうですね。改めて、卒業おめでとうございます。カイザー、丸藤先輩」

 

 

 




もはや様式美ともいえるパワー・ボンドからのリミッター解除でした。
サイバー流といえばこのコンボのイメージが強いです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。