戦姫絶唱、白猫と踊る世界   作:蒼葉蒼輝

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白猫はうたを知る

なんかメインがセレナちゃん一直線で主人公があまり動かない・・・

事も無いけど、と言うわけで今回はそんな主人公メイン

・・・でも猫だ

それでは、幻想の後に・・・

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 

 

あの少女をよく分からない何か(ノイズ)から守ったは良いけど、空腹と気疲れで倒れてしまった

それから知らない天井を見て、人間用のベッドで寝かされていたことに気付いて、目覚めた後に良く分からない人達(多分研究者かな?)

が、私に用があるって無理やり引っ張られそうだったから、原理は分かってないけど辺り一帯を凍らせて黙らせていた

そうしたら、皆がマムって言う人に話しかけらた・・・猫が話せるとか思ってたのかな?

まぁ、それでも私は念話みたいなことが出来る事に気づいて、周りの人たちを威嚇していた・・・けど

そのマムって人は違って、事情も知らない私を庇ってくれた

知らない・・・とは言ったけど、私も色々おかしなことが起こってて、何がどうとかさっぱりだった

 

それについては、マム・・・【ナスターシャ教授】って言うらしい、その人は子供たちを集めて何かしらの研究をしていて

集められた子達は皆女の子で、皆の事を【レセプターチルドレン】って呼ぶらしい

ナスターシャさんから色々聞いたけど、私自身明かせる事が無くて困っていると、そこに先程の戦闘で庇った少女が居て

私に優しく声を掛けてくれて・・・なんか、守らなくちゃって思えて

ナスターシャさんが、その子、【セレナちゃん】に突然入ってきたことに色々言おうとしていたところを私は威嚇するように

セレナちゃんの前に立って庇い立てた・・・その反応に驚いてるようだったけど、

いま【記憶が無い】私にとってセレナちゃんは何よりも代えがたい大切な家族のようなもの・・・

それを害そうとする人は、誰であっても刃向かう・・・その意思表示を気付いたら示していた

そうしたら、セレナちゃんは「大丈夫だよ 怖くないよ」って、言ってくれて頭を撫でてくれた

ナスターシャさんも、私の行動に意を示したのか、セレナちゃんに私を任せていた・・・一応、喋れたとしても猫だし・・・

 

そうして、セレナちゃんに預けられることになって早々にセレナちゃんの家族(?)と挨拶することになった

初めは【マリア】と言う人だった、セレナちゃんとは血が繋がってる本当の姉妹らしい

そして、次に二人一緒に紹介されて、黒髪ツインテールの子が【月読 調】ちゃんで、もう一人の金髪ショートのデスさんが【暁 切歌】ちゃん

いつもこの四人で集まって遊んだり、訓練したりと色々やっているらしい

最初の方は、結構威嚇したり、逃げたりしてたけど、切歌ちゃんも調ちゃんも、そっとモフモフしてくれるからまぁいいやってなった

ただ、マリアさんは・・・何となく嫌な感じがして逃げ出してしまう・・・何でだろう、悪い人じゃない筈なのに、身体から危険信号を出しちゃう

 

そんなこんなで、セレナちゃんに撫でられたり、餌を食べてる所を観察されたりしながら一週間程経った時に

ナスターシャさんから、いくつかの質問と、身体検査すると言ってある研究室に来ていた

質問の内容は簡単なものばかりではあったのだが、どれも記憶を無くした私にとっては感覚的な事しか答えられなかった

セレナちゃんにあんなこと言わせて・・・私ってやっぱり駄目なのかな・・・

後でちゃんと謝りに行こう・・・

 

身体検査は本当に簡単なもので、猫の時の体重、大きさ、胴回りを調べた後

人型に変化、その時の身長体重と、採血されたりして・・・

あと、【シンフォギア】を纏った時の変化を観察したりして終わった

ただ、結果が出るまで時間が掛かるので、しばらくセレナちゃん達と居ようかな

そう考えたけど・・・さっきあんな悲しい顔させておいて、今更かな・・・

そう思って人型の状態のままで別の部屋に戻る

いつもいる部屋は・・・セレナちゃんがいつも見に来るし、他の研究員が何か仕掛けてこないとも思えなかったから、どこか別の部屋を探す

正直に成れないのは生まれ持っての事なのかな、そう思っていても返答が帰ってくることは無い

そうしてウロウロしていると、後ろから妙な声で語りかけてきた

因みに今の姿は簡単な看護服だ・・・尻尾が凄い目立つけど

 

「おや、こんなところで何をしているんですか? 特異個体Ex_cat?」

 

お呼びじゃないよ、ジョン・・・

 

そう小声で念話でも無い念を飛ばす

人型なのだから普通に言葉で話せばいい、そう思うけど、まだ歌を口ずさむぐらいしか喋れてないので

人型でも基本対話は念話がメインになっている

それでも、時期には人型でも皆の様に喋れるようになることが今のところの目標・・・と言う所かな

まぁそれは置いておいて、今目の前にいるのは、稀代(?)の科学者ことジョン・ウェイン・ウェルキンゲストリク

ようは、ゲスである

 

「ちょっと待ってください! 僕の名前は、ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクスです!

スの位置を勝手に変えないでもらえないかな!

それと僕はゲスでなく英雄志望の科学者だ

あと、皆は僕の事をウェル博士と呼ぶのに何故貴女は僕のファーストネームで呼ぶのですか!?」

 

何故か気付かれた・・・サイコ?

まぁ、それは兎も角、なんか早口にまくしたてられた・・・それはいいとして

 

『だって、英名って、ファーストネームが名前に当たるでしょ?

だったらファミリーネームより、名前の方が重みがある感じ、しないかしら?』

 

「それは確かにそうかもしれませんが、そうではないのですよ 特異個体Ex_cat

もし僕の名前だけで売れてしまえば、何処の誰かも判らない【ジョン】と言う人が英雄視されてしまいます

それでは駄目なのですよ、この世界に【ボク】という英雄、ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクス

通称、【ウェル博士】が英雄視される必要があるのです、判りますか? この違いが」

 

『はぁー、つまり、【ウェル博士】っていう名前が売れれば、それは他の誰でも無い貴方が英雄視され

世界中から注目の的になる、そしてジョンと言うありふれた名前ではそれが体現できたとしても

その幸福を享受できない、周りにその知名度が伝搬して、名前だけで売れる英雄になっちゃう・・・

そう言う事かしら?」

 

それに加えて、ほかの【ジョン】さんがウェル博士の真似をして人の努力を乏しかねない事も付け加えておく

 

「そう、その通りなのです

英雄的所業はこの僕にこそふさわしい、その為にも、●●●●の扱う力、その対抗策など、まだまだやる事は盛りだくさんですが

何せまた新しい研究対象に出会えましたから・・・期待してますよ? 特異個体Ex_cat、リューシェ

いえ、今はリセ、と呼ぶべきでしたかな?」

 

 

どちらでも良いよ、今は そう言って私はその場を後にしようとしたとき

 

「空き部屋なら鍵を渡しておきますよ?

但し、僕の協力をしてくれるのなら、ですがね?」

 

『何のつもり・・・?』

 

そういって、こちらに鍵を見せびらかすウェル博士

 

「知ってますよ~、セレナから一時でも逃げたいんでしょ~

理由は問いませんが、まぁ、して下さらないんでしたらそれでもいいですよ?

鍵は渡しますし・・・ただ」

 

『ただ?』

 

不敵な笑みを浮かべこちらの嫌悪感をさらに煽って来た

コイツ・・・やっぱり苦手だ

 

「他の子達を扱って【アレ】の起動をするまでの事

ただ、それにどれだけの犠牲が出るか判りませんが、ね?」

 

『コイツッ!』

 

周囲の温度が一瞬にして氷度に達する程の冷気を纏いウェルに切迫する、が

 

「いいのですか? セレナさんが悲しみますよ?」

 

『・・・ック』

 

それを聞いた瞬間に、周りの温度が徐々に戻っていく

 

「ふぅー、中々に冷えますね、これは・・・

【ギア無し】での力の励起・・・やはり貴女は●●●●に近しい存在かも知れないですね」

 

さっきから良く分からない聞き取れない単語が何回か出てきているけど

今はそれどころじゃないし・・・もう、あらがっていても仕方がない

 

『・・・すぐやるなら、もう行きましょ』

 

「いえ、こちらも準備がありますので今日は先程渡した場所で休んで頂けるとよろしいかと

何せ僕と貴女の仲です、悪いようにはしませんよ」

 

もう既にいくらか悪いようにされていると思うのだけれど

まぁ、当初の予定の部屋も見つかった事だし・・・今はゆっくり休もう

しかし、私がギア無しで力を使っても驚かないのは何故だろう?

 

「それは、まぁ、僕たちと貴女では出生以前に恐らくですが

魔術・・・なるものが混在する世界がある、と、僕の見立てでは考えています

とはいえ、それも単なる仮説ですが、世間一般のゲームとかで知られる【魔族】だというのでしたら

それもそれで面白いですが、貴女はシンフォギアを纏った

これが意味するところ、貴女はその【魔族】と言うものに含まれていないと考えられます

しかし、【セイレーン】や【マーメイド】などの【音】を扱う魔族も居る事は見知していますとも

しかしそれらはシステムの媒体になったとしても、システムを纏うのに適していない

そもそもですが―」

 

何だか博士の会話いつも長いなぁ・・・ふぁー・・・あ、欠伸出ちゃった

そう言えば検査時間結構掛かっていたから、もう夜なのかも・・・そろそろ寝たい

あ、そうだ

 

『ねぇ、ウェル博士?

そう言う話も興味深いけど、明日行う実験? の準備はしなくてもいいの?』

 

そんな事を言いながら上目遣いで博士に近づく

それでも博士って以外に背が高いから近くだと軽く巨人位に見えちゃうな・・・なんて

 

「ああ、そうでしたね、失敬

リセさんも、明日に備えてしっかり休んでくださいね?

明日は忙しくなりますから」

 

そういって、鍵となんか子袋を渡してきた・・・この袋何?

 

「ちょっとしたおやつですよ

本当はいけないんですが、貴女には特別ですよ」

 

ちょっとしたって、それだけで大分怪しく思えるんだけど何でかな

何も怪しい物は含んでいないって言ってはいたけど・・・まぁ、小腹が空いたし

チャっと食べちゃって眠ってしまおう、うん、そうしよう

 

そうして、私のちょっとした検査の日は終わりを告げた

結構色々あったけど・・・まぁ、楽しい人たちにも会えたからいい・・・かな

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

と言う訳で、リューシェ編はいったんこんな所

・・・しかし、セレナちゃんに比べて動かしづら・・・なんでもないよー

下手に強キャラさせてもつまらないし、だからって弱かったら何やってるのだし

因みに記憶を失う前はやんちゃしてたというのは・・・多分後で書く!

それでは、次の幻想で会いましょう~では

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