ぐらんぶる 北原ともう一人の居候   作:おくた

10 / 17
第10話 ライセンス講習

翌日

 

時田「それで、合コンはどうだったんだ?」

 

耕平「散々でしたよっ!!」

 

伊織「見てくださいこの写真!!!こいつら仮装して来やがって!」

 

とてつもない厚化粧の女子大生たちの映る写真をみせる。

 

愛菜「気合入れてあげたんだから感謝しなさいよ。」

 

寿「おお~~」

 

時田「なるほどなぁ。」

 

梓「君らは期待を裏切らないねえ。」

 

伊織「しかも、こいつ来てた、女の子たちと連絡先交換してんすよ」

 

耕平「三人ですよ 三人!」

 

時田「やるなぁ〜マサ」

 

政仁「サポートに徹したらなんか」

 

梓「でも浮気はだめだよ」

 

政仁「心得てます!」

 

伊織「ところでお前ウチに入るって言ってたけどさ。」

 

耕平「何のサークルか知ってるのか?」

 

愛菜「ダイビングでしょ?知ってるわよ、失礼ね。ちょっと憧れてたのよねー。大人の趣味って感じで。」

 

伊織「ふむ。」

 

耕平「そうなのか。」

 

千紗「……っ!(ピクッ)」

 

愛菜「海の中の浮遊感も色とりどりの魚にも興味があるし。」

 

伊織「ほうほう。」

 

耕平「それはそれは。」

 

千紗「っ!!(ピクピクッ)」

 

愛菜「なにより南の島で綺麗な海で大学の仲間とダイビング。まるでドラマみたいじゃない?」

 

伊織「そうかそうか。」

 

耕平「そこまでダイビングに興味があるのか。」

 

伊織&耕平「ならこのサークルはやめておけ。」

 

愛菜「……ここダイビングサークルじゃないの?」

 

政仁「こらこら 夢を潰すような発言はするもんじゃないぞ」

 

耕平「常にやってるやつに言われても」 

 

伊織「冗談だ、冗談。」

 

耕平「ダイビングをする事もないわけじゃない気もしなくもないぞ。」

 

時田「おーい、新会員ー」

 

寿「皆の前で自己紹介してくれー」

 

愛菜「あ、はい。」

 

愛菜「青海女子一年の吉原愛菜です。」

 

PaB「おおーっ」

 

まだ服を着ている

 

愛菜「ダイビングには興味があったのですが、やったことはないです。」

 

自己紹介を進めているが、先輩たちはパンイチに靴

 

愛菜「なのでこれから色々勉強して………このサークルおかしくない!?」

 

そして全裸である

 

伊織「うん?」

 

耕平「何を言っている?」

 

政仁「そのうちなれるぞ」

 

伊織&耕平はパンイチで政仁は水着

 

愛菜「いつの間に脱いだの!?」

 

伊織「そう驚かれてもな。」

 

耕平「春祭で飲んでる時散々見ただろ。」

 

愛菜「アレって学祭でテンション振り切ってたからじゃないんだ……」

 

梓「どうしたの、愛菜。何か困り事?」

 

愛菜「梓さん!どうしたも何も!」

 

梓「ん?」

 

梓は上ブラだけ下ショーパンの状態

 

愛菜「……何でも……ないです……(古手川さんだけは普通の人ー)」

 

伊織と耕平はパンイチで千紗に土下座している

 

耕平「頼む古手川!」

 

伊織「やっぱりお前が合コンを!!」

 

千紗「それより自分の身を大事にしたら?」

 

伊織&耕平「?」

 

千紗は後ろを指差し二人は振り向く

 

政仁「ニドマデモヒトノカノジョニゴウコンヲタノムノカ?キサマラ?ドウヤラマエイジョウノシゴキガヒツヨウノヨウダナ?」

 

伊織&耕平「ぎゃあああぁぁぁああああ!!!!」

 

千紗「いつもこんな感じだし。」  

 

といって飲んでいたコップを置くと奈々華は颯爽と持ってゆく

 

千紗「ダイビングに興味あるの?」

 

愛菜「う…うん!一応…」

 

愛菜は千紗の後ろでは二人を簀巻きにして吊るしている政仁に驚く

 

千紗「気にしないで」

 

愛菜「う、うん…で…ダイビングに興味があるけど…」

 

千紗「…」

 

愛菜「それが何か?」

 

千紗「いや 何もないけど…嬉しいなって思って」

 

そして、奈々華と梓からダイビングの用具のことに関して聞くがその間、彼女らの後ろで開放された伊織と耕平が全裸の先輩たち

をみて普通の人がいないことを察する

 

寿「新入生も増えたしいよいよ……ライセンス講習の準備を始めるか。」

 

時田「そうだな。」

 

政仁「ライセンス講習ですか?」

 

耕平「それって早脱ぎの?」

 

伊織「早飲みに決まってんだろ。」

 

時田「どうしてそうなる。」

 

寿「ダイビングに決まっているだろう。」

 

伊織&耕平「(ーダイビング……?))

 

伊織「ダイビングってそんな馬鹿な‼」

 

耕平「てっきり次に潜るのは来年辺りかと‼」

 

時田「この反応は俺たちが悪いのか?」

 

寿「俺は半々だと思うが。」

 

時田「一応聞くがお前ら教本に目を通してあるだろうな。」

 

寿「前に渡しておいただろ。」

 

伊織「そりゃ勿論(やってません)。」

 

耕平「聞くまでもなく(読んでません)。」

 

政仁「一応予習程度には」

 

寿「一つテストしてみるか?」

 

時田「ハンドシグナルは知ってるな。」

 

伊織「はい。」

 

耕平「要はジェスチャーですよね。」

 

寿「おう、水中での意思疎通に使う重要なサインだ。」

 

時田「今から俺が実際にやって見せる。それを見て何を訴えてるか、どうするべきか考えてみろ。まずは伊織な。」

 

伊織「ほうほう。」

 

耕平「わかりました。」

 

時田「(止まってください)(こちらを見てください)(潜行します)」

 

伊織「ふむ……つまり(そこまでだ)(この俺が)(お前を殺す)……」

 

寿「さて伊織、お前はどうしたらいい?」

 

伊織「相手より先に水中銃を撃ちます。」

 

耕平「どういう状況なんだ。」

 

政仁「まずなぜ戦闘が起こる」

 

時田「うかつに伊織の前でハンドシグナルは使えんな。次は耕平の番な。」

 

耕平「ふっ、俺と北原の格の違いを見せてやりますよ。」

 

伊織「ほざくなボケナス。」

 

時田「(問題発生)(空気がありません)(浮上します)」

 

耕平「[(やっほー)(アイーン)(YEAH♪YEAH♪)」

 

伊織「どうだ耕平。」

 

耕平「俺は温かい目で見守るぞ。」

 

時田「仲間の死を見守る気か。」

 

寿「猟奇的な発想だな。」

 

政仁「差を見せつけるどころか…違う意味の差が見えたな」

 

時田「最後はマサだな」 

 

耕平「お前も勉強してないんじゃないのか?」 

 

政仁「本当の差を見せてやる」

 

時田「(あっちの方へ行きましょう)(バディと一緒に)(ペースを落としてゆっくりと)さあどうだ?」

 

政仁「バディと一緒にゆっくりあちらへ行きましょう…ですか?」

 

時田「やるなぁ、正解だ。」

 

伊織「何故だあ!?」

 

耕平「なぜこいつにわかったんだ」

 

政仁「ちなみに1つ目は、止まって下さいここから潜行します。で2つ目が、問題発生しました空気がないので浮上します。で、あってますか?」

 

時田「正解だ」

 

寿「よく勉強しているな」

 

耕平&伊織「何故だ!!!??」

 

政仁「これが日頃からちゃんとしているやつと酒に溺れているやつの差だ」

 

時田「マサは満点だが お前らは勉強してなかったか」

 

伊織&耕平「すいません」 

 

寿「まあわかってた事だがな。というわけで少し勉強してみろ。ハンドシグナルだけなら15分もあれば一通り覚えれる。」

 

伊織「今からですか?」

 

寿「覚えたら意外と良い事あるかもしれないぞ?」

 

伊織&耕平「はあ……」

 

なんだかんだ言いつつ勉強を始める

 

政仁「(さて…見返すとしよう)」

 

奈々華「政君ライセンスのお勉強?」

 

政仁「はい…復習もかねて」

 

奈々華「へ〜どれどれと」

 

政仁の背中に張り付き教本を覗く

 

政仁「!!!(この感触は…)」

 

奈々華「これ覚えた?」

 

政仁「は、はい(伊達政仁!これはただの柔らかいボールだ!背中にあたってるのはただの!!)」

 

奈々華「そういえば さっき聞いた話なんだけど政君と千紗ちゃんがお付き合いしてるって話」 

 

政仁は背後の先輩たちに「問題発生」のハンドシグナルをする

 

時田「お 早速役に立ってるな」

 

耕平「あのサインは「問題発生」ですね」

 

寿「ああ 重要なサインの一つだ」

 

伊織「普段から使えるのか、ちゃんと覚えよう」 

 

梓「どうしたのさマサっち」

 

政仁「緊急事態す!(ボソボソ)」

 

梓「しかたないなぁー 私に任しといて(ボソボソ)」

 

政仁「あざす」

 

梓「奈々華〜マサっちはね、千紗ちゃんと付き合ってるみたいに仲がいいてことだよ」

 

奈々華「な〜んだ 良かったぁー」

 

政仁「(梓さん…ありがとうございます!)」

 

梓「ねぇ奈々華、本当に付き合っているとしたら、どうする?」

 

奈々華「え?」

 

政仁「(なんてことを!!!!)」

 

奈々華「んー…ちょっとわからないかな」

 

政仁「ですよね」

 

奈々華「自分がなにをするか」

 

と虚ろな目で言う

 

政仁「(バレたら消される…この世から)」

 

梓「(二人の将来が心配になってきた)」

 

翌日

 

奈々華「はい 今日はそれぞれこのペアで潜ってもらいます」

 

時田先輩ー耕平

伊織ー千紗 

梓ー愛菜

奈々華ー政仁

 

政仁「(ドキドキハラハラ過ぎて喉がカラカラだ…)」

 

奈々華「それじゃまずは水着に着替えましょうか。」

 

愛菜「えっ!?」

 

伊織「あれ?水着なんですか?」

 

耕平「ウエットスーツは?」

 

奈々華「愛菜ちゃんが初めてだし、潜る前にちょっと説明とかしようと思って。」

 

伊織&耕平「なるほど。」

 

伊織「マサ顔色悪いぞ」

 

政仁「あぁ…大丈夫」

 

耕平「じゃあ着替えますか。」

 

時田「そうだな。」

 

寿「水着を着るのは久々だ。」

 

伊織「いつもは全裸ですもんね。」

 

政仁「いつもというかずっとですね」

 

※政仁は水着を既に着用しています

 

愛菜「ここで着替えるの!?」

 

伊織「固い事言うなよ。」

 

耕平「今更気にする事もあるまい。」

 

愛菜「そういう問題じゃなくて!」

 

奈々華&梓「しょ……っと。」

 

愛菜「ーーーッ!!?二人とも何してるんです!?」

 

奈々華「え?」

 

奈々華さんは水着に慣れている

 

梓「着替えてるんだけど?」

 

梓さんは脱ぐのに慣れている

 

愛菜「人前なのに!?そして外なのに!?古手川さん!何か言ってあげて!」

 

千紗「下に水着つけてるから別に」

 

梓「そうだよ」

 

奈々華「梓は下着みたいだけどね」

 

時田「水着で照れるとは初々しいな。」

 

寿「全くだな。」

 

梓「愛菜は可愛いねえ。」

 

伊織「先輩方はもうちょい初々しくても良いですけどね。」

 

政仁「自重の「じ」の字もない」

 

愛菜「(もういやこの人たち……っ!!)とにかく更衣室で着替えましょう!」

 

奈々華 梓 千紗「え~~」

 

愛菜「水着かぁ…」

 

しばらくしてから 

 

梓「潜るの久々だよ。」

 

時田「俺は先月以来だな。」

 

伊織「寿先輩はどうするんですか?」

 

寿「俺は監督と撮影だマサにも撮影をしてもらおうと思ってカメラをわたしてある」

 

耕平「いいカメラだな ローアングラーの血が」

 

政仁「成長記録用で渡されたけど…俺はこれの練習も兼ねてやろうとおもって」

 

千紗「(私も欲しい…)」

 

梓「愛菜は着替えに随分時間がかかってるわね」

 

奈々華「そうねぇ」

 

政仁「メイクしてたりして」

 

耕平「ありうるな」

 

愛菜「お待たせしました これなら水着も平気だしっ☆」

 

ウィッグつけて、ケバい化粧を、してきた

 

政仁 伊織 耕平「…」

 

耕平「伊達おさえろ」

 

政仁「うい」

 

と羽交い締めにすると

伊織「今すぐ 汚い化粧落としてやる」

 

愛菜「ちょ ちょっとーッ!」

 

耕平「海を汚す気か」

 

とメイクを強制的に落とされる

 

時田「遊んでないで始めるぞー」

 

そして一通り ウェットスーツの着方 マスクの正しい付け方 フィンの正しい付け方をおそわる

 

梓「よしオッケー?」

 

奈々華「今日はレクリエーションも兼ねて浅いところで遊びましょうか」

 

伊織 耕平 政仁 愛菜「はーい」

 

ダイビングを始める

この時期の海はこの前千紗と一緒にやったときとは変わって生き物が多かった

そしてダイビングを終え全員陸へ上がる

 

愛菜「す……っごい楽しかったっ!!」

 

梓「気に入ってくれたようだね。」

 

愛菜「ハイッ!」

 

奈々華「良かった。」

 

耕平「俺も写真撮ってみたいです。」

 

時田「耕平はカメラ派か。」

 

寿「まずは潜るのに慣れてからな。」

 

政仁「これ見てもらっていいですか?うまく取れてるかわかりませんが」

 

寿「あとでみるよ」

 

千紗「政君はどうだった?」

 

政仁「あぁ!色々見せてくれるように潜ってくれたから、楽しかったぞ」

 

千紗「そう。伊織も、楽しかった。?」

 

伊織「ああ、勿論だ。」

 

千紗「そう……良かった。」

 

伊織「いやーそれにしても流石は奈々華さんの妹だな。」

 

千紗「何が?」

 

伊織「後ろから見ていて思ったんだが、尻のラインが見事だった。」

 

政仁「…」

 

奈々華「行ってらっしゃい…」

 

政仁「(潜行のハンドシグナルしかしここは陸地すなわち死刑宣告!)」

 

耕平「行ってこいよ」

 

と竹刀を渡す

 

政仁「閣下の許可は下った 粛清を開始します」

 

政仁は伊織の背後へ走る

 

伊織「マサ?て!その竹刀!」

 

政仁「北原伊織!覚悟!」

 

伊織「ちょ!待て」

 

政仁「問答無用!(バシぃーっ!)天誅!斬り捨て御免!」

 

伊織「ぐはっ!」

 

と政仁の面をくらい気絶する

 

時田「毎度迷いのない太刀筋」

 

寿「見事なもんだ」

 

梓「さすが前年優勝の実力は伊達じゃないねぇ〜」

 

とその風景をみて感心する

 

政仁「後は任せろ」

 

千紗「うん、よろしく。」

 

耕平「処理なら手伝うぞ」

 

政仁「いいあとはやっとく」

 

その後伊織は手と足を縛られた上で拘束され口にはてテープをはられ店の裏手で放置された

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。