時田「さーてお前ら……沖縄到着だーッ!!!」
寿 伊織 耕平「イエーッ!!!」
愛菜「あっっつーい!!いかにも南国って感じで!あ、椰子の木すごーい!」
千紗「愛菜、注目されてる。」
吉原「ご、ごめん……でも多分……」
時田「無事到着と地元ビールとの出会いを祝って」
時田 寿 伊織 耕平「かんぱーい!!!」
もうすでに飲んでいる。
吉原「あっちよりはマシじゃないかな。」
千紗「あっちはもう他人だから……」
政仁「奈々華さんと梓さんも飲んでるなあれ……(大事なこと忘れてるような)」
政仁、千紗と吉原と共にアイスを買いにいく。
伊織「それでこれからどうするんです?」
耕平「さっそくライセンス講習直行ですか?」
時田「いや、とりあえず宿で一泊だな。店長が離れた場所の貸別荘を紹介してくれてな。」
寿「そこにレンタカーで向かうんだ。」
伊織「ふむ……」
耕平「レンタカーですか」
政仁「あなたら手に持ってるものはなんですか?飲みましたよね?」
このとき車の免許を持っている組はビールを口したあとである
伊織「どうすんですかコレーッ!!?」
寿「しまった無意識のうちについ。」
耕平「流れるような動きで買ってきましたよね!?」
時田「そう無意識の高度を責めるな。」
伊織&耕平「責めるに決まってるでしょうが!!」
政仁「一緒に飲んだお前らに責める資格はないぞ」
伊織「誰か他の先輩は!?」
時田「アイツらとは三日後に宮古島で合流だからなぁ。」
耕平「絶望的過ぎる!!!」
梓「大丈夫大丈夫。ちーちゃんも免許持ってるし。」
伊織「え?そうなんですか?」
千紗「持ってるわよ。AT限定だけど。」
伊織&耕平「良かった……」
梓「愛菜とマサっちも持ってるかもよ?」
伊織「いや、それはないかと」
耕平「伊達はともかく 吉原は相当鈍そうです」
伊織「万が一持っていたとしても相当不安です。はっはっはっ」
耕平「吉原はアクセスとブレーキくらい平気で間違えそうだもんな。はっはっはっ」
吉原「何か失礼なこと言われてる気がする……」
政仁「竹刀もってくりゃ良かったか…」
千紗「???」
時田「んじゃレンタカー屋に行くか。」
伊織「あれ?普通そういうのって空港に迎えに来ていません?」
寿「相当格安の店だったからな。」
耕平「そうなんすか。」
伊織「しかし、九人も乗れる車ってどんなんでしょうね。」
時田「さてなぁ。」
耕平「外車だったりしてな。」
店長「じゃ、コイツ使ってくれや。」
時田先輩と寿先輩は車の上で俺は乗れてない、車内はキツキツである
店長「どうした、兄ちゃんたち?えらく辛そうだな。」
伊織「どうしたもこうしたも……」
耕平「これにどうやって全員乗れと?」
政仁「俺に至っては乗れてないぞ……」
梓「トッキー、予約間違えた?」
時田「いや、この通り九人乗れる車を一台予約してあるが。」
店長「あっちゃー、四人と九人を間違えちまったか。どうも細けえ数字は苦手でなぁ。」
伊織「普通そこ間違えるか!?」
耕平「適当すぎるだろ!?」
政仁「沖縄て…適当な所あるのか?…」
店長「悪い、悪い。今別の車用意すっから。」
耕平「別の車?」
店長「間違えた詫びだ。後ろが広いオープンカーを無料で貸してやる。」
伊織「マジで!?」
吉原「オープンカー!!?」
出てきたのは軽トラだった。
店長「どうだ?」
伊織「確かに広いな……」
耕平「解放感もこの上ないな……」
店長「問題なしっと」
伊織「いやいやいや!!」
耕平「普通に9人乗り持ってこいよ!!」
店長さん「そんな大きな車 ウチにはねぇぞ?」
伊織「何なんだよこの店は!!」
店長「それじゃ良い旅をー」
伊織「どうすんだよコレ……」
耕平「この軽トラMTだぞ?」
千紗「じゃあ私コレ運転出来ないけど……」
政仁「MTはもってないな」
時田「いざとなったら歩きだ。」
伊織「歩ける距離じゃないですよ!!?何十kmあると!?」
寿「根性根性。」
耕平「脳筋すぎる!!」
伊織「くそっ!何か他の手は……」
吉原が枚の小さな紙を見せてくる
政仁はあるものを見つける
政仁「やぁ…店長さん」
店長「なんや〜?」
政仁「これ借りれるか?」
店長「別にいいがこれ…バイクだぞ?大型もってんけ?」
政仁「はい…」
千紗「バイク乗るの?」
政仁「ハーレー・ダビッドソン まさか…こんなところで会えるとは〜」
時田「お?バイクにするのか?」
政仁「はい…千紗の方のに乗りたいんですけどなんか…居づらくて…」
店長「無料でかすが」
政仁「お願いします!」
まさかの速答
軽トラは愛菜が運転することになった
伊織「短い人生だったな。」
耕平「空があんなにも青い……」
耕平と伊織は死を覚悟している。
吉原「アンタら本当に失礼ね!!」
寿「おお、これはこれで乗り心地良いな。」
店長「おい、兄ちゃんたち。言い忘れてたけど……」
伊織「ん?」
店長「ここから先走る道路は全て私有地だからな?」
※許可なく公道で人が荷台に乗るのは道路交通法違反
伊織「堂々とすげえ事言ってんぞ、このオッサン。」
耕平「そこまで言うなら九人乗りどこかから調達してこい!」
愛菜「それじゃ行きますよー」
伊織「皆何かに摑まれ!!」
耕平「神様(ららこたん)!!!」
二人は死を覚悟したが、
耕平「ケバ子がMT車を普通に走らせているだと……!?」
寿「随分なれてる感じだな。免許取り立てとは思えん。」
伊織「なぜそんなに慣れている?」
愛菜「え?な、慣れてなんか……!」
時田「いや、見事なもんだぞ?」
愛菜「ま、ま、まさか都会の似合うウチが車で畑ン手伝いばしよったとでも?」
伊織「なるほど、そういう事か。」
時田「それなら安心だ。」
耕平「北原あれ」
伊織「…ん?」
耕平は政仁を指差す、政仁はサングラスをかけてハーレーを運転している
伊織「すんげぇ威圧感だな…サングラスが…なんとも」
耕平「あれで幸せ噛み締めてる顔だからな…出発するときウズウズしてたからな」
政仁の後ろいく、千紗の運転する車は
梓「なんだろうね…すんごい様にはなってるね」
千紗「あの感じだと大部乗りなれてる感じですね」
奈々華「元気そうでいいわねぇ〜」
その頃愛菜の運転する車では
伊織「案外これもいいもんですねー」
寿「おう!」
耕平「ケバ子よ運転も全く問題ないしな ありがとうららこたん…」
伊織「しかしこうなるとビールが飲みたくなるな(じゅるり)」
耕平「だなぁ(じゅるり)」
愛菜「絶っっっ対ダメだからね」
耕平「(ピクッ!)むっ 対向車来るぞ!ヤバい隠れないと通報される!」
伊織「おう…ってシート小さいんですが!?」
対向車のトラック運転手は伊織たちの乗る軽トラの荷台をみる
運転手「…?!」
対向車は前の車とすれ違った瞬間に後輪が浮いたのではないかと思うほどに急ブレーキをかけた。
政仁はバイクスピードを落とし千紗の運転する車と並走する
後部座席と運転席の窓を開ける
政仁「あれまずくないですか?」
梓「ちょっとね」
政仁「…対処してきますね」
千紗「お願い」
政仁はクラッチとギアを駆使してクイックターンを決めトラックを追う
伊織「今の見たか?」
耕平「あいつ本当に族だったんじゃないか?」
梓「随分なれてるねぇ」
千紗「(カッコイイ…)」
政仁「すんません 大丈夫ですか?」
と止まっていたトラックの運転手に話しかける
運転手「ああ。さっきの軽トラの荷台に死体っぽいのが見えたから……。」
政仁「それ僕らの作った人形です。撮影に使おうとして」
運転手「そうなのか?!」
政仁「はい…」
運転手「そ、そうなのか。見間違えられないようにな。」
そういってトラックを発進させる
政仁「これ…あと何回するのだろうか…」
そういってハーレーを発進させる