はいという訳でアイドルになりましたー
……………いやどうゆう訳だよ!!!!
「今日からよろしくな!最初の仕事は、宣材写真を撮る事だな」
「はい………」
俺の意思を無視して、アイドルになっちゃった……いやアイドルにされちゃった。
気分が乗らないなー。
「こんにちはー!」
「伊織?お前仕事は?」
「そんなの楓のために一瞬で終わらせたわ!」
「…………ああ、そう」
プロデューサーさんが苦笑いしてるじゃないか…
なんなら僕もちょっと引くわ…
「さぁ早く行くわよ!!」
「「「おおー!!」」」
仕事オフ組の春香さんと雪歩さんと真さんが返事をした。
「……みんなも来るんですか?」
「はい!」
「一緒に行ってもいいかな?」
「私も行きたいですぅ」
今仕事現場にいるよーーー!
僕は衣装に着替えるために更衣室にいる。
ただ…………
「これとか似合いそうね」
なんでお姉ちゃんがいるんだよ!!!
ここ、男子更衣室だよ?
「…お姉ちゃんなんでいるの?」
「愚問よ!楓のいるとこに私ありだからね?」
「いやいや意味わかんないよ…」
「調子はどうだ?」
プロデューサーさんが入ってきた。
「………なんで伊織がいるんだ?」
普通そうなるよねー
「私が楓の衣装を選んで上げてるのよ?ほら!これとかどう?」
「なんでフリフリのスカートを持ってくるの!?僕、男だよ!?」
「えーーーー?だって可愛いじゃない/////」
「悪ふざけはそこまでだ!伊織行くぞ。」
「プロデューサー!!離してよ!!」
「楓の衣装は、机の上に置いといたから、着替えて来てくれ!」
「は、はい!」
伊織はプロデューサーさんに連れていかれた。
僕の衣装はって言うと、紳士服だった。
とりあえず着よう。
「…………男っぽい」
鏡の自分を見ると今までにないぐらい、男っぽさがあった。
「男だーー!!これから女ってバカにされなくてすむぞ!」
テンションMAXだ!!
よし!プロデューサーさんの所向かうぞ!
「着替えて来たな!似合ってるぞ!」
.「ありがとうございぎゃぁ!!」
後ろから急に抱きしめられてびっくりした。
んで誰が抱きしめて来たんだ?
「はぁはぁ……かっこいいよぉ//////いつも可愛いのに……ギャップがスゴすぎるわ/////クンクン///はぁいい匂い///クンカクンカ///」
こわいぃぃぃぃぃぃぃ
「お、おお姉ちゃん…みんな見てるよ……」
「…………楓がかっこいいのが悪いのに自覚なしとは……」
なんか僕のせいにされたんですけどぉぉぉぉ
周りにいるアイドルだけじゃなくてスタッフさんとかも引いてるよ……
「あはは…似合ってるよ楓君」
「かっこいいですよ!!」
「似合ってますぅ」
「皆さんありがとうございます。」
「おい。伊織!楓の写真撮るから離れてくれ!」
「むー!仕方ないわね。宣材写真私にくれるな離してあげてもいいわよ?」
「後で数枚、スタッフさんに交渉してくるから!」
なんか俺の写真を引き換えに離してくれたんだけど…
とりあえずプロデューサーさんありがとうございます。
色々なポーズを撮ってもらい、お姉ちゃんはともかく周りのアイドルみんなからかなり評判だった。
そして後日、僕の写真が雑誌に載って有名になるのはまた別の話。
次の日から変装しないとなぁ。