シーランド帝国召喚   作:鈴木颯手

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関係ない話ですけど『ゼロの使い魔』、『GATE』、『日本国召喚』のワイバーンってどれが強いんですかね?個人的には
1位:ゼロの使い魔
2位:日本国召喚
3位:GATE
だと思ってます。やっぱり火炎を放てるゼロ魔と召喚のワイバーンが強いと思うしそうなると乗り手がほぼノータイムで魔法を使えるゼロ魔が一歩有利なのかなって思いました。さすがにワイバーンロードやオーバーロードが相手だと分が悪いどころか負ける未来しか見えませんが。
それとゼロ魔の世界って人口少なすぎません?ガリアが約1500万人で一番見たいらしいから総人口だと5000万いくかいかないかくらいですかね?10万の軍勢を軽く出せる帝国(GATE)や人口7000万人いるパーパルディア皇国と比べると大きく見劣りするような気がします(パーパルディア皇国に負けたアルタラス王国が丁度1500万人ほど)。そう考えると国力や軍事力だとゼロ魔が一番下でワイバーンロードやリンドヴルムといったものを運用するパーパルディア皇国(神星ミリシアル帝国やムーは除外。あれらを出したらぶっちぎりの上位になる)が帝国より上?でもゼロ魔には優秀なメイジもいるし……。いや、数にはさすがに敵わないかな?



第十二話「戦間期・1-4」

シオス王国がシーランド帝国に従属したという話はあっという間に周辺諸国に広まった。そもそもシオス王国はロデニウス大陸とフィルアデス大陸のほぼ中間に位置しており両国を行きかう旅人や商人で賑わっていた国だ。アルタラス王国ほどではないにしろロデニウス大陸の国々ならまだいい勝負ができる程度の力は持っていた。

しかし、結果はシオス王国の王都の壊滅と属国化である。最近似たような出来事を西から聞いた気がするがアルタラス王国にとってはそんなことは今はどうでもよかった。今重要な事はそんなシオス王国を一方的に叩きのめせる国の勢力圏が隣に出来た事である。アルタラス王国は世界有数の魔石産出国でありもしそれを目的に圧力をかけて来られたら……、と恐れていた。そしてシオス王国の属国化から1か月後に外交官が艦隊とともにやってきた。アルタラス王国海軍はシーランド帝国の艦隊を見て顔を青ざめ絶対に勝てないと悟ったという。

 

「お父様。シーランド帝国の使者がやってきたとか。私も同行させてください」

「ルミエス……」

 

アルタラス王国国王ターラ14世は愛娘のルミエスの言葉に難色を示した。まさか外交の場で攻撃をして来るとは思えないがそれでも万が一の事を考えると外交の場に出したくはなかった。しかし、そんな父の思いを感じ取ったのかルミエスは更に続ける。

 

「私もこの国の王族としてシーランド帝国という国を見定めたいのです。それにシーランド帝国と友好関係にあるクワトイネ公国、クイラ王国は攻撃を受けたという話はありません。シオス王国に関しては王族が無礼な行いをしたという情報があります。なので我が国がきちんと誠意を見せて応対すれば何の問題もないと思われます。一方で王女である私が外交の場に出ない場合相手がこちらを下に見てくる可能性もあります」

「う、うむ。そうだな……。分かった。同行を許可しよう」

「ありがとうございます」

 

娘に甘いターラ14世はルミエスの願いを無下に断れなかった。しかも理路整然と言われては余計に断れない。斯くしてルミエスもシーランド帝国の外交官と会う事となった。

しかし、これはある意味ではアルタラス王国に幸運を運ぶ事となる。

 

 

「初めましてターラ14世殿。私はアーロン・フェニックス・ペンドラゴンと申します」

 

そう言ってシーランド帝国の外交官として派遣されたアーロンは自己紹介をする。30になったばかりの彼はシーランド帝国の皇帝ライオネスの弟の第6子、4男である。シーランド帝国の皇族はミドルネームを分家ごとに変えている。アーロンが名乗っているフェニックス家はペンドラゴン家の中で最も子沢山の家でライオネスが「余の子種は全てお主の妻に流れたのか?」と本気で尋ねる程であった(ライオネスには長年子供がおらず皇太子のウィリアムとは歳が50も離れている)。そんな分家に生まれた彼はシーランド帝国を支える外交官として活躍していた。

 

「ターラ14世である。こちらは娘のルミエスだ」

「アーロン殿。ルミエスです」

 

ターラ14世の紹介にルミエスは自己紹介をする。アーロンは一瞬彼女に目を向けすぐにターラ14世に視線を向ける。ここは外交の場。最高決定権を持つターラ14世ではなくその娘のルミエスに視線を向け続けるのは無礼だろう。アーロンはそう考えすぐに外交官としての顔つきになる。

 

「では、我が国としては貴国との国交樹立を望みます」

「それは問題ない。我が国としても貴国との国交が結ばれる事は喜ばしい事だ」

 

ターラ14世の言葉は事実であった。少なくとも今の「国交を結んでいない大国」というより「国交を結び正式な交流を持つ隣国の大国」ではその脅威や恐怖が全然違う。

その後は通商に関して矢領事館や大使館の設置などを話し合い無事外交は完了した。アーロンは通信機で本国に報告をするとアルタラス王国が開いたパーティーに参加する事となった。アーロン以外にも十数名が参加しアルタラス王国の関係者と中を深めていく。

そんな中アーロンは少し手持ち無沙汰となり会場の隅の方で料理を食べていた。

 

「アーロン殿」

「……ルミエス殿か」

 

料理を上品に食べるアーロンに話しかけたのはルミエスだった。外交の場とは違いドレスを見に纏い下品にならない程度に化粧が施された彼女は別人のように思えた。

 

「パーティーは楽しめていますか?」

「勿論です。料理もおいしく見た限りそちら側の方々の雰囲気も悪くない。……それにしてもこの国は豊かですね」

 

アーロンは文明圏外と呼ばれる国に属している割には豊かなアルタラス王国を不思議に思う。シーランド帝国は情報の大半をロデニウス大陸や属国から仕入れているがその情報には偏りがある上に積極的に聞いていないことも相まってアルタラス王国に関しては断片的にしか知らなかった。

 

「我が国は世界でも有数の魔石産出国なので」

「成程。確かそれらを加工したもので帆船を自由に動かせるとか」

「その通りです。……シーランド帝国は確か帆船ではありませんでしたよね?」

「はい、詳しくは申せませんが別の動力を用いて動かしているのですよ」

「まぁっ!それはまるでムーの様ですね」

 

その様にルミエスとアーロンの会話は終始いい雰囲気で続き気づけばパーティー終了直後まで話し込む事となる。

後日、シーランド帝国から届いた便りを嬉しそうに抱えるルミエスを見てショックを受ける国王がいたらしいが完全なる余談であった。

一方のアーロンもアルタラス王国から届く手紙を大事そうに抱えているのを見て同僚たちは不思議そうに見ていたらしいがそれも完全なる余談であった。

 




アルタラス王国
シオス王国と違いきちんとした応対をした結果普通にシーランド帝国と良好な関係を築くことに成功する。シーランド帝国としては第一文明圏にまだ進出するつもりはないためアルタラス王国には壁としての役目を期待している。
……が、最近その国の王女と外交官として活躍しているとある皇族の仲がよろしいという噂が広まっている。実際文通までやっている(凄い時には2日に1度)からそうなのだろう。その外交官は同僚に揶揄われているらしいが一方の王女の父親はその外交官の手紙を見て嬉しそうにする娘を見て血涙を流したとか。
王女「アーロン殿///」
外交官「ルミエス殿///」
国王「お前なんかに娘はやらんぞぉ!」

ルミエスの今後は?

  • アーロンに嫁入り(アルタラス王国併合√)
  • アーロンが婿入り(アルタラス国王戴冠√)
  • アーロンの戦死(復讐のルミエス√)
  • 作者の思い描くままに
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