シーランド帝国召喚   作:鈴木颯手

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ふと思ったけどこのベスタル大陸だけこの作品のまま原作という状態の作品を書きたくなった。GATEでもありかなとか思っていたりする。

シーランド帝国をGATEで繋げると確実にイギリス辺りが発狂する未来が見えるから書けないや。

他には日本国召喚のクロスオーバーはストパンとかコードギアスとかも良いかなと思っている。GATEなら戦ヴァルやりたいとか思ってる

コードギアスなら神聖ブリタニア帝国が一番いいかもしれない。エリア11(日本)を転移させずに南北アメリカ大陸のみにすればいけそう。まぁ、シャルルとかの計画が潰れて発狂しそうな気がするけど、それはそれで邪魔な動きしないから良いかもしれない

とは言えこれ書き始めたらこっちがエタると思うからやらないけど


第六十話「ペルム国の王女様2」

a.t.s53(皇歴53年)/7/9/??:?? シーランド帝国帝都ロンドニウム

ペルム国の王女の生き残りであるテチス・パン・ケアはこの日、帝都ロンドニウムにいた。シンガポールにて保護されていた彼女は皇帝ライオネスから招待されてここに来たのである。

シンガポールに勝るとも劣らない見事な街並みを見ながら彼女は迎えに来た車に乗っていた。用心保護の為か黒い窓ガラスのせいで外の様子はあまり分からないがそれでも発展と繁栄をしている事だけは分かる。

 

「(王が力を持っていながら何故ここまでの発展を……?)」

 

テチスはシーランド帝国の発展具合を見て疑問に思っていた。アクハ帝国やシーランド帝国はペルム国をはるかに超える国力と技術力を持っていた。テチスが今まで信じて来た“王が力持つ国は暴政でとても貧しい国となる”と言う前提を大きく崩していた。

中にはシーランド帝国に反抗的な者もいるのでしょうがそれも少数なのでしょう、とテチスは諦めが籠ったため息を吐く。

ここまでの間にテチスは周辺諸国について調べていた。しかし、その結果は悲惨なものだあった。力のない国は軒並みシーランド帝国と誼を結び、力のある国は既に滅ぼされている。そして、力のある国は総じてプライドが高かった。試しに第二文明圏のマギカライヒ共同体の駐在大使に国の奪還する手伝いを頼んだが雑に扱われて終わった。仲介したシーランド帝国の外交官曰く「我々の仲介がなければ会えることすらなかったでしょう」との事でテチスは周辺諸国に応援を頼む事は止めていた。

 

「(今から会う皇帝も齢70を超える高齢の方の様ですし、色仕掛けは通じないでしょう。その場合、頭を下げてでも国を取り戻す事を願わなければ……!)」

 

テチスは決意を新たにしていると車は止まった。彼女の目の前には巨大なキャメロット城が聳え立っておりテチスを威圧している様であった。

テチスはシーランド帝国の使者の案内のもと皇帝がいる謁見の間に向かって歩く。その間にもどのように話を始めればいいのかを考えながら周囲をそれとなく見る。皇帝の居城だけあって調度品はとても高そうな物ばかりであるが置きすぎて景観を崩すような事もしていなかった。

そうして歩いていると遂に謁見の間に到着し扉が開かれた。そこには複数人の男たちがいた。

玉座と思われる場所に深々と座った皇帝らしき人物とその下にいる宰相らしき人物。そんな二人と対面していた男。テチスはその男を見て目を見開いた。

 

シーランド帝国から見ると19世紀くらいの貴族が着ていそうな服、テチスから見るとアクハ帝国の貴族服を着ておりテチスは一気に警戒する。一方、男の方はテチスを見て穏やかに笑みを浮かべた。

 

「おや?貴方はペルム国のテチス王女ではありませんか。私はアクハ帝国で外交官を務めておりますテュラノスと申します」

 

そう言って恭しく頭を下げる男、テュラノスだがその目は決してテチスを敬っておらずそれどころかその目の中ではテチスを見下しているように見えた。アクハ帝国に取ってはテチスなど亡国の姫でしかなく敬う必要性は感じていなかったのだ。

 

「何故、アクハ帝国の外交官がここに?」

「理由は単純ですよ。外交以外に何かありますか?」

「それは……」

 

テチスは苦々しくテュラノスを見る。ペルム国の領土を奪還するべくシーランド帝国の協力を得ようとしているわけだがアクハ帝国が先に接触していた。もし、アクハ帝国とシーランド帝国が友好関係になった場合テチスが領土を取り戻す事はほぼ不可能となる。アクハ帝国と戦争になればシーランド帝国とも戦う可能性が出てくるため、態々敵対してまでペルム国の為に戦おうとする国は現れないだろう。それどころか第三文明圏やその周囲の文明圏外国は敵になる可能性が高かった。

 

「……話は済んだか?」

「おっと、失礼しました」

 

蚊帳の外に置かれていた皇帝ライオネスの言葉にテュラノスが頭を下げる。そして、テュラノスは外交官としての話を始めた。

 

「この度は謁見の場を設けていただき誠にありがとうございます。私はアクハ帝国から全権代理人としてこの場に来ています。アクハ帝国は貴国、シーランド帝国と友好関係を築きたいと思っております」

「ほぅ?」

「……!」

 

テチスは嫌な予感が当り顔が真っ青になる。皇帝ライオネスの言葉次第で自分の運命は決まる。テチスは青い顔のまま彼らの外交を固唾をのんで見守るのだった。

 

未だ本編に出て来ない魔法帝国に関して

  • 原作での登場まで待つ
  • 作者が想像して書いて
  • 別のオリジナル国家とかに変更する
  • 魔法帝国ではなくグラ・バルカス編で終了
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