オリ主がゆくありふれた話   作:graphite

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豹変

やりすぎた

 

 

カム「ボス。お題の魔物、きっちり狩って来やしたぜ?」

 

おかしい、絶対おかしい。カムってこんなこと言わないだろ

 

ハジメに頼んでたグランツ鉱石のネックレスを受け取り声の付与するために席をはずそうとしたらとんでもない変化を遂げたカムが出てきた。

 

優也「おいハジメ、お前何やったんだよ?」

 

シア「ボ、ボス?と、父様?なんだか口調が.........というか雰囲気が......」

 

そんな俺とシアの言葉を受けあからさまに話をそらそうとカムに話しかけるハジメ

 

ハジメ「.....................一体でいいといったはずだが?」

 

そうカムは、いやカムたちはどう見ても複数の魔物からはぎ取ったとみえる膨大な数の素材をハジメに見せていた

 

カム「ええ、そうなんですがね?狩っているうちにわらわらお仲間出てきやしてね、生意気にも殺気向けてきやがったんで丁重にお出迎えしてやったんですよ。なぁ、みんな?」

「そうなんですよボス!コイツ等魔物のくせして生意気な奴でして。」

「きっちり落とし前はつけましたぜボス。一体も逃しちゃいませんぜ?」

「ウザイ奴らだったけど.........いい声で鳴いてたわね、ウフフ」

「見せしめに晒しておけばよかったんだ.........」

「まぁ、バラバラに刻んでやったんだ、それで良しとしようぜ?」

 

不穏なワードのオンパレード..............虫も殺すことのできない柔和な兎人族の面影なんてどこにもない。全員ギラギラした瞳になっている。どっかの傭兵みたいになってんぞ。いや傭兵にあったことなんてないけど。

 

 

 

シア、優也、ユエ「「「.........................誰?」」」

 

 

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シア「ど、ど、どいうことですかハジメさん!!!みんなおかしいですよ!?いったい何やったんですか!!」

 

ユエ、優也「『おれたちにできない事を平然とやってのける!そこにシビれる!あこがれるゥ!』とでも言えばいいの(か)ハジメ?」」

 

ハジメ「なぜユエがそれを?.............てか優也は単純に言いたかっただけだろ」

 

シア「お二人ともふざけてないでハジメさんに聞いてくださいよぅ~ハジメさんなにしたんですか?あっ!目をそらさないでください!こっち見て答えてください!!」

 

ハジメ「................あんまり変わってないぞ?」

 

シア「節穴ですかその目は!!!みてください彼をさっきからナイフ見てうっとりしてるんですけど!?あっ、今ナイフの事ジュリアって呼びましたよ!ナイフに名前つけてめでてますぅ~普通に怖いです!!」

 

そんな変わりきった家族を見て困惑、焦燥に満ちた声が樹海に響く。子供から果てはご老人や女衆までが想像もできないほど変化しているのにもかかわらず聞いても答えてくれないハジメ。そんなハジメではらちが明かないと実際にカムに問いかける

 

シア「と、父様!いったい何があったのですか!!あんなにも優しかった父様はどうしたのですか!!」

 

するとそんな言葉にカムはかつての優しそうな表情になる。それを見て一瞬シアは安心したのだが..........

 

カム「なにを言っているんだシア?私達は正気だ。ただ、私たちは世界の真理に目覚めたのだよ。」

 

シア「し、真理ですか?それは一体?」

 

嫌な予感はある。すごく聞きたくない。でも聞かずにはいられなかったシアはカムに問いかける

 

カム「この世の問題の九割は暴力で解決できる」

 

シア「やっぱり別人ですぅ~優しかった父様は死んでしまいましたぁ~うわぁぁん~」

 

そう言って駆け出そうとすると何かに躓くシア。すると小さな二人の影が手を差し出す

 

シア「あ、ありがとうございます」

 

「「いえ、きにしないでくださいシアの姉御。男として当然のことをしたまでさ。」

 

シア「あ、姉御?」

 

二人の少年のうち片方は大型のクロスボウを肩に担いでおり、片方はいわゆる短刀を腰にクロスするようにかけられておりそれはまるで優也のようだった。そしてシアは今まで姉御なんて呼ばれたことない。目の前にいる二人の少年からはシアお姉ちゃんと呼ばれていたはずだ

 

「あ!優也の兄貴!」

 

二人の少年のうち、短刀を二振り腰にかけているほうが優也の方に駆け寄ってくる

 

優也「へ?俺?なんかあったか?」

 

「俺、優也の兄貴にあの戦いぶりにあこがれて二刀流の練習頑張ったんで見てもらえないでしょうか?」

 

そう言われて最初の方に俺が短刀での動き方を教えてくれとせがまれ教えてあげた少年であると思いだす。いや、あのときの少年と今の少年が結びつかないほど変わってる

 

優也「お、おう。時間があったら見てやるよ」

 

「ありがとうございます!兄貴!!」

 

そしてもう一人のクロスボウを担いだ少年はハジメのもとに向かっていた。そして、ハジメの前で誰もが惚れ惚れするような敬礼をとる

 

「ボス!手ぶらで失礼します!報告と申したいことがあります!発言の許可を!」

 

ハジメ「お、おう。何だ?」

 

今更ながらこんな歴戦の軍人かそれ以上な感じの態度をとる少年を見てやりすぎたかもと思い始めるハジメ

 

「はっ!課題の魔物追跡中、完全武装した熊人族の一団を発見!場所は大樹へのルートで狙いはおそらく我々に対する待ち伏せかと愚考します!」

 

ハジメ「あ~成程、やっぱり来たか。目的を目の前にして叩き潰そうと目論むとは中々いい性格してるじゃないか............で?」

 

「はっ!よろしければその相手このハウリアにお任せ願えないでしょうか!」

 

ハジメ「う~ん。カムはどうだ?こいつはこう言っているが」

 

するとカムは不敵な笑みを浮かべながら任せてくださいと言わんばかりの表情となる

 

カム「お任せいただけるのなら是非。我等の力、奴らにどこまで通じるか...........試してみたく思います。な~に、そうそう無様は見せやしませんよ」

 

周囲のハウリアたちは同じように好戦的な目をしてやってやると言わんばかりだ。対してシアといえばもうそれはたいそう絶望しているようでうさ耳は垂れ下がって、顔は絶望に染まりきっている。

 

そんなシアを見ていたたまれないのかユエはシアの頭をなで始める。

 

俺もさすがにシアに同情していた。さすがにこれだけ家族が豹変していれば仕方ないだろう...........

 

ハジメ「.........できるんだな?」

 

カム「肯定であります!」

 

ハジメ「スゥー、聞け!ハウリア族諸君!勇敢な戦士諸君!今日を以ってお前らは糞虫を卒業する!お前たちはもう淘汰されるだけの存在ではない!力を示せ!自らの存在の証をこの樹海に刻み込め!私怨にかられた”ピー”な熊共に教えてやれ!どちらが狩る側かということを!もはや”ピー”な熊共はお前らの踏み台にすぎない!これから築く屍山血河の一つにすぎん、唯の”ピー”共だ!さぁここにハウリアの生の証を立てるぞ!!」

「「「「「「「Sir,yes,sir!!!!」」」」」」」

ハジメ「答えろ諸君!最高の戦士諸君!お前らの望みは何だ!」

「「「「「「「殺せ!!殺せ!!殺せ!!」」」」」」」

ハジメ「お前たちの特技は何だ!」

「「「「「「「殺せ!!殺せ!!殺せ!!」」」」」」」

ハジメ「敵はどうする?」

「「「「「「「殺せ!!殺せ!!殺せ!!」」」」」」」

ハジメ「そうだ!敵は殺せ!!お前たちにはそれができる!自らの手で生存の権利を掴み取れ!」

「「「「「「「Aye,aye,Sir!」」」」」」」

ハジメ「いい気迫だハウリア族諸君!!俺からの命令は唯一つ!サーチ&デストロイ!行け!!」

「「「「「「「YAHAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」」」」」」」

 

 

シア「うわぁぁぁあん~私の家族はみな死んでしまいました~」

 

ユエはさっきからずっと頭をなで続け、俺もいたたまれなく肩をたたき「強く生きろシア」と励まさずにはいられなかった

 

そしてとうとう全員移動してしまったところで.............

 

ハジメ「..........俺もさすがに正直少しやりすぎたかもしれん」

 

ハジメもシアがすすり泣く様子、さっきまでのやり取りで流石にばつの悪そうな表情を浮かべる

 

優也「まぁ、なんにせよやってしまったもんは仕方ない。それよりアイツらを追うぞハジメ」

 

ハジメ「は?なんで?行く必要ないだろ?だってあいつらだけで十分だと思うぞ」

 

優也「まぁ、そうだろうな。そういう意味でついていくんじゃないからな。とにかくいいから行くぞハジメ。シアも行くぞ。家族心配だろ?」

 

シア「グスッ......はい、行きます」

 

そうして俺達は全員でハウリアの後を追う。

 

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熊人族はあり得ない光景に恐怖を隠すことができない。そうあり得ないうえ、本当に恐ろしくて仕方ないのだのだ、何故なら....................

 

 

「ヒャハハハハハハハハハハハハ」

「ほらほら気合入れやがれ!バラバラに刻んじまううぞ?」

「汚物は消毒だぁ!ハァハハハハハハハ!!」

 

 

まさしく狂気的。温厚的なはずの兎人族の面影などどこにもなく、唯々獲物の命を刈り取ることに愉悦を感じている瞳はあり得ないことで恐怖の感情以外もはやわいてこない。

 

「ちくしょう!何なんだよ!誰だよ、お前等!!」

「こんなの兎人族じゃないだろっ!」

「うわぁああ!来るなっ!来るなぁあ!」

 

熊人族はもはや連携なんてできていない。恐怖に支配され逃げ惑うことしかできない。聞こえてくる兎人族の狂気的な笑い声が熊人族の恐怖をより煽る

 

 

ハジメの施した10日間の地獄というのも生ぬるい訓練のたまものである。罵りそしてさらに罵っていき追い込んでいき闘争本能を引き出し殺傷の類に対する忌避感をなくしていくハジメのやり方はハウリアを鍛えるうえでは最適といえるだろう。だが...........

 

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優也「さてハジメこれを見てどう思う?」

 

ハジメ「...........間違いなくやりすぎた。これじゃあただ殺しを楽しむ殺人鬼だ。」

 

優也「そうだな。俺やハジメが殺しという行為に対して大したこともなくできたからって言ってアイツらがそうかと言われればそういうわけじゃない。まぁ、俺も武術の心得があるからこそ、それを教えなかったことはハジメと同罪だ。すまないなシア」

 

シア「い、いえ!でもはやく止めないと!」

 

優也「あぁそろそろ頃合いだな。行くぞハジメ」

 

ハジメ「あぁ」

 

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カム「さて言い残すことはあるかね?自称最強種?」

 

「グッ....」

 

熊人族を率いている男.........レギンは悔しげな表情に顔をゆがめ己の過ちに苛まれる。対して、カムはかつての弱々しい様子などまるでなかったようにあくどい表情を浮かべ嘲笑うような表情を浮かべる。レギンは己の失敗を悔やみ、そしてここまで追い詰められたことに対すること、長老会で再起不能にされた己の心酔していたジンの事に怒りを覚えながらもここまで追い詰められたことにより逆に冷静となり今は残った部下の存命させようと集中していた。

 

レギン「...............目を曇らせた己の失態だ。兎人...........いやハウリア族の族長殿。勝手であることは承知している。だが..........だが、己の首をささげる代わりに仲間は見逃してほしい!どうか頼むこの通りだ!」

 

武器を手放し跪きカムに頭を下げる。武人である彼は誇りを捨て残された仲間を救おうとする。だが………

 

 

 

 

カム「そうか.........だが断る」

 

レギン「な、なに?!うぉ!」

 

カムは断るといった同時に持っていたナイフを投擲した。それをレギオンは咄嗟に躱す。

 

それが皮切りに、レギン達に矢や石などが高速で撃ち放たれ彼らは手持ちの武器等を盾にし耐える。その時の攻撃している彼らハウリア族は哄笑を上げながら心底楽しそうにしていた。

 

レギン「な、なぜだ!!」

 

カム「なぜ?貴様らは敵だろ?貴様らを殺すことにそれ以上の理由が必要か?」

 

レギン「だ、だが!!」

 

カム「それに.......何よりも、貴様らの傲慢を砕き、嬲るのは楽しいのでなぁ!!ハッハッハッ!」

 

レギン「くっ!こんな.....こんな奴等に!!!」

 

カムたちハウリア族は暴力に酔っている。急激に力を手にした代償だろう。もはや彼らは狂戦士だ。そんな彼らがまた楽しそうにレギン達を嬲るように攻撃していく。

 

 

 

すると................

 

 

 

 

シア「こらあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ズドォォォオン!!!

 

 

シアの大槌による一振りで生じた大きな音、そして衝撃によりレギン達に向けられていた攻撃はシアによって防がれる

 

シア「いい加減にしてください!!!皆さん!!!」

 

カム「シアそこをどきなさい。奴らを殺せない。」

 

シア「いえ、絶対にどきません。これ以上はダメです!」

 

カムは目を細めながら

 

カム「ダメ?まさか、シアは我らの敵に与するつもりか?返答によっては..........」

 

シア「いえ、ぶっちゃけ彼らが死のうとどうでもいいです。」

 

「「「「いいのかよっ!?」」」」

 

自分達を同族の虐殺から助けに来てくれたのかと思っていた熊人族は驚き思わずツッコミをいれてしまう。

 

シア「当然です。殺意を向けてくる相手に手加減する心構えであの二人の訓練は乗り越えられません。私だって、もう甘い考えは持っていません。」

 

カム「ふむ、ならなぜ?」

 

シア「そんなの決まってます!父様達が、壊れてしまうからです!堕ちてしまうからです!」

 

カム「壊れる?堕ちる?」

 

シア「思い出して下さい。確かにハジメさんは敵には容赦しません。問答無用ですし、無慈悲ではありますが、魔物だろうと人だろうと決して”殺し”を楽しんではいませんでした!訓練でも敵は殺せと言っても楽しめとは言ってないはずです!!」

 

カム「わ、我らは楽しんでなど.....」

 

シア「なら、今父様達はどんな表情をしているかわかりますか?」

 

カム「い、いや顔といわれても..........」

 

そう言い周囲の仲間と顔を見合わせるハウリア族。その様子は何を言われているのか理解できていないようだ。するとシアは一呼吸おいて彼らに告げる

 

シア「.................私たちを襲ってきた帝国兵と同じ顔をしています」

 

「「「ッ!!」」」

 

まるで冷や水を浴びせられた気分だった。自分達を................大切な家族を笑みを浮かべ愉悦交じりに、それこそ暇をつぶすように自分達を痛めつけてきた奴らと同じ顔をしているといわれたのだ。それは自分たちが一番理解している醜さだ。奴らと同じ...........耐えがたい事実だった。

 

カム「シア.......わ、私は.......」

 

シア「フゥ~ようやく冷静になりましたか。最悪全員ぶっ飛ばそうかなぁ~って思ってたので良かったです。」

 

シアがそう言いながら大槌を振り回すざまにぞっとしていると

 

ハジメ、優也「今のうちに逃げようなんて思うなよ?」

 

ハジメの銃弾、優也の投げナイフが移動しようとしていた熊人族の足元に放たれる

 

ハジメ「あ~、まぁ、あれだすまなかった。自分が平気だったもんだから殺人の衝撃を失念していた。俺のミスだ。スマン」

 

優也「自分からも。すまなかった。武術をたしなんでいたからこそまず最初に伝えるべきだった。本当に済まなかったと思う」

 

二人の謝罪にポカンっと間の抜けた表情になるハウリア族の面々。すると……

 

「ぼ、ボス!?平気ですか!?どこか頭でも打ったんじゃ?」

「”優也殿は”わかりますが、ボスは正気ですか!!」

「メディーック!メディーーク!重傷者一名!」

「ボス!しっかり!!ボス!」

 

まぁ、当然といえば当然の反応である。そしてハジメも口を引くつかせ青筋を浮かべている。しかも「優也はわかるが」と言われているのがミソだ。ハジメも自覚はしているが言われるとどうにも腹が立つ。だが、今回に関して本心からハジメ自身のミスだと思っている。自分が大丈夫でも他人が大丈夫かは完全に失念していた。優也も道場にいる人や雫に呼ばれ言った剣道部の部員へのアドバイス程度のことは経験あるが、相手が全くの素人であることを失念していた。お互いのミスで危うくハウリア族の精神を壊してしまうところだった。しかし、反省しているとはいえこの反応はどうしてくれようかとハジメは思っていた。

 

 

ハジメ「さて、潔くここで全員散るか、もしくは生き恥晒し全員生き延びるか、どっちがいい?」

 

その発言にハウリア族、熊人族は驚く。特にハウリア族はボスがとうとう本気でやばいのかと思い始め、「ボスやはり頭を..............」なんて言い始める始末にハジメは顔にさらに青筋を浮かべる。だがここで反応すれば話が進まなくなるのでスルーする。

 

レギン「........条件は?ただで返してくれるとは思えない。」

 

ハジメ「あぁ一つ条件を飲めば見逃してやる。」

 

レギン「条件とは?」

 

ハジメ「なに、フェアベルゲンに帰ったら長老衆にこう伝えろ」

 

レギン「つまり伝言か」

 

レギンは思っていたよりも大したことがないと安堵する。カムたちハウリア族を見る限りえげつない条件を持ちかけてくると思っていた。だが、やはりハジメはそんなに甘くないと次の発言で思い知らされることになった。

 

ハジメ「貸し一つ」

 

レギン「ッ!?それは.....」

 

ハジメ「で?どうする?引き受けるか?」

 

確かにこちらの行為は客観的に見れば向こう側に対して無法者と言わざる負えないだろう。このまま帰れば議会の決定を無視したうえ最強種と言われながらハウリアによって半数も失っているのでハジメの言う通り生き恥だ。

 

そしてレギンは苦渋の果て....................

 

レギン「わ、わかった!我らは期間を望む!」

 

ハジメ「そうかい。さっさと帰りな。もし今度取り立てに行ったときとぼけでもしたら...................」

 

 

 

ハジメから強烈な殺気が飛ばされる。途轍もない圧力だ。

 

 

ハジメ「その日がフェアベルゲンの最後だと思え」

 

完全にたちの悪い借金取りのようだ。そんなハジメを見ていつものボスだと安心するハウリア族+シア。そんな様子を片目に見ていたハジメは後でドきついお仕置き確定と心の中にメモを取る

 

 

 

 

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項垂れながらも熊人族が全員帰ると.............................

 

ハジメ「さて、お前等俺の事さんざんに言ってくれたなぁ~いやわかってるよ?俺の普段の態度がそうさせているってのはな.................だが、だがなこの行き場のない気持ちを発散せずにはいられないんだよ..........わかるよな?」

 

「ぼ、ボス?」

 

明らかに怒っている。それはもう途轍もなく怒っている。するとシアは隙を見て逃げ出そうとする。近くの男を盾にするのも忘れていない。だが...........

 

 

ドパンッ!!

 

 

 

一発の銃弾が男の股下を通り、地面にせり出していた樹の根に跳弾してシアのお尻に突き刺さった。

 

 

 

シア「はきゅん!」

 

 

ハジメの銃技の多角撃ちだ。無駄に洗練された無駄のない無駄な技術だ。シアは銃弾に威力に悲鳴を上げ尻から煙るを上げながら痛みに震え尻を突き出した格好だ。

 

 

ハジメはドンナーをホルスターに落とし込むとそれはそれはいい笑顔を一瞬にして修羅の顔に変えそして.................

 

 

ハジメ「取り敢えず、全員一発殴らせろ!!!!」

 

 

 

こうして樹海での夜の地獄の鬼ごっこがハジメとハウリア族によって始まったのだった。

 

 

 

優也「俺もやりたいことあるし取り敢えずコレ(シア)運んで戻ろうぜ」

 

ユエ「ん。でもいつ大樹行くの?」

 

そんな会話しながら俺はシアを担ぎとユエ拠点に帰るのであった。

 

 

 

 

そして数十分後、拠点に戻った俺はハジメに頼んだネックレスに声を付与しようと思い外に出ると満足したような表情を浮かべるハジメが一人で帰ってきたのであった

 

 

 

 




次はブルックの町になります。そろそろあのウザイ迷宮攻略にちかずいてきてなおかつもう少し頑張れば香織との再会シーンまで行けるので適当にのんびり頑張ります。
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