ブルックの町
あれから大樹の中で行われた地獄の鬼ごっこを終えると大樹に向かった俺達。だが、迷宮への挑戦というわけにはいかなかった。大樹のもとにたどり着くと『四つの証』『再生の力』『紡がれた絆の道標』『全てを有する者に新たな試練の道は開かれるだろう』と石板に記されており挑戦することはできなかった。俺達の推測だと最低でも4つ以上の迷宮攻略し、その上でユエの固有魔法の自動再生が反応を示さなかったことから再生に関する神代魔法を習得する必要があると推測しカムたちと別れの挨拶をして次なる目的のため移動を開始した。
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俺達は移動してしばらくたつと小規模な街にたどり着いた。取り立ててあげるほどの話もなく待ちに入ることができた。そして俺達は門番の人に聞いたギルドにたどり着き中に入るとイメージよりもきれいな場所だった。だが当然といえば当然だがユエとシアの要旨はその場にいる冒険者の目を惹きつけており一緒にいる俺とハジメには嫉妬の視線を向けられ鬱陶しいことこのうえない。仕方ないことだがやはり気になるものは気になる。まぁ幸い手を出してくる輩がいないのはまだ助かる。そんなことを考えながら受付に向かうとそこには人のよさそうなマダムがいた。
「おや?随分と綺麗な女性を連れているね坊やたち?」
優也「そうですね。ですが彼女は親友にぞっこんですので独り身の自分には肩身が狭いですよ」
俺は肩をすくめながらそう答えると周りの冒険者の嫉妬の目はハジメに集中する。フゥ~これで少し楽になった。
ハジメ「おい優也!お前わざとだろ!」
優也「ん?何のことだ?俺は事実を言っただけさ。おっとすいません素材の買い取りってできますか?」
俺は当然のようにとぼけそのまま目的を果たそうとする
「買い取りだね。じゃあ、まずはステータスプレート見せてくれるかい?」
ハジメ「?買い取りにはステータスプレートがいるのか?」
「?アンタラ冒険者じゃなかったのかい?確かに、買い取りには必要はないけど冒険者と確認が取れれば一割増で売れるんだよ」
それから冒険者のことについて説明を受けて俺とハジメは冒険者登録することにした。
そうして俺達は買い取りを終え町の案内図をもらいギルドを出た。
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俺達はもらった案内図に従って目的の宿に向かった。その宿の決め手はおいしい料理としっかりとした防犯そして何より風呂に入ることができるということだ。その分割高だが金はあるので問題はない。
「いらっしゃいませ!ようこそマサカの宿へ!本日はお泊りですか?それとも食事だけですか?」
ハジメ「宿泊だ。これを見てきたんだが記載通りでいいか?」
「キャサリンさんの紹介ですね。何泊しますか?」
ハジメ「1泊でいい。食事付きで、後風呂も頼む。」
そうして風呂の空き時間を聞くと俺達は男女分かれて2時間くらいかと考えハジメが告げると受付の少女に驚かれた。なんかあらぬ誤解されてないだろうか。
「あ、あのお部屋はどうなさりますか?2人部屋と3人部屋がありますが?3人部屋でも一応4人宿泊は可能だとは思いますが.............」
おっとこれはもしかしなくても勘違いしてるな?
ハジメ「..............2人部屋二つで頼む。部屋割りは俺と優也、ユエとシアでいいだろ」
ハジメは何かを察したのかわざわざ部屋割りまで口にして部屋を頼む。だが...........
ユエ「.............ダメ、ハジメ。私がハジメと同じ部屋。シアは優也と同じ部屋で」
ユエさん?
シア「ちょっとユエさん!さっきの部屋割りが普通ですよね?というか私もハジメさんと一緒がいいですぅ~!ならハジメさんとユエさんと私で三人部屋にしましょう!」
シア...........悪かったな俺がいて...............
ユエ「............シアがいたら邪魔。気が散る」
シア「何するつもりですか!」
ユエ「.........何って........ナニ?」
シア「って!なにいってるんですかぁ!下品ですユエさん!!それならユエさんだけ別室に行ってください!私がハジメさんと同じ部屋で寝ます!」
ハジメはここにきてこれ以上はまずいと止めようと目論むが一歩遅く.........
ユエ「....ほう.......それで?」
冷ややかにシアを見ると訓練の事を思い出したのか少しシアは震える。だがすぐに決心ついたかのようにユエを睨み返し............
シア「そ、それで、ハジメさんに私の処女をもらってもらいます!」
シ~ン......................
言い切りやがったコイツ............てか俺もう逃げていい?関係ないよね?あっでも風呂は入りたいなぁ~
ここにきていたすべての客そして目の前の受付の少女もシアの発言に黙ってしまった。そして言葉の意味を吟味し終えた全員は男はハジメに対してさっきから向けられていた嫉妬の目はより強くなり、女性の客や受付の少女は頬を朱く染めあんなことやこんなことなどを想像しているのだろう。そして俺は先程から空気になっており、少し憐みの目を向けられているのはきっと気のせいじゃないのだろう.............
そしてハジメは羞恥に耐えられなくなり二人に鉄拳制裁していたので俺は.........
優也「ハァ~すいません、2人部屋一つと3人部屋一つお願いします。部屋割りは俺が2人部屋使います。」
最初からこうすればよかったと思いながらハジメたちに3人部屋のカギを渡すのであった
短いですけどあまり書くことないと思ったのでここまでです。はやく香織との再会書きたいです