オリ主がゆくありふれた話   作:graphite

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ライセン大迷宮

ミレディ・ライセンは人類の敵?

 

 

俺達はブルッグの町で必要な物資を買い込むと大渓谷にきていた。目的はもちろん七大迷宮攻略だ。樹海にいるときに俺が時間を見つけて半分くらいは探索できたのですぐに見つかると思っていたがなかなか見つからなかった。

 

 

ハジメ「はぁ~優也のおかげである程度範囲が絞れているとはいえ大渓谷のどこかとなるとなかなか見つからないな。」

 

ユエ「ん。それと魔物が鬱陶しい」

 

シア「あ~ユエさんにとっては好ましくない場所ですもんね」

 

優也「メシで来たぞ~」

 

ハジメたちが愚痴っている間俺はハジメの作ったアーティファクトを使い料理の準備をしていた。向こうでも一人暮らしでよく作っていたので俺が調理担当することにした。

 

ハジメ「お!サンキュー!優也!」

 

ユエ「ん!ありがとう優也」

 

シア「今日もおいしそうです!ありがとうございます優也さん!」

 

優也「どういたしまして。冷めないうちに食べるぞ」

 

ちなみに献立はパンとポトフとクルルー鳥のステーキだ。ポトフは前日の夜から仕込んでおいたもので具材は一般的でジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、キャベツ、ベーコン代わりにクルルー鳥を一口大に切りハーブと塩コショウで焼いたものを使ったものである。今回のポイントは玉ねぎである。スープの具材としてだけでなく事前に作っておいた飴色玉ねぎの自然な甘みがポトフをより優しい味に仕上げている。ステーキの方は肉に小麦粉、塩コショウをもみ込んで下味をつけじっくりと焼き上げ、フライパンに残った肉汁にバターと醤油っぽい調味料とレモン汁を混ぜた特製のバター香るさっぱりとしたソースでとても食べやすくなっている。

 

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俺達は食事を終えると、食事の余韻に浸りつつ雑談をしていた。すると...............

 

シア「ちょっとお花摘みに行ってきます」

 

ハジメ「ここに花なんてないぞ?」

 

シア「ハ・ジ・メ・さ~ん!」

 

優也「ハジメいくら相手がシアだからと言ってデリカシーがないぞ?」

 

シア「そうですよハジメさん!.........って優也さんも私だからってどうゆうことですか!」

 

俺とハジメは「悪い、悪い」と悪びれず笑いながら適当に謝っておくと「も~~~!」とか言いながらお花摘みに行ってしまった

 

 

しばらくして

 

 

シア「た、大変ですぅ~皆さんこっちに来てください!」

 

シアの声がするほうに俺達は向かうとそこには.........................

 

長方形の見事な看板にこう書かれていた

 

 

 

"ようこそ!ミレディ・ライセンのドキワク大迷宮へ♪” 

 

 

 

(((ふざけてんのか!?)))

 

俺、ハジメ、ユエは心の中でそう突っ込んでいた。!や♪が無駄に凝っているのが余計に腹立たしい。

 

ハジメ「..........ユエ、優也どう思う?」

 

ユエ「....................................ん」

優也「....................................マジもんだと思う。」

 

ハジメ「根拠は?」

 

ユエ「............ミレディ」

 

優也「俺も同じく」

 

ハジメ「まぁそこだよな」

 

オスカーの手記にもあったミレディの名だ。ライセンは多く知られているもののファーストネームは知られていないことからかのせいは高いだろうとハジメも考える。だが................

 

ハジメ「なんでこんなにチャラいんだよ............」

 

シア「でもここ以外なくないですか?」

 

そう言いながら看板のある壁をペタペタ触るシア。俺とハジメが不用意なことはするなと言おうとした瞬間...........

 

 

  ガコンッ!!

 

シア「ふぎゃ!」

 

 

丁度シアの触っていたところは回転扉になっていてそのままシアは中に入っていった。まるで忍者屋敷のような仕掛け扉だ。

 

そんな様子を見た俺達はいよいよ信憑性が高くなったと思っている。だが、こんな遊園地みたいなノリかよと思うとお互い顔を見合わせため息をつき俺達も開店扉に手を掛けた。

 

 

俺達は中に入るとそこは真っ暗っだった。すると次の瞬間.......

 

ヒュヒュヒュ!

 

無数の風切り音がすると俺達めがけて何かが飛翔してくる。俺とハジメは咄嗟に夜目を使い正体をすぐさま暴くとそれは光を反射しないようにされている漆黒の矢だった。

 

俺は腰から剣を引き抜きハジメもドンナーを右手にし一本残らず叩き落していく

 

本数にして20本の矢を叩き落すとまた静寂が戻ると同時に周囲の壁がぼんやり光だしこの場を照らす。ここは十メートル四方の部屋で、奥へと真っ直ぐに整備された通路が伸びていた。そして部屋の中央には石版があり、看板と同じ丸っこい文字でとある言葉が掘られていた。

 

”ビビった?ねぇ、ビビっちゃった?チビってたりして、ニヤニヤ”

 

”それとも怪我した?もしかして誰か死んじゃった?……ぶふっ”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     (((うぜぇ~)))

 

 

3人の心の中のここにきてかつてないほどに一致していた。特にニヤニヤのとことぶふっのとこが強調されているのがより頭にくる。

 

するとユエがなにか思い出したかように発言する。

 

ユエ「.........シアは?」

 

ハジメ、優也「「あっ」」

 

この部屋にいないということはおそらく外なのだろう。そう思ったハジメが回転扉に手を掛けると仕掛けが作動し回転した扉にシアは縫い付けられていた。

 

シア「うぅ~ぐすっ、ハジメざん……見ないで下さいぃ~、でも、これは取って欲しいでずぅ。ひっく、見ないで降ろじて下さいぃ~」

 

シアはおそらく持ち前の天性の索敵力で何とか躱したのはいいもののギリギリで服のあちらこちらを射抜かれ壁に縫い付けられたのだろう。だが、そこまでならどれだけよかっただろうか............シアが泣いているのは恐怖のためではなく彼女の足元が盛大に濡れているからである。

 

 

その後は同じ女性であるユエが流石に同情しているのかシアを叱りながらも助けた。そしてシアは服を着替えると中央にある文字を呼んだ。

 

しばらく無言でいると一瞬のうちにハジメからもらったドリュッケンを展開させ石板を何度もたたきつける。よほど腹に据えかねたのだろう..............

 

するとなにやら砕けた石板の跡、地面に何やら文字が彫られてある

 

”ざんね~ん♪この石板は一定時間経つと自動修復するよぉ~プークスクス!!”

 

シア「ムキィーーー!!!」

 

 

そしてシアはまたもや激しくドリュッケンを振るい始める。相当頭にきてるようでその衝撃はまるで地震のようだと思っているとハジメがポツリとつぶやいた

 

ハジメ「ミレディ・ライセンは解放者云々関係なく、人類の敵で問題ないな」

 

ユエ、優也「「........激しく同意」」

 

どうやらこの迷宮はオルクス大迷宮とは別の意味で厄介なようだ.......................

 

 

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それからも俺達は進んでいくといろんないやらしいトラップと腹立たしいあおりを受け続けていた

 

ギロチンのようなもの、階段がいきなり消えスロープになるもの、巨大な岩の大玉+α金属球verの上溶解液もセットなもの、上げたらきりのないほどいやらしいトラップの数々を乗り越え沢山のゴーレム騎士が鎮座し封印の扉ぽいものもあるいかにもなところにたどり着いた。

 

そして俺達は封印の扉みたいなのに向け歩み始めると案の定ゴーレムたちが動き始め襲い掛かってくる。強さ自体は大したことのないものだが、相手は何と再生もちで数が多い。なので俺達はユエに封印の解除を任せ時間稼ぎをする。ユエの様子を見るとそこにもいつもの煽ってくる文字がありホントここの迷宮作ったミレディは性格が悪いと思いながらほかのトラップを警戒しながら双剣を振るい続ける。途中シアが警戒を怠り攻撃を受けかけるも解除中のユエの援護により対価なく時間稼ぎをすることができた。ユエが解除した扉に俺達は駆けこむとそこは何もない部屋だった。

 

ハジメ「なんだ?ここまでして実は何もありませんってか?」

 

ユエ「.............あり得る」

 

優也「否定できないよなぁ~」

 

シア「うぅ~、、ミレディめぇ~!どこまでもバカにしてぇ!」

 

 

一番あり得る可能性について考えていると聞き飽きるほど聞いたあの音が響く

 

 

      ガコン!

 

 

「「「!?」」」

 

 

突如トラップの作動音がしたと思うと部屋が揺れ始め部屋自体が移動しているようだ。

 

しばらく移動したかと思うと止まったので扉があったのでその先に何があるのか警戒しながら俺達は進む。

 

 

すると..............

 

ハジメ「...........なぁここ見覚えないか?」

 

ユエ「.................ん。特にあの石板」

 

優也「..............だな。ってことはおそらく」

 

シア「最初の部屋.........みたいですよね?」

 

 

間違いない。似ている部屋ではなく同じ部屋だなぜならあのウザイ文字がこう語っている.........

 

 

”ねぇ、今、どんな気持ち?”

 

”苦労して進んだのに、行き着いた先がスタート地点と知った時って、どんな気持ち?”

 

”ねぇ、ねぇ、どんな気持ち?どんな気持ちなの?ねぇ、ねぇ”

 

 

「「「「……」」」」

 

俺達の顔からスッと表情が抜ける。4人で微動だにせず無言で文字を見ているとさらに新しい文字が浮かび上がる。

 

”あっ、言い忘れてたけど、この迷宮は一定時間ごとに変化します”

 

”いつでも、新鮮な気持ちで迷宮を楽しんでもらおうというミレディちゃんの心遣いです”

 

”嬉しい?嬉しいよね?お礼なんていいよぉ!好きでやってるだけだからぁ!”

 

”ちなみに、常に変化するのでマッピングは無駄です”

 

”ひょっとして作ちゃった?苦労しちゃった?残念!プギャァー”

 

 

 

 

 

「「「「フヒッ、フヒヒヒヒヒヒヒ..................」」」」

 

 

 

 

 

 

俺達は壊れたように笑うとそのまま迷宮中に................死んでいるはずのミレディに届けと言わんばかりに絶叫し、怨嗟の声を上げる。そしてどうにか精神を立て直し攻略を再開させると先程とは違った構造仕掛けにまたもや怨嗟の声を上げるのは言うまでもないことであった。

 

 

 

((((もしミレディが生きているのなら全力で潰す!!!!))))

 

 

俺達はできないであろうことを心の中で誓い精神的負担が恐ろしくかかる迷宮攻略を開始するのであった。

 

 

 

 

そして、まだその時心の中で誓ったことが案外できなくもないことと知るのは...............攻略を開始して1週間後だった

 

 

 




次はボス戦です。ここの話は面白くて好きですけど実際自分がもしこんな目にあったら発狂すると思います。相当頭にくると思いません?


こんな作品を読んでくださりありがとうございます!完結するまでやるかわからないですがとりあえず自己満足するまでは書きます。 
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